意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

何やってもいいならやってもいい。(アニメ感想)

2012-06-26 16:46:35 | アニメの感想(2012・夏)







Fate/Zero 第25話「Fate/Zero」 / まとめ ○







黎明未だ成らず







ほとんどの人はご存知の通りこのFate/Zeroは
F/S(Fate/Stay night)の前段階としてのおはなしって
設定なわけで、そういう「縛り」(呪い)がある以上愚者が
目出度きエンドロールをうつわけにもいかないわけだ
だから物語は大団円を迎えるわけではなく、せいぜい個人レベルで前に進んだり
あるいは「次」の戦いの為の萌芽がばらまかれたり、あるいは一層の絶望を
味わったままにゼロ地点での戦いはいっときの終焉を迎えるという


まあだからとりあえず終わりにはいいことが待ってるだろっていう
物語上の加護が最初から無いなかで(歴史モノに近い)
あとはその場その場で個々人がどうふるまうかが中心になるのね
逆に言えば一挙手一投足が見過ごせないわけだ、キャストも多い
アニメーションとしてのF/Zはそれを充分に満足のいくレベルで
達成していたとおもう、特に「戦闘」の表現が尋常じゃなくて
現代の映像技術がなし得る闘争シーンの先端を見ることができた感あり。
ハナシ的にも一番盛り上がったのは未遠川での化け物退治で
「約束された勝利の剣」を抜いた瞬間だったんじゃないかなと
戦闘好きな私はおもうわけね、満足のいく「勝利」ってーとここで最後
だったのかもしれない、ここが当話における「救い」ってのはいいすぎだろか。



さて、ひととおり視聴を終えて、じゃあどうするか
原作の小説を読む、救いを求めてStay nightの原作ゲームを
やってみる、ウェイバー君よろしく旅に出る、いろいろあるね
ここでStay nightのアニメ版を見るってのはどうか
「映像」として直接に比較される中でそれに耐えられる物語を構築できてたか
って観点ですね、私も視聴してたはずなんだけどどうもよく覚えていないのよね
「よく覚えていない」ことそのものがそういうことってことかもしれんが











アクエリオンEVOL 第26話 「LOVE」 とまとめ △





「最初から恋愛なんて禁止してなかっただろ!」
とか最後の最後にツッコミいれてしまったw


茶番よなあ、と思う。別に茶番が駄目ってことはないのだけど
後半の神話的説明パートとどうにも釣り合いが取れないというか
アクエリアの神話が「続編」の今作られている物語(あるいは茶番)の
足枷になってしまったような気はする、足枷壊して翔べる程たくましかったら
よかったのだけどねえ、シリアスな作風とコミカルな作風の「二極」って
どうも成立し難い何かがある気はする、昔「無敵王トライゼノン」ちゅう
もうあまり知っている人がいないロボットアニメでもそんなこころみで
失敗していた気がするから、そういえば奇しくもあっちも3人乗りの
ロボットでしたねえ。











這いよれ!ニャル子さん 第12話「夢見るままに待ちいたり」 とまとめ △(+)







茶番よなあ、と思う(笑)ま、でも茶番もいろいろあるから
ニャル子さんの各種業界のパロディを取り扱う様はまさしく
ニッポンのクールな文化をそのまま子供のように真似をする
ガイジンのようなもんで、そこに悪意はいっさい無い
これが「俺妹」のケータイ小説だかラノベだかを扱った回とかだと
あきらかに含むところがあるわけで、良い悪いを別にして挑発的ではある。
そういう意味でニャル子さんは作品そのものが「いい子」なのよね、ゆのっちみたいに
こういうサブカルチャーに浸っている人が「変質者」とほぼ同義に
扱われていた時代からはずいぶん遠くへ来たものだなあなんて思う
まあ「どうでも」いい子とも言うが。
















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プリキュアになれますように(アニメ感想)

2012-06-22 11:07:01 | アニメの感想(2012・夏)






坂道のアポロン 第11話  レフト・アローン Left Alone △






JAZZがしたいんです






基本的に音楽聴きたいのよね、特にイベントが無くても
質が高いのだからもっと意味もなくバンバンやりゃいいのに
「ハナシ的に盛り上がるとこ」で演奏会をやる律儀さがあるから
それってジャズ的にはどうなんでしょうね、あずにゃん。

まあでもハナシ的にはその「演奏会」に待ったをかけられるのが
なんとも律儀というか、うまくオチをつけられると効果が高いし
1回ぐらいはこういう変化をつけたいってのはあってよいのだけど
まー見る側もせっかちになったから毎回なんか楽しいことがあった上で
こういうタメのあるハナシの展開を20分でやってほしい
できれば高品質で、みたいなあほなことを考えてしまうのよなあ










つり球 第11話  伝説のビッグフィッシュ ○






先週、船がミサイルで爆破されて(゜Д゜)ポカーンってなってから怒濤の展開ですね
ツッコミが封じられて目の前の展開についていくのみであります。
SF的展開も江ノ島おどりも今まで築いた絆も全部奇跡的にガッチリ
組み合ってハナシを盛り上げてる、作り手側も楽しそうです
そしてその舞台の江ノ島ですよねえ、別に地元自慢なんて特別に
していないのが正しい作法というか、いいんだよね物語の中では
そこが世界の中心なんだから。世界の中心で釣りをして何が悪い!











さんかれあ 第11話「特別…なんかじゃ…ない」 △






決闘(血統)なんて下らないぜ!






ホクロの親父って人から本気で叱られたり
怒られたりしたことが無かったんだろうねえ、たぶん。


千紘が刺されても死ななかったってのが今回のサプライズだけど
礼弥にペロペロされてから死ななかったぜ!ってのはどうなんだ
いままで回想とかに1話まるまる使ってきたりもした礼弥の呪縛を
こういうオチで処理していいんか、という脱力感はあるなあ
なんかもうちょっとゾンビ的な研究が進んでその後に
死んだのを生き返らせる的展開のほうが盛り上がりはしたかもね
まーもう話数が無いから無理だけどさ、時間制限のきびしさは
生者もゾンビもいっしょですね











アクセル・ワールド 第11話「Obligation;宿命」 △+







ようやっと集団戦にはいりだしたわけだ
ネットゲーだと(たぶん実戦も)この集団戦がうまみがあるのだけど
アニメーションだとどうにも処理がおっつかないというか
採算が明らかに採れない鬼門なんだよねえ
いちばんうまくやってたのはここ最近だと「境界線上のホライゾン」あたりかね
あれも最強って程ではないけれど、サンライズの自力が分かるやね
逆に小説だといい意味で誤魔化しが効くから「集団戦」っってのを
扱うのにはいいのかもしれない。まー黒雪さんマンセーぶりがウザいから
そこで当作品は氷菓、じゃなくて評価がわかれるかもな。











エウレカセブンAO 第10話  
リリース・ユア・セルフ -the pied piper of Hamelin- ○






「政治交渉」何てクソつまらんことをがんばって続けてるねえ
それ自体が面白いのでなければ登場キャラクターに因縁を持たせたりして
作り手側の意志っちゅうかこだわりっちゅうか、でもそのこだわりが
独自の世界観を維持するのに重きを為しているとはおもう。
指揮官のオッサンとかにスポットライトをあてるのもいいね
その演出の質の高さもじゅうぶん
今回凄かったのは殺戮兵器の前を簡易テントをはおってゴロゴロ転がって
脱出した滑稽な画のとこですね、もの凄いセンスを感じる
オチも文句なしで、血湧き肉躍るとはこのこと











夏色キセキ 第11話 「当たって砕けろ!東京シンデレラツアー」 △+







オーディションの質問の矢継ぎ早さかげんがリアルっちゅうか
のんびりやってるとなかなか見えないとこがあるからねえ
逆にこういう状況に万端で備えてソツなくこなすのもそれはそれで凄い
ってことなのかもな
さてさて「夏が終わって欲しくない」と心の底から願った娘は
だれでしょう、私は金髪のあの娘だとおもうけど。









スマイルプリキュア! 
第20話「透明人間?みゆきとあかねがミエナクナ~ル!?」 △+







今期のアニメは透明になったり中の人が入れ替わったりするネタが
ずいぶん多かった気がするねえ、萌えよカオス
以前の入れ替わりのときもそうだったけどこんな状況でも律儀に
授業に参加しているのはえらいねw
今回のは特にそうだけどマジョリーナさんの珍発明シリーズだと
上方漫才的なお約束満載ですな「スマイル」ってのの
追求の上では避けては通れないけどいろいろやるなあ。











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進撃の阪神(アニメ感想)

2012-06-20 12:28:20 | アニメの感想(2012・夏)







氷菓 第9話 「古丘廃村殺人事件」 △+








ミステリの説明ってまあどうにも面白くするのが難しいというか
まあ事件そのものが「わたし、気になります!」って人なら別だけどなかなかね。
そのあたりの倦怠を天使チタンダエルが救っているかもね
勝手に酔っぱらって金時顔になってら(笑)

素人劇らしく脚本やシナリオがその場でころころ変更するですね
エンドマークまでいっていない脚本ならなおのこと混乱するし
演技する側も難しいはず(まあそこまで高度なことを要求してはいないだろうけど)
舞台の下見も脚本家が別行動でしているし
存在感の無い脚本の娘が妙に気になりますね(うつった)










咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 第10話 「連荘」 △







あれっすねえ、麻雀で特殊能力者への対抗手段って結局
鳴いてツモ順目を変えるのと早アガリしかないっていう手段の乏しさが
あるよねえ、あれも偶にやると見栄えがするのだけどね
そういう対抗手段の乏しさが麻雀モノの宿命なんでバトルもの以上に
圧倒的な特殊能力者が出てくるとなんか苛めにしか見えないよね、今回のように
まあ宮永姉は多分それに加えて素の麻雀力も相当高いと見てるけど
彼女の手牌や心理状態を晒さない以上、勝ち目が薄いよなあ
となると見所は負け犬の吠え方だよな、それはワンパンで勝利するより
はるかに難しい演出ではある、あー乳揉みてえなあ










謎の彼女X 第11話「謎の文化祭」 ○






こんだけ見所を詰め込めばそりゃあもりあがっちゃうよね、いろいろw
目隠しをして体液の味比べ、とか文面でも相当淫猥なかんじだ
片想いをしていたころのコスチュームプレイとかよー男ゴコロを理解しとるねえ
まあやり手の早川さんだからこそ既に相手のいるオトコノコとかハードルが
高いところを狙いたくなるのかもしれん、難儀やな
「温泉」とか「水着」とかそういう言い訳をせずに女の娘がまっ裸に
なってるのってなにげにすごいこと、「文化祭」ですぜ
本筋の「恋愛モノ」って視点がブレていないからできる所行ではある












這いよれ!ニャル子さん 第11話「星から訪れた迷い子」 △+






前半の乱痴気騒ぎはまあ「日常」だけどそれが全く無くなった後ですよね
望んでいたはずの「静けさ」の異常さ
それが感じられるぐらいには当作品はノイジーだったってこと
まあ、「騒がしさ」ってのにも個人の好みや質があって
私個人としては当作品の騒がしさはそこそこ好きってレベル
乱痴気騒ぎを上手にこなすのはとても難しかったりする
まあ、八尋君がどうその日常をどう感じているか聴いてみましょうか
心に響くとこがあれば私の当作品の感慨もそこそこ好きなとこより
もうちょっと違うものになるかもしれない




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殺してしんぜよう!(アニメ感想)

2012-06-15 11:02:32 | アニメの感想(2012・夏)







Fate/Zero 第23話  最果ての海 △+








セイバーさんのお相手はどうも「自身の信じる理想を達成できなかった人」
って人が多いすね、しかも今回は縁故のある相手
現代火器をかつての盟友に打ち込むランスロット卿の心中やいかにってとこです
そういう感じで戦闘を楽しむって側面よりもだいぶん慣れ親しんだ
英霊どもやそのマスターの心理を愉しむって面にスイッチしてるかもね
ギルさんの相手はもうすでに道をまっとうした人が多いっちゅうか
そういうの以外はあんまし相手にしない傾向が金ピカの人にはあるかもな。
征服王が英雄王に挑む様ってのはなんていうかアメリカ軍にケンカを売る軍隊
ってな印象ですね、そしてたぶん結論は決まり切っているという
まーでも分かっててもやらなければならん!っていう滅びの美学ですね
厳しいことを言うとウェイバー君が魔術師としてのレベルが高ければ
もうちょっと活路があったかもしれん、いややっぱ無理か。












スマイルプリキュア! 第19話
「パパ、ありがとう!やよいのたからもの」 ○






こういう謎解き回があってハナシが上手くつくれるとぐっと楽になりますよね
「子供のころのおもいで」ってのは誰もが多かれ少なかれ失うものなので
興味を惹きやすいってのはあるけども。
あまりにも湿っぽすぎるハナシになるとまとまりが悪くなるから
やよいの他の4人を上手く使ってそのあたりを微妙に避けているのが技かと


プリキュアの5人の名前ってそんなにキラキラしていないのよね
かなりありふれた名前、でもそこに籠められた想いはそれぞれ
等身大のヒーローものとしては正しい措置ではある
あるいは売名的な行為を避けてるってことかもね
彼女たちは売り物ではありませんってな











アクエリオンEVOL 第24話 「ephemera」 △







機械的伸張が星の生命力を奪ってしまったとかなんでしょうね
ロボットものが衰退したことの説明ともとれるね
「神話」を紡ぐものとして必要な活気みたいなものが無くなってしまって
(とっぴな)「日常」のなかになんか楽しいものを見いだすのがゼロ年代の
当邦のアニメの流儀になってしまったことを「時代遅れの」
正統ロボットものたるアクエリオンは体現してるのかもね。
敵の大将のロボットを背を向けているところを攻撃して倒すとこなんか
流石に「女々しっ!」とかおもったよ
しかもその一方で大将の息子である主人公は母ちゃんに甘えているという
そういうご時世なんだ。











這いよれ!ニャル子さん 第10話「超時空の覇者」 △






「入れ替わり」ってネタをやるんなら男女が入れ替わって
おのおののひみつを愉しむとか、あるいは中の人が変わって
入れ替わっても違和感がねえ!とか感心したり
あーこの人はこういう声しかできんよね、とかバカにしたり
するのが王道のたのしみだよね
ニャル娘はそのどれもが中途半端な気はする
パロディネタとかも状況に応じて思いついたネタをかぶせているような薄い感じ
どうせならもっと混沌を愉しもうぜ!ま、そうなると難しくなってくるけどさ











これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド とまとめ △






前期だとけっこう歩クンが四分五裂になっていたような気がするのね
いや、それが視たいってワケじゃないけどさ
それに匹敵するインパクトは無かったかなーと
1話目の「社会的に」抹殺するとか上手いやり方だなあとか思ったけど
そっからは結構「しあわせなまいにち」を送っていたような気はする
「ゾンビ」っちゅう設定というか加速材が切れた感じの安定飛行
このマンネリが幸せなことではあるかもしれないけど
そんな「ど」マンネリに浸っていいほどの修羅場をくぐっているってことは
流石にないんではないだろうか、もうちょっと売名するべく
身を粉にするべきタイミングだったと個人的には感じてる
ハルナちゃんの過去まわりとか、はっぱの人まわりとか持ち出しても良かったかも
原作だとやってるのかもしれないけど。












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破産しないでね(笑) アニメ感想

2012-06-09 20:30:10 | アニメの感想(2012・夏)







氷菓 第7話 「正体見たり」 △+








えるちゃんを眺めているだけでも相当たのしいのよね
まあ、けいおん!で5人に分割していた魅力を
一身に集めたらそりゃもの凄い戦闘力になるよなあ
ただ、ご本人は姉か妹が欲しかったというご様子なんだよね
さいきんはいろいろかまってくれる人達ができて
さびしさも紛らせているのかもしれないけど
物語的にはゼロの使い魔のルイズのように超魅力ヒロインと
ちょっと変わったオトコノコって形式だからそこは我慢してもらうということで
あーあるいは「ハルヒ」に原点回帰しているのかもねえ










咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 第8話 「修業」 △






「池田ァ!」と言うのもいつ以来かw
おそらく最強に近い相手との対戦に際していままで戦ってきた連中が
修行をつけてくれるのはまあ少年誌的というか。
「麻雀」っちゅうゲームの本質的なとこはキャプテンとかかじゅが強いんだよねえ
でもそれは一朝一夕では身につかぬ
せいぜい超能力バトルもので相手も超能力者になってきたから
自分の能力と相手の能力とのかけひきをやりだすとか
それに慣れるための予行演習だね、それでもじゅうぶんだけど
ただ「全国」って舞台でそんな悠長でええんか、ってのはあるね
こんだけ悠長でトントン勝ち抜いていったらご都合主義だし
かといって清澄みたくガチにもできないし、といったジレンマ
まーキャッキャウフフがあればそれでよいのだが、ヌウまだ足りぬ










謎の彼女X 第9話  謎の「なんだかちょっと」 △+






プラチナむかつく




髪の毛ぐじゃーってやったり、今期のアニメでいちばん
身体的接触(つうか粘液的接触)が多いかもしれない当作品
逆に「これはゾンビですか?」なんかは今期は相当少なかったような
グラビアとか淫夢で満足せずに一歩踏み込んだ生っぽいところに賭けている
のはあるかもな、クセのある画だけどそのおかげで作品が単なるポルノに
なるのを慎重に避けているとおもう、IQの高いやりかた


どうでもいいけど卜部が丘に餌付けされているその餌が
いつも美味しそうで腹が減ってこまるw









坂道のアポロン 第9話
ラブ・ミー・オア・リーヴ・ミー Love me or leave me △






うーん、随分とまた古風な恋愛モノ的展開が続くんね
ちょっと寄り道的なとこというとゴミ箱をあさるところあたりか
それも斬新ってほどでもないよなあ
ま、平成も20年以上経過しているから若いモンには逆にってのがあるかもな
「音楽」でそのあたりの陳腐をどう突破するかってことなのだろうけど
今回はなんかうっぷんを晴らす為に利用した感じがあるな
まーそれでもいいのだけどね、やっている本人達は
ただそうなると演奏がもうちょっと無茶苦茶でもいいような気はする
お行儀のいい荒ぶり方とでもいうような印象があるのな











さんかれあ 第10話「強い…思い…」 △+






ホクロは礼弥に亡妻の役を押しつけていたのでした、おしまい
って書くと1行だけどね、結構考えさせられるとこはあるよな
母ちゃんが「ハナシのつごう」で一瞬である意味殺されてしまうのは
まーよくあることだけど、それが降谷さんの家にしろ散華さんの家にしろ
重くのしかかっているのね、そのあたりはあんまし少年誌的ではないかもしれない
そうやって活力を失った人間達を逆説的にヒロインがゾンビになったことを契機に
救済するそういうハナシなのかもしれない、ひねてるなあ






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この唐揚げ、カッチカチやぞ(アニメ感想)

2012-06-03 21:46:42 | アニメの感想(2012・夏)





這いよれ!ニャル子さん第8話 ニャル子のドキドキハイスクール △ 








また弄りやすいとこ、来たねえw
最近はゲームの中に入っちゃうネタってーとオンラインに入っちゃうのが
主流っぽいからまあ流行・廃りがあるよね、ハルヒとかも結構今更感がある
あーあと「おまけの格闘ゲーム」とか調子にのってすぐに
スピンをオフさせようとする傾向は確かにあるな
こういう「おまけ」ってそれが簡単にコンバートできるような
技術的な基盤が確立されてるからってことだよね
古くは「インベーダー風味のおまけ」「アクションゲーム風味のおまけ」
時代が進むと「RPG風味のおまけ」「恋愛SLG風味のおまけ」ってとこか
この這いニャルも「クトゥル風味のおまけ」と「現代メディアのおまけ」で
できているのかもね、ニャル娘さんはその祭司。











つり球 第8話  嬉しくてファイティング △+






4人同時にえの・しま・どーんでキャスティングする姿が美しいね
釣果を比べっこするのもほほえましい
言葉とか行動とかいろいろシンクロするってのは基本的な美っちゅうか
それぞれに違う個性を持っている人達がそれをするからいいのね
一卵性の双子とかがやってもあんまし旨味がない



SF的趣味をハルよろしくトボけてやってきたるけど
しっかり物語をカタチづくってうまーくオチがつきそう
あんましガチでやっちゃうと突っ込みが厳しくなるから
じわじわやる手もあるよね、サッパリしたデザインも
そういう側面を後押ししている
「君と僕」なんかはまんまハナシもサッパリにしてしかも
結構みててしんどかったりな
でもまあユキの鬼の貌もちょっと懐かしいかもなw
最初はアレに釣られたんだよ

どうでもいいけど1クールのアニメで視聴者参加コーナーとか
どうにもせわしないね、まあ余興だが









あっちこっち 第9話  ワタシを包んで!⇔恋とロマンの学園祭 △






「学園祭」を出しながら「屋台」の方でハナシが終わっちゃうのがまあ
こじんまりとした当話らしいか、ライブとかはメイズ以来ごぶさただ。
このオハナシはオチらしいオチが大概ないからなんか最後に音鳴らしたり
文字で説明したりしないと次のシーンに移りづらいってのがあるね
まー苦肉の策ともいえるかもな、つみきが風船で浮いちゃうとこなんかは
うそくさくてクスッってなったけどさ。










エウレカセブンAO 第8話 ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ △+







両親の悪口で盛り上がるのがまあらしいなw
このエウレカに関してはよく「らしいな」って言っちゃうのよね
型にはめ込むようなものいいだからあれだけど、何でだろ
ボチボチ戦闘シーンばっかりで押していくのもしんどい時期だから
人間関係を進展させたり、変化球投げたりしだすころではある
今回は「戦場の裏側」みたくまあ情報操作のおはなし
この「情報操作」ってのは「陰謀論」と紙一重のとこで成り立っているので
まあちょっと擦れた若人にはおあつらえ向きな話題ではある
ガチな情報操作と陰謀論の境目はどのあたりか
陰謀論は人にカマシをかけようとして話しが無駄に大きくなりがちなとこがある、とか
今回のように「災害でケガをした人がいます」ってぐらいがちょうどいいおとしどころか。











夏色キセキ 第9話  旅のソラのさきのさき △+







紗季ちゃんまっ裸で島中練り歩いてたんか
姿が見えないとはいえ、けっこうな度胸というか羞恥心というかw
あと、あったかい島なんでしょうね、気候的にも島民的にも。
筆談も根暗マンサーみたいでちょっとおかしいね。
そんなこんなで彼女の不安を取り除くための島内観光
ひとりのキャラクターをこんだけ懇ろに扱うのもきょうびはマレかもね










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