意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

今年もあと300日(アニメ感想)

2011-02-28 00:23:01 | アニメ感想(2011・1期)



放浪息子 第6話 「文化祭 ~Dream of butterfly~」 ○






ユメもキボーも






いやあ、このご時世に「自分の希望を舞台に仮託する」なんてのが
成立するなんてなあ。これもそれも世界(舞台)構築の尋常じゃない強さと
「主人公」にそれをさせるのではなくそこから1歩引いた誠クンに
まかせた演劇的配慮とか、「中学生」っていうギリギリ仮構と現実が
未分化で許される期間であるとか、探せばいっぱいあるだろうけど。

私個人的にはさっこんの「男の娘」ブームにはいささか辟易していたのだけど
劇的強度がここまで高いと流石に流行ではカタがつかない所がでてくるね
逆に言えば「時代の追い風」より早く強く飛べない鳥でないとたどり着けない
トコロがある、ということ












IS<インフィニット・ストラトス>
第8話 「ファインド・アウト・マイ・マインド」 △






「ホントのアタシ」なんて「語って」るんぢゃねーよとか
「憎からず想っている相手と敵味方」っておいしい状況をこんな
アッサリ片付けてええんか、とか
「トーナメント」って「NARUTO中忍試験」あたりからマトモに終わらなくなった
よなあ、とかいろいろ思うところはある
「萌え」の皮をかぶって「駒」をそろえる、っていうただそれだけの
冷徹さに徹しているのならQB並の残酷さと物語論的にはいえんくもないな
そのしわよせはシャロにかかってくるわけで、それでもあの笑顔
なんてええ娘なんや、君は












GOSICK -ゴシック- 第8話 「過去の王国に遠吠えがこだまする」 △+






「閉鎖的なムラ」を「近代の科学・知性」が切り裂くって画は
当邦でもおなじみですよね。「殺人事件」をダシにしながらサスペンス調で
ハナシを進めることによって説教臭さを回避している
と、同時に現代的な要素として「キャラクター」を押し出す面があり
「孤独な知性者」としての「探偵」にワトソンをつけることによって
そこを回収しているわけだ。あえて言うと最後の燃えさかる橋のシーンでの
クジョー君の殺陣の蛇足は物語の幕おろしとともにそれを兼ねているというわけか
ちょっとスッキリしないけどまあそんぐらいの「カオス」は容認せよ
ってことなんかも、「活字」て追っていると勢いで読めちゃうのだろうなあ。












魔法少女まどか☆マギカ 第8話 「あたしって、ほんとバカ」 △+






QBが黒いとか言ってる内にセカイ色がえれー黒(ほむら)を基調にしたのになってたぜ
トリックなんてちゃっちいもんじゃなかったぜ、どこの漂流街だよw

逆に言えば「蒼木うめ引力」から振り払うのにこんだけの労力が必要
だったってことかもしらんなあ、さすがに「ひだまり」を口にする
御仁ももうなかろ。さてさてほとんどの英雄的加護がズダズダに引き裂かれた
世界でかそけきキボーを胸に戦う魔法処女、じゃなくて少女達に
救済は訪れるのか、「BADEND」を想像するぐらいにはもう十分に
脅しつけられたんでそろそろ勘弁してください(泣





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丹誠込めて育てたサイバイマンです(アニメ感想)

2011-02-24 16:37:47 | アニメ感想(2011・1期)




STAR DRIVER 輝きのタクト 第20話 「描かれたあの日の虹」 △+





tune the rainbow




最近は「カラダをのっとる敵」ばっかり出てきていますなあ
まあ「他者のカラダ」に興味があるお年頃ですしー
「ガラス越しのキス」に代表されるように身体的接触にはけっこう
慎重な当作品だけど、そのあたりのルールが破られたらこの青春物語は
終盤に近づいているってことなんかもな
親父達の世代でも△関係はそのあたりでご破算になってるようだし

不可抗力とはいえ(普段だったらそんなことないのだろうけど)
ケイトに毒摘出プレイをしてもらったりしてな
まったくもって正しい反応ではあるのだけど、同時にその、こうなんか
アレだね、いやあまったくアレだなあ(笑)









お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
第7話 「兄たちのAKIBA」 △+







俺たちはエロだが、悪ではない!




AGE団のAKB探検ですね、何だそれ
幼なじみ>>>>妹>>>人妻熟女、で難易度が跳ね上がっていきますな
「幼なじみ」はもう一度生まれ変わるか記憶を捏造するしかないというw



ま、しかし旺盛ではあるよな、ナニが
こんだけ周りに性処理の媒介があふれかえっているご時世で
自然物に欲情するってのはそーとー溜まっていないとなかなか
昔の人なんかはどうしていたのでしょうねえ、あ、実際に襲ってたとか
まあそのあたりも「処理」が必要なくなれば距離をとったおつきあいに
なるわけで、そういう意味では「AGE団」ってのはオトコノコの
たまさかの夢なんかもしれないなあ











これはゾンビですか? 第7話 「おい、お前どこ中だよ?」 △+





ほら、ガラス越しじゃないからえれえ目にあっちゃうじゃなイカ(笑)
普段はきれいどころ3人に囲まれているわけなのだけど
視覚的なサーヴィスはあっても実際のおさわりはリスクがあるわけで
まあ仮構の存在なんだから当然といえばそうなのだけど。
魔装少女のコスをした歩がボーイなかっこのトモノリを
押し倒してキスしちゃってた画は倒錯があって、なかなかよい









ドラゴンクライシス! 第7話 「狼たちの真実」 △





まあオチが「イヤボーン」だったからねえ
あと「人の心が見える聞こえる」って類の設定は小説だと
描くのが大変なんだよね、せっかく「本心」なんていうメシのおかずに
なるネタがあっさり暴露されたらもったいない
逆に言えばそのあたりをショートカットしたいなら便利か
あんまりぐじぐじその辺りを扱っても確かに面白いモンでもないだろうけど
まーでも竜司クンに「こういう大人になったらダメだよ」って反面教師的な
意味を持っていたのかね古森さんって
「力」(現実)に魅入られたオトナと少年ハートの対立っていう
最近はなかなか見なくなった構図ではある
それにしても私もアイと融合したいです(おい)



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心にも栄養を(アニメ感想)

2011-02-20 22:41:20 | アニメ感想(2011・1期)



フラクタル 第5話「旅路」 △+






覚えている限りだと、技術の進歩がストップがかかっている状態っぽかったから
「前時代」の技術がいちがいに劣っているってわけでもなさそうなわけで
それならばドミナントな技能から一歩身を引くことにもメリットはありそう
ちょうど「主人公に肉体労働の喜びをおぼえさせる」なんて
どっかの白髪頭のアニメ監督の十八番の展開をトレースすることとも通じる
「管理される利便を享受しながらいかにそこから隔絶されたシステムを構築しておくか」
ってのは現代の基本的なテーマではあるな


フリュネとクレインはそれぞれグラニッツ一家のユニ・フォームにおきがえ
クレインはフンドシだけどw、女の娘には「お着替え」って結構重要なんじゃ
ないのかしらね、最近のアニメはけっこう色とりどりにみなさんお着替え
してますね、描く方の負担がそれで増えるわけだけどさ
いっぽうネッサはそのまんまのかっこ、いろんな意味で「必要性」が無いん
でしょうなあ、「システム」が完成されたセカイではさ。













放浪息子 第5話 「夏のおわりに ~Long, long shadow~」 △+






新しく出てくるキャラが「空気を読まずに」場を鮮やかにシャッフルしていきますねえw
今時めずらしいぐらい「キャラクターの存在」に重みがある
「新参者」っていうのがどーゆーのかリアリズムと劇的な意味合い両方において
真面目に提示されておられる。
「捨てキャラ」がいないわけだからその世界はよりいっそう重みをもって視点が交錯してゆく
それ以前の状態が「千葉さんと二鳥くんだけのセカイ」ってのは正しくそういう意味であった
ばっちり「女装」が決まる二鳥クンだけでなく、ちょっとどうかなっていう誠クンにも
スポットライトを当ててやるのはハナシが深くなって結構毛だらけではある
でも、この質量だと1クールじゃ到底手に負えないハナシではあるな











夢喰いメリー 第7話「夢と水着と海の色」 △+







視聴者サーヴィスってだけでなくメリーさんを元気づけようっていうとこも
あるから丁寧なお話しではある
そしてご丁寧なことにアリスゲームでもう一回「英雄像」を破壊した(苦
壊される「夢」を有しているのはたいがい子供や若人なんで合理的に彼らをいたぶる
お話しという側面もあるのかも、そこは狡猾だったりな。
いやまあ、面白いけどさ










魔法少女まどか☆マギカ 第7話「本当の気持ちと向き合えますか?」 △+!






※イメージ上の画でお楽しみ下さい






いやあ、若人って「その場その場のキモチ」が大きいからねえ
それをほむらちゃんみたいな「オトナ」が諭しているような画みたいですねえ
で、お約束だけど聞いちゃくれないTT
カラダを売っちゃった娘が「ココロとカラダの乖離」に悩むスガタってとこですかいねえ。
「魔法少女イメージクラブキュゥべえ」なんていかがかしらん




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日曜日の朝は用事があるんでちょっと・・・(アニメ感想)

2011-02-17 17:28:50 | アニメ感想(2011・1期)



とある魔術の禁書目録II 第18話
「検体番号(シリアルナンバー)」 △+






前半はコントで後半は「家族(ミサカ)交換」ですな





最大主教(アークビショップ)は真面目なステイル君がお気にらしいw
そーいや同じく石部金吉な神裂を天草ごとまる抱えにしたり
「扱い易い」っていう利便的な面と側にいて「好もしい」っていう
個人的な満足感を充実させる面の両方があるんでしょな、多分
組織の長ってのはメンドクセーっすね




>全自動洗濯機



「全自動」って単語がつくとどうしてこんなに面白いんでしょうねw
ドリフ世代の人には郷愁を感じさせる展開ですよね
「川で洗えばいい」って発言もなにげに見過ごせません
にしても「脱ぎ女」が世界中でパンデミックしてるよねえ




>家族交換



ダンナの品評会ですな、インデクスさんの方はもうちょっと
ぶっちゃけてもらった方が面白かった気もするけど
流石に初対面のツンツンした人には無理か(メシはたかってたが)











お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
第6話 「兄は黒パンストの夢を見る」 △+






お兄ちゃんの性的嗜好が開拓されている様を愉しむってのは
「ふたりエッチ」を見ているようなくすぐったい楽しさかもなあ
「観察」しているだけでなく自分の脚でも試してみる探求心の旺盛さも
なかなかに好ましい
委員長の「修輔クンのどこが好きなの?」っていう禁断の質問もいいね
「たくさんあるもん!」っていう模範的な解答ありがとうw










これはゾンビですか? 第6話 「そう、私は死を呼ぶもの」 ○






ユーさんの「言霊の縛り」の札、切ってきましたねえ
今までバタバタとしていてここにきて言葉どおり淡々と嬲り殺しにする様は
残酷なことこの上ない。ここのシーンは「原作」の小説でも
「言葉」が力を有しているのではないかと思われます
耳聞こえなくなったぐらいで「言霊」は簡単には破れないとは
おもうのだけど最後にオトコノコに出番をつくるための方便ですな
オトコノコが女の娘を「殺せる」のも「ゾンビ」だからちゅうわけで
「設定」に真摯に向き合っているからこその緊張感
その後の「大先生」からはただのハナシの進行の蛇足だあね










フリージング 第6話 「Machination」 △




「かませ犬の中華娘」って設定もけっこう強固ですよね
「捨てキャラ」っていうイメージが凝り固まってなかなか
味わいを持たせるのが難しい。「ヤマトナデシコ」ではないし
「ツンデレ」でもないからニポンのオタク男子のハートをキャッチするのに
困難がある。「元気者キャラ」に仕上げてムードメーカーに
仕上げるのが吉か。


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アニメを見ましょう、いつまでできるか分からないしね。(アニメ感想)

2011-02-12 14:56:29 | アニメ感想(2011・1期)





ドラゴンクライシス! 第5話「忌まわしき覚醒」 △





んー「異種族との交流」ってそりゃあ大変なテーマすからねえ
1話や2話で腹に落ちる結論がだせたら拍手喝采平伏叩頭です
「エンタメ」との兼ね合いを考えると余計に大変だから
「呪い」でお茶を濁したのもまあむべなるかな、といったとこ
そうなると「えんため」で何か楽しいところがひとつやふたつ
欲しいところだったのだけど「水着回」って意外と定形を崩すのが難しい
「ポロリ」「西瓜割り」「肝試し」のどれも先人がいじり廻しまくった
シュチュエーションだから、なかなかこれはこれで困難がある。










IS <インフィニット・ストラトス> 第6話
「ルームメイトはブロンド貴公子(ジェントル)」 △++






真のヒロイン、登場ですぅ







なんちゅうか、初初しいのよなあ
あーんましにも使い古された設定が国を超え時を越え一周して
廻ってきた、という感覚
他のヒロイン連もまあ定形でやってきてはいるのだけど
ちっとスイーツにすぎるかもな、今回の娘は今まで隠してきた躯を質草に
してきたから、単純に強い。逆に言えば今までの嫁候補はまだその札を
切っていないのだから使い方次第で挽回のチャンスはある
それはドイツから来襲したオドアイの娘にも言える
このおはなしは「主演」の娘を立たせるためにワキがほぼ完全にモブ化
するから、そこが分かり易いっちゃ分かり易いのだろうけど
そういう所でキャラクターのホリを深くする機会を失っているということでも
あるのだろうから一長一短。ちなみに一夏も私にはモブに見えます。
あーそれにしてもおっぱい見たいねえ










夢喰いメリー 第6話「夢邂逅」 ○





ジョン・ドゥーさんに夢の中で接待治療してもらう
いやあ実にうらやま、いやらしいですね(笑
情報をもらって、血の気が回復して
そして目が醒めればそこにもまた自分のために泣いてくれる女の娘がいて
うらやましすぎて生きているのが辛いんですが(泣



「夢」をとりあつかうお話しとは反してどのキャラクターも
積極的に行動していてアクティブなんですよね、メリーさんを
はじめとして。男友達が見舞いにくるとか蛇足っぽいけど
「活動する」人達の世界としてははぶけないといったところ
ゆえに「ユメもキボー」も失ってヌケガラみたいになった人達を
救済することには説得力が生じるわけで
それはアニメーション(魂を込める)って媒介の本質的な宿命に
忠実ってことなのかもしれない。











魔法少女まどか★マギカ 第6話 「こんなの絶対おかしいよ」 △+!







ユメもキボーもないおはなし






いささか視点を強引に変えれば当世界の「魔法少女」ってのは
セカイの「負」を戦闘行為によって一手に引き受けている存在
ということになる。リアルで言えば警察機構と娯楽商売を一しょに
したような苛烈な職業。なるほどそういう視点で考えれば「体」と「こころ」を
別々に切り離した方が合理的ではあるし、資本社会に関わっている
社会人ならその分離法を程度の差こそあれ息をするように
たたき込まれるわけで、そしてそのあたりの乖離を例えば
「飲酒」なんかで紛らわせるわけだ。
あるいは―「魔法少女」の活劇を[視る]ことによって気を紛らす、とかね







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さあ、早くボクと契約するんだ!!(アニメ感想)

2011-02-08 19:38:56 | アニメ感想(2011・1期)
とある魔術の禁書目録II 第17話 「罰ゲーム」 △+






セカイはミサカで廻ってる





御坂美琴自身と彼女と抜き差しならない関係の「彼女たち」で
ほとんどハナシが1話作れるって質量になってるわけか
上条さんと一通さんが表裏なんだからもうちょっとクロスリンク
してもいかったかもな、一通さんがだんだん上条さん化
(セカイの主人公化)していってるって印象だあな
でその表と裏を繋ぐ巫女がミサカっちゅうことだから
やっぱ彼女はちょいと特殊なヒロインなわけだ
そーなると他の女性陣はよっぽど特殊な描写とかを打ち出さないと
なかなかその存在をアッピールするのが難しかろうとはおもう
「風呂を覗かれる」のがデフォルト化してるからセミヌードに
なるぐらいじゃ売れっ子になれないわけで、結構厳しいですね
「おしぼり」の人とか、どーかなー










STAR DRIVER 輝きのタクト 第18話 「ケイトの朝と夜」 △++





このアニメ、キャラクターの魅せ方がうまいよなあ
今回のケイト回りのハナシだと

花火→新キャラが掻き回す→部屋が使えなくなる
→バイト探す→ケイト(゜Д゜)

っていういちれんの美しい流れがあるわけだ
そういう「裏と表」を振っておいてさらにもう一押し
スガタとの関係性においての「裏の顔」を出してくるのは
印象が深くなって感心した。









お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
第5話 「ミスターX 兄襲!」 △+







「秘密の交換」の現代味付けってとこかいねえ
深夜にエロ本探して徘徊する姿が涙をさそうねえw
いや、あれって本屋や地方によって品揃えがマチマチだから
一度売り切れると入手が困難になるって気持ちはわかります


「秘密」を共有してダイタンになったいいんちょーが疑似恋人プレイを
愉しむ姿もなかなか心理の妙があってよい
「ペットになって」ってのは秘密を守らせるっていう側面と
腐女子的リビドーが混乱状況でつい言葉になったってとこかいねえ
そういう理由があるなら急にベタベタしても無理なく愉しめるわけだ


ところでAGE団の団長もなにげにイケメンくんのような気がするんだ
真面目にやってりゃ彼女のひとりやふたり出来そうなもんだけどね
多分、そういうのが面倒で怖いからあえてイロモノになっている
現代若人事情ってやつなのかねえ









これはゾンビですか? 第5話「ええ、京豆腐どすえ~」 △+






のっけから「吸血シーン」とかで惹きつけたり
そーんなにがんばんなくていい「戦闘シーン」とかでも
「オレごと斬れ」とか一工夫して愉しませようっていう
サービス精神の旺盛さがうれしい
こういう定形のドタバタでもそのフォーマットにおんぶだっこ
するんじゃなくて細かい芸をほどこすことでハナシを活性化させるねえ
まあそれはハナシづくりがある程度の芸域に達していないとできないけど





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すくい投げあたりがベストだと思いますよ~(アニメ感想)

2011-02-05 14:55:18 | アニメ感想(2011・1期)





フラクタル 第4話「出発」 △+







すきはきらい きらいはすき







あの血の気の多い兄ちゃんが最初っから肉弾特攻かけたのは
あえて「血」をみたかったから、みたいに見えるとこもあるのよなあ
最初っから煙幕弾みたいなの使ってりゃ敵味方供に被害は少なかったんじゃ
ないかとトーシロは思うのだが、どうか


そういやフリュネもそーとー鬱屈としていた生活をしていたせいか
結構危なっかしいことをしたがる、まあ「加護」があるから簡単に
死んだりしないのだろうけど、実際は「戦場の勇者」みたいな人は
すぐに死んじゃうからねえ、活劇としては映えるのだけどリアリズムを
考えると悩ましい存在ではあるな。










夢喰いメリー 第5話「夢に惑って」 △++






戦闘狂の女(ひと)





この手のキャラクターは物語の導入部が終わって一段落ついた後に
よう見受けられますな、敵討ちとかそういう結構問答無用な目的が
あって「敵」だと少しでも感じたなら果断無く攻撃をかけてくるやつ
で、はったおされた後は角が少し取れて準レギュラーみたいな
ポジションにつく、という



しかしまあ、あれだねえ「帰還」と「消滅」じゃ、えれえ差ではある
人間界の流儀だと死んでもどっか別のトコに行くって考え方の方が
主流だったのだけど、そこに死んだら何にも無くなりますって考え方が
最近は幅を効かすようになってきて、といったところでどうでもいいけど
ただまあ、多分「消滅」の方がかわいそうだけど確立は高そうですね
今後の情報収集しだいだけど「幻界」で「帰還した夢魔」っていう奴が
いればまた話しも変わってくるのだろうけど。
メリーさんが記憶を失っているのが重くのしかかるねえ。











魔法少女まどか☆マギカ 第5話 「後悔なんて、あるわけない」 △+







CPU戦から対人戦に移行したって感じですねぇ
路地裏でドンパチやっている画にデジャブを感じる、なんだっけ
あ、「咎犬の血」だ、あれもそういえば参加者同士で何か取り合っていた


でもまあ今回は「タグ」っちゅう無機質なもんじゃなくて
「グリーフシード」っちゅう魔力供給が為されるシロモノ
「使い魔」は持っていなくてそれが成長した「魔女」のみが所持している
ってことなんであえて危険を冒してまで使い魔退治をする魔法少女はむしろ
レアなんだろう、あるいはそんなことも理解していないさやかを
トーシロと新しい魔法少女は嘲っているわけだ。



でもまあ、「魔女」なり「使い魔」を退治して「救われた人々」
ってのがほとんど描かれないから、長いことやってるとやさぐれそうな
仕事ではある。今回のように友達が救われる例は珍しいのだろうなあ
ほむらちゃんのいうとおり「優しい人間」には向いてないかもね
サリーちゃんから随分遠くまで来たもんです


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絶対に許さない!(アニメ感想)

2011-02-03 12:36:16 | アニメ感想(2011・1期)



とある魔術の禁書目録II 第16話 「刻限のロザリオ」 △







「イタリア」「船」「学園都市」でお話しを1つつくりなさい







「マリみて」や「すとぱん2」の事例を敷衍するまでもなく
「イタリア」を舞台にしちゃうとその説明だけでハナシが終了して
しまうわけで、まあ文化の国だよなあなんて感心するしかないわけだけど
それを了解しちゃってるのならパスタ喰ったあたりで観光は切り上げて
いつものモードでやっちゃったほうが賢明ではあるのかもしれない。



ただまあ知人を「質草」にとられていた時点で脊髄反射主人公としては
「戦う理由」はとうに発生していたわけなのだからいまさら「学園都市」を
守るなんて理由を2重にかさねるのは蛇足だとはおもう
お約束の「病院」もまあ「ああ帰ってきたなあ」って感慨もなかったんで
「アウェー」で戦っていたというより結局「いつもの」ことで
しかなかったんじゃないかった気はする
難しかったのは分かるけどそれはちょっともったいなかったかもしれない。












お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
第4話「妹が水着に着替えたら」 △






いいえ、修輔は妹に対して性的な興奮をおぼえています





まあ、あれやねえ「妹VS幼なじみ」から逃げ込むように
自己の「脳内世界」に引きこもってしまうお兄ちゃんがリアル
っちゃリアルだあねえ。その「脳内世界」ってのも画的には
「現実」と差異がないわけだから執着も相当なものではある
今まではそれを「観察」しているだけだった「妹」や
あるいはそれを強固にしていた「AGE団」っていう環境が
あったわけだけど、そこに積極的に干渉してくる幼なじみが登場
したわけで、「海月姫」を逆さまにしたような構図なんかもな。











これはゾンビですか? 第4話 「ちょ、俺輝いてる?」 △+






「ミステリ」と「バトル・ラブコメ」ものが奇妙なあんばいで
同居してるっちゅうおはなし。
そしてこの妙な関係性を維持するには主人公は生者でも死者でも
難しいゆえにゾンビにならざるを得ないわけで、設定に意義がある



アヌビスさんが茶を零しながら飲むところはまあ、「心意気」ってやつですなあ
かっこいいですなあ、だからこそ彼が「死ぬ」ことによってミステリ
としての強度が高くなる。
バトル面としては「鯨狩り」ががんばっていたねえ
今時分だと某モンスターハンターよろしくというわけで
「狩り」を一緒にしている「仲間」は「犯人」からしぜんと除外されるはず。
まあそれをひっくり返すようなすごいオチを繰り出せたら
富士見ミステリー文庫の大賞ぐらいにはなれそうではある(もう無いけど)




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