相模太夫の旅録=Tabi Log

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京都真宗大谷派「本願寺」の末寺「華英山善照寺」

2024-05-16 07:29:31 | 寺院
小田原市浜町、本源寺、蓮上院の先に江戸時代には京都東六条真宗大谷派本願寺の末寺「華英山善照寺」は鎮座している。寺伝によると正式には華英山善照寺と称し平家物語にその活躍が記されている。また能「実盛」の題材になった長井之齋藤別当実盛の次男の長井之齋藤六実正が開基。創建は不詳であるが、親鸞が国府津で布教をしていた時の弟子「善照坊光栄」(正中元年=1324没)が古新宿町に草庵を結び「善照庵」と称したのが興りのようである。10世・宗栄(江戸・善福寺の行宗の弟)は浅草に堂宇を建立して「善照寺」と号し江戸へ移住した。浜町の「善照寺」はその子の泰栄に譲ったとある。関東大震災ですべて焼失、昭和6年(1931)再建し現在に至る。本尊は阿弥陀如来。「山門」(寺号標)より真直ぐ続く参道の正面に銅板丸瓦棒葺きで入母屋造り屋根の「本堂」があり龍の立体的な彫刻がされている。本聳え、右に小さな「庫裏」が構えられている。(2405) 
 
 
 
 

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