意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

二期のアニメのまとめ的な何か

2010-07-31 15:21:30 | アニメ感想(2010 二期)

自分用メモも兼ねて、二期の総括的なことをいろいろ






>「三國志」アニメの同時波状攻撃



もう「三國志」ってほとんど共有財産化してるのでしょうねえ
「劉備」だの「曹操」だの「諸葛亮」だのが登場しても
「ああ、あれね」で済んでしまうという。
ただ、素材が同じでも料理人によって違う料理ができるわけで
「恋姫」だったらスタンダートな萌えロードストーリーだし
「一騎当千」だったら一昔前の美少女格闘モノ
「SDガンダム」だったら「ガンダム」っていうあるいは最も新しい
「サーガ」と最古に近い「三國志」っていう「サーガ」の子たる異端児
そして「最強武将」は当邦によってここまで平俗化してしまった
「三國志」に対する「本家」の新鮮な解答といったところでしょうか

まあ、総じて言えることは「設定」は流用できても
結局やっていることは「アニメーション」っていうごくごく
平凡な理由に落ち着くわけでその中で「原作つき」とどう
良い関係を取り結んでいるかがミソなわけだ
「恋姫」だったら「原作」を話しに上手に組み込む「機知」だろうし
「SDガンダム」だったら「活劇」ってことなんだろう
「一騎当千」は設定の無茶加減を吹っ飛ばすほどのケンカをしていないし
「最強武将」には本質的に「暴力」が描けていない気がする
「原作の処理」におもねるようなら負けだし、かといって独自解釈で
下手を打てばほうぼうから非難囂々。これは別にこれらの作品だけが
かかえている問題なのではなくて「原作つき」にまみれている
現状のアニメがいっしょくたに孕んでいる要素ということ
それの最も分かり易いカタチだったということなのかもしれない







>みんなの力をオラに分けてくれーっ!




今期のアニメでオチが上手く着地できたのは
「おおぶり」とか「四畳半神話体系」とかあたりですかねえ
「恋姫」や「デュラララ!」(特に11話目)あたりもよろし
これらの作品に共通しているのは「みんなで戦う」ってこと
(四畳半神話はちょっと特殊な事態だけど)
逆になんか黒幕的な人がでばるとオチはしょんぼり
「いちばんうしろの大魔王」とか「ナイトレイド」とか

「みんなの力」ってのが成立するのは「みんな」に
惜しみない愛情(と憎悪)を注いでいた作品だけであって
つまりはひとつひとつの地味な努力が大事っていう極めて
つまらない結論になってしまうわけで
まあ「迷い猫」とか「荒川」のように刹那的な笑いに運命を託して
みるのも好きなのだけど







印象に残った各話



おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第12話「9回」


>三橋「ワンナウトー!!」のあたり


試合の状況はごっつ劣勢、そして「あの」三橋クンが、です。
「ピンチ」の状況で人は一番輝くわけです。
最近のおはなしにはそれが足りないかもしれない





デュラララ!! 第11話「疾風怒濤」


>池袋中のケータイが鳴り出すあたり



「無色の力」ってのが最高潮に達した瞬間かと
「集団」ってのはどうにもアニメーションで扱うのが
難しい要素なのだけど、これは稀に見る成功例として
記憶されよう、まあ「いろんなひとたち」を的確に描いている
作品でしかできない芸当だけど






閃光のナイトレイド 第4話 カメラと包子(パオズ)と野良猫と














WORKING!! 第7話 久しぶりの音尾と、新しいバイト=山田(!?)


>山田が八千代に佐藤クンが好きなことをバラすあたり



あーあやっちゃったやっちゃったよオイィィって感じですねw
アニメだとなんかどー考えても好意があるの気がつかないみたいな鈍感な
やつばかりなご時世だからこの暴露は面白かった
そのあとの佐藤クンのしょーもない言い訳を八千代が
すがるように受け入れていた所までニヤニヤしてた







迷い猫オーバーラン! 第4話「迷い猫、脱いだ」














Angel Beats! 第5話 Favorite Flavor














声優さん



神谷浩史さん
(音無・相馬・リク・折原臨也など)


ツッコミ役や汚れ役っぽいこともよくやっているけど
どこか浮世離れしたような清らかさがある
相馬とか臨也とかのように言葉で人を煙に巻けるのは
その声に下卑たところがないからかも



一点豪華主義はチョーさん(荒川の高井)ですかねえ。ちなみにこの人
「たんけん、はっけん、ぼくのまち」のあの「チョー」さんだって
ごくごく最近知りました







花澤香菜さん
(橘奏・宮野まゆ・花園さくら・園原杏里)


香菜たんマジ天使
この人の声を聞いているといつも「何か足りない」とおもってしまう
下手ってのとは別の意味で、何かこう補ってやりたくなるような
男どもにはウケがいいんでしょうなあ、同性には―どうカナ





次点は喜多村英梨さん
(ユイ・轟八千代・折原舞流)とかどうでしょう
なんか「ボクっ娘」ばっか選んでいるような気もするが







OP・ED










ダンダンってリズムは心音ですね。
音楽だとスッキリ伝わるものもアニメとか他媒介だとブレがでる
それを邪魔者と考えるかあるいはそれはそれでと考えるか











こういう奇天烈ワールドをOPで表現させたら凄いねえ
リクがトランクスになっているところとか
ニノさんの足が傷だらけ(の人生)であるとことかもにくい














情報が名前とキャラの一枚絵でババーンとだして切り替わる
って手法は何となく男らしい感じを個人的に受けます
後はまかせたぜーってかんじで












恋する乙女はこくしむそー!








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終わる番組と新番組の切れ目がないなあ(アニメ感想)

2010-07-02 12:20:19 | アニメ感想(2010 二期)




けいおん!! 第13話 「残暑見舞い!」 ○





真夏の蜃気楼




ほうぼうから「誰?」って言われる黒あずにゃん
そうなんです、彼女から「軽音部」を取り除くと
今回のおはなしのように自分が存在する境がぼんやりとしてくる
誰かに抱きしめられるなり手をとってもらわないとフェードアウト
してしまうのではないか― という夏の一幕
彼女が入部したてのころの齟齬感があったのを覚えている人が
どれだけいよう



2期に入ってからどのキャラクターがどうってのより
「軽音部」っていう「場」で話しが動いている気がするから
今回の話しのように先輩達がバックグラウンド扱いになっても
違和感はないというか、「夢オチ」で出してきていたのは
彼女たちが「背景」になるための準備運動ってことか
そしてそう遠くなく本当に先輩達が梓にとって「日常」で無くなる日が
来る、私たちにも。









閃光のナイトレイド 第13話 「せめて希望のかけらを」 と
まとめ △





アニメノチカラ枠の前作は「ソ・ラ・ノ・オ・ト」っちゅう
今日のアニメいいとこ取りパッチワークアニメという評判を
聞きつけたんかどうかは定かではないけれど
今回はそういうの抜きで戦争設定だけ引き継ぎ、で過去
はてさてその結論やいかに


頭の良い人の結論が常に「アホでも分かる恐怖による抑制」
なるのはキャスバル兄さんもシュナイゼル兄さんもいっしょ
それに文芸が迎合するなんてことは戦時下でもなきゃ
まずあり得ないからあとはどうやってレジスタンスするか

雪菜は「核使用後のビジョン」を軍に共有させることによって
その目的を果たそうとしたわけど
それを見ている我々にもそれを共有できるほどの映像とか物語の
つよさがあったかというと、ん、どうかなというところ
言葉で説得されたいだけじゃなくてお話しそのものでもそれを
示して欲しいかったというか。


そのお話しも直接「戦争、ダメ、絶対」ってな感じじゃなくて
もうちょっと回りくどくかつ味わいのあるものにしなければ
ならんわけで、1クールでそれをやってのけようなんて
満州を支配しようとした日本軍ぐらい無謀な行為なんかもね
希望のかけらもこれから始まるアニメの前に押し流されて
しまいそう。









四畳半神話大系 11話 四畳半紀の終わり と
感想無限 △





あれっすかねえ「蝶」ってのは美しくかつ儚い人の運命や生命の
象徴であるのに対して、「蛾」ってのはどうにも穢いイメージが
ついてまわる、そして大量の「蛾」が閉塞状況を破ったわけで
その穢い運命とは汚れきった大学ライフを送ってきた「私」のそれの
集合体ってことなんでしょう
で鴨川?で禊ぎをしてキレーな身になったとさ、と


2次元も3次元も「蝶」のイメージで溢れかえっているこのご時世で
「蛾」のおはなしをしようなんてまあ意欲的ではあるかも
「大学生」って記号はそういう「蝶」と「蛾」のあわいを
描く存在としての代表的存在なんだろうなあ


では、うす汚れた話しをえんえんと受け入れていくこととは
どういうことだろう、基本的には同じ話しの筋を高品質にえんえんと描いた
「エンドレスエイト」と、話しの筋は毎回違うけどうす汚れた話しが
えんえんと続く「四畳半」セカイ
(うす汚れた同じハナシの筋が延々と続くのはただのゴミっぽいね)


結局は「モノガタリノチカラ」の再認識ってとこかなあ
ほら、子供が同じ童話とか何度も何度も聞きたがるようなあのこと
それをなるたけ大人に耐えうるようやるとこうなる、みたいな
そのころのキモチを私はもうよく思い出せないけれど
ああ、でもキャラデザや話しの筋がちょこっと変わったような話しを
飽きもせずえんえんと見ているのだから大して成長していないのかもね
今も









さらい屋 五葉 第12話「もうふらふらですよ」 と
まとめでござる △+




「ござる」って言葉が浮いていないかどうかで
どんだけその世界観を本気で構築しているかが試されるというもの
ええ、勿論「合格」ですとも


日本家屋のしめった暗さと青空や紅葉の鮮やかさの対比は
日本人なら心が動かざるを得ない、雨や雪が降ればもの悲しい
そういう基本的な表現方法が強い力を有している
それゆえに登場人物は余計なおしゃべりをせずに済んでいる
「松」とかはいちばん恩恵を受けているねw
オノ・ナツメさんのちょっと病んでる人物画とも相性がよく
惹かれるものがあるなあ



一番ふらふらしているのはわれらが政ちゃんかと思ったら
意外と妹とか今回のおはなしではしっかりしていて
実は弥一がいちばん足腰が定まっていなかったという
「日々を楽しんで生きる」ってのと無軌道に生きるってのは
非常に似た見かけをしているからそのあたりややこしい
今回のお話しを通して五葉のメンバーはそれぞれに足腰が
しっかりしてきたような感じだけど、目標を失った弥一は
かえって危なっかしいかも、そういう所を見てみたい
気もするけれど、それはまた別のお話ということらしい




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ふーっ、ようやく一息つけたわい(アニメ感想)

2010-06-29 20:46:34 | アニメ感想(2010 二期)

一騎当千 XTREME XECUTOR 第12話「未来無限」と
無限ループって怖くね?





ばっちんメインに据えてリライトってとこですけど
この脳筋のセカイでラスボスを「亡霊」とかワケ分からんのに
するのはまあいい度胸だわなw


にしても、「美少女」「爆乳」ってうたい文句の世界観で
「格闘技」をエンジンにしちゃうってのはかなり無謀な
気はするね、今更ながら。
格闘シーン頑張っちゃうと女の娘描くのが大変になるし
かといって百合百合な日常もどーかなー
あと女の娘が強いからなんちゅうか、その
男どもになぶり者にされる機会が、その、ねえ
えーい、つまり女同士のケンカで服が破けても欲情しねえんだよ!
エロ同人のネタにしにくいんだよ!!ってことなんです。
設定と目的が一番かんでないお話しかもしれないね
これが3期も続いてるのだからどんな事態なんだろう
他にもいいおっぱいはいっぱいありそうだが







SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors 
13話 発現!天玉鎧 △+





徐晃サーペント?だっけかな董卓に城からたたき落とされて
大地に墜落してたの、ああいうのがあると「暴君!」って
感じがしていいですね、ちゅうか暴政のシーンって
アニメ化した三國志でとんと見ないからまさかSDガンダムで
それを再確認することになろうとはこのリハクの目をもってしても
読めなんだわw


呂布が董卓を〆ちゃったのはちょっと意外かも
いや、演技どおりの展開ではあるのだけど
SDでそれを律儀にやるのはちょっと意外だった
まあ、確かに並みいる英雄豪傑の中で一番精彩をはなっていたのは
彼ではあったし、万夫不倒の豪傑が一番キラキラしてる
世界観はここではあるのだが。
「民のため」とか「正義のため」とか「仲間のため」とか
そういう戯れ言が全部ふっとんじゃう展開ってすごいねえ
鬨(かちどき)なんてあげてるバヤイではないぞよ。








最強武将伝 三国演義 13話 五関突破のあたり △




こうやって見ていると関羽って実に鼻持ちならない奴だねえw
あなたには降伏しません!劉備がいたら寝返りますから!!
だってww で、デレない(爆笑
曹操はこん時はえれえ寛容、お気にってのもあったけど
絶好調だったんだろうねとも思われる。


袁昭軍に関羽をぶつける策は汚いけど上手い
関羽もそのあたりを看取すれば完璧だったんだろうけど
さすがに無理があるか
赤兎馬を頂戴して調子に乗っていたのかもしれぬ
あ、あと関所を破る前に曹操との別れのシーンがあったような
気がしたけどなんか順番がおかしくないか
どうせ行かせるなら関は開けておくとか、通行証を出しておくとか
そういう細かい気配りがあってもよいのでは







真・恋姫†無双~乙女大乱~
群雄、于吉を討たんとするのこと と
まとめのこと △+





こんだけキャラクターを大量に出したら話しを「深く」
するなんてどだい不可能なんで、むしろうんざりするぐらい
いることをいかに活かすかがプロデューサーの腕のみせどころでは
ある、A○B48みたいに。あっちは面白いかどうかまるで
知らないけど。



しかしまあ、あれだな「劉備の剣」だの「弁当」だの
「張三姉妹」だの「蝶々仮面」だのキャラクターや設定を
何一つ無駄にしない態度ってのはある意味感心する
その結果多くのキャラの出番が1カットと台詞1行で終わっちゃった
としても、まあ惜しみない愛の結果ってのなら何か許せて
しまうかもしれない


うん、「ヒロイン」ってのを決めないおはなしってのの
究極のカタチはこうなんかも
そっちがやりたい人はゲームを買って下さい、と
おーこれは凄い販売促進やもしれないねえ
あと、「キャラクターもの」で一発当てようなんて
御仁にはいい教材かもしれないですね
これに出てこないタイプの萌えキャラなんてよっぽどのキワものか
何も特徴がないのがそれってなぐらいのものでしょうから
ま、私は鈴々がいれば他はどーでもいーなのだー
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たんけん、はっけん、ぼくの川(アニメ感想)

2010-06-28 18:05:37 | アニメ感想(2010 二期)




デュラララ!! 第24話 「則天去私」と
愚見管見(うがったもののみかた) △+






まあやっぱ手垢がついた「ふつうの(ように)見える
少年少女達の心理葛藤劇」より、美人首ナシライダーが
現代都市でどう自己を獲得するかってほうがハナシは
つくりやすいわなあ。自分の体をバラされて実験材料に
されるシーンとか、おいしすぎる。あ、そういえば
それをやったガスマスク親父はどこにいったんでしょうね
交機のおっちゃんといい、セルティさんまわりのおはなしは
一旦留保状態ですね。



いぃぃざやぁが不承そうな顔だったのはスシウマイヨーに
青タンつくらされたからじゃなくて
こんだけお膳立てしてそう大しておいしい画が得られなかった
からじゃないからかねェって勝手に推測します
勿論それは私自身の感想でもあるのだけど





うん、なんだろう「少年少女」ってのを扱う手つきってのは
雑然とした「都市」であるべきではなく
もっとこう隔絶された場所で

そう、できれば「学校」なんかがいい―

おこなわれるべきで、事実その方が勝算は大きかろう。
それを承知の上で「デュラララ!」は新規の取り組みとして挑戦
したのかもしれないね、「妖刀」だの「首なしライダー」だの
「平和島静雄」だのが跋扈してる状況でさ
そこでこれぐらいの質を提供しているのだから
製作の非凡さは証明されてはいるのだけど
今度はまた、何かこういう胡散臭い連中をこれでもか!ってぐらい
張り切らせて吠えるようなおはなしを見たいかも









Angel Beats! 第13話 「Graduation」と
Heartless impression △




けっきょく「天使ちゃんマジ天使」っていうトトロジーで
このお話し、完結していると思うのですね
「成仏」とか「卒業」とかマジどうでもいい
「俺はお前とずっと一緒にいたい!」ってとこだけが真実
それがケーハクだという「声」は多分届くまい
あの世界では彼と彼女しかもう誰もいなかったのだから


いんや、むしろこの軽薄・酷薄ぶりこそがむしろABのウリ
だったのかもしれないね、物語世界に耽溺させるべく
かまびすしい「生命」だの「若者の葛藤」だのそういうのを
振り払った結果があのセカイの構築だったのかもしれぬ


そういうセカイの導き手は献身的にすぎる自己放棄をした人間と
そして塵離れしている「天使」が適当ではあろう
その「天使」が「愛」をおぼえるとき、物語は終了する


つまりは「物語」は多分「人」を「救って」くれない
「道義心」を喚起しはしないし、よい「人生」の標ともなってくれない
せいぜいがその場その場を楽しい気分にしてくれるだけ
(それはそれで意義があるが)
ではそんな残酷なテーゼの中でわれわれはどう生きていこう
こうつぶやいて生きるンだ




天使ちゃんマジ天使













荒川アンダー ザ ブリッジ
13 BRIDGE とここまでのまとめ △+





天使ちゃんマジ天使、おっとつい言っちゃった



ツッコミ役のリク(ルート)が最後までブレずに
律儀なツッコミ役に徹していて視聴者が安心するよね
そういう役目を担うなら彼はずっとリクルート(新人)
なんかもね


ただ単に奇人変人を並べるだけじゃなくてそれのいじり方が
IQの高さの証明なわけで
河童をだしたらジッパーをださなきゃならないし
最後は二重に着ぐるみを着せるという荒技にもっていく
(それによるくぐもった声がまたおかしい)
☆を出したらそれはヒトデにしなければならない
ヤクザな金髪美少女を出したら世紀末覇者に
そういう笑いに関する素直なあり方によい感情を抱く


その一方で「金星人」の彼女はこのごろ「金星」の
話題を口にしなくなっていたりする、きっとその必要が
無くなるような大切な人が側にいるからに違いない。
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室温が30℃切るまで何にもしたくなーい(アニメ感想)

2010-06-25 22:04:11 | アニメ感想(2010 二期)




閃光のナイトレイド 第12話 「夜襲」 △+




「超能力アクション」って側面が薄れて
歴史IFものとしての側面が強くなった満州今日このごろ
「未来予知」で「核」を作成するっていう大ホラの隠蔽のために
「超能力」って小ホラ設定を持ち出したのかもねえ
そういう様に「設定」の為にある意味小さい設定やいろんな
キャラクターの活劇を犠牲にするっていうあり方は
近頃ではマレなあり方ではある
個人的にはこの大ホラは興味を惹かれるし、それだけでも
成功だと言いたい気持ちはある
あとはどう風呂敷を仕舞うかだね、その為の鍵はもう
手に持っているハズ







けいおん!! 第12話 「夏フェス!」 ○




あー、なんでしょうおねえ、この若い頃特有の
「全知全能感」って。みんなでワイワイやってて
テンションが上がるとこういう「プロにも負けてない!」
っていうあの空気、なんか今のサッカー日本代表もそんな
感じなのかなあ。

修学旅行でも寝る時に「ドクロ」とかうらうらと言って
クスクスやるシーンとかあったけど、こういう若い頃に
あった何気ない一瞬を切り取るのに賭けているのだろうねえ
原作の方は確認していないのだけどそういう方向性を
忠実に再現しているのかアニメ独自の味付けなのか
いずれにせよお安くはない



澪とかムギがはしゃいでいる分、律っちゃんはなにげに
おとなしめなのがよいですぞ、部長さんらしくて
でも先生はもうちょっと自重すべきだと思いますw








四畳半神話大系 第10話 四畳半主義者 △+





いっかいはこういう「孤独」な独白ばなしを
やらないとねえ



「私」が「四畳半で生きていけばいいのだ!」ってぶちあげた
3分後に孤独に耐えられなくなってすぐ折れちゃう
のがまあこいつの限界ですw



「同じ事の繰り返しのようでどの平面の私の人生も
けっこう彩りがあるじゃないか―」なんて自己弁護するのが
まあなんともいわけないねぇ
こーいう手法があるいっぽうで「けいおん!!」みたいな
彩り華やかな作品もあるのだからニッポンのアニメも幅の広い
ことだねえ、もっとも「四畳半」なんてノイタミナでやんなきゃ
埋もれてしまいかねんが









さらい屋 五葉 第11話 失礼つかまつった ○




あのへたれ政ちゃんがKATANAのように鋭い
弥一ちゃんのトラウマスイッチを16連射



弥一が自分と同じような境遇の人物を捜すために
わざわざ人攫いに身をやつしていたってのは
こんだけ強力に構築された世界観とキャラクターだからこそ
説得力を持つ、今回のようにそれが実際にでてきたら
つまらんおはなしだとギャグにしかならないからねえ
(弥一はその人の生の滑稽さに笑っていたけど)
しかしまあわざわざ自分と同じような境遇の人間を捜すってのは
どこをどう切り取っても「私」しかでてこない「四畳半」を
見た後だと一層感慨深いものがあるなあ







おおきく振りかぶって~夏の大会編~
第13話 「また始まる」 とまた反省会 ○+





「おおぶり」ってのは「心内語」が非常にかしましい
わけだけど、それがウザくならないのは「野球」っていう
「結果」がすぐに出るスポーツの内側で処理してしまっているからで
この取り合わせはすこぶる強力だなあとほとほと感心しています


しかも「高校野球」だからねえ。「作戦」とか「心理戦」で
負けちゃうとモロにアドバンテージを取られる、そのあたりも
上手くできている、プロとかになると絶対的な身体能力とかで
ねじ伏せられちゃって件の「心のおしゃべり」が邪魔になるかも
しれぬ、そのあたりの担当は田島が担っているのだろうけど


田島と三橋の目標が同じ「甲子園優勝(全国制覇)」でも
いっぽうがシンプルにそれを目標にしているのに対して
ともかく三橋がこのチームで負けるのがイヤだから
結果として優勝「してしまう」っていう違いがあるのが
実際に目標を立てることの効能もさることながら
演出上のうまさに涙がでそうになるねえ
チームメイトだったらぜってーにコイツ勝たせてやりてー
って思っちゃうよ
そういうエモーションを鬱的展開抜きで起こさせてしまうってのは
すげーことなんかもしれぬ、「けいおん!」にすらそれは
ないのだから。









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ソシテフタリハイツマデモシアワセニクラシマシタトサ(アニメ感想)

2010-06-21 00:03:24 | アニメ感想(2010 二期)




いちばんうしろの大魔王 第12話「おしまいは完璧?」と
ちょっとしたまとめ △





私がゼウスよ!




ラストの無茶苦茶な状態はシステムの破壊者としては優等生かもねえ。
まーただ単にいろんなのが力不足に「見えちゃう」のが
口先だけの若造のようにも見え、おっさんになってそういう
元気もなくなった私にゃむしろ微笑ましいぐらいでさ。



あるいはこういう考え方、当ブログだとライトノベルでアニメ化
したのは大概こきおろしているのだけど、その理由のほとんどが
「映像におこしちゃうと活字の緊張感が失われる」ってのなのね
これはまあ他媒介に移植する時にはどれでも発生する事態なんだけど
こんだけはちゃめちゃなら最早そういう事態すら起きえないだろう、と
B級・C級映画を見るような楽しみっちゅうかまあ、そんなとこ
それを構成するには怪獣とポルノと魔王がうってつけということだ
流石にそういう文脈まで破壊しようとするぐらいには狂っていないんで
可能性としてはそのあたりで閉じちゃっているのではないかな








薄桜鬼 第12話 「剣戟の彼方」と
菊と刀と鉄砲とゾンビ △




「銃は剣よりも強し」ンッン~名言だな




日本人にとっちゃあどんなに華美に撃ち殺されても「犬死」
だからねえ、そういう訳で仮構の世界では銃弾を見てからかわしたり
あるいは土手っ腹にくらっても死にませんっていう丈夫な人達が横行
することになる


でもまあ丈夫になったらなったで今度は銀の弾丸だの聖剣だの
持ち出してこなきゃならなくなるからただの時間稼ぎってこと
なのかもしれないけど、それなら潔く散るのもアリってなるね


薄桜鬼はそのあたりに二又かけちゃっているから
間をとりもつ主人公の働きが重要になるのだけど今のところは
ほとんどただの「お姫様」だからねえ、それが物語の強さを
削いでいると思う、そんなところはヴァンパイア騎士に似なくても
いいのにね


土方とラスボスっぽい人とのケンカも
「本気を出すぜ」→「分身だぜ」→「こっちも本気だぜ」
→「フッやるな、次は殺す(テレポート)」
っていうお約束のパターンを「決闘」でやっちまう悲しさ
それで井上さんとか山崎が報われると本気で思ってんのか。








荒川アンダー ザ ブリッジ 12 BRIDGE △+





泣き落としどころか神だのみでしたねェ。いや、☆頼み?





ま、「荒川」に「ナニ金」みたいな展開なんぞ期待して
ないからどーでもええんやけど、そーなると今までバタバタ
してた時間は何のために存在していたのか
ひとつ、ニノさんのキャラクターとしての掘りを深めること
他のキャラクターが純粋なギャグメーカーとしての役割を
担っているのに対して、この金星人はもうちょっと話しを
掘り下げる役目を有しているってこと。ひょっとしたら
今期のアニメだと伊波と同じぐらいヒロインヒロインしてる
かもしれないねー、まあ方向性はだいぶん違うけど


そしてあとは高井(チョー)さんですかねー
彼の出番を作るために今回のエピソードをこさえたんでは
ないかと勘ぐってしまうぐらいだw
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アニメ(終) の時期(アニメ感想)

2010-06-19 16:27:08 | アニメ感想(2010 二期)




でも当ブログはもうちょっとだけ?続くんじゃ(笑)





四畳半神話大系 第9話 秘密機関「福猫飯店」 △





先輩はあほです





体を使った行為はてんで駄目だし、女も権力も彼を満足させない
この年になってドラえもんモドキをまた見ることになるとは
思わなかったなあ、そして彼が多分最後に選んだのは
「何もしない」っていう。この「オチ」がやりたかったのだろうけど
途中の過程があんまりにも見るのが辛かった
「退屈」であることを何らかのエモーションの可燃材にするって手法は
50年ぐらい前の日本文学で滅びてほしかったねえ
「ラノベ」だけってのどうかとも思うけど








おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 第12話 「9回」 ◎




首を振ってもすぐに新しいサインをくれるんだ!!




たったそれだけのことに気付くのに目頭が熱くなるねェ
その為の下ごしらえはもう十分に為されている



配球マニアの阿部君でも三橋君じゃなきゃ気がつかないことが
あったのは実証済みだったわけで、選択肢を受け入れない
ことがすなわち悪であったりKYであったりするとは
限らないっていう話し
日本人が非常に苦手な思考法ですね


誰かが怪我をするかもだから補欠でも
できることがあったんでないかとか、キャプテンとしてもうちょっと
出来ることがあったのんではないか、とか反省材料はたっぷり
不思議の負けは無いってやつ
「敗北」っていう痛手が西浦野球部にとって新しい可能性を啓くことを
祈るばかりです、ぉつかれしたぁーっ!








会長はメイド様!第12話 「体育祭でもメイド様」 △+






美咲たんにメイド服を着せなかったのはストーリーテラーの
意地だあね、捻りすぎず間をとるなら「男の娘」使うか


にしてもほとんど全種目に美咲を出させるのは無茶がすぎよう
ほかの女子のかたがたももうちょっと頑張ってもいいんでは
まあ、そうすると話しの焦点がぼやけちゃうか
今は細かいことは振り払って勢いをつけてったほうが正解かもね








デュラララ!! 第23話 「千錯万綜」 △+





黄巾族って元々はどういうなりゆきで出来たんでしょうねェ
大して興味はないけど、チープな暴徒って役目に忠実だからねえ
今、それを牛耳っているアホな人達は多分、紀田(ショーグン)が
リタイアしていた間に入り込んできたんでしょう
組織に限らずなんでも手入れを忘れるとすぐボロがでてくるから
逆にダラーズの人達があんまりにもハイスペックすぎるのも
ちょっと気にはなる


まあ、とりあえずこのお話しどうも「過去」だのなんだのを
「放置」しておくとヒドイ目に合うってことらしい
そうなって「未来」に向かって歩き出すって方式
「足を止めたら死ぬ」ってところが都市型物語らしいといえば
非常にらしいとは言えそう、ジュブナイル向けにも








Angel Beats! 12話 Knockin' on heaven's door △





とりあえず幕は下ろしました、僕たちが納得するために


なんか気がついたらえう゛ぁぽかったりハルヒぽかったり
するのが何というか、もう微笑ましい領域にまで達している
特に力まずやったらこうなっちゃったーってな、おお怖い怖い
パロディでーす^って意識も無いからもう何というか
みんなそう言われないようにオリジナリティもどきを出そうと
必死にやっているのにさらっとこんなんやられちゃった日には、ねえ
作品自体が無色透明≒NPCを目指してるってのなら非道いカミサマだよ


ただまあ「カラー」が無いってのがなんか風通しがいいなあって
ぐらいの領域に達しているかというとどーかねー
前述の2作品も結構ウェットな作品だからイメージ的に損かも










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今日は家帰ってアニメ見るんで早上がりで・・・(アニメ感想)

2010-06-16 19:31:09 | アニメ感想(2010 二期)




一騎当千 XTREME XECUTOR
第10話 裂かれた闇




話しが直線的すぎるのよなあ、ケンカもそうだけど
そろそろ本気をだすぜーっ!→どかーんばっかりやん
しかもその理由の大半が女同士でイチャイチャしたいから
ってのが女々しすぎるぜーっ
自分の運命を託すのに価するのか、そのケンカ


「催眠術」だの「過去の亡霊」だのみなさん「今」を
切り啓くガッツが無い、お前の拳が泣いてるぞ









閃光のナイトレイド 第11話 「闇の探索」 △




葛は「裏切ったと見せかけて実は、でもだんだん本当に
惹かれて・・・」って役回りなんでしょな、たぶん
高千穂兄も腹づもりはそんなとこでしょう


久世の「思想がどうだとかそんのことここ(満州)
じゃいってられん」とか
農夫のおっちゃんの「誰かが土地を得れば誰かが
失う」って趣旨の発言はちょっと興味をひかれる
内地でトンチキなこと言って盛り上がっていた連中には
そのあたりの感覚はあったんか、とな


思えば「大東亜共栄圏」とか「八紘一宇」とか
言っていることはそりゃあ完全無敵の妥当さなんだよねえ
ところがそれらの言葉を支えている現実の状態が
タチの悪いジョークより非道いという
それなりに苦労している人達のふっとしたひとことが
そういうホラばなしを吹き飛ばすという








けいおん!! 第11話 「暑い!」 △+





唯とムギがスク水になって机の上で伏せるとこに
静かな狂気を感じるねえw
ま、これがあるからあずにゃんのお茶目から
着ぐるみダイエットあたりまで勢いがつくのか
いやー暑いと何するかわからんね


こういうグデグデになりそうな話しだとムギがいい仕事する
さわちゃんの車の助手席に乗りたくてウズウズしてるとことか
さわちゃんを部室に引き留めるためにフロートを持ってくるとことか
「迷い猫」のお嬢様なんかは話しを無理矢理引っ張っていくためのエンジン
なんだけど、ムギみたいにええとこ育ちの無邪気さってのが
マトモに取り扱われているのは最近ではかえって珍しいかもね。



でもまあ、さすがに話しの内容に比べて演出がもったいないかもね
クオリティを落とせないところが人気アニメのつらいとこだ

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ラブプラス3Dとかどう?(アニメ感想)

2010-06-14 18:39:45 | アニメ感想(2010 二期)




真・恋姫†無双~乙女大乱~
「第十席 周泰、宮中に忍び込むのこと」 △+





>お前らみんな大馬鹿なのだーっ!!




そうそう(曹操ではない)たる面々を前に啖呵を切る鈴々
慎重なのが乱世に生きる者としては当然だけど、恋姫世界じゃ
「なのだー!」の方がジャスティスだわな
鈴々と陳宮(音々音)は昔1話かけてじゃれあった仲だから
捨て置けなかったのでしょう




面倒くさい説明を水鏡センセ使って処理しちゃったのはズルいね
まあ1回ならアリだけど、ちゅうか昔のアニメはこういう手間をはぶく
手法がいっぱいあった気がする、贅沢になったのね



ロボ月(董卓)を出してゆさぶりをかけるのは死せる仲達~の
オマージュか、よっぽど好きでないとでない発想
でそのニセモノが超ー手抜きなとこが恋姫世界の持ち味かと
やたら似せちゃうと呂布(恋)が迷っちまうしね



周泰(明命)と月&賈詡(詠)の逃走劇
一気呵成なおはなしの締めにはもってこい
そして最後の最後に「死んだはずの」華雄将軍のおでーまし
中の人的に話しのきっかけをつくって締める自作自演ぶりが
よろしいかとー








デュラララ!! 第22話 「解散宣言」 △+




なんかあれすね、黄巾族があのDQNな兄ちゃんひとりで
頑張ってるから安っぽいことこの上ないというか
ま、本当は折原ががんばっているのだけどあいつはコソコソ派だから
それだと帝人・紀田・杏里のすれ違いも同等に馬鹿に見えるわけで
まあ、すれ違いなんて傍目から見るとそんなものなのかもしれぬ



杏里逃走劇における「ダラーズ」の活躍はなかなかに見所あり
持ち味がよく生かされたおはなし、まあこんな「トムとジェリー」の
ような出来すぎたおいかけっこが成立するには追いかける側が
間抜けでないと成立しないわけで、コメディとしては見られるかと








Angel Beats! 第11話 「Change the World」 △




あれっす「地球破壊爆弾の時限スイッチが入った」ってやつ
ほとんど作り手側のつごう100%の究極奥義
まあそこにやっきになって噛み付こうなんて気はない
そーんなムキになるようなとこではないと思う


今回の話しの大半は薄闇の中でおはなしがすすむ
そう、よくRPGなんかで真のラスボス登場後のセカイって感じ
それまで主人公達のライバルが「お前達に倒れられたら困る」って
手を貸してくれてさって状況、で今はラストダンジョンにもぐる前



あーなんかこうやって書いてると本当に「学校の中で
日本製RPGごっこにうち興じている暇な連中」って感じしかせんな
それをアニメーションによって前景化しようってハラなんかも
でもまあこういうペラいお話しに子供の頃は(今も!)夢中に
なってるわけで、あー安っぽいおはなしって安らぐわぁ












そういや登場当初からずっと「クライスト」(神)って
名乗っていた奴がいましたね








いちばんうしろの大魔王 第11話「女たちの最終決戦」 △





とりあえずケツを突っ込んでおけ!あとは魔王がなんとかしてくれる!
っていうロデオボーイぶりがすげえなあ
現代人としては「システム」が「神」でもなんの不都合もないというか
むしろ合理的なわけで
ただまー「魔王」の方がすわりがいいのは分からんでもないけど
そういう「神話的体系」ってのはそうとう腰が据わってないとムリゲーかと
ま、それのパロディってのが本当の意図だろうけどね
んや、当話の陳腐さを鑑みるにパロディのパロディのパロディの…








薄桜鬼 第11話 「零れ落ちるもの」 △+






主人公の「血」に惹かれる内容ってデジャブがある
「バンパイア騎士」なんかいかが?
「話しの都合」ってやつだよねえ、それを誤魔化せるぐらいの
耽美なセカイを構築するための免罪符、いやむしろセカイを構築
したいのだ!


自分のお気に入りの隊士が「歴史のつごう」で死んじゃう
のがヤだからこういう「吸血鬼」設定を持ち出すということ
あざといと言えばそうだけど、一方で偽らざる真心でもある
その真心に「あー分かる分かる」って共感する人達だけで
馴れ合うのか、はたまた多くの人達の心にグッサリと入り込む
何かを映像的に提示できるのか、まだ結論は出ない
と「鳥羽伏見」が予告先発だからその前に作品の真価を
見切れたなら相当な目利きです、私は盆暗なんで無理。













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二回死ねーっ!(アニメ感想)

2010-06-09 20:49:13 | アニメ感想(2010 二期)



けいおん!! 第10話「先生!」 △+





さわちゃんが想像するところの「学校崩壊」にでてくる生徒が
あんましにもレトロな不良さんで、まあおかしいとこなんだけど
何気にお嬢ちゃん学校育ちなんだなァなんて思っていたり
自身が「変身」する時はそういった姿に身をやつしてたわけで
そういったことを教育者になった今もっかいやれと言われても
ためらいがあるのはまあ分かる気はするね。




現役女子高生とOBがいるんだから尾行しているとことか
もうちょっとサラっとやって、OB側が女子高生だったころの
お話しをもうちょっとやると「現在⇔過去」ってホリが深くなって
情に訴えるところが大きくなったかも
まあ「けいおん!!」でそういうお話しが求められているかというと
うーん難しい、でもそれを受け入れられるぐらいの強さはもう
備わっているとは思う、今回のおはなしでも十分見られるけど。
1期でそういうアヤつけた話しはあんましウケが良くなかったから
送り手側もちょっと嫌がってるのか、でもまあまだ話数が
あるから、そういう機会がどこかでまわってこよう








四畳半神話大系 読書サークル「SEA」 △



この「私」は虚言癖があるからねえ
小津はきっとハラかかえながら文通を見ていたに相違ないw
ニセのラブレターでドッキリ!ってネタだね、しょうもねー


そろそろこの駄目人間をどうやって活躍させようか
っていうころあいかもね、少なくともご本人はそう望んでいる
でもねぇ、ご本人以外それを望んでいる人はいなさそうですなあ
ここまで「こいつウゼー」ってのをうんざりするぐらい
見せつけられてきたからねー
さ、一発逆転ホームランの出番ですぜ
夏休みの宿題を手伝わせるってオチは高校生までですよねー








さらい屋 五葉 第9話「お助けに参る」 △+





無用な詮索でござった




でもねえ、その詮索ができるぐらいになるまで
ねんごろになるのに皆さん随分苦労しますからねえ
ぬらっと忍び込むように人のココロのスキマに入り込んでくる
政ちゃんは物語の主役としてはおいしい存在


あとはまあ、松を助けてるとことかかわいい妹の前では
シャンとしてるのよね、人のためなら頑張れる性格なんだよ。
そういう人はとっとと所帯をもっちまうべきだ








おおきく振りかぶって~夏の大会編~
第11話「エースだから」 △+




例えが古くて恐縮だけど「山田⇔里中」バッテリーが
即興で「微笑⇔里中」バッテリーになったようなたのしみ



ま、でもソツがないな、むしろ即興でこのレベルだったら
相当なもの。田島はホント便利なやつだよなあ


このお話し、相手側のベンチも面白いからいや困った困ったw
あのおっぱいがでっかい監督が指示だしてんじゃね?って
気付いたり、気合い入れている奴を見てかえって舐めたり
何より試合中ふっと迷いがでちゃった倉田君が凄いね
ナマの人間がいるよ!ってジーンとなりました



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