マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「冒険者たち」 

2017-04-21 07:33:49 | フランス映画&ドラマ

Les aventuriers 1967年 フランス作品

監督 ロベール・アンリコ
出演 リノ・ヴァンチュラ アラン・ドロン ジョアンナ・シムカス セルジュ・レジアニー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)  
レテシアは、自分の作品製作の為の材料をスクラップ工場などへ行き集めていた。
そして、一つの修理工場を訪ねる。しかし、店主らしき男性は忙しそうに出掛ける様子で売り物も譲る物も何もないとそっけない態度。だが、その様子に何故か興味を抱いたレテシアは、どこへ行くのかも聞かずその男性に一緒に連れて行って欲しいと願い出る。
ローランは戸惑うも邪魔をしなければと彼女を連れていった。
広い草原になにやら立てて、待っていると、飛行機が飛んできて見事にくぐっていった。パイロットのマヌーは、凱旋門を飛行機でくぐる仕事をすれば大金がもらえるとしてその練習をしていたのだ。そして、本番。邪魔が入り見事に失敗。
会社にその事がバレて飛行機のライセンスを失った。
されに、ローランは、開発していたレーシングカーが壊れ散財に。
そして、レテシアは個展が失敗に終わった。
それぞれが夢破れ途方に暮れた時、マヌーは友人の弁護士からきいた海底に沈むお宝の話しを思いだし、本当か問いただした。
そして、一括千金を目指しその海峡へ3人で行くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
以前、真田広之さんがアクションスターとして活躍してた頃の作品を片っ端から鑑賞していた時に、千葉真一さんと共演した作品「冒険者カミカゼ」というのがあったが、その時にこの映画に対してのオマージュ的な作品だと聞いていて、いつかは、鑑賞しなければと思っていた1本が本家のこの作品。
千葉ちゃん、アラン・ドロンの役をおっとったわけね。(^◇^;) 
年齢設定からすると、真田さんの方がよかった気がしたが・・・。(^◇^;)

見比べる訳でもないが、まあ、やっぱり本家の方が良かった訳で
邦画の方で登場した軍艦島は今だに時が止まった島だけど、この作品にも似たような場所が登場してびっくりした。
世界に似たような場所が存在するんだな~と。

それでは、本家、ドロンこと、パイロットのマヌーを演じた彼はといいますと。
これまた純な青年役でした。
意外とお喋りで、しゃべれんじゃん!と思ってしまったのでした。(当り前だ)
そして、いきなりのやさくれ姿。
船の上での髭に長髪もよかったです。(^_^)v

レテシアが可愛くて綺麗~。ヒロインになるのも納得。
だけど、芸術作品は理解不能。
個展を見に行って、2人が彼女に姿を見せないで帰っていくのが何か良かったなあ~。

そうそう、ラストシーンのロケ地はボイヤール要塞という場所でナポレオンが海からくる敵陣に対抗する為に作ったそうなのですが、軍艦島とはちょっと違い、存在はしてるものの、一般人は立ち入り禁止で、回りを見学する船だけは出てるそうです。
未だに存在するのも貴重ってことですかね。

実は、サンダンス映画祭の名前の由来になった映画「明日に向かって撃て」もこの作品へのオマージュだったそうで。
当時、そうとうの影響力強かった、この作品。

なかなか面白かったですからね。

で、ラストのラストに突っ込みを。
白いシャツを着て、胸ポケットの膨らみが見えたら、そうなりますわな。
やっぱスイッチは自分でいれたんかな? 

コメント
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