意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

中の人が予想と違った時の敗北感 (アニメ感想)

2015-01-27 21:51:40 | アニメの感想2015年Season1









冴えない彼女の育てかた 第2話  フラグの立たない彼女 △+










「ちょっと可愛い以外に特徴が無いなんてどうすりゃいいんだ!」とかな
世にいる「ちょっと可愛い」ですらない人を大勢敵にまわす台詞w
あれですよねラノベ的には「性格が良い以外何の特徴も無いツッコミ気質の主人公」
ってのを「ヒロイン」に据えているのがこの作品のヒネり方ってやつやね
「自宅」に訪問・招待、ってのは立派な「イベント」だとおもうのだけど
そこでただギャルゲーを夜通しプレイするとかフラグをべきべき折る展開がたのしいw
これって「野郎同士」の正しい夜通しの遊びだよなあ。
まあ、「その手」のゲームでも「よい友達」的なキャラって味付けで
そういう関係を愉しむっていうパターンがあるけど
恵ちゃんの場合愉しんでいるのかどうかがイマイチはっきりせんのよな
まあ、つまんなかったら普通に嫌がるだろうけど、なんというか
年頃のオトコノコの部屋にあがりこんで延々とギャルゲーのレクチュアを
受けつつそれを夜通しする男女の異様さが型どおりでない興味を惹くな、と
あるいはもし、何かの間違いで押し倒したらどうなるんだろう、とか
童貞のオトコノコが女の娘に抱くようなエモーションを喚起するような
そういう画だったかと。そしてそういう型どおりでない「無印」のヒロインの
恵ちゃんこそ現代の新しい「ヒロイン像」なんかもしれない。















幸腹グラフィティ 第3話  ショクショク、トロッ。 △+










ご飯ものふたつでボクの副交感神経の活動も活発になるよw
特にオムライスね、「試食」と称して何杯食べておるのか(分けてよ)
まあ、「それぐらい美味しい」ということなのかもね、くそっw
面白いのは「美術でうまくいかなかった」ことを励ますために
「食べ物」を用いる状況なのね、色の無い「静物画」を
色付き味付き香り付きの食べ物で復讐するということ。
そして3人の女の娘が舌鼓を打ちつつ喋りつつ蕩けつついただく
っていう過剰な幸福をお裾分けしてもらうということなのね
それは「芸術」が本来持つ「伝える」って行為をぞんぶんに達成
しているということでもある、「料理番組」とかだとあまりにも安易に達成
できるから陳腐化しているその行為が「アニメーション」っていう
1歩離れたところだと精彩をはなつ不思議さがある。














艦隊これくしょん -艦これ- 第3話 「W島攻略作戦!」 △+










これは訓練ではない―









あれですね最近のアニメーションの「つくりかた」だと
どうしてもデフォルトで「ゆるふわ」な空気があって
まずはその「壁」を突破するのが「シリアス」な話の最初の試練ってのがある。
当話もそのあたりの境をたゆたっていたけれども「轟沈」のあった今話で
ある程度の志向は示せたかと、過剰に「ゆるふわ」なコミュニケーションが
いわゆる「死亡フラグ」の味わいとなっている方式
そして「空中」から攻撃してくる相手に対する艦娘達の苦戦ぶりとの対比
如月が眠るように海に沈んでいくシーンの悲しさとうつくしさ
「壁」を突破するには十分な質だったかと思う
そしてこれぐらいなければ「史実通り」って展開を成し遂げられないのかもな。














アイドルマスター シンデレラガールズ
第3話  A ball is resplendent, enjoyable, and... △++











本番が始まる前のレッスンのつらさと直前の静けさ、不安
そしていざ本番が始まった後の興奮と満足感のコントラストは
芸能ものの醍醐味といったところ、この基本的な構造は強い。
そしてこのおはなしも「失敗するかも・・・」と思わせるぐらいに
充分に準備期間を丁寧に造り込まれているね、もちろんただ不安に
させるだけでなくそこに他のキャラクター達がからんできたりして
意識を紛れさせることも充分に配慮されている
こんだけ綿密に準備しておかないと「やってみなければわからない」とか
言えないのだろうねえ、未央が弱気になるとこも凛ちゃんの強さも
そしてステージのきらめきも最後は「やってみなければわからない」のだ。















デュラララ!!×2 承 第3話  泣き面に蜂 △+










驚くほどの個性を持った2人(特に男女)が一筋縄ではいかない会話をして
ハナシが進行していくのがこの「デュラララ!!」の持ち味だとおもうのね
リアクションの薄い男に殺人鬼のアイドルが馬乗りになってする会話とか
上述の「冴えない彼女~」とのあまりの性質の違いにため息がでる。
個性のつくり方が上手いよね「造形師→モンスター」みたいな逸脱
その逸脱がチンケな正義とかを越えて物語と池袋に活力を与えている。
イベントと会話が数珠のように繋がって実に豪勢な首飾りになるのが
当作品の特徴といえよう、もっともその作品のヒロインには「首」が無いというw













蒼穹のファフナー EXODUS 第3話 「対話の代償」 △+









生命・闘争・金属










このおはなしは「金属」と「生命」の戦いってセンで進んでいるのね
「生物同士の戦い」ってのよりもさらに過剰な「対話」ではある
今話でもそういうのはきっちり描かれておりこちらの神経もちょっと
「金属」のように冷たく繊細になるしかけ。
そして「増強された戦力」が「ハナシを盛り上げるための仕掛け」を離れて
「厄介者扱い」されていることがただの「ロボット」ものとの差異やね
ロボットものらしく厄介な専門用語でボクら(少なくとも私)にも
負担を強いるけど、その負担こそが作品の「存在証明」とも言え
それはロボットものが根源に持っている「選別」することのあらわれ
ということなのかもしれない。

























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こんな絵でいいんですか? (アニメ感想)

2015-01-25 21:04:53 | アニメの感想2015年Season1










アブソリュート・デュオ 第3話「復讐者/アベンジャー」 △(+)










うーむ、「ゴールに直進」とか分かり易くていいやね
軍隊で上官に具申したらその場でファックされそうだがw
せっかくの「模擬演習大会」だから他のキャラとかいろいろ
チラ見せしたり、フラグをたてたりとかできそうだけど
そんな余裕はどうもないらしい。
まあ、おっぱいの娘を保健室におんぶで運んだり、月夜の下
ユリエの背中の傷を確認したり、視聴者が喜びそうなことを
ひとつはやろうってかんじがして、何もないよりはよほどよい。
「アイ」って言葉をきっかけにコンビネーションでウサミミ先生を
倒すのはなかなか、ただ単に「かっこいいから」外国語を用いるのでなく
それをハナシの中に意義のあるかたちで用いるのもまたよし
また、そうすることで「異国人」と同居しているってことに説得力が生まれる。
このおはなしは「何かに裏切られる呪い」にでもかかっているのだろうか
まあ「アベンジャー(復讐者)」であることが「動機」らしいね
おおよそ「復讐」ってことばにそぐわないサラッとしたハナシだけど
これから粘性をおびてくるのかね、1クールでそんな余裕はないだろうけど
















銃皇無尽のファフニール 第3話  咆哮のファフニール △(+)










折角「龍退治」をするのなら龍ごとに「特殊能力」とか持たせても
よさそうなものだけどね、これだとただの巨大質量が女の娘との
好感度を上げるイベントのために襲来しているようにしか見えないやね
まあ、「それが目的なンだ」と言われれば、返す言葉もないけれど
さんざん形骸化してはいるけどそれでも今まである程度のアニメの視聴目的であった
「戦闘行為」がただのハナシを進める為だけの「かきわり」になっていることに
時勢を感じるというか、そういうところはある
まいて、ラノベにおいて「血湧き肉躍る戦闘の描写」なんてのは
「ただのウゼー自己主張」になってるってことなんだろうねえ
さっこんの「魔法ぶっぱなした→勝った」「剣・刀で切った→勝った」的な
決着パターンの思考停止ともおもえる単純さの氾濫がこの作品では
そのままに体現しているかのよう。















新妹魔王の契約者 第3話「再会と信頼の狭間」 △(+)












すっかり「草」が主食になったオトコノコ達に対して
時折思い出したように「女どもを征服せよ!」的な露骨な
ポルノグラファイアな作品がでてきますよねえ
「もうご時世じゃないよねえ」という感じはうけるけど
完全に捨て去る程にも達観していないから、まだこの
「率直さ」を微笑みながら受け入れるぐらいの余裕はある。
屋上で魔物をけしかけてきた「仮面の男」が明らかに
転向してきて初めて声をかけてきた杉田声のやつなんだけど
小説だと誤魔化しがきくところもアニメだと1000%ばれてて
そういう所もまあ微笑ましいっちゃあそうかもなあ
そして小説で描かれているHなシーンはアニメだと謎の光によって
邪魔されるという「見たくないものが見え、見たいのは見れない」という
面白くない状況が「アニメ化」によって発生するという
まあ「活字」→「動画」になってるだけでも功徳があるんだろうね。















ISUCA 第1話  邂逅 △











折角の「出だし」なんだから「魔物」に襲われたら
ションベンちびらせて命からがら逃げさせたりするのが定番だと
おもうけどね、それすらしないやる気のなさがどうか
そのほか何というか全てが「ふってわいた」ように何もかもが
襲来しているような、そんな印象やね
「アニメーション」として必要な最低限の「時間の流れ」的な「間」が
マンガのようにかっ飛ばされているような、そんなとこ
そりゃまあ女の娘とかひん剥きたいですよ、もちろん
だけれどもここまではしょっちゃうともう「生動」するセカイだって
騙される気すらおきなくなるというか、そういう萎えさ加減。
















聖剣使いの禁呪詠唱 第3話  冥府の魔女 △(+)










先週モメてた生徒会が早速空気化しててワロタw
なんかあれですよね、くだんの戦闘シーンの「謎呪文」によるワンパターンな決着とか
妖しい外国語を使う「時使い」とか、ツッコミどころの宝石箱や~ってな
折角の「魔王の記憶」なんだから罪なき人々をぶっ殺しまくったりとか
していてもいいと思うのだけどねえ、まあ面倒だからしないわな。
氷の城で女の娘とぼっちとかイメージの貧困さが微笑ましいというか
ただその「貧困さ」と「なるべく経済的に仕上げよう」っていう
作り手側の思惑が一致しているようにもとれ
ならば見る側も「経済的」に視聴しようということになりそう
まあ、そうなったら「視なくてもいい」ってなりそうだがw
















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戦争が無くならないのはアニメを視ないからだ (アニメ感想)

2015-01-22 21:14:28 | アニメの感想2015年Season1









夜ノヤッターマン 第2話  ヤッターマンにデコピンを △+










「ドロンボー」に「なろう」としてまずは口調から始めるのがほほえましいなあ
というか「ドロンボー一味」のかけ合いがこの作品では極めて重要だったなあ
なんて今更感じるとこがあるね、ああそうそうやたら下品なことも言ってたなw
ね、なんだろうかそういう「ゆるい流れ」のままに「悪いこと」をやっていたような
そういう昔っぽい「悪」に対する「おおらかさ」みたいのがあったかもなあ。
新生ドロンボー達は最初から「おしおき」の状態なんでなんというかそういう
「ゆるっと悪に染まる」ってのが無いね、厳しいからこそ泥棒もできぬ、という
動画的にはロボット戦とダムでのダイブ、そして幼ドロンジョ様が脱いでる時点で
満足がいくデキやね、現代の動画の質ってのが「ボカンシリーズ」が当時
できなかったこととどう関わっていくのかっていう愉しみもある。















純潔のマリア 第2話  CONTRA MUNDUM 世界に対す △+









大天使ミカエル様が人間達の悲喜こもごもを「地の営み」って
切り捨ててしまうところが「皆に公平で無慈悲」な「正義」って感じでビリビリきますね
でも大人の人は最低限これぐらいの「この世のあり方」を知っていてほしいか
そしてそれを知っているからこそ逆に「処女のマリア」が子供みたいに
逆らうことにも応援したい気持ちが生まれるってところもあるね
「肝心な部分がぼやけてる」インキュバスとか「男色」とか
「ギリギリだけど面白いとこ」っていうのを攻めるのがうまい当作品
その空気と「百年戦争」っていうキリキリした空気のシンクロ率は高かろう













ガンダムビルドファイターズトライ
第15話 「新生!トライファイターズ」 △+










お約束の「新機体」ですね、火力重視の攻め攻めなチューンで
見た目にもあざやか、これで完成ではなくて多分もう1回ぐらい
「進化」させてくるんだろうねえ、セイくんはそうしてたし。
併せてミライさんも別の意味で全国デビューw
「戦場の偶像(アイドル)」は高嶺の花じゃなくちゃなという
あとはライバル達の動向をちょこちょこって感じ
関西弁のキャラの「強敵オーラ」の無さ加減は異常w













ユリ熊嵐 第3話  透明な嵐 △+









「百合」も「熊」も出てきたんで後は「嵐」についてか
「透明な嵐」、「在りながら」「無くなる」かのような印象の言葉
現実の世界に生きるわれわれもそれに飲まれるなり戦うなりしていそうではある
当話も「スキ」とそしてこれだけのケレン味のある「物語」と「画」でもって
それに立ち向かおうとしているような気はする、そして極だっているからこそ
「透明な嵐」 ―名前が無造作に並びその中から「生け贄」を「自動的」に決定する
そういうシステムの残酷さもまたこちらの心にブレなく浸透してくるような
そういう鋭さがある。




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アニメ好きの人は絶対に視ないで下さい! (アニメ感想)

2015-01-20 13:50:48 | アニメの感想2015年Season1












夜ノヤッターマン 第1話  世界は真っ暗闇 △+











「ボカンシリーズ」ってのは「勧善懲悪」をそれこそあきれ果てるまでやったんで
ここまで徹底してやった作品っていうとどれぐらいあるんだろうねえ
当邦だと「必殺仕事人」「水戸黄門」ぐらいしか
思い当たらないね、そういう意味でもタツノコが「転向」を描くのは
それだけでも興味がそそられるところだ。
ロシア(と思われる)寒村や銃撃戦を質が高く描くのはさすがで
そういう強くて真面目な態度がドロシーちゃんに試練を与えているってことだし
「ちょっと違う」って印象を抱かせるのに成功しているとおもう
それに併せてボヤッキーとトンズラーが格好良くなっていて惚れる
くわえて「女の娘を守る」っていう大正義付きで「動機」としてはこれ以上は望むべくもない
ドロンジョ(レパード)役のキタエリさんも久々にのびのびと演じている印象で
ただのスピンオフに甘んじるような腑抜けた感じをうけない良い出だしだったかと。















純潔のマリア 第1話  VIRGO INTACTA 完全なる乙女 △++











「異物感」をしぜんに描くのが上手いよね
「中世ヨーローッパ」っていうただれた時代に
「処女」で「戦争が嫌い」な「魔女」とか空気が読めないにも程があるw
さすがに「時代背景」と「戦争」は真面目に描かれていて
それだけでも視聴に値するね、それを「魔女」が魔法で強制的に終了させてしまう
マンガ的な展開がおいしい、何でもアリの「現代・ファンタジー」が舞台だと
こういう力業も「よくある」で終わってしまうけど
「実在の歴史」っていう舞台設定によってとんでもない痛快劇になるおもしろさがある。














アイドルマスター シンデレラガールズ
第2話  I never seen such a beautiful castle △++










今度は「大手」って感じで「こじまりした良さ」とは
うってかわって「場所」の巨大さ「人」の多さによる刺激が満載であることを
卯月たちの好奇心と視聴者への案内も兼ねて提示している。
そしてそれが終わるとそのまま勢をかって残りのメンバーの紹介になだれこむ展開
どの娘も個性的で魅力的で、よりどりみどりといったところ。
なんというか実に目まぐるしい展開だね、アニメ的な「定型」を
越えた贅沢な「説明回」だね、華やかなりし「芸能界」とはそういうもので
あるいはアニメが週に20本もあるなかで「選んでもらう」為には
これだけの蕩尽が必要なのかもしれない。
















ガンダム Gのレコンギスタ 第16話  ベルリの戦争 △+










急に「出生」の秘密が明らかになるのと、それによって
「モヤッ」となるベルリがリアルやね
ある意味で「戦闘」によってうっぷんを晴らしているような画
そしてそんな我が儘を可能にしてしまう「G-self」を評して
「まるでガンダムではないか!」という感嘆はわかるね
当作品、「宇宙と生命と確執」っていう昔の富野作品的なドロッとした
ところからは流石に垢が抜けているいけれどもそのかわりに
人間が普通にもっている「環境や人間に対する違和感」ってのが
不断にまとわりついている気がする、それをちょっとでも何とかしたいと
思うのも人間だし、よりよく生きようとして他人を傷つけるのも人間
それが「G」っていう「魔法」によって劇的に可能になってしまっている
不思議さをどっしりと描いているとおもう。














艦隊これくしょん -艦これ- 
第2話  悖らず、恥じず、憾まず! △+











「風呂」とか「ご飯」とか定型の行動が「艦これ」仕様になっていて
まあ面白いっちゃ面白いかな、逆にいえばそれさえしておけばいいので
普段の風呂シーンとかを弄って遊ぶ面白さはないけれど。
吹雪の「訓練」ってことで1話が費やされるわけだけど
実際のゲームだと「訓練」なんていう大昔のSLG的な要素があるんだろうか
スマホいじってるような人等はそんな面倒なことをしないと思うが、どうか
まあ、そういうならそもそも「アニメを視聴する」ってことすら
「面倒」なことではあるのだけどね、特にこういう「ささいな日常」ってのを
描いている現代のアニメの定型なんかは、カタギの人等には只の時間の無駄
にしか見えないかもしらん、極限までムダを切り捨てたゲームと
そのアニメ化っていうある種の矛盾をはらんだ要素の落としどころってのは
まだ未知な部分が大きいと思う、そういう視点でもこの作品は見ることもできよう。














DOG DAYS″ 第1話  再び、勇者の帰還 △+











シンクは爆発しろ!













ひさびさに言ったw
さて「レベル30の勇者」の迎え方ってのはなかなか前例が無いかもなあ
「勇者」も、そして「視聴者」も充実の時を迎える時何を提示できるのか
今回は勇者2人を「野生」にいきなり放り込んでみたという
1話らしく元気に飛びはねることができるし、フロニャルドの懐の深さが
提示できるし、なかなかよいやり方だとおもう
あと、シンクとナナミの関係やね、こっちはまだ「未開発」なんで
うまみが十二分にあり、多分こっちをいじってくるようにおもう
もうヒロインがいっぱいいて、6角関係ぐらいになっているけど
そのソフト修羅場もまたたのしみといえようw














SHIROBAKO 第13話  好きな雲って何ですか? △+










なんていうか現状のアニメ作品だと「1クール目」の終わりは
「1つの終わり」的な盛り上がり方をするよね
当作品も例に漏れず、「最終話」の製作状況とその後の歓喜を
リアルにかつ見事に描ききったといえよう。
そしてまた「新しいはじまり」が今回やるべきことやね
「2周目」らしく「1周目」とはハッキリした違いが打ち出されていて
それもまた興味深いね、今度は「原作つき」でしかも結構大きい仕事だ
みゃーもりも重要な仕事を任されて、愉しみ半分、大変だって共感半分ってかんじ
あ、あと朝礼会議で人が5人しかいなかったのがさびしいね
会社だと人はいろんな事情でいなくなったり、また新規の人が入ってくるけど
そういう学生時分だと(あるいは現代のアニメの大半が)それこそ「死」でも
ないと訪れない「別れ」が頻繁にあることもこの作品ではしっかり描けていると思う
あ、あと「つかえねー奴」ってのもな、今話のチャらい編集のやつみたいなの
こういうのっているんだろうねえ、前野以来のイラつき加減w



















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デレるには早すぎる (アニメ感想)

2015-01-17 15:42:44 | アニメの感想2015年Season1










アブソリュート・デュオ 第2話  絆双刃/デュオ △(+)











「うぃ!」→「ヤー」









あれだねえ「仮契約」→「本契約」ってのが目に見えているからね
ここで「だが断る!」ってやれば天の邪鬼だし
もしそうでないならなんかイベントなりで「本気」になることを
説得してやんなきゃなるまい、といったところなんだけど
ああ、あるいは桜の樹の下で彼女を見初めてから既に「本気」だったのかもしらんね。
入学式初日に「あなたがたには殺し合いをしてもらいます」をやった学園にしては
マトモな授業が展開しているという、なんか拍子が抜けるかんじ。
ブルマ装備の乱取りもいいけどここは男塾的な「アトラクション」で
デュオの仲を深めてもよかったんじゃないのかともおもう
まあ、それは後のお楽しみでとりあえず世界観のレクチュアに裂いたのかもね
男性陣にメガネと筋肉がいて「ただのハーレム作品」にちょいと
抵抗しようとしているフシがあるね、彼らにも光があたるといいなあ















銃皇無尽のファフニール 第2話 白のリヴァイアサン △










妹が「仲間殺し」をやったってんなら冒頭のカマシでそれを
やっちまえばよかったのに、って思うなあ
あとドラゴンがもっと人類をぶっ殺しまくるシーンとかあってもいい
別に残虐趣味があるわけではないけれど「死」がそばにあるからこそ
「生(性)」が光をうけるんじゃないかと思うわけで
なんていうか、ガチで興奮しないのよね、いろいろな意味で
胸と尻だけ育った子どもをからかって、あやしているだけのような
そういう印象がある、これは当作品だけでなくいわゆる「萌え系」的に
くくられる作品に総じてそういう惰性があるともいえよう
まあそういうぬるっとした感触がいいのだろうけど
だとするとこの「危機」もぬるっと受け取らねばなるまい
そういう点は「DOG DAYS″」あたりの方がずっと自覚的で
それゆえになにをすればいいのか「わかっている」とおもう。















新妹魔王の契約者 第2話「初めての主従契約」 △(+)











ときおり「ハイスクールD×D」と区別がつかなくなる当作品w
「契約」の名目で義妹をひゃんひゃん鳴かすのが王道でよろしいw
「本番行為」が出来ないのだから代償行為としてありえないぐらい
女の娘の感度をよくしてしだらなくさせ、リビドーを埋めるってのが
当邦のエロアニメの「やり方」ではあるけど
これはそれの典型といってもいいかもね。
あとはまー積極的な「幼なじみ」とかでてきてどうでもいい展開やね
や、でも一点気になったとこがあって「小さい頃はどさくさに紛れて
尻とか触ってきた」とかいうとこ、小さくてもオトコノコはそれなりに助平で
機会があれば触れてみたいってとこがあって、そういう感慨が
「オトコノコ」がやや「聖域」になっている今日ではちょっと思うところがあった。
けして僕が小さい頃から特別に助平だったということではない、はずだw














聖剣使いの禁呪詠唱 第2話  我が剣に宿れ魔焔 △










「妹」がロレツが回らなくなるぐらいポンコツなのがなんというか、いやらしいw
ただまあ、どこにでもいる「妹キャラ」よりは弄りやすくていいかもな
失敗もするけど「イベント」が進めやすいそういうキャラもいてよい
学校内の「組織」とかに与すると主人公が「超強い」とかになりがちよね
基本優秀な人が「生徒会」とかを構成するんで、その中でさらに目立とうとすると
そういう単純な発想に流れがちになる。「戦力が整ってから戦う!」ってのと
「オレが助ける」っていう真面目な対立がなんというかこのアタマが悪いハナシには
相応しくないかもねえ、言っちゃ悪いけど。で、その単身軍隊の主人公が
「前世の記憶2」と「謎の呪文」で勝つんだもんなあ
みんなあの手この手で「強い」ってことを証明しようとするんだけど
どうだろう、ラノベの文章で「それ」ができるのか、難しいとおもう。
基本「文章」は「アタマが良い」ことは描けるけど
「強い」っていう少年漫画的なパワー馬鹿を描くのは苦手だとおもう。

















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黒歴史に学ぶことが大切 (アニメ感想)

2015-01-13 14:41:55 | アニメの感想2014年 冬










幸腹グラフィティ 第1話  ほかほか、じゅわっ。 △++










ひとりでたべるごはんはとてもおいしくない










「美術志望の2人の女の娘が餌付けを通して仲良くなってく」とか
なんか聞いたことあるような設定ですねェw
盤面に登場人物2人を据えてその掛け合いで進んでいく形式に関しては
流石って感じですね、淀みなく進んでいく
サトリナさんが「いいお姉さん」役で、それだけでセロトニンの
分泌が促進されるなあ、そしてやっぱり肝心の「お食事」のシーンですよね
乙女の口元、汁気と色気に賭けてるね、そういう「演出」で「3次元」に
差をつけているのが確かな意識だとおもう。
「食」を通して「幸福」っていう「目には見えないもの」を可視化する
というシンプルな目的が、色彩と演出によってあふれんばかりやね
視聴者にも「幸せのおすそわけ」をしているかのようだ、有難いことだけど
できればこっちにも夜食にうどんといなりもお裾分けしてほしいw














アイドルマスター シンデレラガールズ
第1話 「Who is in the pumpkin carriage?」 △++









零時迷子









>OP







「お願いシンデレラ」、ですか。なんちゅうかきまりが良すぎてこわいw
「出だし」としてはもう申し分なくて、こういう意識の高さが
「人気者」を扱う態度かもしれんねえ。







いきなりだがアイドルの卵ではなくてプロデューサー(P)さんについて
武内さんだっけ、あの人がよいね。強面だけど仕事が真面目で
誤解を受けがちだけどそれを糧に仕事にできる我慢強さがある
この人なら多くの視聴者の代表として信頼されそうだとおもう。
あとはもう手持ちのシンデレラの卵の魅力をうち出していくだけだね
変なことはいっさいしていないけれど半端じゃない質の高さの作画です
率直にアイドルになりたい娘と「アイドルなんてキョーミないです」っていう
これまたアイドルものの定番の設定のふたりのやりとりが
桜の木のたもと、瑞々しく描かれているね、何かがはじまる
そういう予感に満ち満ちたひとまくで出だしでもう王者、いや王女の
風格をかんじさせる。














蒼穹のファフナー EXODUS 第1話 「来訪者」 △++










だんだん「鬱展開」にもっていくのではなくて
出だしの時点でもう「鬱」を吹き飛ばさざるをえない人類の切迫ぶりが
まあ当作品のもち味ですね、「気分」に浸るような余裕はねえぞ!ってかんじ
竜宮島は平和だけどそれだって「勝ち取った」ものであることは
前期を視聴していた人はよくご存知のはずで、それゆえに島の
平穏なやりとり、ことに前期のキャラのそれには思うところが深い
そうでありながらやっぱりロボットものらしくややこしい設定や説明もあり
それらを出だしの慌ただしさとともに非常に上手に提示されていたかと
この上質な「本能を煽られている感」ももう10年も前のことなのよね
ただ、その精神は未だ顕在であることを感じさせる1話目だったかと。













艦隊これくしょん -艦これ- 第1話 「初めまして!司令官!」 △+









視聴前の期待度は相当高そうではあるね、「スマホゲー」なんで
そのまま「アニメ」に出来るような豊富な素材があるわけではなさそうなんで
そこにアニメーションの制作側の腕の見せ所がありそうなんだけど
ゲームプレイしている諸兄はいかが御覧でしょうか。
ゲームノンタッチ組からすると最近ウケていた「女の娘と兵器もの」の
よいとこを踏襲しているような印象を受けましたね
ファフナーのような「戦争中!」っていう逼迫感はないけれど
愛でる分にはまあ申し分ないかと、といったところ
「人気があるからアニメ化した」と「アニメで一層魅力が増した」でいずれになるかは
これからのおはなしになりそう、この作品のデキの善し悪しで
これから「スマホゲー」原作の作品の印象が決まってしまいかねないので
そういう意味でも過剰なプレッシャーがかかっているのだろうねえ。














デュラララ!!×2 承 第1話 「百聞は一見に如かず」 △+










ブクロではよくあること








「群像劇ですよ、プロデューサーさん!」ですね
有為の人はいっぺんはやってみてそしてあまりのハードルの高さに
断念してしまうというアレだ。なにせ「物語の勢い」がぶつぶつに
切れがちだし、そして最後に上手く撚り合わせる構成力が要るのだから
当然っちゃ当然といえる。
まあそういう「混沌」を前提としたおはなしで初見さん向けに
代表的な「都市伝説」の首無しライダーさんを中心に据えて
少年少女に散歩がてら案内をさせるのはありがたいことではある
機動隊にバイクで追いかけられるのを「馬」になって逃走するとか
ちょいワル的愉しみと怪異譚の味わいがいっしょくたで、おいしい。
セルティさんも随分露出度が増えましたよね(いろんな意味で)
彼女「首の無いヒロイン」って枠だったらぶっちぎりで
人気ナンバーワンだろうねえ、オンリーワンかもしれないがw
ワゴン4人組の読みあさっているラノベが時代の変遷を感じさせて
ちょっと思うところがある、っちゅうか中の人の梶さんとか中村悠一さんとか
アニメだと主演してるラノベを読んでおるw















アルドノア・ゼロ(第2期) 第13話 
眠れる月の少女 —This Side of Paradise— △++










やっぱり皆死にましたー⇒やっぱり生きてましたー
ってのをしれっとやるのにまずは呆れるというか(誉めてる)
「反骨精神」っすよね、みんなが「正義」っておもうことに
異議を申しつけたい、その最初の精神。
その展開は「2期」の切り出しとしては申し分ないねえ
とともに主要キャラの立場やあり方が変わったのも鮮やか
「サー」スレインとか「好戦派」のアセイラム姫(偽)とか
「キャラ」が「戦争」の巨大なうねりの中でころころ変わる様を
見るようで、そういう世界観にいるってことを納得させる
そういう中でイナホくんがまったくブレていないのが凄いね
「彼の知性と理性こそ「絶対零度」にちがいない。














聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)
第1話  転生せし者 △











なんすかねこの「すっぽんぽん」なハナシw
いや女の娘の露出が多いとかそういうのでなく(やっぱり多いか)
ここまで端から端まで全部「それっぽい」ので構成されてると
真に受けてみる人の顔がみたいってなるよねえ
「モモキュンソード」のようなとぼけぶりというか
「強気でずけずけモノ言うヒロイン」を竹達さんとかねえw
ひょっとすると今回のハナシで一番キャラが立ってたのはあの
ジャイアンみたいなやつかもね、個性的って意味合いではなく
あまりにも使い古されたキャラだから誰もやらなくなったのに
あえてやったっていう物珍しさ、彼こそが「転生者」と言うのに
相応しいかもしらんねw















憑物語 とまとめ △++









高校卒業間近の兄と二次生長期まっさかりの妹が風呂で
ちちくりあって1話が終わるw
あとは要ちゃんに嫌味を言われて余弦さんに指を折られて余接ちゃんのスカートをめくって
ガハラさんに壁ドン決められて押し倒されて、ホントそれだけのおはなしw
まさしく「物語シリーズ」の定番の流れなのだけど
それを最速かつ端的に行うとこういう感触になるのかもしれないね
作り手側ももうお手の物で、そこまでいってようやくこういうことが出来るのかも。
正弦さんが「自分はハナシの都合の為にいるのではないか?」と
問うていたけどまさしくその通りで彼はまったくの話しの「部品」に
すぎなかったかと、余接ちゃんの手を汚させるっていうそれだけの為のそれ。
阿良々木さんも昔だったらもっと「そういうの」を嫌がっていただろうけど
なんかね、真宵や撫子の一件以来諦めが良くなったような、そんなフシがある
「青春の無駄遣い」が繰り返しと挫折を経て、ムダのないそして冷たい現実主義者に
なっているようなそんな「成長」があるね、そうそれが「大人」になるってことなんかもしれない
そしてそのことを月火と余接ちゃんも「それでいいのだよ」という
かくして「ムダを愛でる物語」は終わりを告げ、あとはアララギっちゅう
できそこない吸血鬼のなれの果てが「つけ」を支払うばかりというところだ。














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1話からパンチラや全裸満載だったくだらないハーレムアニメ (アニメ感想)

2015-01-10 21:17:24 | アニメの感想2015年Season1








探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第1話 「妖精たちは森に隠れる」 △+











あれですねえ当作品「前期」のキャラが毎回超ぞんざいに扱われる傾向があるw
怪盗帝国しかり、G4しかり(ついに声すら無くなったw)
そして今回はフェザーズがその毒牙にかかってしまったw
ハナシの中身もあれですよね「異能アクションもの」と「ギャグ」をいったりきたり
っちゅう落ち着きのなさがまあ当作品のもち味というか
もう2年ぐらいの付き合いになったから「新しい何か」ではなくて
単なる4色のキャラ達を視るために視ているようななw
まあもう「しなければならないこと」てのは無いのだから何でもすればいいのね
「アイドル」っちゅうこれまた流行ものの形式に寄ったのだから
それっぽく歌って踊るってことはあるかもしれんけど
基本は4匹のうるせえ妖精とこころちゃんがぎゃーぎゃー騒ぐってとこだろうから
今更そこがブレるともおもえんし。














神様はじめました◎ 第1話 神様またはじめました △(+)










奈々生ちゃんはそんなに「できる娘」ってワケじゃないのね
「神様だけど半人前」ってのが当話でもよくわかるはず
だが、それゆえに「保護」と「失敗」がハナシの中に盛り込みやすい
ってのはある、きっと昔の漫画とかはこういう「等身大の主人公」
ってのが「ありえないハナシ」ってのをさぞ当たり前のように
やっていくのを自然に受け入れるのがあったのたろうけど
こんだけ物語が飽和してくるとそれに中毒したような「主人公」「物語」が
幅を効かすようになってくるわけで、それが現代ってことなんだろう
そういう中で当作品は奇跡的に「なつかしいにおい」がするそういう感じをうける
アクはないけどまあ「神様」だからねえ、そういうものだ。












ユリ熊嵐 第1話「私はスキをあきらめない」 △+











あれだな「侵略」とか「食事」とか「性欲」とかそういう
「汚いもの」を全部「熊」におしつけたらこんなトンチキな世界になったようなな
それを馬鹿正直に現前させてみせること、というホント先の読めない物語への心中が
いっそ潔いというか、それも「百合」っていう「きれいないもの」を
こちらは手慣れた手つきで提示しながらだ。
階段を上った先で「裁判(決闘)」が行われるのも相変わらずの迫力
とまあこんな感じで幾原邦彦さんの完成された個性はあるわけで
でもそれを「ぶっ壊す」っていう荒々しさが「熊」にはあるかもしれんね
なにせ「熊」だもの、仕方ないね。















アブソリュート・デュオ 第1話  焔牙(ブレイズ) △(+)









ナイスカップリング









いきなり「君達には殺し合いをしてもらいます」からスタートw
心底驚いたっちゅうワケでなく「そういう設定」レベルの演出だけど
あれっすね、それぐらいに「ラノベ原作の学園ラブコメもの」ってのは
あふれかえっているわけで、その「生存競争」という風に見立てれば
半分、なんて生ぬるくて全滅しかねないような状況ではある
いっそこういう「カマシ」ではなくていろんな「テンプレ」を
どんどん半減させていって最後何も残らなくのとかやればいいのにね、とかちょっとおもう。
「赤・ピンク髪の妹・幼なじみ」と「金髪のツンデレ娘」の次の選択肢
「銀髪の不思議キャラ」が今回のヒロインというわけで
これもだいぶん弄られているけど可も無く、不可も無くといったとこ
リアクションが薄いけど妙に(性的に)積極的というたのしみやね
あれっすねこういう形態だと「他の漢キャラ」ってのまで手が回らないよね
「味のあるキャラ」ってのは「テンプレ」では描きにくいし
「世界観」が「多数の人間の関係よって支えられている」っていう「厚み」を
求めていないってのもある、そういうのが好みの人は「デュララララ!」でも
見ていろ、ということだ。














銃皇無尽のファフニール 第1話「竜園のミッドガル」 △








あれだな、ここまでいろんなどっかで見たような設定をツギハギすれば
できてしまうような状況だとなんかもう「工業製品」を見ているようなかんじだな
これみてるとあんま好きではない「俺Tueeeeee!」主人公的なラノベでも
まだ見られるとこがあってマシに思えるから不思議だなあw
要は「ドラゴンのつがい」になるのを妨害する為に派遣された
「唯一のオトコノコ」が女の娘にナニをすればいいのかってことやね
初等教育を受けた人間なら誰でも答えが出せそうだけど、どうか













新妹魔王の契約者 第1話「妹ができた日」 △










もしかすると「新妹(まい)」って単語が思いついただけで
このハナシは始まってしまったのかもしれないw
もしそうならまあ呆れる才能の持ち主なんか、ただのアホってことなんだろうけど。
「魔王」とか「ドラゴン」っちゅーとファンタジー世界においては
BIP待遇の「敵キャラ」のはずなんだけどねえ
当邦だとあんましにも出番が多すぎて「よくある」ものになっているという
人類に味方したり、最弱であったり、そして「妹」だったりな
存在が「決定的」なモノではなくて「変換可能な便利屋」になってるね
それが僕達にとって彼らの「リアル」な存在感であるといえよう。
主人公の「お兄様」が抵抗力を持っているのが救いがあるね
でないとえんえんと「説明」と「魅了」に終始してしまうからね
もっともこの先どんぐらい「抵抗」できるのか、定かではないけど。













冴えない彼女の育てかた 第0話  愛と青春のサービス回 △+









そうね「1話からくだらない展開」ってのを避ける為に「0話」でやってるのねw
それぐらいの自意識は「普通の人間」には当然備わっているわけで
あるいはこの「ノイタミナ枠」ていうのはそういう「テンプレ」に
ただ乗っかるのことをよしとしない傾向はあるね
そういう「くだらないプライド」と「読者への媚び」ってのが
ないまぜになったようなのがこの「0話」ってことなのかもしれない
「サービス」と「説明回」を押しつけただけあって女性陣がだらしないw
そういう中で「アクの強いヒロイン陣の中でメインが目立たない」ってのを
的確にやっていたのは確か、そして「スター」ではない人が「スター」の
ように振る舞わざるを得ないってのは現代的なヒロイン像である、ともいえよう。

















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2014年アニメアウォーズ!(補遺)

2015-01-07 00:04:48 | アニメの感想2014年 冬











アニメアウォーズ!で指定項目にないものを勝手に挙げていくという
無礼勝手な蛇足っす









キャラソン部門
























漢気フルコンボ









去年一番笑った曲ですw
なんというか「劇画的漢」っちゅうのはもはやギャグとしてしか存在してないわけで
「ディーふらぐ」ではそれが端的に扱われていたような、そんな感じ
この曲はそれのさらに精髄ではある、だって大の男共がやってることは
音ゲーの回しプレイだもんなあww













人外キャラ部門









鮮血
(キルラキル)











「私を着ろぉぉ!」とか、戦闘服が自己主張するのはキモが抜かれたなあw
「服は服、人は人」ってやっておきながら最後は流子を護って
大気圏で燃え尽きる姿が「モノの最後」としてかんぺきな美しさだった
去年もいろいろ自己主張のつよいのがいたね「ごちうさ」のティッピーとか
「甘ブリ」の凶悪3妖精とか「コックリさん」はもののけが主役だしな
「主役より目立つ」ことによりとりあえず目を惹き付けておくっていう
表のような裏のような、そういう混沌がある。












男性声優部門







小野大輔さん
(「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」の承太郎
「マギ」のシンドバット・「黒子のバスケ」の緑間
「黒執事」のセバスチャン・「ばらかもん」の半田くん
「月刊少女野崎くん」の前野 「繰繰れ!コックリさん」のコックリさん など)







「色気のある声」ってんならすぐにこの人が思いつくね、ここ10年。
今年は加えて半田くんやコックリさんのヘタれ芸と前野のウザ芸が
きらりと光っていたね、もともとは「こっちの畑」だったようなな











女性声優賞









斎藤千和さん
(「暁のヨナ」のヨナ・「ブレイクブレイド」のシギュン
「咲」の大星淡・「のうりん!」のベッキー・「生徒会役員共」のうおみー
「ディーふらぐ!」の烏丸千歳・「棺姫のチャイカ」のフレデリカ
「プリズマイリヤ」のクロ・「繰繰れ!コックリさん」の女狗神)








「王女」と「生徒会長」と「きまぐれ動物」でほぼ固め打ちやね
真面目な役どころもガッチリこなしながらそれを崩す時のギャップがうまくて
「王道の人気者」って印象、どの役も「ガチ」でやっている感じがあって
凄いと思うことしばしば、でも去年一番すげーと思ったのは
「ポニーテールの四十(しじゅう)」なんだがw













新人賞(男性)









花江夏樹さん
(「四月は君の嘘」の有馬公生・「アルドノア・ゼロ」の伊奈帆くん
「ズヴィズダー」の明日汰・「東京喰種」の金木くん など)








「新人いびり」としかいいようがないぐらい「丁重に」扱われておるw
なんだろうね必ず「個性的な女の娘と出会う」ってのが遵守されている
そしてそれに伴う幸運としっとをモロに受け入るというその
受け身的な「オトコノコ」として、特別な地位を築いた1年だったかと











新人賞(女性)





雨宮天さん
(「一週間フレンズ」の藤宮さん・「アルドノア・ゼロ」のアセイラム姫
「七つの大罪」のエリザベス・「アカメが斬る!」のアカメ
「魔法科高校の劣等生」の光井ほのか など)







「姫!」って感じですなあ、「守るべき」ってのが頭につくかんじの
こういう役どころは御本人の才覚努力もあるんでしょうけど
「ぴったりきた」的なところも大きいかと
これからメリオダスさんのようにいろいろ弄りたいと思わせるねえw













制作部門







動画工房
(「未確認で進行形」「月間少女野崎くん」「曇天に笑う」など)









まずはOP・EDのセンスがとても良いね、現代のアニメーションでできる
キャッチーなことが何か、良く分かっているかんじ
作画とかほとんどブレないのも特徴、これは質を落とさないための
努力と管理がよっぽどきびしく行われているのだろうねえ、とか勝手に推測する。
安心して作品にのっかれるたのもしさがあった。











監督賞






長崎健司さん
(ガンダムビルドファイターズ)







「戦闘を通して成長するオトコノコ」ってのを適切・的確に描いていたんで
特に「対戦相手」との因縁の付け方が短い間に実に上手く処理されていたかと
名人カワグチ戦とフェリ兄戦については言葉を持たないね万雷の拍手で答えるのみだ。
脚本の黒田洋介さんの力も多分大きくて、ほぼ同時受賞といった体。
















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2014年アニメアウォーズ!

2015-01-03 21:52:04 | アニメの感想2014年 冬



おちゃつのちょっとマイルドなblogさんで
やっているナイスな企画です、これをやれば今年のこのブログの仕事の半分は終了ですw










最優秀作品賞








キルラキル









「度を超えた馬鹿」をやりきった、という感じ
それは「学園モノ」や「ヤンキーもの」や「中二病」や
あるいは「女の娘を売る」という領分を越えて地球の重力を
振り切ったところまで到達したかと。
あと、この作品もCG的なものをたくさん利用していたけど
その中でも「手書き」的なものを中心に構成した
ほぼ最後の作品として未来には記憶されるかもしれないなんて
「SHIROBAKO」を視聴しながらかんじてた。













「蟲師 続章」目で「視る」のでは無く「感じる」作品
「結城友奈は勇者である」戦闘少女達を過酷に扱うことの効能
「ヤマノススメ セカンドシーズン」2次元の美3次元の美の奇跡的な結合
「月刊少女野崎くん」漫画より面白い少女漫画家自身の漫画
「ピンポン THE ANIMATION」たぶんもう流行じゃない「青春」の輝きの軌跡
「ご注文はうさぎですか?」非実在少女達が在るのはここですか?
「ラブライブ! (第2期)」最新の偶像はこちらです
「ガンダムビルドファイターズ」最高の遊び、最高の表現、最高の愛情










特別賞







さばげぶっ!








「部活もの」の5人集まれば何でもできる感そのままに何でもやったらこうなったw
やっぱ主人王(モモカ)さまっすよね、彼女が泥をかぶってるから
「罪悪感」から解放されてるってのはある、もどってこーい。








「繰繰れ!コックリさん」妖怪だから虐待してもいいじゃん☆
「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」『普通』の最良の描き方
「となりの関くん」机の上の小宇宙と横井さんのまなざし
「ディーふらぐ!」いきあたりばったり、の活きのよさ













男性キャラ部門






野崎梅太郎
(月間少女野崎くん)







さすおに
漫画家として、そしてオトコノコとしての頓珍漢さと
ふっと見せる魅力に千代ちゃんならずともメロメロになるのも無理からぬところ
というか、当作品どのキャラクターも魅力的すぐるのよね
ただし前野、テメーはだめだw










女性キャラ部門








佐倉千代ちゃん
(月間少女野崎くん)






というわけで野崎くんと切っても切り離せない彼女を
ツッコミ気質でとっても女の娘なのに包容力があって
「少女漫画の主人公」の理想像だったりする彼女。
「一週間フレンズ」の藤宮さんとも随分悩んだけど
隣にいるオトコノコの魅力の分でちょっと差がついた、ほんのちょっとね。













OP部門



























花ハ踊レヤいろはにほ
(ハナヤマタOP)










とんでもない色彩と光の嵐と、そしてやまと言葉によって綾を取り戻した
歌詞に酔いしれるという一品、毎日がこんな彩りなら、そら、おめえよう(何だ)
ただ、この年明けの3日間ぐらいはただ愉しく聞けるね












ED部門
























三つ葉の結びめ
(凪のあすからED2)










名曲生産装置のやなぎなぎさんの傑作がまた一つ
この曲がかかりつつ次回へのヒキが行われることもあり
その演出も神がかっている上手さだったので、印象はともかく深い。



























過去の分はこちら↓に関連動画はリンクが切れちゃっているけど


2013年版

2012年版

2011年版

2010年版

2009年版

2008年版

2007年版
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2014年冬期アニメのまとめ

2015-01-02 07:22:10 | アニメの感想2014年 冬







印象に残ったとこ













ヤマノススメ セカンドシーズン
第12話  Dear My Friend









まず「あおいが富士山の登頂に失敗した後」っていう前提がある
甘ったるいハナシは失敗しても笑って済ませられるけど
ここは真剣勝負だったね、失敗して落ち込むのもそこから立ち直るのも
とても素敵なことだ、そしてそれを15分で完璧にやってのけている
のだから何か信じられないようなかんじだ。














Fate/stay night[UBW]  第3話「初戦」より

























念のためにもう一度、「初戦」ですw
圧倒的質量との超高速バトルと弓兵による射撃
そして魔術師同士の魔術戦、どれかひとつでも充分に凄いのに
それを一遍に提供するという贅沢さ。
そう、この作品は根底に「全神話のいいとこどり」っちゅう
超贅沢でかつ不遜な前提がある、それを忠実に表現するということ。













結城友奈は勇者である第9話「心の痛みを判る人」より


























真剣に心が痛い、ね「優しい人」だからこそ真剣に憤るってことだ
ねーちゃんも妹も、そして勇者部みんな優しくて、強い娘だった。
しばらく「声」を奪っていてここでガーッともってくる
その押し引きのうまさが凄いね、残酷なくらいな。
当作品、いろいろなとこの「押し引き」がずば抜けて上手い一品だった
そして、つらくても最後までみましょう、でないとSAN値が崩壊するw

















声優部門







男性部門







・・・なし
出番が多いなーと思ったのは櫻井孝宏さん、中田譲治さんとか
もう何度も取り上げて、説明不要な方々ですよねえ、といったとこ
みんな「コックリさん」に出ててこの作品「おいしい」中の人が
ガッツリ揃っているのよねえ









女性部門









広橋涼さん
(市松こひな・ギャン子・宮内希)











3者3様といったところで、なかなかイメージが一致しないね
ギャグ漫画の主人公らしくトンデモな事態でも粛々と受け入れる
懐が広いんだか何を考えているのかわからんのだか飄々とした態度がグッドですね
「裏」を感じさせないというか、ちょっと足りないというか、どっちかな、どっちもか。










OP・ED部門





























夏色プレゼント
(ヤマノススメ セカンドシーズンOP)











わお!






















BEAUTIFULSENTENCE
(トリニティセブン ED)









「歌」のように素直にキモチを歌い上げるって感じじゃなくて
そう「呪文」のようなそんな印象だ、「キャラクター」を演じながら
難しい歌詞を艶っぽく歌い上げる離れ業が見事
いっそ本編より「魔法」っぽい印象だなあw


























THIS ILLUSION
(Fate/stay night [UBW] 12話ED)









いろんな人が歌ってる「神曲」っす、文字通り
こちらのVerは綺麗だけど青臭い感じがしてそれがこの
「UBW」においては美点かと
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