君は驚くと思うけど、この意味で、「世界」つまりすべてのことは、この大きい自分の存在に依っている。自分が存在しなければ、世界は存在しないんだ。自分が存在するということが、世界が存在するということなんだ。世界が存在するから自分が存在するんじゃない。世界は、それを見て、それを考えている自分において存在しているんだ。つまり、自分が、世界なんだ。
池田晶子『14歳からの哲学 考えるための教科書』トランスビュー、2003年、67頁。
世界の行方は自分にかかっている。
池田晶子『14歳からの哲学 考えるための教科書』トランスビュー、2003年、67頁。
世界の行方は自分にかかっている。