A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。
takeshirata@gmail.com

memorandum 477 社会を変えようとするよりも先に

2017-04-19 10:59:33 | ことば
 社会を変えようとするよりも先に、自分が変わるべきなんだとわかるね。何でもすぐ他人のせいにするその態度を変えるべきなんだ。だって、すべての人が他人のせいにし合っている社会が、よい社会であるわけがないじゃないか。社会は、それぞれの人の内の観念以外のものではないのだから、それぞれの人がよくなる以外に、社会をよくする方法なんてあるわけがないんだ。現実を作っているのは観念だ。観念が変わらなければ現実は変わらないんだ。社会のせいにできることなんか何があるだろう。
池田晶子『14歳からの哲学 考えるための教科書』トランスビュー、2003年、83頁。

自分を変えていきたい。
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【ご案内】「location-hunting」yamagami yukihiro

2017-04-18 10:51:57 | お知らせ
昨年、会場テキストを寄稿しましたヤマガミユキヒロ「location-hunting」展が記録集になりました。
お近くでお見かけしましたら、ぜひご覧ください。

タイトル:あまらぶアートラボ A-Lab archive vol.6 Exhibition Vol.5 ヤマガミユキヒロ「location-hunting」
発行・編集・制作:尼崎市 都市魅力創造発信課
発行日:2017
形態:28p ; 21cm
内容:
「パランプセストの風景」平田剛志
「location-hunting」yamagami yukihiro
アーティストトーク「ロケーション・ハンティング」
資料
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memorandum 476 世界

2017-04-17 08:45:36 | ことば
 君は驚くと思うけど、この意味で、「世界」つまりすべてのことは、この大きい自分の存在に依っている。自分が存在しなければ、世界は存在しないんだ。自分が存在するということが、世界が存在するということなんだ。世界が存在するから自分が存在するんじゃない。世界は、それを見て、それを考えている自分において存在しているんだ。つまり、自分が、世界なんだ。
池田晶子『14歳からの哲学 考えるための教科書』トランスビュー、2003年、67頁。

世界の行方は自分にかかっている。
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memorandum 475 シロート

2017-04-16 08:56:02 | ことば
シロートが成長しちゃいけない理由はない。シロートの維持する水準の高さが、文化の高さなんだ。
橋本治『恋愛論 完全版 (文庫ぎんが堂) 』イースト・プレス、2014年、322頁。

シロートは成長できるから楽しい。

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memorandum 474 不毛

2017-04-15 12:04:45 | ことば
 愛されたいんだったら、自分でその自分を愛さなくちゃいけないんだよ。それをしないでいきなり他人を引っ張り込むから、恋愛っていうのは、永遠に不毛なんだよ。
橋本治『恋愛論 完全版 (文庫ぎんが堂) 』イースト・プレス、2014年、172頁。

他人を引っ張り込むのはやめよう。
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未読日記1301 『水と夢』

2017-04-14 23:44:15 | 書物
タイトル:水と夢 〈新装版〉: 物質的想像力試論
タイトル別名:L'eau et les rêves : essai sur l'imagination de la matière
シリーズ名:叢書・ウニベルシタス, 898
著者:ガストン・バシュラール
訳者:及川馥
発行:東京 : 法政大学出版局
発行日:2016.1
形態:v, 363, 5p ; 20cm
注記:原著 (Paris : José Corti, 1942) の翻訳
内容:
序 想像力と物質
第1章 明るい水、春の水と流れる水 ナルシシスムの客観的条件、恋する水
第2章 深い水——眠る水——死んだ水 エドガー・ポーの夢想における〈重い水〉
第3章 カロン・コンプレックス オフィーリア・コンプレックス
第4章 複合的な水
第5章 母性的水と女性的水
第6章 純粋と浄化、水の倫理
第7章 淡水の優位
第8章 荒れる水
むすび 水のことば
原註・訳注
訳者あとがき
人名索引

購入日:2017年4月12日
購入店:楽天ブックス
購入理由:
 むらたちひろの作品テキストの参考文献として購入。むらた作品に頻出する水のイメージについて考えるべく、直感で思い浮かんだ本書を手始めに読みはじめる。だが、もともとが文学的、詩的な文章なせいか、訳が合わないのか、読み続けるのがハード。


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未読日記1300 『海北友松』

2017-04-13 23:21:01 | 書物
タイトル:海北友松 : 京都国立博物館開館120周年記念特別展覧会
タイトル別名:Kaiho Yusho : Kyoto National Museum 120th anniversary commemorative special exhibition
編集:京都国立博物館、毎日新聞社
執筆:山本英男
翻訳:クリストファー・スティヴンズ
翻訳監修:マリサ・リンネ
デザイン:高岡健太郎(日本写真印刷コミュニケーションズ)
制作・印刷:日本写真印刷
発行:[東京] : 毎日新聞社、[京都] : NHK京都放送局、[大阪] : NHKプラネット近畿
発行日:2017.4
形態:347, xip : 挿図 ; 30cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2017年4月11日-5月21日:京都国立博物館
   主催: 京都国立博物館, 毎日新聞社, NHK京都放送局, NHKプラネット近畿
   一部英文併記
   折り込図4枚
   年表: p336-339
   参考文献: p340-342
   出品目録: p344-347
   List of works: pviii-xi
内容:
ごあいさつ
孤高の絵師 海北友松 山本英男
[図版]
第一章 絵師・友松のはじまり―狩野派に学ぶ―
第二章 交流の軌跡―前半生の謎に迫る―
第三章 飛躍の第一歩―建仁寺の塔頭に描く―
第四章 友松の晴れ舞台―建仁寺大方丈障壁画―
第五章 友松人気の高まり―変わりゆく画風―
第六章 八条宮智仁親王との出会い―大和絵金碧屏風を描く―
第七章 横溢する個性―妙心寺の金碧屏風―
第八章 画龍の名手・友松―海を渡った名声―
第九章 墨技を楽しむ -最晩年期の押絵制作-
第十章 豊かな詩情―友松画の到達点―
作品解説
関連作品
史料
落款
年表
参考文献
出品目録
Foreword
Section Introduction
List of Works

頂いた日:2017年4月10日
 京都国立博物館で開催された「京都国立博物館開館120周年記念特別展覧会 海北友松 」の内覧会にて頂きました。どうもありがとうございます。
 京博の狩野永徳、長谷川等伯に続く桃山画壇の展覧会。海北友松の作品はたびたび海外の美術館展やコレクターによるコレクション展で見てきたが、まとまって見る機会としてありがたい。大胆で気迫ある龍図など、スケールの大きい作品がならぶが、個人的には、群馬県立近代美術館蔵の掛け軸《瀟湘八景図》がすばらしかった。

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未読日記1299 『未来の途中の、途中の部分』

2017-04-12 23:55:42 | 書物
タイトル:未来の途中プロジェクト 未来の途中の、途中の部分
タイトル別名:Still on the way to the future
制作:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
写真:守屋友樹、寺岡海
デザイン:木村幸央
発行:京都 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
発行日:2017.3
形態:27p ; 26cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2017年1月28日-2月12日:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
   出品作家:小笠原周、香川裕樹、清田泰寛、小宮太郎、むらたちひろ、寺岡海
   主催:文化庁、京都工芸繊維大学、京都工芸繊維大学美術工芸資料館、京都市立芸術大学
   作家略歴あり
   文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
内容:
「途中の部分」の旅に出る前に 藤田瑞穂
小笠原周
香川裕樹
清田泰寛
小宮太郎
むらたちひろ
寺岡海
松井の話と今後の課題 安河内宏法

頂いた日:2017年4月8日
 出品作家の方よりご恵贈頂きました。どうもありがとうございます。
 本展は京都工芸繊維大学美術工芸資料館が若手作家支援を目的に実施している「未来の途中プロジェクト」の展覧会。3期生の小笠原周、香川裕樹、清田泰寛、小宮太郎、むらたちひろ、1期生の寺岡海が出品している。特筆すべきはむらたちひろの染色した旗を掲げたインスタレーションがコンセプトと技法が見事に合わさった力強い作品だった。この作品の前では他の作品はなんら力がない。
 テキストの文章も弛緩している。全体的に緊張感がない。年度事業だからか、友だち展覧会だからだろうか。「練習」や「途中」を肯定するのは勝手だが、見に行く者はヒマではない。
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未読日記1298 『AGAIN-ST BOOK』

2017-04-11 21:27:19 | 書物
タイトル:AGAIN-ST BOOK
編集・発行:AGAIN-ST
デザイン:小山麻子
印刷・製本:大洋印刷
助成:東京造形大学
協賛:東京造形大学校友会
発行日:2017.4
形態:112p ; 26cm
内容:
Documents (1st exhibition)
Documents (2nd exhibition)
The exhibition on papers (5th exhibition)
Concept photo
Documents (3rd exhibition)
Documents (4th exhibition)
Profile

購入日:2017年4月8日
購入店:NADiff Online
購入理由:
 小林耕二郎展レビューテキストの参考文献として購入。
 AGAIN-ST(アゲインスト)とは、彫刻を専攻とする作家、批評家、デザイナーによる活動。展覧会やトークライブを通じて、彫刻についての問題提起を行っているという。本書奥付に記されたメンバーは石崎尚、小山麻子、冨井大裕、深井聡一郎、藤原彩人、保井智貴。恥ずかしながらNADiffにて開催されたAGAIN-STの展覧会で初めて知った。関西在住者としては、作家やデザイナー、批評家を巻き込んだ活動という点がうらやましい。たまたま東京に行った際、展覧会を見ようと立ち寄ったもののトークライブが開催中で展示が見れず、混雑していたので本書を買うことも失念していた。京都に帰ってから、彫刻について書くのであれば、彫刻のめぐる状況についてフォローしておこうと思いネットで購入。
 AGAIN-STの展覧会は見ていないので書く資格はないが、本書は予想通り基本的に同人誌で、アーティストブックとしてはおもしろいと感じた。だが、文字の大きさ、フォント、レイアウトが統一されていないのが気になった。トークの文字起こしにいたっては辞書みたいに小さい字で埋められていて気力がいる。文字・言葉を読ませる気がないのか、グラフィックとして考えているのか、問題提起したい。

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未読日記1297 『古今和歌集 : 現代語訳付き』

2017-04-10 23:21:29 | 書物
タイトル:新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
シリーズ名:角川文庫, 15767
訳注:高田祐彦
カバーデザイン:芦澤泰偉
絵:『佐竹本三十六歌仙絵巻断簡』小野小町 重要文化財 画像提供:東京国立博物館
歌:『古今和歌集俊成本』(国立歴史民俗博物館蔵)より、第十二巻巻頭歌の各句を改行して掲載。
発行:東京 : KADOKAWA
発行日:2016.4第9刷(2009.6初版)
形態:591p ; 15cm
注記:作者略伝・作者別索引: p551-561, 初句四句索引: p562-591
   ジャケットの記載: 角川ソフィア文庫
   奥付けに「SP A-141-1」の記述あり
   8版の出版者(名称変更): KADOKAWA
内容:
日本人の美意識を決定づけた最初の勅撰和歌集。四季の歌、恋の歌を中心に、平安朝初期から100年間の名歌1100首を時間の経過や歌の照応関係に留意しながら20巻に整然と配列する。「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」(紀友則)、「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを」(小野小町)など、現在にいたるまで人口に膾炙している多くの歌を擁する。訳と詳細な注を付けた文庫版の最高峰。

目次

凡例
仮名序
巻第一 春歌上
巻第二 春歌下
巻第三 夏歌
巻第四 秋歌上
巻第五 秋歌下
巻第六 冬歌
巻第七 賀歌
巻第八 離別歌
巻第九 羇旅歌
巻第十 物名
巻第十一 恋歌一
巻第十二 恋歌二
巻第十三 恋歌三
巻第十四 恋歌四
巻第十五 恋歌五
巻第十六 哀傷歌
巻第十七 雑歌上
巻第十八 雑歌下
巻第十九 雑躰
巻第二十 大御所御歌
墨滅歌
真名序

異本の歌
解説
作者略伝・作者別索引
初句四句索引

購入日:2017年4月7日
購入店:丸善 京都本店
購入理由:
 どこで本書を知ったか記憶が曖昧なのだが、どこかで本書の評価が高いということを知り、いつか手にしてみたいと思っていた。新年度になり、京都の桜も咲き始めたので、ちびりちびりと和歌を詠み始めようと購入。こんどは、塚本邦雄の選集も読みたい。

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