意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

「アニメの数が多すぎて視聴しきれません」って相談していい? (アニメ感想)

2014-07-31 21:14:21 | アニメの感想2014年 秋










戦国BASARA Judge End 第4話  迷走 △










はてさて謙信さんや元就さんが「存命」している
「関ヶ原の合戦」なんてホラふいて大丈夫なんかいねえと人ごとながらに不安になる
戦国時代ちゅーたら皆さん生き残りのために丁々発止の外交戦略や
策謀が渦巻いていたとおもうけど、そんなん感じさせない単純明快な
「歴史のなぞり」ぶりですよね、「結果」が決まり切っている歴史モノこそ
「課程」が大事なのにそれが全く無いという
いやね、「そういうたのしみ方」が大勢なのは分かってはいるのね
だったら「そういう方向」でなんかやってほしいなあ、バトルとか
暢気な小早川くんに癒やされるねえ














東京ESP 第3話  ペンギンと少女 △(+)









「家を焼く」→のっぴきならなくなる








「超能力」を使って「何か」をするのではなくて
それに振り回されているって状況だよね、まだ
それはそれでいいのだけど、そうなるとどこを愉しんでいいのかね
日常パートにそんなに力がはいっているワケでもないし
「ヤクザのシマ争い」なんてアニメを見てるような夢見がちな
人達(失礼)には一番下世話で扱いが難しい素材なんだけど
まだ「組織」の出番ではなくて、超能力ちゅう「新しいオモチャ」を
与えられた馬鹿をはしゃがせていた方がいいとおもうのだけど、どうだろう













アカメが斬る! 第3話  蟠を斬る △+








「やってはイケないこと」ってのをバンバンやってるねw
敵を斬って血がどばどば、モブのかわいい娘も敵ならキル
そして「体を売る・買う・奪う」ってのが恒常的に行われる、と
もうちょっと「リアルに」描いたりしたら「ちょっと」ってなるんだろうけど
「まあ、アニメ(漫画)だし」ってことでギリギリ許容されるラインで
それを愉しめているってのはあるね、そういうアタマの良さ
ほとんど一撃必殺なのにその上、刃に毒的なものが仕込んである
アカメのえげつなさとか、タツミが剣をあっさり捨てて
マインにとどめを任せる判断力の良さとかそここにクレバーで
「アタマが良さそうなことをするアタマの悪いやつ」とは反対のベクトルの
作品になってるね、見ていてスッキリする。













ハナヤマタ 第4話 「プリンセス プリンセス」 △+









好きな花:百合








「誰かに振り向いてもらう為にがんばる」から
「自分を求めてくれている人とがんばる」への鮮やかな転換ですよね
その揺れ動く乙女ゴコロを切り取ったひとまく
ハナが誘って最後は引っ込み思案ななるが決め手になる決まりのよさ
画的には多美ちゃんがバレエよろしく脚をあげるとこ
ああゆう普段見慣れない体の使い方をされるとドキッとするね
ヤヤもいつの間にかいつもいる場所になっていて
「居心地のよい場所」になっているねえ、あとは告るだけだw













人生相談テレビアニメーション「人生」 第4話  夏物 △+










あれやな、女の娘の色気の描き方にもいろいろあって
当作品だと「無駄なとこが一切出て無くて、出るとこだけ出てる」的な
そういう「架空世界における理想的なスタイルの女の娘」という方向性だとおもう
こういう細かいとこをあーだこーだするのも「水着回」
あるいはオトコノコの愉しみではあるw
「しかめ顔」とか出来ないとか、よほど恵まれた人生を送ってきたにちがいない
そういう娘は周りが大事にせんといかんね
「女風呂」を覗きに行くのはもはや「伝統行事」になってるよねえ
赤松くんが興味なさげでありそな態度なのがよいね
「何もなければしないけれど条件が整ってればやってもいいかなー」
っちゅうあたりが軽犯罪者的にリアルw














ヤマノススメ セカンドシーズン
第4話  降りた後のお楽しみ! △++











季節柄「水着回」とか伝統行事が頻繁に行われているこのごろですけど
今回の「温泉回」は「いつもの」ようでいつものではないかも
というのも「山登り」の後っちゅう条件だからねえ、有り難みが半端ではないわけで
あおいちゃんが羞恥心をおして「みんなでお風呂」に入らせるところに有り難みがある。
当作品、「山」を通していろんな「生っぽさ」が感じられるのね
富士山をのぞむとこなんかはおいしいし、山を下る時は馴れてきて
楽になったようでいて脚の負担がかかってペースがつかみにくい所とか
「~に注意!」っちゅう看板があったりして、そういう細部により
いっそうこの世界観と少女達が身近に感じられるというしかけになってる
緑を愉しんだ後に球の肌を愉しんで、目がとても幸福になったかんじだ。












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KIss ×3 もう夢中なの (アニメ感想)

2014-07-27 19:25:04 | アニメの感想2014年 秋









残響のテロル 第3話  SEARCH&DESTROY △+











あれですね「知能戦」とかやってるとおゆとりさんな人とかが
どんぐらいついてくるかってのはあるね、つうかそういう人らを
最初から切り捨てているフシがあるね
「オイディプス」とか「アラハバキ」とか知らない人らには「はぁ」
といった次第、それはまあ「検索すれば何でも分かる」っていう
オカラ脳の人らに対する過激な嫌味ともとれるし
柴崎さんのようにはいかんけど「視聴者」がどれぐらいついてこれるのか
って試しているフシもあるかと。それは馬鹿な連中によって
「優秀」に「させられた」主人公の2人組のテロリストによる
「親」に対する「復讐劇」という体裁はそぐわしいものではあるね
柴崎さんが「広島だと夏になると年寄り達は外に全く出なくなる」って回想する
シーンが短いけれど、寂寞(じゃくまく)としていて、切れる。














Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!
第3話  日常ブレイカー △+









「面白けなげ」







今までは基本的に「夜」に「魔法少女のおしごと」をやっていたのに
「昼」にトンデモが舞い込んできたから「おもしろ」な事態になってるという
「夜」にこっそりやる「真面目な」仕事が時間とキャラを「ちょっと」変える
だけで「喜劇」になるということやね。「魔力の供給」っていう行為も
もともとの「Stay/night」だと「意味合い」がずいぶん違うもののはず
そういう「2周目の喜劇」、それもこの場合はプリマって枠組でも
「二期目」っちゅうことだから喜劇性はいよいよ増さんばかりではある
あの享楽主義者の魔法のステッキにとっちゃ格好の状況ではあろうなあ。















まじもじるるも 第3話  魔法少女対決 △+










うわついてるなあw 「残響のテロル」だと「学校」も「地獄」の
ように見えるのにね、本当に同じ場所なんだろうか。
まあるるもにとっちゃ「自分が居ていいのか」って思える場所に
折り合いをつける為の「戒め」ってことなんだろうね
このお馬鹿さんなおはなしの中でるるもはやっぱりどこか「異質」で
それは「死」につながる「魔女との契約」っちゅうガチ設定もそうで
そういう「異質」なモノを「学校モノ」っちゅうフォーマットで
どういう化学反応をおこすのかっていうのに挑戦している
そういう健全な意欲が当作品にはある、あと健全な性欲もw













ペルソナ4 ザ・ゴールデン 第3話  I have amnesia, is it so bad? △+












今更だけど「マリーちゃん」っていう「新キャラ」を仲間に受け入れようと
いろいろな「イベント」をもうけているのが調度いぜんのP4で
描けなかったいろいろな「日々の愉しみ」の部分と重なって
とても合理的だとおもう。そういう「ヒトを受け入れる行為」ってのが
人間的な成長と繋がっていて、それが「戦い」においても反映されているのが
とても美しいとおもう。今回の夏の一幕ではその印象が強い
まあ今回のハナシに限って言えば「印象」ってだけなら
完二と「ポロリ」なんだけどなww それもまたよし

















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孔明大爆発 (アニメ感想)

2014-07-24 23:36:01 | アニメの感想2014年 秋









月刊少女野崎くん 第3話  バイオレンスVSプリンス △+










「漫画のモデルさがし」の名の下につぎつぎと奇人変人が発掘されていく
楽しい時期ですねw 今週も濃いめのが揃っております。
あれやね、ベタな少女漫画のモデルとはベクトルが異なるのが
見つかるのがコメディになっていてかつリアルでよいね
若松と鹿島のような関係性ってのもなかなか興味深く、ふところが深い
そのいっぽうで佐倉さんに「私、野崎君のことしか見てなかったから・・・」とか
少女漫画らしいせりふも言わせていて、バランスが良くかつ楽しい。














さばげぶっ! 第3話
ヤツが来る!嵐を呼ぶ女登場!!/ヤツも来る!ヘルズチルドレンの挑戦!! △+









「いちいちツッコムんじゃねえ!」って玄田さんが先回りして
いろいろ説明してくれるから、こっちは安心して視聴できるよw
しかもその「説明」がハナシの勢いを削がず、かえって力づけているのがよい
「こーゆーはなしだから」ってつねに自己ツッコミをしながら
それがハナシに勢いをつけてるね、その聡明さ
あと、なにげにアクションシーンとか背景も手堅く仕事をしているね
スキだらけようで意外とスキのないおもしろさです













モモキュンソード 第3話  一心同体 天女隊!? △(+)









とにかくいらないヤツ、使えないヤツを捨てるんだ!









なんちゅうかエロいっちゃエロいのだけど、歯止めがかかってる
なんなら艶鬼が花梨にあーんなことやこーんなことをしてもよかったろうに
各方面から苦情がくるから駄目なのだろうかw
かといってお上品というワケでもなく、そうねえ
「現代の深夜アニメの基本的なフォーマット」に
いやに忠実にのっとっているといった印象かねえ
その生真面目さがとぼけた芸風になっていて、それは世界観や
桃ちゃんや、中の竹達さんとマッチしているといえよう。







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次第にフェイドアウトしていくヒロイン (アニメ感想)

2014-07-21 14:18:44 | アニメの感想2014年 秋








精霊使いの剣舞 第1話  剣と学院と火猫少女 △










火遊びは危険じゃゾ









うーんまー深夜枠のアニメを視聴している人にとっては
「ああこういうのね」でハナシが済んでしまうちゅうか
ちょっと前にも「炎の魔女」的な作品がありましたよね
あれぐらいやってようやく「及第点」ってご時世に
ここまで「アニメーションはしてるアニメ」をやるってのも
ちょいと月並みにすぎやしないかとかが第一印象というのも困るね
ま、女の娘達とおっぺけぺーするのが主要な目的なのだから
ぐだぐだ言うのも萎えるけど「見てる側に覚えてもらえばいい」
って程度のメディアミックスの効能をあてにするには
あまりにも最近は作品が氾濫しているとおもうけど、どうか。














RAIL WARS! 第3話  カッコよかったよ △+










「音鉄」以上、ってなかんじでんな
まあ出だしの雪ふりしきる中音を「拾いに行く」ってことを
やっている時点でどんな連中なのか、そしてオチまでわかるわね
まあこういう具合に特殊な素材を使うと自然に「ネタ」があるんで
それを物語に組み込んでいけば「月並み」は避けられるしかけではある
まあオチがバレちゃいやすいのが難点だけどね
今回の場合は「ヘッドホン女子」ってのがナチュラルに提示できるのと
「海芝浦」っちゅうロケーションが確保できるのがおいしいね














普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
第3話「着てみた。脱いでみた。」 △+










「ご当地キャラ」とか出してきたのが自然で、そしてあざといですねw
「地域密着型」とかあんまし派手なことはできないけど
それなりに転がってきたのがまあいいかんじ、といったトコ
そこに「ロリ巨乳の先輩」とかいいキャラが出てきたのも収穫
最近のアニメとしてはあんまし露骨なエロにはしってないから(あたりまえだ)
逆にいえばそのあたりに「健全なエロス」があって
それゆえに今回の「一肌脱いでみた」にも意義があるようにおもう
肌色が氾濫している中で「健全さ」が「サービスシーン」に貢献していて
制作もそれに相応しい画を提示しているとおもう。













アルドノア・ゼロ 第3話  戦場の少年たち -The Children's Echelon- △+











正当な報復










「頭が回る主人公」を推してますね、作品も「戦争」でありながら
「無差別な破壊」っちゅうより「洗練された暴力」という印象
「無敵の巨人」をハメて倒す快感とその為に集まった人員の活躍を堪能した感じ。
「復讐」すら血と涙を伴わずに(全くではないけれど)必要なことをするという
その冷徹さが「現代の戦争」というかんじをうかがわせるね
それは「新しいロボットもの」を造り出そうとしているともとれる
で、ありながら「進歩」している側に所属するスレインがトリルランを
射殺するシーンがあり「残酷さ」が転倒して示されているね
このあたりのバランスの配慮も「頭がいい」といえる















ソードアート オンライン II 第3話 「鮮血の記憶」 △+











トラウマ告白回、その内容はエキセントリックにすぎないけど
それゆえに堅実に描かれていて、痛みが一部共有できるね
そのあたりの機微を沢城さんが見事に演じていたかと
「月刊少女野崎くん」で歌い出した時も度肝を抜かれたけど
いい役目を与えるとそれに見事に応えるよねえ
基本的に「きれいなセカイ」ゆえに「鮮血」はその量の過多を
問わずココロに染みこみ、自分達を殺そうとした「敵」にさえも
「それをしてはいけない」という「罰」を与えるそういう
呪われた意味をもつ「鮮血」だったね、そういうのを派手にやらず
そして「ゲーム」の世界ではバンバンやってる対比がすばら













ばらかもん 第3話  ひとんもち △+











作品を認められない芸術家が「お前達に何が分かる!」って
叫ぶのはまあ特権ですよね、この叫びには「認めて欲しい」って
要求があるワケで「そもそも理解されなくてもいい」って境地には
まだ足りないということなのね。まあそういった境地に達した人らも
やっぱりある程度は人が見てくれるって前提があるからこそで
生前は1枚しか画が売れなかった画家とかは流石に辛いとはおもう。
ま、そのあたりの「真剣勝負のままならさ」を「生活」が癒やすっちゅう
方式になっているのね、「負ける」ことがある意味望ましい
ちょっとあまりない形式になっとるのが面白い
いっぽうで「これから」何かをやろうとしている若人も
集まってきて、自然とハナシがふくらんできて、いい感じだ

































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ようやくひととおり視聴しました (アニメ感想)

2014-07-17 19:57:53 | アニメの感想2014年 秋









東京ESP 第1話  白い少女 △(+)










「残響のテロル」とおなじく「ニッポンをぶっ壊す!」って
切り出しなのにね、随分印象は違う、それはたぶん「超能力」っていう
最初に巨大なフィクションを持ち出したからなのね、によって
視聴者をある意味安心させ(僕たちと地続きのセカイではないって意味で)
と、同時に「ナメられる」ってことではあるのね
そういう態度に対して「虐げられた異能者が残酷行為で眼を醒まさせる」
って応答までが手筋ですわな
活劇モノとしては「瞬間移動」とか「見えない壁」とか「見慣れた」
特殊演出で、初手なんだからもうちょっとカブいたのがあってもいいとおもう
ぶっちゃけ「これがやりたかっただけ」という感じなんで、尻切れトンボにならないといいなあ














アカメが斬る! 第1話  闇を斬る △+!









悪党に情けは無用!








「オラだつ田舎モン騙して都会モンはいい暮らしさしてるサ」って
のを1話目の「不案内」な状態にもってくるのはよいね
しかもそれを「ファンタジー世界」を舞台にすることによって
遠慮仮借無くおこなうことが出来るという製作者の計算がある
計算といえば「描き方とそのギャップ」があるよなあ
途中のアリアの「お買い物」も「貴族の蕩尽」って考えであれば腹もたつだろうに
コミカルに描くことによって「なんとなく許せる」ってなっちゃったね
そんな感じで「アニメ画っぽくガチで描いてない」ってことを利用(悪用)して
「人をぶった斬りまくる」という残酷さにもっていくという方法論やね
ここ最近は「みんな仲良しこよし」みたいな作品であっぷあっぷしてるから
こういう「弱者を虐げたり苛めをしてるヤツは皆殺し!ガハハ愉快だ」
といった体の作品があると、なんか見てる側の暴力性まで喚起されるようで
ちょっと視聴していて妙な気分に久しくなった。
こういうのこそまさしく「青少年の健全な育成に悪影響」ってやつなんだろね














六畳間の侵略者!? 第1話「侵略開始!?」 △+









世界の中心、ころな荘106号室








「狭い空間に詰める」って行為を「やってみた」というとこで
まずはそれぞれの自己紹介ぐらいで「化学反応」的なものはこれから、といったとこ
画的には「未来文明」的なエフェクトが強いから(あとおぱんつw)
他の娘達をうまくからませていくとよかろうかとおもう
「金を渡すからこの場所を譲ってくれ!」ってのが身も蓋もなくてちょっと笑った
「どこへも行かないハナシ」ってのはそれこそ「飽和」してるから
「モノ」よりさらに狭い「6畳半のセカイ」ってのがどういう
蟲毒的な反応をおこすのか、ただの美少女ハーレムもので終わるのか
期待半分ってとこやね、それぐらいでよいとおもうし














ハナヤマタ 第2話「ジェラシー・ローズ」 △++









紅い花








ヤヤちゃんの描き方がよいね、すぐに顔が赤くなったり、ツンデレだったり
そういうのが紅を基調とした部屋であったり、スマホを上手く扱ったりして
上手くすんなり理解できるようになっていて「親友の友達」をめぐる
微妙で麗しい心理劇が実に華やかに描かれている。
とどめは「夕焼けの屋上」というロケーションで、「よさこい」を扱うだけに
美術があまり例を見ないぐらいに仕事をしている作品ですね
「新しいことをはじめました」という事に伴う様々な変化を
「親友」を通して描いたみずみずしい1話だったかと














人生相談テレビアニメーション「人生」 第2話「反省」 △++











あれやな「人生相談」ってのをエサにして
「理系女子」を「感情的にふりまわす」っていうのがあるね
「変形ツンデレ」的な味わいというか、そういう初初しさに
おじさんはすっかりまいってしまったよw
「机の下」とか「夜の教室」とかロケーションがよい
別に戦闘シーンとかがなくても「地続きエロ」がそこかしこにあって
「人生」も悪いモンじゃないな、とはおもえるね
少なくともこの作品を視聴している間は













ヤマノススメ セカンドシーズン
第2話  富士山を見に行こう!! ○










なんちゅうか道中の描き方が素晴らしすぎる
電車に乗るところからもう「揺られて行くウキウキ感」が感じられるほどに。
うるわしい少女達が「確かに存在する場所」と言えるぐらいに
書き込まれた街並み、名所、そして山を行く高揚感と幸福感。
「背景」が「現実」に迫る強度で描かれているいっぽうで
「道中で富士山を見せないように行く」っていうどだい無理そうなことを
がんばる姿が何ともほほえましく、視聴していてずっといい気分だった。





















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わけのわからないコンボデッキに一瞬で殺される (アニメ感想)

2014-07-13 19:32:33 | アニメの感想2014年 秋









残響のテロル 第1話  FALLING ○!










「プルトニウム強奪」っちゅうつい最近までは触れることすら
躊躇われる話題に、まあ手袋を顔に投げつけられたような衝撃
鮮やかな手口にあっけにとられるね、視聴者が無力な一大衆という
ことをおもいだすような「行為の強さ」の提示
これ、ン年前までは「ありえない」でカタをつけたろうけどね
2年前の震災でできた「スキ」ってのをつかれたようなな
「便所飯」に「LINEの悪用」とか「いじめ」を描くことも鋭く、鮮烈。
ぐじぐじ扱うのではなく高速で描くことで「現実の一幕」という
印象与えるのがよい、そして「こんな世界爆発しちまえ!」にお答えして
都庁がBOMB!、なんかこう久々にじかに肌にくる衝撃だね
「アニメーションでできること」をやってもらったような、そんな感じ















まじもじるるも 第1話  あなたののぞみかなえます △+









なんちゅうか中高生の「もてあましかた」がそのまま具現化したような
主人公ってかんじで、いいねw 溜まってる時はこんなもん
「エロの為に命をかける」っちゅう安売りぶりがマンガ的なたのしさ
「はいてない」娘の「中」をのぞこうと全力で行動したり
そうと思ったら次のパートではすぐにパンチラがあったりとか
「軽薄さ」がいっそ清々しいというか、「コメディ」の精神を感じる
主人公がテンションが高いので相方はローテンションが吉
「ディーふらぐ!」が終わってちょっと足りない成分を補給したようなありがたさがある。













Persona 4 the Golden ANIMATION
第1話 「THE GOLDEN DAYS」 △+(2周目の人はさらに+)










鳴神悠です、よろしく!









「1周目」あるいは「ゲーム」をプレイした人達はよく分かると思うけど
悠(番長)のアグレッシブさがおもしろいw
「前の周」では紹介も兼ねた「受け身」なとこがあったから
今回のアグレッシブさは「2周目の勝手知ったるプレイ」とも通じ
同時に作品として「差異」を導くことにもなり、興味深い
「エンドレスエイト」のように「繰り返す恐怖」ではなくて
「新しいことを自分で発見する余力ができた2度目の旅」って試みは
なかなかに新鮮で、そして製作する側もそれをよく心得たつくりだったかと
そのあたりは新キャラのマリーちゃんを出してきたり
前周で触れてなかったシーンを描いたり、そして前以上にパワーアップした
戦闘シーンと主人公無双ぶりを描いていることでわかるかと
さあ、楽しい「復習劇」のはじまりだZe!















Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!
第1話  イリヤgrow up!? △+









魔法少女、ふえました








イリヤ×美遊を中心にどいつもこいつもイチャ×100してやがるw
まあ画が結構透明感があるサッパリ系なんであんま粘質な感じではないの
ま、流石に「底なし沼」とかは「粘質」だけどなw
「変身シーン」のひとい扱いといい、「余裕」が生まれてる
そんな感じではあるな、逆に1周目の「緊張感」をどのあたりで精製するか
「増殖した自分」を中心にそれが成されるのはまこと的確かと
まあでも「やかましい魔法の杖」はもういらねえw














東京喰種トーキョーグール 第1話 悲劇 △+









にんげん、やめました









化け物に襲われるシーンもさることながら
今まで美味しく食べていたモノが全て喰べられなくなって
「人間」が「美味しく」見えるようになってしまったところを
描いているのに、真の恐怖を感じますねえ
そして死ぬほど喰べたいけど死ぬほどイヤなんだ!って嗚咽する
ところに恐怖と悲哀を感じるね
今期は夏っぽくうわついていて、そしてどこか「間違っている」ことを
全力でやっている作品が多くて、楽しいケド大変ではある。















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「鬱展開」とかガタガタ言ってんじゃねえ! (アニメ感想)

2014-07-10 20:41:08 | アニメの感想2014年 秋








さばげぶっ 第1話 入部!/入部と言ったな?あれは嘘だ/
本当はリアルなサバゲをやるつもりでした △+










リアルなサバゲという言葉










そういや一時期「山ガール」とか「サバゲ女子」とか流行ってたよね
今もまだそうなんですかね、アニメばっか視てるからよう分からんw
まあ玄田さんに「鬱展開?しない!」「リアルさ?知らん!」って
前置きされたんで、心強いことですw
アニメーションにおける「ナレーション」の強さと押しつけがましさの
有効利用ってとこですね。
ゲーム的にかんがえると「FPS」ってのは「才能」に拠るところが
おおきいからポテンシャルの高い主人公が「無双」してハナシを
盛り上げやすい素材とはいえるのね
「才能」に「幸運」に「仲間」がそろっているまあ僕らが
のんびり視聴するのに適した環境ではあるね
「俺を踏み台にして勝て!」ってのが平気でできるのが「ゲーム」の
それたる由縁ですわな、それがだんだんできなくなったのが
「ステラ女学園」ですね、あ、この話題には触れないようにしていたのに
つい言っちゃったw















白銀の意思 アルジェヴォルン 第1話 遭遇 △(+)











「圧倒的な不自由」「無能な上官」「大量の死体」
うーんまさしく「戦場のかおり」ですわなあ
ただまあこういう「戦記」を描く上での「劣勢さ」が
あんまりにも「定型」なんで、もうひと工夫欲しいかんじはある
ああでも「要塞」なんて「飛行機」が無い時代の遺物を引っ張り
出してきたのは設定的に「空」が使えないかららしいのね
そういう真面目な態度はよいとおもう
なんかアレなんだよね「高速で飛行操作できるロボ」とか出てくると
戦場が大味になって萎えるってのがあるからね
前期の「ブレイクブレイド」とかのようなそれこそ「地に足の付いた」
ロボットものになっていくといいなあと個人的にはおもってる。















月刊少女野崎くん 第1話  その恋は、少女漫画化されてゆく。 △+











「漫画について語る漫画」っちゅうのは最近はよく見受けられて
しかもどれも「自己言及」だからか、総じて質が高いようにおもえるけど
「少女漫画」を盛り込んだ「少女漫画」ってあんまし見なかったジャンルではある
「売れっ子少女漫画家」がとうへんぼくな男子っていうギャップが
基本的な骨格で、それでいて笑いをさそうね
野崎君の無骨さは同性の私から見ても突き抜けていてしかもそれが
おかしく描かれているから楽しい。でもまあこういう「オトコノコ」って像が
女の娘にとってはひとつの理想の像なのかもしれないねえ。
そのあたりの「理想像」を「漫画」っちゅう具体的な「仕事」を
通しておちつけながら、佐倉さんっていう「画が描ける」という
具体的なスキルをもった女の娘が振り回されるという図式
まあ少女漫画っていかにも戯画化されたそれではなくて
こういう「幻滅」したところからスタートする方が定型ではあるよな
そして「普通の」それでいて「特別な」関係を紡いでいくというあり方。















人生相談テレビアニメーション「人生」 第1話「相談」 △+










ときおり表れる「理系女子」っていいなァっておもう
男共につごうのよいおぼこいさを持っていそうで
それでいて「非論理的な主張」をしなさそうで、完璧やね
遠藤さんもそのあたりのセンにもれず、とてもよろしい
まあでも「アニメーション」としては「人生相談」を
安楽椅子で満足せずに「実際にやってみる」ことによって
回答を探そうする態度に功徳があるわな
こんな感じで「能がある人達が閉じこもらずにカラダを動かす」という
実に健康的な態度が「密閉空間だべりモノ」の辿り着いた回答なんかもね。














ハナヤマタ 第1話  シャル・ウィ・ダンス? △+









おどりますか おどりませんか








ちょいと特殊な美術というか、最近こういう光彩があって
色が艶やかな映像をみることがあり
普段のべったりとしたやつに比べてちょっとまぶしいけど
このおはなしの場合は「輝いている人達」ってのを表現するのと
ハナとの出会いの幻想的なシーンとはそぐわしく、いいのでは
内向的な主人公が最初は独白が多いのにそれをアクティブな
ヒロインなりなんなりがだんだん奪っていくアニメーションとして
定型のしあがり、この後は「仲間集め」でしばらくもたせてくだろ
「よさこい」の魅力を少女達の魅力とどれぐらいすり合わせていくかが
見所なんだろうねえ














モモキュンソード 第1話 「憑依合体! モモキュンソード!!」 △(+)











「誰でも知っているおはなし」だからこそ「無限の可能性」ってな印象ですわな
まあ確かに『おっぱい』な現代のフォーマットにハナシに肉付けを
もとい「胸付け」をしていけば一幕の劇にはなりそうではある
「変身シーン」とか「天女隊」とかはまあともかく
豊かな自然の中「川でびしょ濡れプレイ」とかよいね
そういう感じで「自然なエロス」がもっとあってよいとおもう
「桃から生まれた」だけでなく「いろいろな桃色」を探す旅が実り多きことを













ヤマノススメ セカンドシーズン 第1話  テントに泊まろう! △+









俺は絶対に仲間を見捨てない!








冒頭から夢オチで「このままじゃ一緒に落ちちゃうから手を離せー」プレイ
やってるとこから、まあどういう趣旨だか覗えるというか
ガチで「山」のハナシをすると1回は似たような趣向のハナシをやるからねえ。
ま、こっちの方向性としてはテントはって、飯盒炊爨をすればそれはそれで
一幕イケるっていう「こまごまとしたたのしみ」って方向性ですね
今はこんな感じで氾濫する萌え絵で「~してみた」というメソッドで
「なんとなく視聴してしまう」って態度を確保されているわなあ
「水戸黄門」を見ているときのような安心感とでもいおうか
あ、でも「富士山」行くみたいですね、折良く「世界遺産」になったという。
ま、富士山もEASYからEXTREMEまで難易度がありますからね
どうやるかっていう愉しみがある














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人に言われて見逃してた新番組に気づく (アニメ感想)

2014-07-08 22:25:15 | アニメの感想2014年 秋








RAIL WARS! 第1話  けーよんへようこそ! △+











「鉄っちゃん」ってのはバンピーとの距離がえらい遠いよね
まだ「アニメ」とかの方が「画がいいから」とかお茶を濁しやすい
ま、よく考えるとハマる要素が仰山あるのは確かか
陸蒸気から大体100年の歴史、日本全国にある触れやすさ
専門用語の羅列、そして「ロボットもの」に通じる巨大なエネルギー
言うなれば「鉄(くろがね)のアイドル」といったところか。
まあ「アニメーション」なんで流石にいつもの調子で
関連用語のうんちくで自己満足しちまうと「作品」にならんから
ちょいと「学園もの」と「軽犯罪」を出してすり合わせた感じ
ああでもC型だかD型だか忘れたけど蒸気機関車で100kmを超える
っちゅう講習のシーンは画的にも迫力があって、見所があった
こんな感じで「自分の持ってる魅力」をすんなり人に伝えることが
できればセカイが広がってかつ楽しいというよい相乗効果が期待でき
それには「鉄道が好きで頭脳労働派」の主人公が適しているには違いない
ま、困ったら「おっぱい」を出しておけばいいしなw















普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
第1話「【ろこどる】はじめてみた。」 △+











TBSの深夜はあんまし「おっぱい」なことができんから
これぐらいの「かわいい」系に振っていくのが相応しい
奈々子ちゃんが「普通の女子高生」らしくもてあましてて、それでいて
結構ピカピカしていて、何より元気なのがよい
「地方のイベント」とはいえ「衆目の視線に晒される」というのが
しっかり描かれていてよいね、だからこそ縁ちゃんの頼もしさが有難いし
とりあえずカタチになった時のうれしさがある。
「ローカル」であることの長所、無理な背伸びをせずに1歩前にでられるというのと
「とりあえず楽しい作品にする」というのがマッチしていて
こっちもくつろいでかつ心ぴょんぴょんしながら視聴できた














Free! -Eternal Summer- 第1話 「嵐のダイブダッシュ!」 △+









あれだよなあ「メインキャラは4~5人の法則」ってのがあるから
「部活モノ」の新入部員募集はハズしまくるギャグシーンになる
っていう定型があるよなあ、そしてそれに江ちゃんの「筋肉理論」を
用いるのはまことに相応しいくはあるw
まあ男連中の筋肉はあいかわらずうつくしく、そして肝心の泳ぎのシーンは
凄まじい躍動感があり、視聴に快感がともなうね
こうやって自分の長所を「新規」の人に紹介しながら
「2期」のドラマの下準備をしているかんじ、悪くない
安定しているようだけど「桜で染まったプール」とかさらっと出せるのが
「創作者」の技量というものですね















ソードアート オンライン II 第1話 「銃の世界」 △+










冒頭のつかみの捨てキャラに有名な俳優や声優を使う手段は
映画好きな人ならよくご存知のはず、そのあたりが「2期」ってこと
「それを踏まえて」ってことなのね、その意識がある。
「剣と魔法の世界」というMMOの主文脈を前期は扱ったから
今回は「FPS」っちゅうもう一方の、それでいて「異なる理」が
支配する世界観をあつかうのはまあ必然というか興味深い
そして「アニメーション」としては実はこっちの方が相性が
いいのではないかといも思えるわけで、私は「SAO」の物語性に
あんまし期待してないんでアクションゲームの娯楽性のほうが愉しみだったり。
アスナとのいちゃつきぶりは相変わらず、「爆発しろ!」ってかんじなw
リア充でありながら「仮想世界」で新しい嫁を増やしていくキリトさんは
現代における最も理想のヒーロー像なんかもしれないねえ、くそっ(笑)














戦国BASARA Judge End 第1話  決別 △











「勢いとノリだけの戦国絵巻」ってのも流石に勢いの維持が大変だわな
メインの赤と青をさしおいて家康くんや石田くんがハナシを引っ張っていた。
勢いの維持が大変なのは「架空の戦国絵巻」ってのが「歴史の必然」ちゅう
運命論的ドラマからはずれて、自分自身で何らかの「リアル」さを維持
していかなければならないからで、ところが「バサラ」たる由縁は
そういう「実際の歴史」をぶっちめるという根本から「歴史モノ」に矛盾しているからで
そいういうのは家康が「俺には『絆』が一番大事だ!」とかいいながら
結局秀吉を「力」でもってぶっちめるような馬鹿さ加減によく顕れているかとおもう
まあ家康君だからねえ、万が一それがタテマエで言っているとすれば
イメージ通りの「狸」って感じで、それはそれで感心するけど。














ばらかもん 第1話  ばらかこどん △(+)











小器用な芸術家がブレイクスルーの為に「田舎」に引っ越す画
ちゅうのは正当な動機かと、ああいった人達は仕事を通して
「自己」と頻繁に向き合っているからよく行き詰まるのね
そっから解放されたいんで蕩尽をしたり、あるいはこういう
田舎に引っ込むということなのね。
自分の作品に難癖をつけてきた奴を殴り飛ばしたくなるのはわかるw
まあ逆に言えば「作品」で完結していないのが限界ってことなんだろね
「田舎」に「方言」に「子供」で必要なモノはひととおり出そろってるけど
逆に言えばそのあたりは定型でアニメーションとしてはもうひと味欲しいかもね



















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2014年夏期アニメのまとめ

2014-07-05 20:32:57 | アニメの感想2014年 夏



印象に残ったとこ











ご注文はうさぎですか? より

























まー「ねぼすけ」ですよねー
魔法のようにほっこりしてて、それでいてにぎやかな日々の合間に
確かに紡がれていたココアとチノの絆がうかがえる殺し文句ですね
でも、こんなに好きなことはナイショだよ













ピンポン 第9話 より























オトコノコは強がってナンボですわなあ
ケガとか怪獣とかそういうのをモノともしないからこそ「ヒーロー」たり得るのだ
あとこのハナシはアクマとドラゴンのトイレのとこの会話も泣けるのよなあ
こんな青々しい気分になったの、10年来だ











シドニアの騎士 第5話より





























「漂流状態」のピンチさ加減と人間関係が限りなく限定された状態での
あれやこれやが実に興味深く「生きてる」って感じがする
そして最後に「帰還」するのね、皆が出迎えてくれるという
こんなにうれしいことはないよねえ、そりゃ
「マンガ家さんとアシスタントさんと」でも似たようなシュチュエーションが
あったのでこちらもどうぞ













ラブライブ! より
























うーん「やりきった」場所が「はじまり」の場所に還るという
音楽的な快感とでもいおうかともかく感慨深いね
ただまあそれが「最初からどこへも行かない」的なものではなくて
輝かしい軌跡の後に還り着いたということに確かな満足感がある













声優部門







男性部門







松岡禎丞さん
(空(ノーゲーム・ノーライフ)・愛徒勇気(マンガ家さんとアシスタントさんと)
・一条将輝(魔法科高校の劣等生)青八木一(弱虫ペダル) など )








「仮想世界では最強」的な役どころで知られる人やね
それはすなわち現代的な男主人公像を多く担っている、ということ
ハッタリが効いて、それでいてヘタレというそういうイメージ










女性部門








佐倉綾音さん
(ココア(ご注文はうさぎですか?)・紅林遊月(selector infected WIXOSS)
シルヴィア・ロートレアモン(星刻の竜騎士) など)









今期一番の振れ幅の大きい役どころをやっていたかと
総じて元気の良さとワキの甘さが両立しているのが魅力
いいから腋を見せるんだ!













OP・ED部門





















唯一人
(ピンポン THE ANIMATION OP)











出だし1秒で「なンじゃこりゃぁぁぁぁ」ってかんじですな
リアルをきわめて抽象的にかつ個性的に捉えた漫画を
さらに密度を濃くして動画にしたようなそんなおそるべき映像に仕上がっている。
「漫画原作をアニメーションにする」っていうもうプリンを食べるぐらい
当たり前になった行為を根底から考え直させるような、そんな作品だった
























killy killy JOKER
(selector infected WIXOSS OP)









この曲は極めて剣呑である
歌いきるのが難しい歌詞をタイトに歌い上げている
作品もキリキリ神経に響いてくるのは視聴した人はよくご存知かと


























快楽原理
(棺のチャイカ ED)










歌詞にこめられた意味や映像のメッセージ性が興味深いね
チャイカが底に沈んでいくようにも見え
あるいはそこから生まれたようにも見え
誰かの操り人形のようにも見え
でも歌詞はそこを振り切って「生きろ」とこう申しておる
「生きよう」と決意するモノ達を視ることの何と業深く、愉しいことよ









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スイカの種を取り除く行為を愉しむ余裕 (アニメ感想)

2014-07-03 15:21:02 | アニメの感想2014年 夏







棺姫のチャイカ 第12話 遺されしもの とまとめ △++










昔っからそうだったけど榊一郎さんは「護られるべきモノ」ってのを描くのが
上手いねえ、本人はいたって純真無垢なのに「世界の秩序を乱すから」という
「理不尽」によって「逃亡」しなければならない「女王(王)」と
それを護る「騎士達」という構図がシンプルでかつ強力に描かれている。
今回はそれに加えて「自分と同じような姿をしたモノ達との交流」があり
カタコトの純真無垢な少女が「成長」する姿も拝めるというしかけ。
全篇、ファンタジーとして世界観がしっかり構築されているから
そこで遊んでいるだけでも時間は無尽に経過していくのだけど
「逃走劇」という縛りがエンタメ性や無駄を排除するのに有用で
そういう「逼迫感」はアニメーションとは相性が良かったかとおもう
1話目2話目の切り出し方や最終話の「空中要塞」の活劇を見るにつけ
当作品もその「勢い」ってのをあますことなく描けていた
こんな感じで世界は「豊穣」なモノであるという前提、そしてそこで「学習」することで
「積み上げていく」という態度が「前に進んでいる」という前向感を生み
それは確かにニートだったトールさんには必要だったモノで
それでいて最終話間際にはそうやって積み上げたものを
ちょっと先に辿り着いた青いチャイカさんから「否定」されて
また価値観が危機に瀕するというその「再生」と「破壊」のリズムが
実に心地よく描かれていたとおもう。
世界は「壊れもの」だからこそ美しい、そして「危なっかしい」からこそ
君は「護るべきモノ」になり― 目が離せなくなる。














極黒のブリュンヒルデ 第13話  守りたいもの とまとめ △(+)










こちらも危なっかさは相当なモノだけど「世界観」の構築がペラいのね
いちがいにそれが劣るというワケではなくてだからこそその場その場で
面白いことをやらなければならなくなるわけだ
「笑い」ってことなら「能力者」であることの緩用と「欠落」によるギャップ
「戦闘」ってことなら「頭脳バトル」ってとこでそのどちらもまあ
充分にそつなくやっていた感じだたったのだけど
まあ最後っすよね、最後、それらが全部まとめて吹き飛んだ感じ
これはいい意味で「カタルシス」ってんじゃなくて「台無し」っちゅうことで
あんなにもこまごまとした「記憶」や「思い出」に拘っているハナシで
それを吹き飛ばすような「あらすじ語り」を最後にしたのか
酷い裏切りをうけたような印象ではある。
まあ最近は「続きはWebで」とか記録媒介でとかってのが一般的になっていて
地上波で無理矢理カタをつけるのもそういった商業的欺瞞に比べると
どっこいどっこいなんかもしれないけど
最後だけ「平行世界」の出来事だったとか聞き飽きた言い訳でも慰めに
しておこうかってかんじやなあ。















ご注文はうさぎですか? 第12話 「君のためなら寝坊する」 とまとめ ○











お姉ちゃんのねぼすけ・・・











なんちゅうか視聴している間の幸福感が尋常ではないよねえ
ココロのじわーっとくるところがガッシリ掴まれてるかんじ。
それだけで美術品みたいな洋風の街並み、喫茶店、図書館
そこにいる萌えのカタマリみたいなキャラクター達が
嘘のように、でも確かに存在しているという
これは目立たないけれど相当に制作側が頑張っていたからに違いない。
この作品を視聴している時は「~だからこう」的な余計な思考が
まるでないのね、魔法をかけられたようによい気分を楽しんでいた
そう、よい「喫茶店」にいる時の気分だよ、まさしく。
いつの間にかラビットハウスの一員になっていたココアが
チノにとって大事な存在にしぜんとなっていたように
この作品も僕らのココロにそっと入り込んできてしかも大事なモノに
なっていったような、そんな印象ではある。
他の大騒ぎしてしかもココロに全く残らない作品に比べると全く異質な
ハナシではあった、「魔法」のような「設定」の無い
「魔法」のような「セカイ」

















マンガ家さんとアシスタントさんと
第12話 前進/夏の終わり/パンツでわかる性格診断 とまとめ △(+)












よく「漫画を扱った漫画」ってのは妙に自意識過剰になったり
自虐的になったりするものだけど当作品ではそういうところが一切なくて
非常に「マンガらしいマンガ」になっており、そういう意味では珍しいかもしれない。
まあ主人公以外はみんな担当まで含んで女の娘って時点でお察しなんだけどw
でもまあ「創作者」ってのはある種の「何でもかんでも理屈詰めにしない」っていう
割り切りが必要なものなのかもしれんね、わけても「ギャグ漫画」ってのは
「理詰め」で成功するとは思えないし、そういう意味ではこの漫画の主人公である
「先生」ってのはある種「理想の漫画家」なのかもねえ。
しかしまあアレだよねこうなると逆に「漫画家とアシスタントの関係」とか
「漫画家と編集者の関係」とかに「男女」の関係がかかわるとどうなるのかって
ちょっと興味はあるね、まあ至極ドロドロになりそうではあるけどw
この作品からはそういうネガティブなところは一切うかがえないけれど
そこが逆に「現実」の難しさを考えさせるとも言えるかも知れない
と、女装している「先生」を視聴しながらおもっていたとサw
















弱虫ペダル 第38話  総北の魂 とまとめ △++













楽しく視聴していたのだけど時折聞こえてくる「オタクな主人公が~」
ってくだりがちょっと気になるのね、そういう要素がハナシのつかみのところの捨て駒とか
合間合間のスパイスとしてある分にはいいのだけれど
田所っちが「ひ~めひめひめ~」とか歌い出した所は(腹痛でほぼ最下位って状況ですぜ)
流石にどうかっておもってた、まあ他にも異常に遅れたところからの逆転
ってのが多すぎるとか「マンガっぽい展開」ってのがそこここにある。
「ファンタジー」とかなら「不思議パワー」で誤魔化しもきくけれど
「スポーツ」においてディスアドバンテージがどれだけキツイかはまあ
今やってるワールドカップで当邦がどんな結果になったかを知っていれば
よくご理解いただけると思う。
まあ、そのキツさを描くってことととそれをはねのけて逆転するっていう
カタルシスってのが「漫画」の領分なんだということなんだろうねえ
そしてそれは十二分に魅力的に描かれているのは間違いが無いところではある。
それとあと御堂筋クンがいるからね、彼がそういう漫画的展開を
「キモいわ~ププ~」ってやってくれているからバランスがとれているってところは大いにあると思う。
そんなかんじで漫画的なご都合主義とスポーツものの厳しさが上手くバランスが
とれてアツく楽しく視聴することができたよい作品だったと思う
2日目の最終5kmのところで1期が終わっちゃうのがまあ殺生だけど
「極黒のブリュンヒルデ」を視聴した後だとまあこの方がいいかな、とも思える。
















ラブライブ! 2期 第13話 「叶え!みんなの夢―」 とまとめ ○












卒業するのかせんのかどっちなんだw
まあ「やりきる」と次が「やりたく」なるし
まだ自分に余力が残っていることに気づくものだけど
かといって終了宣言をした手前もあるからとかそんなこんなを
上手くまとめようとすると大体こんな感じになるといったところ。
終止符を打たないわけだから最高点もつかないワケなのだけど
かわりにアンコールが止まないのが流行のあり方なんだろうねえ。
しかしまあ1期の3話目あたりで2年生組3人が体育館で
廃校阻止の為に踊ってたのを視聴していてここまで来られると
思っていた人がどれぐらいいようかと思い出すと感慨はある
この最終話の3Dダンス技術の向上を見るにつけまあ
「変わった」よなあって心の底からおもえるね。
キャラクターだと真姫ちゃんなんか「わかりやすいツンデレ」だけど
エリチカとか最初のツンツンした態度からこの最終話の素敵な涙を
見るにつけ、久しくいいツンデレキャラだったなあというかんじで
ちょっと涙を抑えられなかった。
まあ名残は尽きねどこのいいものを見させてもらったよ、という
気持ちでいっぱいではある、そして永遠でなくてもいい
ただもう少しこの輝くような笑顔の娘達を見ていたい、とも。














彼女がフラグをおられたら 
第13話 彼がフラグをおられたら とまとめ(がおがお) △(+)












モノが「美しい」と感じるのはこの世のひとしなみではないあり方に
鑑賞者が気づいたときに発生するのだと思うのだけど
さて、これだけ過剰に「ヒロイン」を登場させるのは
「埋没」が狙いなのかかえって「突出」しているのか
この「ハッピーエンド志向」をバカ正直にまん前に提出してきた時
視聴していた諸兄はどうおもったでしょうか
ま、いろいろあるけど視聴してるのは「アニメ」が好きで
「ラノベ」も好きで、「ギャルゲー」も好きで
そしてこの作品も好きでってことが前提にあるのには違いないね
程度の差こそあれそういうのに「作品」は支えられているのは違いない。
ただまあその「好き」って気持ちを何らかのカタチにするのは
まあ羞恥がないでもないし、「とっかかり」が無いなかで
それをカタチにするのは困難があるには違いない。
「オタク文化が好き」ってなら「アウトブレイクカンパニー」の
シンイチのように分かりのいい状況があった方がいいっちゃいい。
ただまあこれらは私個人の感想で、他の人達はこの過剰な「平凡」の
中で「特別」なモノを見いだしてカタチにしているのかもしれないね
それこそが「世界」を維持している「善意」ってモノであろう。

































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