相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

花の寺と言われている「萬松山延命寺」の梅

2016-02-24 08:23:11 | 寺院
松田町松田惣領、小田急線「新松田駅」の北方、「松田町役場」の東に位置する花の寺(東国花の寺百ヶ寺の一つ)と言われている曹洞宗の古刹「万松山延命寺」はある。創建は文明4年(1472)、本尊は聖観音菩薩と薬師如来である。道路に面し建てられている門柱を進むと「山門」がありその脇に数本の紅梅の木がある。既に地面は赤く染まっている。長い参道を進むと本堂前の白梅と庫裏の庭の紅梅が花ほころび春を告げている。彼岸橋を渡るった正面にはコンクリート造りの白を基調とした「本堂」があり、その前に「鐘楼」、左手に「子育水子地蔵尊」がある。並行して左側にも関東大震災にも耐えたという朱塗りの「仁王門」があり、その奥に行基の発願によって宝亀元年(770)建立された朱を挿した「観音堂」がある。当寺は東国花の寺百ヶ寺のひとつで特に2000株の牡丹、今の季節の梅、桜、ツツジ、ざくろなどが四季折々の花で境内が彩られる美しい寺院である。特に4月中旬から下旬に開催される「牡丹祭り」は大勢の参拝者、鑑賞客で賑わう。(1602)


















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