ただ空で考えるだけでは題目(テーマ)はなかなか出て来ないが、何か一つつつき始めるとその途中に無数の目当てができすぎて困るくらいである。そういう事でも、興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多いようである。
寺田寅彦「写生紀行」『寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫) 』岩波書店、1963年、249頁。
興味があるからやるのではなく、やるから興味が出る。何事も動き始めると、興味は広がるということか。それはわかってはいるのだが、何事も億劫な性格でつつき始めるでに時間がかかる。
寺田寅彦「写生紀行」『寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫) 』岩波書店、1963年、249頁。
興味があるからやるのではなく、やるから興味が出る。何事も動き始めると、興味は広がるということか。それはわかってはいるのだが、何事も億劫な性格でつつき始めるでに時間がかかる。