マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「オズの魔法使」

2010-04-13 08:26:08 | クラシック~1950年代 映画

The Wizard of OZ 1939年 アメリカ作品

監督 ヴィクター・フレミング
主演 ジュディ・ガーランド レイ・ボルジャー ジャック・ヘイリー バート・ラー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
カンザスの農場に、エムおばさんとヘンリーおじさんと暮らしていたドロシー。
ある日、その農場に凄まじい竜巻が襲いかかり、家ごと吹き飛ばされてしまった。家が着地したのは、魔法の国、オズ。偶然にも着地の際に悪い魔女を下敷きにしたため国の住民に大歓迎される。良い魔女から悪い魔女の履いていた赤い靴を授かった彼女は、この道を辿れば何でも望みを叶えてくれるオズという偉大な魔女に会えると教えてもらえるのだった。カンザスに戻りたいドロシーは愛犬トトと共に進み始めた。
しかし、他にもいる悪い魔女があの靴を狙ってくるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、名作と呼ばれる作品を紹介しようと思う。

先ずは、この作品。
昨年公開された映画「オーストラリア」の劇中でも登場していた。
ミュージカル映画として見ておくべきだと思うのだ。
とか言いながら・・・。


見たいと思ったきっかけは、
現在自分が夢中になっているドイツ人俳優エルドゥアン・アタライが、「コブラ11」に出演する前に舞台で演じていた演目がこの作品だったから。
どんな役を演じていたのか知りたくなって鑑賞したのだ。

どの役柄かは、後に紹介するとして、先ずは物語の方から。

現在ではよく使われるこのラスト。
時々、何でもありで終われるなあと思うあの演出だが、今回はそんなに不快に思わなかった。むしろ納得って感じ。
あ、でもその解釈であってるよなあ。(なんのこっちゃ)

今見てもあの特撮は分からない。
スタジオ内の撮影というのは何となく光の感じで分かるのだが、あのファンタジーな国の雰囲気がスッゴク素晴しく分からない。(^_^;)
メイキングってあるかな?

そうそう、ドロシーが可愛いねえ。
さらに歌うあの名曲は何度聞いてもいい。
「Over the Rainbow(虹の彼方に)」 
大好きだなあ

時折いろんなバージョンでドラマや映画に使われるけど、オリジナルが一番だね。

それでは、アタライが舞台で演じた役というのは、心が欲しいブリキの木こり。
やさしいから、要所、要所に泣きくんだよね。
泣くから錆びるから油をついでもらうというなんとも可愛らしい感じだったのだ。
何となくだが、彼に合っていたように思えた。
演じた舞台を見たいものだけど、映像なんかには残ってないだろうなあ。

すっごく人間臭かった、ライオン。
臆病もので~ってなんとも納得だった。
勇気を振り絞ってというのもいい感じだったぞ。
そうそう、かかし。
賢かったよねえ。
燃えちゃうのはびっくりしたけど、(かかしだもの当然といえば当然)あの埋もれた感じは上手い演出だったぜ。

故映画評論家淀川さんが言ってた事を思い出す。
この作品ではないけれど、(ディズニーアニメだったかな)
こんな映画を作る敵国と闘っている日本は絶対勝利なんか得ないと思った
そうなのだ。

いや~ごもっとも。

今見ても色褪せない作品は、いつ見ても素晴しいし、こんな作品を作っているハリウッドって凄いと思った。
近年この傾向が薄れているのが残念で仕方ない。
リメイクよりも、見習っていいもの作ってくれと言いたいぞ。(毒吐き)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする