意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

2013年・四季アニメのまとめ

2013-12-31 18:10:39 | アニメ感想(2013年・四季)





印象に残ったとこ













のんのんびより より




























































ホント、泣かせて、ニヤけさせて、笑わせてくれるねえ
どのシーンも共通して「間」をとってるのよね
なんか最近は勢いでどうでもいいことを矢継ぎ早にやるハナシ
ばっかだったんで、かえって新鮮だった















境界の彼方 第6話 より
























この作品京アニが「本気」で作っていたよなあ、と思い出す
いや、いつもいっぱいなんだろうけど、なんだろうなあ
「社運を賭けて」みたいな「商業」的な意味合いではなくて
「映像を提供する人達」という意味でのそれ
そしてこの回はハナシの本筋すらからも離れて
それでいて「全力」をつくした結果現前した一幕だったかと














アウトブレイク・カンパニー 第7話 より
























なんか超直球で「デート」って感じですなあ
出だしからカバンに人を詰めていてつかみがよいね
シンイチもデート馴れしてるって感じじゃないけれど
それ以上に異邦人のミュセルをエスコートせなって
なっていてこなれている感じに見えるから不思議だわな
ま、「ぼくのかんがえたりそうのでーと」って奴ですな、乙













声優部門







男性部門







三木眞一郎さん
(貝木泥舟・銀太郎・「ガリウス・エン・コルドバル」・美木杉愛九郎・相田景虎)









「悪ぶる」ということにかけては屈指のうまさですわなあ
ラブリーチャーミーな敵役をやってもう20年











女性部門








ゆかなさん
(セシリア・オルコット ・コンゴウ・花柳斎硝子)








コンゴウってのはイオナとちょうど「裏」の関係ですよね
メンタルモデルとして「負」の要素を引き受けていたかと
そのあたりの機微を見事に演じていたので
「私はお前が嫌いだ」とかゾクゾクした
いっぽうでセシリアのように頭痛くなるぐらいキャピキャピな声も
まだ聞いていたいなあと思う次第であります














OP・ED部門




















シンクロマニカ
(ガリレイドンナOP)









このOPで騙されない人がどれぐらいいようかってぐらいのデキ
登場人物が球体上をぐるぐる走り回るのが「旅行もの」っぽくてよい
しかし忙しいハナシだったよなあ、「何も出来なかった」ぐらいにさ






















境界の彼方
(境界の彼方OP)










そうね「ガリレイドンナ」がやりきれなかった感じなら
「境界の彼方」は「やりきった」感じがあるな
ま、一方は「世界旅行」に対してこっちは「オレの中の怪物」だものね
土台が違うか。ただその「狭い世界」をおそろしい精度で描いていたねえ
狭い島国の人のガラパゴスな神経にはそぐわしいのかもしれない






















月光STORY
(ぎんぎつねED)











最初、突然超いい声が流れてきたからビビったw
OPってのは本編の雰囲気を損なわないようにするけど
EDは結構自由にやりますよね、こうやってナイスなシンガーを
新たに発見することもいいことだ






















回レ!雪月花
(機械人形は眠らないED)









ハッキリ言ってこのEDだけでおつりがくるかと
本編よりよっぽど自由闊達にやってる気がする
こうやってもうちょっと和風に仕上げればハナシも落ち着きがあったろうに―
もうどうにも蒟蒻問答ですな。では、よいお年を





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今年もまだ25時間ある! (アニメ感想)

2013-12-30 22:25:48 | アニメ感想(2013年・四季)







機巧少女は傷つかない 題12話  Facing "Elf Speeder" IV とまとめ △








うーん「原作に忠実にやる」って責任を「原作に押しつける」とも言えるよなあ
「忠実」とも言えるけど「出藍の誉れ」ともならない
「現状守株」と「新進気鋭」のせめぎあいですわなあ
まあ実際に製作している側の苦労なんて視聴する側は分かってくれないんで
「いい子」でいるのが一番ラクなんでしょうけどな。
そんな感じで「機巧少女は傷つかない」はとても何かを「忠実」にやってくれた
そんな内容の作品だったとおもう、ラノベを「アニメ」にするようになってから
20年ちかくになるけど、こんだけできるようになればもう「何でもできる」
のではないかと錯覚するぐらいだ。
だからもう「小説」とか「漫画」とかの原作の人はちょっと人気がでたら
「アニメ」によって自分の作品が歪められること無くそのままに「拡大して」
評価されることを覚悟しなければならないのかもしれないなあ
もし「アニメ」の側から「ここ改変してOKっすか?」と言われたのなら
それは「面白くないから」ってのが頭についていると考えるべきなんだろうね
かくして創作者にとって「アニメ化」は「ゴール」ではなくて
「中間試験」となったのかもしれないねえ
それは最近の「ライトなノベル」なら手当たり次第に「アニメ」にしてきた
ここ20年のあり方が変質しようとしているのかもしれない
まあ「オリジナルありき」っていうそれ以前の流れにさらに逆行するだけなのかもしれんけど














<物語>シリーズ セカンドシーズン
第26話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ陸」 とまとめ △++











あれやなあ神原とか八九寺と遊ばなくなってから
ハナシが随分前に進むようになったなよなあ
大人になってから遊ぶのを止めると随分時間が進むのが早く感じるように
なるような、そんな感覚。この物語シリーズで言うなら
阿良々木暦→羽川翼って「成長」させて、「撫子」でいったん落として
最後の貝木までもっていったような、そんな印象
いろいろな姿を見せた今回の「物語シリーズ」だけど
八九寺まわりのハナシと今回の貝木のハナシのデキがよかったかと
前者は幼女遊びとSF的ハナシづくりの成功とその終焉の痛切さで
後者は「80年代」的なハナシの「進歩的回帰」によって。
貝木のハナシはこよみんには「できないこと」を大体やったハナシかと
なんちゅうか「大人力」で子供を諭したようなそんな印象
そうね、昔忍野メメが担っていたポジションだったかもしれない
最後にどうでもいいやつに横死されるのも「80年代的ノリ」かもな
とまあえらい褒めているように見えるけど最後にこうなんか一つ足りない
感じなのよねえ、なんだろう。
やっぱりこれも「原作に忠実」的な何かの「限界」によるものなんかねえ
という気もする。「物語シリーズ」はたぶん「アニメ化」を最も上手く
やってのけている作品のひとつなのだろうけど、それゆえに「限界」を
より一層あらわにしている気はする
それともまだ「可能性」を残しているのかね
多分、その答えは次の「サードシーズン」で分かるはずだ
とりあえず「中間試験」としては十分な成績だったかとおもう
随分好成績ではあったけれど。















蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA- 第12話 「航路を拓く力」 とまとめ ○











今おもうとイオナとコンゴウはメンタルモデルの「人格」形成としては
「陽」と「陰」のような関係で描かれていたかもなあ
どっちも物語としては有効な手段ではあるけど両方提示するのがバランスが良いね
そしてできれば「陽」の側が「陰」の側を救うのが最高だ、よってこのおはなしは最高ですw
冗談はさておき(半分だけど)このおはなしは「3DCG」で民放のアニメが
出来ることをほとんど全部やっているような印象やね
何が得意で何が苦手で(なんでもできそうだが)そんなのがほぼ晒されているかと
そしてそれが「擬人化した海戦ゲーム」という舞台に最高にマッチしていたかと
これ、こういう方法論で「アニメ化」しようと思った人の発想の時点で勝利していて
そしてさらに相応な努力があったわけで、グンゾーのように「良い指揮官」がいたんだろうねえ。
こんぐらいの「CG技術」はもう10年も前に実現していたのだろうけど
それに相応しい「すわりのいいハナシ」ってなるとどうだったかね
「とりあえずSFにしときゃいいだろ」って怠慢があったような気がする
ま、このおはなしが「たまさかのキセキ」なんか「進化過程での必然」だったのか
来年以降より一層はっきりしていくことだろうねえ
そして3Dで描かれた女の娘が当たり前のように僕たちを魅了する時代が来るのかもしれない














リトルバスターズ!~Refrain~ 第13話「リトルバスターズ」 とまとめ △+











なんでしょうね前回のおはなしと最終話のおはなしがどうも一致しないというか
私としては理樹と鈴以外がみんな「死んじゃっている」展開を予想していたものだから
「バスの中のクラスメイツを頑張って助ける」って展開をぼーっと見ていたという
途中から「違う世界線」にでもなったんでしょうかね、という印象
いやね、いいんですよ、この終わり方で、「最高」なんですよ「ゲーム」的にはさ
ただ「報われないつらい現実」を少しでも救う為に1年近くも「繰り返されるハナシ」を
するのは「アリ」だと個人的には思うわけで、え、そんなに救いの無いハナシが
好きならそういう「ゲーム」とかでも買うか、自分で勝手に妄想してろって?
たしかにまあそうですねえ、もしこのリトルバスターズっちゅう「ゲーム」を購入して
何十時間もモニタの前でつらい「選択肢」を選び続けてこの「TRUE END」に
辿り着いた人にはそう言う資格があるかもしらん
ただアニメちゅう「理樹クンが最善の選択肢を選び続けるハナシ」を視聴するだけの立場
(そう、どっちかというと「恭介」の立場に近い)で果たしてそこまでハッピーでいいのか
という卑しい人間の限りなく不満に近い「不安」があるわけだ
前回の恭介の悲痛な叫びはなんだったんだ、というしこりがあるわけだ。
まあ多分「悲惨な現実」と「幸福なゲーム」ってのがある程度キッチリ分け隔てられていて
それを長い時間ゲームでごっちゃにさせるのが「うまいやりかた」なのだろうけど
ゲームを製作した側が「ハッピー」を綺麗に提示して
それをアニメの側で忠実に再現してみせたからこそかえって「できすぎだろう」って
感じになっちゃったのかもしれない。
「みんなが望むおはなし」を作ったってこと自体は何の不満もないのだけど
なんかこう「最初からこういうハッピーになる」って感がハナシ全体を
「できあがっている」もののようにしていた気がする
「童話」を見ているような安心感に満ち満ちていたようなそんな感じだった
何度も言うけどそれ自体は「悪くないこと」だから困るのよね
ただ、作品それ自体が「いいもの」「わるいもの」ということを黙らせるような
そんな方向性があるのよね、もしかしたらそれこそが制作者の真の狙いだったのかもしれない。
















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アニメ感想 12月24日分

2013-12-24 21:13:44 | アニメ感想(2013年・四季)







勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
第12話 「勇者になれなかった俺は就職を決意しました。」 とまとめ △+









最後のほう、ちゅうか結構最初から結構いろんな「背景」をなげっぱに
しながらハナシがすすんでいたよな、「魔王」が何で倒されたのか
その娘が家電量販店になんで就職したのか
「アマダ電機」が何を企んでいたのか、うんぬん
「働く魔王さま」だとそのあたりのくだりに一定の説明が成されていて
しかもハナシをうまく作っていたから、相違がある。
だからといってこのお話が「劣っている」とはいちがいには言い難い
理不尽に作られた平穏だったからその理不尽の歪みをモロに受けた
なりそこないの勇者と魔王の娘がメインを張るのは適任だったかと。
結構におっぱいとおぱんつなハナシだったけど
「日常を愛でる」的な繊細な視点でやっちゃうと
設定のズサンさが目立って面白くなかったような気がする
結局、問われていたのは「オールA」のような優秀さではなく
フィノのような「新人」の基本的なやる気とイキの良さだったのだとおもう
勿論、それらは「魔王復活派」や「アマダ電機」のような連中の
手のひらで踊っているともいえるのだけど踊る気力すら無くなるよりはよっぽどいいかと。
しかしまあ今考えると、「打ち上げ会」でウサをはらしたり
「新人の(魔王の)女の娘」でモチベーションを取り戻したり
ラウルってのは「新社会人のオトコノコ」ってのをかなり忠実にトレースしていたかもな
リアルに同じような環境の男子にはまた違う触感があるかもしれん。















ぎんぎつね 第12話  夏越の祓 とまとめ △+(評価不能分アリ)











あれですわよ、奥様、こんな年の暮れに「夏越の祓」なんて季節感のなさとか
ちょっと珍しいかもね。まあ無理無理「クリスマス」とかやるよりよっぽどよいが
アニメを視聴していて現実の時間の方が早く過ぎるような感覚は最近はあましないかもなあ。
最後にまこっちゃんが「ずっと銀太郎といっしょにいる!」って言ってたとおり
何か「変わらない時間が流れている」のを巡るハナシだったのかと
そういう視点で眺めていた「人間達のこまごまとした日常」という視点が
こともなくて、それでいて退屈でない気分を作りだしていたとおもう
銀太郎とかも最初はちょこちょこ仕事をしていたようなかんじだったけど
後半は屋根で寝っ転がっているシーンが増えていたような気がするね
怠慢ってワケじゃなくて、本来「そういうモノ」ってことなんだろうねえ
言を拝借すれば「居ても居なくてもいいけど、居る『かも』しれないってことが大事」
とでも言おうか、そんなところだ。
見る側の負担が少なくてとても消化のよいおはなしだったかと
こういうのばかりでも困るけどこういうのもあってもいい、とおもう















のんのんびより 第12話 「また春が来た」 と まとめなのん ○








最終話も背景とか間とか時間をたっぷりとって「のんのん」らしい〆だったかと。
れんちゃんが泣き出すとことか、こまちゃんがほたるんとこのみの「大人トーク」を
猫目でじーっと見てるとことか、夏美が「お兄ちゃん大好き!」ってのを停止してからの沈黙とか
もちろん山を写したり川がせせらいでたり花火をしてみたり干し柿を干してみたりとかも含んで
「日本人的な有効な時間の使い方」ってのがあったかとおもう
普段せわしなくアニメとかを視聴してるなかで「心に流れる時間」ってのがキャラクターと
ほぼ一致しているようなそういう感覚があった。
逆に言えば普段ぼくらはどんだけ性急に物語を「消費」しようとしてるのかを思い知らされた気がする。
「女の娘を4人ぐらいフレームに納める方式」っちゅう現代の最も基本的な
「物語の消費パターン」でそれを真っ向から否定するようなハナシができるという驚きがあった
ま、考えてみれば「それさえやっとけばあとは何とかなる」のだからこそ
「こうやってもいい」ってことなのだろうけどね、だから「こうやられた」ということにすぎないのかも
この桃源郷のオハナシは「女の娘4人もの」にまた新しい可能性を吹き込んでくれたのかもしれない
あるいはこの先「のんのんもの」っていう言葉が生まれるのかもしれないね。















境界の彼方 第12話「灰色の世界」 とまとめ ○








このハナシ「便利設定」が超過剰に配置されているね
「半」妖とか「呪われた血」とか「妖夢」とか「愉快・不愉快」とかその他もろもろ
マトモに取り扱えば「夜桜四重奏」的なハナシになってそれはそれで興味深かったろうけど
対してこちらはもう完全無敵に「ご都合」の為に存在しているかんじ
これだけ過剰に「便利設定」を揃えているのは作り手側の不備ではなくて
もう「そういう前提でやる」ってことなんだろうね、
京都のアニメーション所がおそるべき映像を創りますっていう。
そしてそれはまあ見事に達成されていたかと思う
最後、消失したはずの栗山さんが屋上で笑顔を(眼鏡付き)で見せてくれる〆とか
「理由」が微塵に吹き飛ばされて「ただそれが見たかったから」という所まで到達していたかと
こういうハナシは私みたいにぞろっぺく視聴して、適当なとこに茶々を入れて
満足しているような人間にはおよそ適わないシロモノで
もう10回ぐらい見返して「この動きが~」とか「構図が~」とか「見れば分かる」から
先にある面倒くさいことをあれやこれやすることを要求しているのだと感じた。
しかしまあ、「視聴している側を置いてきぼりにする映像」を採算度外視で
提供する試みってのをしてるのが存在しているってこと自体が
「ただのアニメ製作会社」から1歩先んじているわけで
僕たちは京都さんの作品を通して「アニメーション力(ちから)」を
進歩させてもらってるのかもしれないね、そうやって鍛えた先に何があるのか、多分







「何も無い」のだろうねえ






















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「お兄ちゃん」「先輩」「ご主人様」「提督」「豚」 (アニメ感想)

2013-12-20 13:39:52 | アニメ感想(2013年・四季)








リトルバスターズ!~Refrain~ 第11話「世界の終わり」 △+









白球追いかけ子供になって








こうやって見てると「執着」が一番あったのは男連中で
「ヒロイン陣」のほうがサバサバしているような感じだったわな
「ゲーム的恋愛」のような後腐れの無さが逆説的に「人間的成長」に
用いられているのがまあ10年以上も「かういうゲーム」を作り続けてきた
人達の所行とでもいおうかねえ。
まあでもこの「後腐れのなさ」は次々とヒロインを「攻略」していく
「アニメーション」には適しているといえるかもしれない。

このハナシだけ見ると理樹がヒロインで他の野郎供が攻略対象といっても
全くおかしい所はないわけで、見事に転倒しているといえよう
「ゲーム」が大好きな人がゲームを利用してゲームを超えていくその姿
その先に何があるのか、試練と別れがあって自分が簡単に転倒し
変わっていく「何か」なのだろうねえ。













東京レイヴンズ 第11話「GIRL RETURN-虎-」 △(+)











それをあけるなんて、とんでもない!








あれやな「学園」が舞台になりながらなんか優等生的なんばっかり
だったから「ちんもげ」が来てようやく馬鹿騒ぎができるようなったw
まあでも流石に「虎」のジャケット着てたから「虎退治」のハナシにはならんやろw
どうせなら「陰陽」の術で「化けさせる」ぐらいしてもいいのでは
あとまあこういう馬鹿騒ぎの中で「伏線」を仕込ませておくといい感じだけど
流石にそんな余裕は無かった気はする、夏目の「クローゼットの中身」ぐらいかなあ
貝木にでも開けさせますか。











ガリレイドンナ 第11話  ガリレオジャッジ と裁定(まとめ) △(+)









「テゾロが未完成」うんぬんの件のとおり、作品自体も「未完成」なんだろなあ
という印象はある、ロベルトと縦ロールの関係とか社長にロベルトが反感を抱くとことか
神ねーをもうちょっと活躍させたかったとか、いっぱいある。
シメの「裁判」の茶番劇を見るにつけその感はますます強くなったかんじ
もしかすると「サムメンコ」とどっちが人気があったかで2クール目をやるかとか
そういう勝負をしていたのかもしれないねえ
なんだろね「殺す気の相手に追い回される」ってのがガチすぎて
「成長」とか「探求」とかまで手が回らないかんじだったなあ
それこそ(鉄の)「巨人」に追い回されているようなそんな状況
それが物語の豊かさを失わせて、3姉妹っちゅう魅力的な要素をマイナスにした気がする
「ミチコとハッチン」とか「サムライチャンプルー」とか「珍道中もの」が
何で2クールだったのか、今ならよくわかる気がする














アウトブレイク・カンパニー 第12話  侵略者を撃て! とまとめ △+








All your base are belong to us







あれだな、「教育的な態度」と「支配者的な態度」の対立というか
まあ「司祭」と「兵隊」を同時に置くっていうやりかたね
そして司祭の「教え」にはしばしば暴力に対する戒めがあるっていう
ありふれた矛盾ってやつだよねえ、ってのがある
そのあたりのことを誤魔化さずやってのけただけでもまずは評価に値するかと
そして無力なヒッキーのオタクが「教育」を通して「暴力」に一定の勝利を
修めたことにある程度のカタルシスはあったとおもう
まあ確かにハーフエルフのメイドをはじめとしてぺたんこ王女に好意をもたれたり
まあいろいろご都合主義的なところがないとはいえんけど
まあ結構地道に布教活動をやってたからね、何気にそこが大きいかも
「地味」な布教活動を「オタ文化」ってのにすりかえたのがうまいね
これなら視聴者の興味もひけるし「萌え~って何?」って「初心者の態度」のほうが
パロディ百戦錬磨的な人のそれより気分がいいしね
ゆーげんさんの画を動かしてみるっていう試みも意義深かったし
視聴していてうまみのあるいい作品だったかと
ま、一番の収穫はクラシケルなメイドのハーフエルフに出会えたことなのかもしれん。












IS <インフィニット・ストラトス> 2 
第12話  少女たちの展翅(ガールズ・オーバー) とまとめ △(+)








しかしまああれだよな、こんだけ「とってつけた感」が凄い作品も珍しいわな
「とってつけたような生徒会長」に「とってつけたようなヒロイン陣」
「とってつけたような設定」に「とってつけたような戦闘シーン」
あとついでに「とってつけたような風呂のシーン」か
しかしまあここまで「何がしたいのか」ってのが見えてこないのも凄いかもねえ
けして馬鹿にしているだけではなくてもうなんかこう「究極のパントマイム」を
見ているような不思議な感覚というか、そんなかんじ
「上手い」とか「凄い」とか「美しい」とかとは別種の感覚というか
この作品は「ウケそう」な要素をこれでもかってぐらいぶちこんでる、言うまでも無く
ただ、他の作品が良きにつけ悪しきにつけ「誰かが考えたおはなし」に
「ウケそう」な要素を盛り込んでいくのに対して
ISは「ウケそうな要素」をのりしろしてハナシをつくってるようなそんな印象をうけるのね
「ハナシ」と「要素」の転倒が起きている。
これ「戦闘」か「女の娘」かどっちかに力を重点的に入れれば多分スキはあるけど
扱いやすいハナシになるのだとおもうけど、どっちにも「力」を込めないから
こういうふわふわとした印象をもってしまうのだとおもう
ま、こういうことだからなんでセシリアが一定の支持を集めていたり
鈴音がえれー扱いが悪いのかが納得がいくわけで
そして多分本当に凄いところはこれで「アニメーション」が作れてしまって
しかもそうさせる程には「売れてる」ってことなんだよな
もしかすると「IS」は10年後の主流のラノベの先駆者として記憶されているのかもしれん
おそろしいことだ












コメント (1)
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今年の流行語大賞は「負けました」だね (アニメ感想)

2013-12-16 21:35:18 | アニメ感想(2013年・四季)







ガリレイドンナ 第10話  時空金魚 <後編> △(+)








時空逃走








時間を隔ててご先祖様と戯れるってなあある種究極の逃走劇かもねえ
ま、そうでもしないと娘っ子3人に出来ることなんてたかが知れているというか
本当にロクに何も出来ないのよねえ、「氷の世界」ってのはそういうものなのだろうけど。
ここまでほとんど何も出来ずにキリングマシーンに尻を追い回される「だけ」ってのが
1クール枠ものとしてはフラストレーションが溜まるってのがあるわな
「成長」する時間を設けることが出来ないってのが「近頃のアニメ」の基本的なハンデだわな
かといって「サムメンコ」みたく荒唐無稽に「ヒーローもの」とかやりだすと
それはそれで首をかしげるしなあ、難しい。
基本的にはバンビーナ達を愛でてればそれでいいのだけどね














アウトブレイク・カンパニー 第11話  深く静かに陰謀せよ △+









この作品よー考えるとややこしいところがいっぱいあるのね
当作品は「ライトノベル」のカテゴリーに属する作品で
そして「ライトノベル」も当然「文化侵略」のいっかんを担っているわけで
そしてそして「ライトノベル」の基本的な設定である「ファンタジー」を
「ファンタジー」が「現前する世界」で普及させようとしているのだからね
いわば「戦争中の国で戦記物を執筆しようとする努力」とでもいおうか
だんだん自分で言っていてわけわからなくなってきたけど
それでいいかもね、「文化」なんてもともとどうでもいいことを
ややこしくして遊んでいるようなところがあるしな
「政府のキモ入り」とかもろ「死亡フラグ」だものね
というのも「政治」は「実行」が目的であってその為には
「無駄」なものを「排除」することが必然であって
それは「文化」のように無駄を愛でるものとは本質的に矛盾しているからね
ま、「自分達で創る」ってのも言うは易く行うは難しで
識字率が高くなきゃならんし、普及させるのに必要な媒介(紙とか)も要るし
それらのシステムの整備もいる、何より国家にそれをするだけの余裕が
無ければならないし、ね、いくらでもややこしくなる、そしてそれが楽しい。














物語シリーズ セカンドシーズン 第23話 「恋物語 ひたぎエンド 其ノ參」 △++










>OP







ひどい「カラオケ映像臭」で笑ったw、こういうの仕込める余裕がまだあるかー
なんとも胡乱でそのあたりが貝木には実に似つかわしいねえ










貝木との会話はガハラさんの違う味わいが見られて興味が深いね
中の人達も名手だから朗読にひきこまれることもいちじるしいね
ガハラさんを斎藤さんが強弱の効いた演技で見事に演じて感心してたら
CMが開けていきなり斧乃木ちゃんが「イェーイ、ピースピース☆」とか
やってきたもんだからまた笑わされたわww
これはこれでとても上手な人の芸ではあるわな
「朗読劇」って思い込んでたら「映像」で脅かしに来て
そう思ってたら「朗読」でまた笑わせて、すごい力量ですな。













蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第10話「その身を捧ぐ」 ○+!








愛で満たされる








「アニメーション」としては動きがもの凄く少なかったけど
「状況」が圧倒的に動きを抑制しなければならないし
むしろその抑制がコミュニケーションの濃度を最大限に圧縮しているすごさ
群像とイオナ、他のメンタルモデルの言葉のひとつひとつが心に浸透してくる。
イ型潜水艦姉妹とコンゴウの会話もそれにヒケをとらず緊張してる。
そして最後の救出から合体までのシークエンスはまさしく圧巻のひとこと
タカオの「私の入り込む余地が(物理的にも精神的にも)全く無いじゃない」が泣ける
それを十二分に説得する「群像を保護するイオナの画」が目の前にあるのだからねえ
そっからは「ナノマテリアル」っていう「便利設定」の最高の見せ場だったかと
このおはなし「設定」が「映像」の必要を生み出していて
それに充分に映像で応えているとても幸せな関係ができている。














俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
第10話  ①人生は、選択の連続である ②人生は、洗濯の連続である とまとめ △+









お約束の前倒し角川系ラノベ原作のまとめですわね
「人生」は「選択」の連続であるってのは確かにそうなんでしょうけど
じゃあ「実際の人生」で「選択肢」がハッキリ分かるかというとそうではない
そもそも「選択」しているかどうかすらよう分からんことが大概なんではないか
だから「選択肢」(フラグとかに変換可)が「発生する」って事態は
極めて「ゲーム的」な事情によるものなのね、だからこそのその「行動」は
とっぴなもので、下らないものであることがほとんどなワケだ
それは「若人」の「ウケを狙った行動」に模してるような
「やる気があるけどやることがないような人間のおかしみ」といったところか
ゆえに、奏は「選択肢」で「気持ちを蔑ろにするもの」は選ばないのね
「恋愛」を「ゲーム的に処理」することを否定することによって
逆説的に「ラブコメ」の「ラブ」の部分に光が当たっているしかけ
と、同時に奏が試練を強いられることによってますます人間的に大きくなり
ヒロイン陣がますます好感度がアップするという
「ハーレムもの」としてはとても合理的なしかけになっているわけだ。
この馬鹿馬鹿しいハナシをみながらそんなアタマのいい仕掛けをしているのを
見るにつけ「ハーレムもの」もいろいろあるよなあ、とか感慨にぶけったりそうでなかったり
あとやっぱり「アタマの中」だけだど何でも思いどおりなることでも
いざ実際に「選択」するととんでもない間違いをしたり滑稽だったりということが
「人生」ではあるわけで、ゲームとかで「選択肢を選ぶ」ってことは
人生の皮肉を結構リアルにシミュレートしてんのかもなあなんて
ゲーム脳のボクは思うわけですw


























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縦ロールの女に御用心 (アニメ感想)

2013-12-12 14:25:30 | アニメ感想(2013年・四季)






勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
第10話  勇者になりたかった俺と魔王になりたくなかったあいつ。 △(+)








成りたくても成れなかったモノと成りたくなかったから成らなかったモノ








このおはなし、所々にスキがあるよな、なんで急に科学と魔法のあいの子のような
技術が発達したのかとか、「魔人」と「人間」の関係とかどうなんだとか、他いろいろ
手法としては最初にでかい「設定」をぶち上げてそれに併せていくって手法だわな
ま、でもそれによってできた大きな「矛盾」が世界の「理不尽」と繋がっているから
無理がなく見られるわなあ。おっぱいやおぱんつだけでなく
「勇者になりそこねた連中」たちがアホな悪者でなく、何か世界の理不尽によって
行き場を無くしたテロリストになるって考えると、なかなかに興味深いとこもある












凪のあすから 第10話  ぬくみ雪ふるふる △+







「おとぎ話」的な要素が強い当話だけど
「子供の数の減少」とか「雪」を「死の灰」にみたてると
極めてリアルな諸問題を扱っている気がしないではないわな
海のオッサンが「子供をぼっこんぼっこん産むんだ!」とか
セクハラ寸前なことを言うのも、現実の政治家のオッサンが言いそうだし
こんな感じで直面している問題は静でそれでいて死活問題というきびしさで
それに対して何もできない子供達が感情のままに何かするってことなんでしょうねえ
そんだけでも充分有為なんだけど、「水の世界」で瑞々しくやるってのは
だいぶん分かり易いね、ちとくどいかもだけど。














ガンダムビルドファイターズ 第9話  想像の翼 △++









なんだろね、この「フリーダム」加減
「SDガンダム」を愉しんでいるときのようなワクワク感がある
「ガンプラで仮想空間上でバトルをする」っていう超謎設定があるから
その謎に応じていろいろ手探りでぶつかっていけるのがよいね
「愉しいガンダム」ってことに関しては最高の境地かもしれんねえ
かわいらしい女の娘をがっつり出しても無理がないのも有難い
まあそれもこれも「戦記ガンダム」が真面目にかつ力一杯やってくれるから
こういう「裏」が一層楽しいってとこも当然あるのだけどね
そこを勘違いして逆に「戦記モノ」で「フリーダム」やっちゃった作品もあるのだけどさ













蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第9話「決死の脱出行」 ○









「戦闘中の会話」とか上手い設定で処理してるね
一方で「火力」による物理的な交感も行われていて
新しい生命が急速に成長していくのにはうってつけの状況
ヒュウガとかタカオとかかつての敵が合力してくれるアツい状況だじぇ
それこそがコンゴウが最も忌避しようとしている「不確定要素」なんだろうねえ
ま、この作品そういう「機械的ななにか」を押し超えようとしている作品として
記録に残るかもしれないね、あとおっぱいとかおぱんつがこういう3Dで
かなりえっちぃく描かれた作品としてもw













境界の彼方 第10話「白の世界」 ○







夢の中へ







このおはなしはスキだらけの設定なのにあんましスキが無いという
ここまでたゆまず「厨二病」的なハナシをエグい画と演出で描いてきたからね
今回のおはなしを見ても「夢」だか「現」だか区分するのが困難だ
そーだねー栗山さんの行動が妙に優しいとかそんぐらいかねえ
本当はこういう「夢」の中ぐらいのゆるっとした速度で「たのしい日々」を
送りたいのかもしれないねえ、そうすればもっと栗山さんや他の女の娘を
もっと愛でることもできようにな、ただ「妖夢」に追い立てられることによって
日々の楽しいことが輝きを持っているのかもしれない
京都さんが本気で「動かしてきた」作品を僕たちはもっと真剣に
そう「中学2年生」の頃のように真剣に視聴するべきなのかもしれない。














のんのんびより 第10話  初日の出を見た ○








初日の出を一足早く拝めるとは縁起がいいねェ。
赤ん坊れんちょんの回想シーンとかほぼハナシの半分使えるのがうまい
「十ヶ条」とかだんだん付け足されてこうなったんだろうね
そういう「自分で作っていくなんか」ってのがいっぱいあるおはなしだ。
れんちゃんと楓のやりとりがすばら、「ツンデレ」みたく性急に態度を変えない
心のじっくりとした流れがしみてくる。
そういう人のココロの基本的なあたたかさが有難くて涙がでる。













東京レイヴンズ 第10話  GIRL RETURN-神童- △(+)









「無邪気な後輩が場を掻き回す」って画だ
人気投票とかだとあんまし上位にこないけど
ハナシづくりには有難いっちゅー感じのやつ
「式神を壊(ころ)した」ことを気に病んでいたってのが
落ち着いていていいと思う、これがないと浮つきすぎだったかと
年端もいかない子が壊してはいけないものを壊してヘラヘラ笑ってるような
歪んだ敵キャラ像が多すぎる気もするしね
それにしても大連寺の中の人(佐倉綾音さん)って
「調子に乗って失敗して反省する」って役がとびぬけて多い気がするわな
「スキのある魅力」ってやつか、若い人には相応かもしれぬね







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どうせ来期のアニメが始まったら別のあいさつを使うんだろ? (アニメ感想)

2013-12-07 20:47:30 | アニメ感想(2013年・四季)







機巧少女は傷つかない 第9話  Facing "Elf Speeder" I △(+)









このおはなし、登場人物が兄弟姉妹と痴女しかおらんのかw
「大人」はみんなワケありでそれこそ「道具」のようにしか人を扱ってないしな
汚れちまった大人になりたかあないから「感情」のままに行動できて
それが大きな影響を自分の周りに与えられ、肯定されうる「ジュブナイル」は
廃れないのかもしれないねえ。この物語の目標の「ワイズマン」ってのは
大概わがままに振る舞える存在らしいから、ある種「厨二病」が目指す究極のそれやもね
それは子供が「アイドルになりたい」「お金持ちになりたい」って言ってるのと
さして変わらないともいえる。












サムライフラメンコ 第9話  抗えぬノルマ △









なんだろうね、初期のヘタれてたフラメンコがあんなに
面白かったのに比べて今のていたらくはさ
そう、「ブーム」にのっかって、当人は一生懸命それに従うのだけど
周りで見ている観客がそれを眺めることの退屈さといったらないわなあ
今回のおはなしであったほぼ唯一の「理不尽」は、そうだね
あのプロデューサーが拷問されて電話を石原さんにして、そしてキング父ちゃんに
説得されるとこだけだな、アレがなかったらどうなってたやら
もうだいぶん「特撮ヒーロー」って要素は苛めたからオチは正義がぶざまに死んで
「あーやっちゃったか」ってなってもおかしくはないわな












IS <インフィニットストラトス> 2 第10話 「クッキング マイ ウェイ」 △(+)









「殺人シェフ」って設定も「ハーレムもの」と同じぐらい「あざとい」設定で
ありますわな、普通真面目にやる気がある奴がレシピ通り作れば及第点は
取れるはずなのだけどね、それすらできない理不尽がある
まあその理不尽で笑いをとるって手法があるから一概に否定できるものではないし
「セシリアだからしょうがない」ってのはアリかもしれん
逆に「美味しい料理」ができていそうな演出をする余裕が年末も差し迫った今時分に
あるわけでもなさそうだしな。
そしてご都合主義的に篠ノ之姉がでばってきたからそろそろ2期もリーチが
かかったということだ、ま、あの姉がでたからって点数が増えるワケじゃないけどな。














ストライク・ザ・ブラッド 第9話  天使炎上篇I △(+)










しかしまあアレですわな「戦闘シーンにかける労力」と
「おぱんつ・胸チラ・コスプレ写真会にかける労力」の割合の比率は
どうなっているのやら、ほぼ同じぐらい?それとも?って感じだけど
当作品だと戦闘はけっこう「力業」だからまあそっちはスパイスだよね
で、どっちがメインかというとまあ、その、なんだ、分かるだろ!(笑)
そんなわけで色素薄い新しいマイエンジェルのご登場、でした。
紗矢華と浅葱のハナシはちょいと大ざっぱだったから
今回ははハナシに力が入ってるといいなあ。














俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
第9話  ①ドキッ!美少女だらけの水泳大会
②ムキッ!アニキだらけの筋肉大会 ③土器っ!縄文式だらけの発掘大会 △(+)











「脳内選択肢さん(ジョージ・ナカタさん)」が笑いだしとるがなw
なんだろね美少女成分が増えたせいで「選択肢」がだんだん邪魔になってるというか
本来は世界が拡張してるのだからそれに合わせて「芸」も洗練されるべきなのだろうけど
ただのお邪魔キャラにしかなっとらんような気はする
ま、「的確な指令」ってのはIQに関わることで、それはすなわち原作者(神)の知性に
モロに直結するからねえ、自信があればそれもいいけど
「おっぱい」とか「妹」とか出しておいた方がウケもいいし無難ではあるわな
それだけってのも少しさびしい気はするけど












キルラキル 第10話  あなたを・もっと・知りたくて △+








空も飛べるはず







犬が10分で「解説役」化しとったw転身早すぎんだろ
前回で解説役にまわったガマちゃんと早速カチあってる
まーこいつらは「星なんてやる気になればすぐ取れる」って自信に裏打ちされてる
からだわなあ、皐月さまもそのあたりの考えでやってる気がする
肥大化した想像力によって戦闘ロボみたいなシロモノを生み出しちまったか
こ、これって「学園不良モノ」だよな?今更だがw
ロボットバトルの中でもマコは変わらずブレないんで安心する
ラスボスの第八高次元生命体の皇帝とか出てきてもマコはマコのままでいてほしいのう。



















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狐っぽい奴に騙されたり助けられたり (アニメ感想)

2013-12-03 21:47:31 | アニメ感想(2013年・四季)





物語シリーズ セカンドシーズン 第21話 「恋物語 ひたぎエンド 其ノ壹」 △+








よく考えなくても「依頼」にまるまる1話費やしてしまうという贅沢さというかね
まあ貝木らしいっちゃあそうらしいねえ、ぐねぐねとハナシがなかなか本題に
入っていかない面倒さというか、いやそれを言ったらこの「青春の与太話」たる
当物語シリーズそのものの否定になりかねないというか
ただまあ性質の違いはあるな、こよみんはパッションのままに無駄(ほぼセクハラ)を
行うのに対して、貝木を代表とする大人達は何かこう煙にまくというか
「本質」から目を逸らすために無駄話をしているようなそんな印象がある
「偽る」と書いて「人」の「為」ってなるけどはてさてカミサマを誑かすことは
できるのかねえ、一神教だと難しいけど多神教だとけっこうころころ騙されたりするけどね。















ぎんぎつね 第9話  ごめんなさい △(+)










こういう「俗」から離れた場所だとよく「告白」とかに使うよね
普段押し込めている精神をちょっとむき出しにする場というか
だからこそ、こういう場所では「隠し事」はなるべくナシにする方がよいかもね
ハルと子供達のちょっとした「ないしょ」がそのあり方を教えてくれるというおはなし
ま、1つくらいこういう「汚れが無い場所」ってのがあってほしいものではあるな
別に実地に存在するだけでなく「深夜アニメのすす避け」みたいな当作品のようなのが
あってもいいかもしれん「商売」としてはどうかわからんが。













境界の彼方 第9話「銀竹」 ○









1話目でスナックに「先輩」を殺そうとしていたのとはうってかわって
この大騒ぎですよ、奥様。つまりおんなじ事をするのでも
果てしなくシリアスにもできるし笑いをとることもできるという
ただあるのは映像的な美しさだけというまあ京都さんらしいっちゃらしいあり方というか
戦闘シーンの殺陣回りとか学校の外に現前した「境界の彼方」の幻想美とか
「メガネっ娘がどうたらこうたら」ってのが霞む強さですよね
普段僕らが愉しみにしているそういう「おふざけ」(風呂のシーンとかな)が
映像によって「殺されている」と感じなくはない
「アニメ」っちゅうある種「ナメて」見ている媒介でそういった領域の先に
この作品は行こうとしているのかもね、そう、それこそが「境界の彼方」なのかも
なんつって。













リトルバスターズ! ~Refrain~ 第9話 「親友(とも)の涙」 △(+)








筋書きの無いドラマ







ゲーム原作なんだから「ゲームみたいな世界観」が「ルール」だとしても
なんら不思議ではないわけだな、「よくある設定」ってやつではある
ふんじゃあそういう「閉じた世界」でそれを愉しむ僕たちに「何が残る」のかってことだ
RPGなら「強くてニューゲーム」とかアリかもしれんが
アドベンチャーゲームだと、そうだね「世界の秘密」を知った前提でそのセカイを
愉しめるってぐらいかね、せいぜい。あ、あとはキャラクターに対する思い入れ
ぐらいか、でも「現実世界」でそれに変わる「もっと大事なモノ」ってあるん?
「野球をナメてる」とかそういのはお門違いなんだろね、だって「ゲーム」なんだからさ
ステータスが低くても球筋を見極めてバットを振り抜けば「何か」起きるかもしれん
それは「ゲーム世界の狭さ」でもってその狭さを突破する「何か」と言ってもよい。













のんのんびより 第9話 「文化祭をやってみた」 ○









以前「てさぐれ!部活もの」で「アニメとかだと文化祭でやたら張り切る」って
弄っていたいたけど、こっちだと見事に等身大に描かれているねえw
こまちゃんとかプライドを売り物にしていたりな、そのやけくそぶりが笑えて泣けるw

「お兄ちゃんのお嫁さんになる!」とか、凄い爆弾を引っ張り出してきたねえ
これ、ただの「回想シーン」とかでやると効力が半減してしまうのよね
「ビデオテープを引っ張りだしてきた」っていう状況があって初めて
「小さいころの恥ずかしい秘密」ってのが説得力を持つのね
そしてその恥ずかしさに夏海みたくうーうー悶えられる時間的余裕がこの作品にはある
この作品でないと感じられない心に広がる何かがある













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