コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術杉野 幹人,内藤 純東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る |
書名 :コンテキスト思考
著者名 :杉野幹人
出版社 :東洋経済新報社
刊行年 :090702
日付 :100809
定価 :1600円
入手法 :図書館
評価 :○
今月 9冊目 今年 274冊目
【書抜き】
※「コンテキスト思考」とは、「モノゴトの裏にある物理的に認識できない”コンテキスト”を能動的に洞察する思考法」。
※定跡は、ただ記憶するだけでは実践ではほとんど役に立たない。
そこに自分のアイデアや判断を付け加えて、より高いレベルに昇華させる必要がある。
将棋に限らず、私たちはとかく膨大な量の情報や知識に埋もれがちだ。
定跡を生かすにも、情報におぼれるのではなく、まず”自分の頭で考える”ことが先決だと思っている。
※「コンテキスト」を能動的に洞察する「コンテキスト思考」の3Sフレームワークは、「①Surroundings(環境)ー私たちの周りにある関係性」、「②Soil(土壌)ー私たちの中にある価値観」、「③Sun(太陽)ー私たちの前にある目的」の「3S」である。
※「価値観もどき」に惑わされず、自らに内在するホンモノの「価値観」という「コンテキスト」と向きあうことが、「おもしろい成果」を生み出す「ぶれない自分軸」を持つために必要なのである。
※0と1の間は、1と99の間より広いと私は思う。
最初の一歩を、踏み出すことはそれほど価値がある。
【コメント】
※「コンテンツ」の裏側にある「コンテキスト」を読むことで、「面白い成果」を生み出すための思考法を「コンテキスト思考」と定義し、それを実践する方法をまとめている。