村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

神楽漬け

2011年09月04日 | Weblog
神楽漬けの一日だった、
深野神楽復活25周年記念競演会をネットで知り、前売り券を買っていたからである・・
今日は家内とその友達と3人で出掛けた、

演技団体の中に、九州の由布高校郷土演芸部、石見神楽亀山社中、広島神楽琴庄社中、大社の大土地神楽社中などの名前があったからでもある、
6調子、8調子の神楽社中の共演は面白いと思ったからだ、
深野の子ども神楽も、まだ一度も見たことが無かったので興味があった・・

朝の11時から夕方の6時前まで、ほとんど休憩なしの熱演だった・・
村祭りの神楽なら、お酒を飲みながらの観賞だが・・・・
会場が小学校の体育館ともなると、お酒もたばこもご法度である・・・

見る方も・・・疲れた・・・贅沢な疲れである・・・

神楽と聞けば・・・老人の楽しみぐらいに若い頃は思っていたが・・・
なかなかどうして、演技も鑑賞も若者がよく似合う・・・・
由布高校の神楽など・・舞いも囃子も躍動感にあふれていて魅了した・・

石見や、広島の8調子の囃子となると・・・
私たちが描く神楽のイメージを通り越して、大衆演劇に近い・・・
演目も、安宅の関や安達が原の物語風である・・・神代の話では無い・・

それに比べて・・国の重要無形民俗文化財に指定されていると言う、大土地神楽となると・・・
一瞬、舞い手が舞いを忘れられたかと錯覚するほどの、ゆったり調である・・

子ども神楽は、かわいい・・
要所要所を確実に表現している・・・
本来、舞いは子どものものかもしれない・・?
思わず、温泉地の劇場で見る大衆演劇の子役の愛らしさを重ねて見ている・・・
子ども神楽の皆さんからは不満だろうが・・・?

当分、鉦、太鼓と笛の囃子が耳に残りそうである、






コメント
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