相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

かながわの景勝50選の「江の島稚児ヶ淵」

2021-12-29 10:15:34 | 海&ビーチ
江の島の最西端、「江島神社奥津宮」を左に通り急こう配の石段を下りていくと「江の島の稚児ヶ淵」という岩場の名称で抜群の景勝地へ出る。関東大震災による隆起現象によって海面に現われた幅約50mの波食台地であるとか。ここは建長寺広徳庵の自休和尚に見初められた鎌倉相承院の「稚児の白菊」が断崖から身を投げことに由来しており自休もその後を追ったという伝説が残されている場所である。ここから眺める夕日は美しく南は伊豆大島、西には海に浮かんで見える富士山、そして箱根、丹沢も望める抜群の景観、青黒い太平洋から波が打ち付けてくるその荒々しいさまはすばらしく「江ノ島稚児ヶ淵」は「かながわの景勝50選」にもえらばれている。また、格好の釣り場でもあり多くの釣り人が見える。(2112)
 
 
 
 
 


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相卯歳観音霊場札所の「金森山宗保院」

2021-12-29 08:02:53 | 寺院
町田市原町田に鶴見総持寺末、曹洞宗寺院「金森山宗保院」は鎮座する。土地の豪士「大河伊与」が先祖の菩提として一宇を天文11年(1542)に建立し、守り本尊の千手観音を安置したのが興りである。1590年に没した吸江和尚が開山。本尊は千手観世音菩薩。町田図書館前の線路を挟んだ反対側にあり、大きい石造りの「寺号標」より入山すると、右手に鐘楼があり「六地蔵」と「満願地蔵」が祀られている。その先に平成に入り建立された巨大な「仁王門」が構えられ、その左右には仁王像が祀られている。仁王門の右に「鐘楼」、仁王門より石畳の参道の左に「観音像」、その先正面に昭和47年再建の白い鉄筋コンクリート、入り母屋造りの「本堂」は重厚感がある。本堂右手に「庫裡」、左手には「禅堂」と「火除けの神」として信仰されている「秋葉殿」がありその脇に小さな「白山社」が祀られている。当寺は武相卯歳観音霊場四十八ヶ所39番札所、原町田七福神の布袋尊を祀っている。庫裏の前は既に新年用の「門松」が飾り付けられていた。(2112)
 
 
 
  
 

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