意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

隠蔽に協力するなら一生面倒をみてやる (アニメ感想)

2018-07-31 23:01:58 | アニメ感想2018年・三季






ゆらぎ荘の幽奈さん 第3話 幽奈さん学校へゆく △+







荘のみなさんは「わけあり」なんToらぶるを期待するなら
シャバである「学校」の方が都合が良いのは確かですわな
で、そこにいる「普通にかわいい娘」にセクハラするたのしみだ。
幽奈さんがいろいろとえっちぃのだけど真面目に考えると
「幽霊」なんで「カラダ」に対する意識が常人とは異なる
って考えてもいいわけで、コガラシっちゅう「オトコノコ」が
いないと「女の娘」でいることすらむつかしくなるっていう
事情があるかもしれぬね、そういう意味でも普通の娘の千紗希
にも逆に異議があって、なかなか上手いハナシの転がし方をしているかと
あと本当の意味でトラブルメーカーのこゆずも出てきたから
このあたりから「新作品」の枠を越えてきたような印象だ。









はるかなレシーブ 第4話 私達にぴったりだと思わない? △++







学校も始まって「砂場」以外の光景もようやっと多くなってきたのが
作風と沖縄ってロケーションの特異性だわな、でもしっかりした背景やぞ。
水着をおそろいで選ぶとか競技抜きならよっぽど仲がいい恋人かトモダチで
ないとできないわなあ、その意味を正確に理解しているかなたちゃんが
ひたすら羞恥しているのがを見るのがたのしいねえ。
はるかも「主人公」としてガンガンいってるのがよいね、そうでありながら
「呼び捨て」の件は最後の決定権はかなたに預けてるのが
「間合い」が読めているというか、カンの良さがある
それはスポーツを本気でやる人にも重要なことだろう。










はねバド! 第5話 一人じゃないよ △++







「ダブルスはじめました」組と「ダブルスという名のシングル」を
やっている組の変則的な対決が「屈折した才能」をうまく描くねえ
もちろん弱点があるんでそれを突いてきて問題がはっきりと
顕わになるのが「スポーツ」のよいところだ。
アタック、レシーブで見せる動き、体のしなりがリアルで
まあ美しいものだ、と同時に心身に負担があり汗もだくだくになるのが
この作品が「ガチ」であることの美しいあかしでもある。
試合が終われば敵味方ともみな仲良しなのがとにかくいいですね。










邪神ちゃんドロップキック 第3話 △+







かまわれればうっとうしがって、冷たくされれば執着するって
本当に邪神ちゃんは面倒臭いヤツですわなあw
いや、邪神だからそれでいいのか。
「困ったちゃん」は「日常もの」だと嫌われるけどそこは
「モンスター」すからね「ギャグ」として処理されるのがおいしい。
あと、「魔属」なんで上下関係が結構厳しいのだけど
邪神ちゃん偉いのにいろいろ下々のキャラから非道い目にあっているのが
「ギャグ」として基本的な機能を果たしているといえよう。









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ロードローラーの正しい使用法 (アニメ感想)

2018-07-27 16:18:35 | アニメ感想2018年・三季






ヤマノススメ サードシーズン
第4話 クラスメイトと遊ぼう! △++







「クラスメイトとカラオケに行く」までにン年もかけているのだから
お父さんが娘の成長を見守るペースだわなあw
しかしまあこれが「ぼっち」が精一杯人並みの社交を行おうとする
リアルな姿かもしれないね。「山仲間」となら趣味を通してもっと
フランクなわけで、それならいけなくもないカモ、というのが成長。
あとはまあ「ひなた」を通してるのが大きいね、全部彼女との
関わりがなければこなかった今日という日。
たどたどしい「夏色プレゼント」が最後はしっかり歌えたってのが
「カラオケ」的なうまみでなかなか見ないうまい演出だったかと。









ISLAND 第4話 このせかいはひみつだらけ △+







親父以外不良娘の家出に全員協力するのが結構面白いね
「島」なんで「出られない」強力な「結界」でもあるかと思ったら
あんがいすんなりと出られるのが「ゆるい」かも。
「吸血鬼的設定」も別にそこまでこてこてに遵守してるわけでもなく
「リフレイン」的展開もほとんど見受けないという
「お約束」を律儀に守りがちな「エロゲー」的展開を
ゆるっと否定しているのがここまでの当作品のやり方だったかとおもう。
まあそういう「造反有理」ってのも若人がもっている当然の気質で
すぐ「ムラのしきたりがうんちゃら劇」にもっていこうとする
当邦の製作気分の中では都市的かもしれん。










Free!-Dive to the Future-
第3話 異国のフィストスイム! △+








凛ちゃんの異国PVを見ながら兄を通して郁弥まわりを
埋めてっているというまあこの「過去」の補強が当作品の持ち味ですわな。
と、同時に「アスリート」なんで「自分の過去」と彼等は常に対峙
しているわけで、そう考えればなるほど自分とよく似ていながら
別の個性をもつ連中と戯れるのももっともなことではある。
ちょっと興味深いのは「大学生」になって「指導者」がいろいろ
でてきているってことね、高校生以前にもいたけど
作品にはそれほど大きくからんでなかったから
これは「指導」を素直に容れることができるぐらいには「大人」に
なってきてるってことでもあって、そういった意味では
「夏也」は過去の自分達のように「Free」なところを有している
ってことなのかもしれない。









少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第3話 トップスタァ △+








なれあい禁止






華恋の「ふたりでトップになる」的な目標に
「トップはひとりでしょ」っていう課題が出されて
言われてみればそうなんだけど、それが元々の実力差も伴って
叩きのめされるという次第。まあ当たり前といえばそうなんだけど
この「演劇学校」っちゅう特異な設定がその「あたりまえ」を
ちょっと歪ませるわな、そういう意味で「設定」が活きている。
この「決闘システム」、実際の舞台とは違って「誰か偉い人の任意」
じゃないから恨み辛みが残りにくいね、そういったところで
この珍妙奇天烈な「演劇決闘システム」が
単純なオトコノコ達(私みたいな)を救っているのかもしれぬ。























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全体攻撃で2回攻撃の母 (アニメ感想)

2018-07-24 22:10:26 | アニメ感想2018年・三季







暦物語 第5話 こよみウインド 第6話 こよみツリー △+







風聞






どっちもJC(妹)とトークするのが半分で小障害を解決するのが半分。
テンポ良く解決するんで本当はこっちの方向性でやりたかったのでは
ないかと勘ぐりしてしまうとこだ。
なでこと火憐は「ちょっと足りない」キャラなのに方向性が違うのが
造型とトークのうまさよな、いくらでもオツムのよさげなキャラは
できるけど本当にクレバーな奴と馬鹿な奴はなかなかむつかしい。
貝木さんが「吸血鬼騒ぎが一段落したから馬鹿を引っかける為に噂を流した」
っちゅう件がいかにもというか、暇な馬鹿が問題起こすのよね。
逆に嫌がられてる木を「畏敬」にまですればいい、というのも
なかなか含蓄が深い、「性質」の問題ではなく「程度」の問題
という理解があるあたりが「何でも分かる」羽川らしいね。










ハイスコアガール 第2話 ROUND 2 △++







「ゲーム」をする為に、何駅も離れた街に行ったり
小学生で女の娘を自分の家につれこんだり、動機がはっきりしてる。
「潰れたゲーセンの幻」とかホラーを扱わせたらさすがに押切さんはうまい。
にしてもゲームってのは不思議のものよな、普通「友達」が
家に来たらそれなりのもてなしと、あれこれと世話をやかにゃならんのに
黙々とゲームをやって「じゃ、おいとまするわ」ってのが成立する
よっぽどの親友でもなきゃできないハードルがクリアされているという。
まあでもこの大野という「高嶺の花」が下界に降りてくるのに
「ゲーム」の魅力をもってそれを取りなすのが当作品の啓(あか)るさで
ピコピコ少年だった諸兄(あるいは諸姉)にはご理解できよう。










ぐらんぶる 第2話 水の中で △++







「前提としておかしい」人達に依頼してハチャメチャしてる内に
女の娘が来て「サイッテー」って言われるのが
まあいつもの「やりかた」ですわなあw
でもまあ部屋中をエロDVDで埋める人とかオタグッズで埋める人とか
大学にはいますわなあw
とまあ巫山戯ているけど水回りの指導は真面目なのがズルいやり方すね
「ガチ」でもなく「ただの集まり」でもない道をゆこうとしている
また「ラブコメ」としてもその押し引きが上等かとおもう。










はたらく細胞 第3話 インフルエンザ △+







「もともとは味方をゾンビ化して敵にする」とか一番嫌な敵ですよね
さすがに人類を一番たくさん殺してる病気のひとつだけはあるかと。
と、同時に今まで「白血球」だけで対処していたとこに免疫関係の
方々がほぼフル動員されているのが事態の重さかとおもう。
「頼れる先輩も昔は貧弱ゥ」だったとか実際の「カラダ」では
もの凄いスピードで代替わりが起きているのだろうけどね
ここでは人間社会の速度に併せて演出している、ということだ。
オチが「型番」が変わったらまた戦闘開始っちゅうエンドレスバトルってのが
まあリアルな「働く細胞」ってことなんだろうね
現実の細胞は文句を言わないから。










あそびあそばせ 第3話 絶対に負けられない戦い/操り人形/命懸け △++








「ありふれた遊戯を罰則を高額にして愉しむ」っていう基本的な「あそび」
やってるね、まさしく「暇人のろくでもない行為」ってやつだ。
「賭け事とか良くないと思う」って人はいますわな
逆に普段はおとなしいのにノリノリの人もいて、人格が出る。
「顧問の先生」って漫画だとただのお飾りの人ってのがいるね
ただ、当作品はその「当たり障りの無さ」を逆利用して遊んでる
自分の無さが「アカウント乗っ取り」という形で表現されてるのが
現代的というかなんというか。
「くつなげ」のエスカレートぶりが秀逸だねえ
文化系の「なよっと」したところからスタートして
オチの自転車高速ダイブプレイまでの加速ぶりがお見事で
アニメーションとしても十分な見物だったかとおもう
部長は犠牲になったのだw










ちおちゃんの通学路
第3話 ブラッディ・バタフライ・エフェクト②/カバディー・フォー △+









蝶々のゆくえ







あっさりネタばらししたのがまあちおちゃんらしいというか
このまま言い出さないと壮大なホラばなしになりそうではあったね。
にしても大空さんと小山さんの声質の違いだけで面白いわなあw
「カバディ」っちゅうととりあえずこの単語を出すだけで場が持つわな
それをガチでやりだすのが「あそび」ってことですわ。
実際にやってみるとゲームの奥深さが分かるってのがスポーツらしいね
と、同時に帰宅部みたいな運動とは縁が無い人の感想ではある
オチが「百合」的にオトされるというのは「ガチ勢」的な
攻撃的な方向性とは違う話の決着の付け方で、ここ10年ぐらいで
主流になったやり方ではあるね。





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熱射病のニュースの5分後に甲子園の話題 (アニメ感想)

2018-07-20 23:09:44 | アニメ感想2018年・三季






プラネット・ウィズ 第1話 光、七閃 と 
第2話 ネビュラソルジャー △+







「記憶喪失」ってことは「悪いことの片棒」を
担がされててもおかしくはないわけだ、まあ今回は
「相対的な善」ぐらいの位置づけが主人公たる宗矢くんのポジだ。
一方でいちおうは敵対している「7人の能力者」ってのが
毎回「いい人エピソード」をやってハナシを盛り上げるね
この前12人で殺し合いをやってたハナシと同じような趣向。
戦闘が終わって力を落としていたところを襲いかかって
その力を奪うとか、ひきょうなやり方よなw
でもまあ相手が多勢だからね、各個撃破は当然
そういう「リアル」なとこが笑いありシリアスありの
柔軟な空気に包まれてぴりっと味わえる作品。










中間管理録トネガワ 第3話 鉄板 △++!







「原作」を知っている人にはまさしく「鉄板」な展開だわなあw
面白いのはトネガワもこの時にはこの「大鉄板」の正しい使用法を
おそらくは知らなかったと思われて何か本当に「苦労してるおじさん」
であることがスピンオフの中では完結しているように思えるとこで。
凡人よりは一歩抜け出せている「優秀さ」ってのがまた
「スピンオフ」の主人公の奥ゆかしさとも見える。








オーバーロードIII 第1話 支配者の憂鬱 と
第2話 カルネ村再び △+







ここ最近は「アインズさまー♡」っていう「覇者的」な役どころが
多かったから「休日」に「モモンさん」的な弛緩を取り戻すのも一興。
と同時にナザリックの人員を増やしつつ紹介済みの連中の
キャラクターも掘り下げていくのも「慣れて」きた我々視聴者にも
たのしみがあろう。アルベドさんが「ビッチでサキュバスで処女」っちゅう
設定の中毒者みたくなってて笑えるのw 
彼女は「最奥のラスボスの守護者」っちゅう役目なんで
各層の守護者以上に「アインズさま」以外に何も無い人生(?)
だったろうからね、この休暇も大いに愉しんでもらいたいところだ。
しかしまあ当作品もある程度ハナシが転がって「世界」が動きだしたね
魔物と人間の交流も活発になってきたし、各国の勢力バランスも変化がおきた
そしたらまたいろいろと愉しみがおきるだろうという
できのよいRPGのワクワク感が当作品には、ある。










すのはら荘の管理人さん 第3話 先輩 お着替え おとこのこ △++







亜樹くんが綺麗な管理人さんばかりか綺麗な先輩方にも
かわいがられてて、ふにゃーんってなるねえw
この「男」とまったく思われていないノーガードぶりが
フィクションのうまみで、そのあたりの戸惑いを演じるのは
キタエリさんにはむつかしくなかろうと思うね。
「男の娘」ゆえに逆に「女の娘」であることを「発見」できる機会もあり
フィクションとして最高に近い「おいしさ」があるジューシーな作品だ。









異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 第3話 魔族襲来 △+








「スキだらけの技を使ってくるキャラ」とか「大軍との戦い」とか
「ゲーム」的なものと「リアルなファンタジー」とのせめぎ合いがよい。
ディアヴロさんもそのあたりの差異を「ゲーマー」として愉しんでいて
ここ最近の「ファンタジーもの」の流行ぶりはこの「難易度」の
さじ加減ひとつで様相が簡単にかつ深刻に変えられるという「うまみ」が
あるというところにも感じられるという次第。
アニメーションとしては一時的にパーティーを離れたレムのほうにも
「イベント」が起きて、そういう処理はゲームよりも動画のほうが
やりやすいってとこもあってなかなかよろしい展開かとおもう
それにしても「ハーレムもの」における
主人公以外の野郎の扱いのぞんざいさよなあw










七星のスバル 第3話 あの日の約束 △+







指輪物語






「指輪」を出す時の身も蓋のなさってのは相当ですわな
「高級品」で「マジックアイテム」としても強力なんで
ボクのような貧乏人のいちゃもんを黙らせる効果(高価)があるw
ま、あんましごちゃごちゃ出し過ぎて「現実」と「ゲーム」の
どっちの指輪で約束だったんか、分かりづらいとこがあるけど。
このおはなしあんまし「設定」の消化をしていないよね
人間まわりの方が重点が大きい、それは「最強パーティー」を
描く退屈さとの引き替えみたいな、そんな印象だ。






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この妙に先の尖った棒ならあるんだけどねえ・・・ (アニメ感想)

2018-07-17 22:00:01 | アニメ感想2018年・三季







Free!-Dive to the Future-
第1話 芽吹きのダイブスタート! △+







なんとなく普通に「大学生編」がはじまってしまいましたねえ
まっ裸の男共に強引に誘われるまでもなく強豪に入部しているもようw
「新キャラ・展開」のために過去を逆に描くってのがアニメっぽい展開
逆に言えばそういうことができるまでにけっこうな人気がでて
続いてるってことでもあるね。
このおはなし全くの「新キャラ」は少なくてみんなハルたちとかと「過去」
に因縁なり関係を持っていて、突飛な新キャラとかを出さないので
結構保守的なつくりかもしれんね、また「タイム争い」とか競争意識が
そこまでがっついていないのでさらっと見られるのが当作品の持ち味かと
まあ京都さんの作品に「保守的」とか言えるぐらいに時間は経過したわな(嘆息)










少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第1話 舞台少女 △+







舞台を知っている人かあるいは「世界を革命する力を!」ってのを
知ってるオッサンかで評価がかわるわなあw
日常生活では恥ずかしくて絶対できない大声でアホな台詞を張り上げたり
立ち回りやったり、特別な「空間」であることは確かだわな。
ただ、それを「アニメーション」で表現する、となると複雑だわな
というのもアニメはそういう「アホなこと」を「自然」とやるのに
特化した「舞台」で別段「決闘」なんぞしなくても
ヒーロー・ヒロインになれるからだ。なんで、この作品は最初から
「もってまわった」感がついてまわるのね、悪く言うと「無駄な努力」を
しているような、そういうところだ。「センターを取る為の演劇決闘」とか
果たして「真剣(ガチ)」なのかどうなのか、困ろうて。










ハイスコアガール 第1話 △++







ヤニ臭い空間、奇声を挙げる猿に、バカップルと「いかにも」だねえw
でもまあこういう「キナ臭い場所」で場所場所の「立ち振る舞い」
ってのを学んだような気はしますね、現代は初心者がいきなり
ハードルの高い「ヤバい場所」に放り込まれているのかもしれん。
「アニメーション」として特異なのは何と言っても「ゲーム」を
「そのまま」動画として見せてしまえることで、そりゃガイルさんが
ソニックブームとか出してりゃ見入ってしまうだろうというw
そういう点で原作よりも「大野との関係性」がやわらかくなっている
ような印象を受けるね、原作はゲームを通して直に繋がっているという
ただ、これは「楽しい見物」としてはプラスで、しかもボクみたいな
オッサンの琴線をくすぐりまくりなので、まあある意味「ズルい」よね
だって「人生」で一番時間と労力と愉しみをくれたのは
「アニメ」か「ゲーム」だったもの、私の場合。









ハッピーシュガーライフ 第1話 砂糖少女は愛を食む △+







I Belive






「女の娘の独白」で作品が進行していくのももう慣れたもので
それは「現実」が無心に愉しむものではなくて
「嫌」なとこがあるからで、あるいは若人の自己愛によるものか。
精神の均衡をとる為に「仮想空間」ではなく「愛着」を
とるのがちょいと古風というか、リアルかも。
しおちゃんとの砂糖菓子のように甘い時間の一方で
閉ざされた部屋はおそらくもの凄い腐臭でいっぱいであろう、でもそれは
モニタ越しの僕等には届かない、ボクらも都合のいい部分しか見ていない
「女の娘は独占欲が強いからね」とか実感の篭もったせりふですなあ。










ぐらんぶる 第1話 ディープブルー △++







完全に「お○んちん祭」してるだけじゃないかw
あれですね作中のテンションが素で「酔っ払い」で
その上四六時中アルコールを摂取してるから、ひどいことにw
あとは趣味をやって、女の娘と遊んで、言うことないね。
「バカテス」の時との共通点は男共が自分の為にダチを裏切ったり
女の娘に軽蔑されたりってのを「笑い」のとこでやってるあたりで
ん、なんだ只のアルコール抜きのバカテスじゃないのか
っていえばそうなんだけど、それで何か問題でもw










百錬の覇王と聖約の戦乙女 第1話 盃の誓い △(+)







「異世界」に来てスマホいじりだしたらやべえフラグがぷんぷんでさあねw
ツッコミどころいっぱいだからそういう扱いがお似合いかもなあ
「製鉄」とかもの凄いことなのにスナック感覚でやっとるね
あれはそもそも材質から何からの調達、それに応じて高炉を
作って云々・・・ってのが「スマホ」で得た知識で対応できるとも思えんし
まあそもそも「魔法」アリアリだからね、言うだけ野暮か。
あと女の娘はかわいくて主人公以外の野郎がゴミみたいな扱いなのも
「それっぽい」と思えるね、わきまえて愉しむ分にはいいのだけど。










ゆらぎ荘の幽奈さん 第1話 ゆらぎ荘の幽奈さん △+







「幽霊と同居」とか鉄板の設定ですぜ
他にも忍者に猫に鬼に座敷童に極めつきは「ワンパン」持ちの主人公だ。
この身も蓋もない設定なんでラブコメとしてはもうとにかく
「えっちぃ」くやるしかないので、そしてそれに性行、じゃなくて
ある程度成功しているのが当作品の持ち味であろう。
今回の見所としては「壁尻」のとこかねえ、幽霊としての特性と
フェチズムを満たすおいしいシーンだったかとおもう
当作品では珍しい頭の良いいやらしさw
ぶっちゃけしまいの「逆退魔」的なシーンはおまけやね
まあカン違いする純情少年もいないだろうけどw










あそびあそばせ 第1話 等価交換/チープなスリル/遊び人/優しい変態
と 第2話 暇つぶし/友情ゲーム/魔女裁判/ノンタイトルマッチ △++








折角のかわいいJCがすぐにダリのような抽象画になるのはいかがなものかw
まあでもこれぐらいのカタチの「崩れ方」が「ギャグ」の距離としてはよいね。
「やりたいほうだい」のやっていることとその表現の距離が合致してる。
「リア充になろう」とか最も「リア充」からかけ離れた行為で
そして「リア充」がどれだけ退屈で窮屈な生活をしてるのかってのは
このやりたいほうだいやっている「非リア充」の彼女たちを見れば理解できよう。
あるいはこの「等価交換」の否定こそうるわしい真の「友情」なのかもしれない
いや、考えすぎかw










邪神ちゃんドロップキック 第1話と第2話 △+







「スラップスティック」ってのも「暴力」に五月蠅い現状だと
なかなかイキがいいのも見なくなってきたけど
「邪神」だからいいじゃん、とはなかなかカブいてるね。
ガヴの時も思ったけど当邦だと「天使」と「悪魔」が同居
してることがよくあるけど不倶戴天やからね
親殺しの相手と鍋つついているようなものだ。
そーいう事情まで含んでいろんなとこをざっぱにしているのが
笑いを誘うところでもあり、スキヤキな味わいなんかもしれん。
まあ邪神ちゃんの「~ですわ~」口調の娘って
「弄って下さい」っていうことなんだろうけどね。










ちおちゃんの通学路 第1話 そこに学校があるから/ちおちゃんと細川さん
と 第2話 ブラッディ・バタフライ・エフェクト/真奈菜と大トロと私
/バンプ・オブ・スレイブ △++








血蝶々








「ゲームと現実の区別がつかない」やつがキターw
でもまあできなくはないわな「漫画」で「アニメ」なんだからw
むしろ僕達がなかなかできないことを平然とやってのけるゥということで
ま、そんなわけで「現実」との関わり合いが不安定っちゅうか
その不安がちおちゃんを(心の中で)饒舌にさせるわけで
その語りを大空さんジャストフィットでやっとるねえ。
「通学路」ってのはなかなか面白い舞台ですわな
「家」だとゲームばっかりやってて「学校」では目立たない
そういう娘がちょいと自由になれる場所ってわけだ。

















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残念言うなー! (アニメ感想)

2018-07-12 21:01:40 | アニメ感想2018年・三季






すのはら荘の管理人さん 
第1話 はるかぜ 上京 管理人さん △++







「ゆる作品特有の異様にまったりとした空気」
ってあるじゃないですか、アレそのものですw
前期だと「立花館To Lieあんぐる」みたいな空気。
桜も吹雪いて、「しっかりしなくちゃ」って亜樹君の想いとは
うらはらに、美人管理人さんにすべてがなし崩しになっていく様が
見ている側が堕ちていくのと同じペースかとおもう
ま、でもここまで甘甘でNot稲妻なら一興かもしれないかと
キャバクラで値段以上の「当たり」のねーちゃんを引いた時のような感覚。
実際にソープ的なこともしてるしなw










異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 第1話 魔王演技 △+







「魔王のフリ」ってーと某モモンさんを思い出すけど
さすがにあそこまでガチで「フリ」をするのは不利だわな。
「全反射魔術」とかチートくさくてよいね「全能」のロマンだ。
「異世界召喚モノ」だと女の娘が「強い」だけでメロメロなんで
主人公が最強なら親和性は高いわな、あとはそのまま無敵でいくか
それとも敵側にも若干抵抗力を残すかは作り手側のさじ加減ひとつ。
とまあ「ホイホイ」に特化しているのがこの「異世界召喚モノ」の
もはや「媚び」を越えた特性のひとつになっているかもしれんね
なぜなら視聴者は「チート」になってる主人公達のゲーム内での「努力」すら
すっとばして参加しているのだから、まあこんだけ「努力」
嫌いな国も珍しいかもね、「はねバド」のスパルタ先輩が見たら怒りそうだけどw










BANANA FISH 第1話 バナナ・フィッシュにうってつけの日 △+







まあ「ダサいのは御免」ってやるとこうなるわな
国も、治安も、道徳観も、性観念も、みな異なる舞台だ。
ま何より「ドラッグ」だからね、こいつの扱いが当邦はとにかく苦手だ
ちゅーのも「ダメ、絶対」って言うところで思考停止してるからね
「知らなくていい」っていう子供むけの態度がオトナになりかけてる
若人には「ムカつく」のは確かで、そしてメリケンならもうちょっと
何とかなるかもしれないとは思うわけだ。
奥村くんが「空気」を読めずにずけずけクリティカルな質問を
するのがうまいね、当たり障りのないことではなくて若人らしく
正当に「アホ」なところがアッシュも気に入ったんでしょうな
そして事件にこれまた正当に巻き込まれるのがよいね
セカイはこうやって乱暴に動いていくものだ。










七星のスバル 第1話 再会と再開 △(+)







「SAO+あの花」的な当作品、どっちも一定の評価を得た作品だから
間違いが無い・・・といいねえ。「高度な記憶が仮想空間上に保存されてた」とか
「幽霊」よりは現実味がある設定ですわな、当ゲームは結構「リアル」思考だから
そういった事態が発生する余地はありそうではあるね。
「宝箱」から出てきたヒロインが「非人格的」な扱いであり
そしてそういう世界のほうが「リアル」よりもよっぽど楽しいのが
ここ30年で人類が出くわしたパラダイムシフトであり
そしてまだ衰退も解決もみていないのは当作品を見ればわかるだろう
願わくはよい記憶を。










暦物語 1話2話 △++







今回は「小話」なんでもう飽き飽きした「化け物退治」をせんでいいらしい
代わりに「センス」が問われるということになるね。
ただの石も奉られれば「怪異」になるかもしれんとか、押野らしい用心深さ
まあ「ハナシの種」なんてそうやって芽吹くのかもしれないねえ。
羽川にしろガ原さんにしろあんちゅうか純粋な「トーク」なのがいい
この事件の後になるといつもの「会話劇」になっちゃうので
それが持ち味だろうけど、いつも次郎的なラーメンを食ってるとつらいからね
こういう「距離」をとっているあっさり味がかえって新鮮にうつる。










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まんが日本昔ばなし(現代語訳) 

2018-07-10 20:38:13 | アニメ感想2018年・三季







はねバド! 第1話 スッゴい才能! 
と  第2話 運動の後の肉は格別ッス! △++








「なんか凄い才能のやつが努力型のとこに転校してくる百合作品」
っちゅうと2年ぐらい前にやってた卓球のやつ思い出すね
どっちも「才能」に振り回されるけどあっちは上手く消化して
こっちは戸惑いを誠実に描いているような印象。
まあスコンク(パーフェクト負け)すりゃそりゃ自棄にもなるね
「練習」に「固執」するのも「努力型」っちゅう証明にもなり
またハナシの切り出し部分としても調度いいストレスではある
まあこういう知ったかな評価は視聴者だからで当事者はたまらんけどw
いっぽうで「才能」のある方の綾乃ちゃんの造型もなかなか複雑
本人にとっては「いらない」ものなので他者との確執を生むわな
まあそういったもろもろの「対立のタネ」が「人間ドラマ」でなく
「スポーツ」として動画で提示されているんで、身も蓋もなく
スッキリと理解できるのがよいね。
スポーツの後の肉は確かにうまい、憂い無く愉しんだ後なら特にだ。











ヤマノススメ サードシーズン
第1話 筑波山で初デート!? 第2話 登山靴ってすごいの? △+








「かわいい女の娘がいっぱいでてきておしゃべりしたりお菓子を
食べてるだけのハナシ」が1期に何本もある今日このごろだけど
当作品はそれほど「ガールズ日常もの」に依存していないね
見ている側がハラが減るほどぱくついてないし
「日常」を消化する為のトーク部分もそこまでは見ない
理由はまあ「山登り」するからなのね、それに尽きる。
それがちょっと引っ込み思案な女の娘の「あおい」にとっては
実にぴったり「ほしいもの」になるのよね
イベントに目標にそして友達まで満たしてくれるのだから、言うこと無い。
以前もやっていたけど「用具」ってのは何でも「高価」よな
こういうのは「特別なこと」をしようとすると価値が分かって
そして今は調度それをしようとしているところってことなんだろう
そう、ここには漫画やアニメで描くべき「特別」が調度ぴったり存在する。










ISLAND 第1話 またあえたねあなたと △+







「未来からやってきた主人公は裸で登場する」ルールにのっとり
いきなりサツにお世話になることにw
出足のこの異常さにダマされがちだけど
「美少女が数人とあとはモブみたいな男共しかいない島」ってのは
いかにもエロゲー的発想というかまあ言うなら病んでますわなあ。
タイトルからすぐ分かるけど「リフレインもの」ってのを当作品は主張してる
これももう何度もやった形式だから特にボッキしたりもしないけど
当作品はそういう事態も込みでゆっくり進行してるのがよいね
こういう「観光」のような物見の気分と「異邦人」としての主人公
っちゅうおいしさが同時に提示されているね。










Back Street Girls -ゴクドルズ-
第1話 わしらアイドル始めました。/親分! 先生? プロデューサー!?
/甘酸っぱい思い出/わかってくれてる/打倒!!ヤクザ!! △++








あんちゅうかヤクザ的「やむをえなさ」が無理設定を後押ししてるひどさw
「人気でちまった、畜生!」ってのが大草原不可避ww
よく「アイドルのリアルな事情」的に裏側は真っ黒って展開があるけど
調度そこにこの「超設定」をぶっこんで、笑いにもっていってる。
「プロデュース」っちゅうと「自然な魅力を伸ばす」的な模範的なぬるさがあるけど
「馬鹿なヤクザ」を「アイドル」にしなきゃならんのでその矯正は
文字通り「洗脳」レベルでやらなきゃならんので、その無理やりが
歪んだ笑いをさそうわなあ、ひどい造型が僕達のハラを割らせるわけだ
ただ、実際の「アイドル」にはこの「ひどさ」が全く無いとはいえまい。










中間管理録トネガワ 第1話 始動 △+







中間管理職っても会社があの「帝愛」ですからねえw
のっけから容赦なく借金を取り立てていたけど本当はこうもっと
「人身売買」とかあきらかに「アウト」なことやってるわけで
そこは「主人公」にあんまし悪い印象をつけないように「忖度」してる。
「黒服」は福本伸行的「手抜き」だけど長いこと続けてきてその無個性が
「個性」になるぐらいまでになってるのが面白いねえ
そいつらはボクたちのように社会の「奴隷」になってる手合いの「分身」で
アカギにも会長にもトネガワにもカイジにもなれないボクらの
当作品への「参加券」のような役どころなんだろう。
にしてもナレーションが悪ふざけでウザいなあ。










魔法少女 俺 第1話 魔法少女☆変身 △(+)








のっけの展開は女の娘向けの「スイーツ」な魔法少女アイドルもの
なんだけど「変身後」が「オレ」な「ゴクドル」とは反対の関係。
これは「一発ネタ」としては可能だけどその後が大変やね
かといってスイーツ魔法少女ものとしては大して面白くもないしねえ
こんな感じで「魔法少女」ももうカテゴリとしては「何でもアリ」で
「笑い」をとりにいっても「アリ」なんだけどさてそうした時に
「純粋さ」の「裏返し」として「残酷さ」を持ち込んで一定の成果が
あるとしても「笑い」はとれるのかどうか、笑いは「裏表」ではなく
「ねじれ」に近いとこだから。











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アニメ感想2018年・二季 とまとめ

2018-07-08 19:57:49 | アニメ感想2018年・二季






印象に残ったとこ








メガロボクス ROUND11より
















立て!立つんだジョー!!








まさかこの年になってこの言葉が意味をもって襲いかかってくるとは!
しかも原作とは全く違う状況だ、セコンドとは空中分解して
またイカサマをやらされてるっていう「内」との戦いでもあった
そういった絶体絶命の状況をこの名台詞で打開した時の突き抜け感ときたら!









ヒナまつり 第11話「血と暴力と金に飢えた男」より
















おいおい瞬殺かよ







ひどい改竄を見たw 「MAD」っすよね、ニコ動の初期とかは
(あるいは今もこっそりと)動画を「編集」して落差を愉しむ遊びがあって
この場合はそれを民放がやるっちゅう酷さがあるのよねえ
新田さんの冷め切ったリアクションがおよろしいね、それに対する
ごくつぶしの同居人のとどめの一言w









あとはウィクロスのあきらっきーの最後のとことか
ウマ娘のスズカさんまわりのとことかデュランダルの串カツのとことか
ラストピリオドの「けもの」回のとことか









声優部門








男性の部







細谷佳正さん
(ジョー《メガロボクス》 ギギナ《されど罪人は竜と踊る》
谷垣源次郎《ゴールデンカムイ》 沢崎孝《デビルズライン》 など)








「よくピンチになるかっこいい兄ちゃん」っすね、あるいは
ロクでもない相方と組んで「しょうがねえな」って言うのが役どころだw
メガロボクスの南部さんやった斎藤志郎さんとか
ヒナまつりの新田さんやった中島ヨシキさんとか名バイプレイヤーが
多かった印象の今期。








女性の部







楠木ともりさん
(レン《ガンゲイル・オンライン》)








なんだろうねどうやったらこんなにかわいらしく「(ピトさんを)ぶっ殺す!」
って言えるんだろうね、プロだからなのか。ゲーム中は女の娘の主人公っぽく
ぎゃあぎゃあ騒ぎどおしなんだけど「現実世界」だと大人のお姉さんで
そちらも好印象だ、まあ相方(フカ)がぎゃあぎゃあどっちでも騒いでいた
せいかもしれんがw









OP・ED部門

















Break In To Break Out
PERSONA5 the Animation OP 








はいはいオサレオサレw
ちょいとブルース調なんですよね、これは「理不尽に対する怒り」ってのを
表現するのに最高に適している音楽ではあるね。
この映像「セカイ」が「ふつう」に見えるところがほとんどない
スタイリーの押し通すっていう決意の表れともとれるし
あるいは憤りのある青年達にとって「フツーのセカイ」
なんぞ存在しないということなのかもしれない。



















鮭とイクラと893と娘
「ヒナまつり」ED







ん~しみるねぇw
当作品「超能力もの」としてはほとんど機能していないのに
「コメディ」としては実に上手く機能しているのよね
新田さんにしろヒトミちゃんにしろ「有能ないい人」が
誰かの世話をする、という形式が強力で作り手側が当作品の
うまみを実に正確に理解していたとおもう。










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趣味:ボウリング (アニメ感想)

2018-07-06 22:26:13 | アニメ感想2018年・二季







あまんちゅ!~あどばんす~
第12話 いつか、まだ知らない明日のコト とまとめ △++








あんていうか今回は「夢世界」も含んで海はおろか空までが
ハナシの舞台になって、新キャラも一杯出てきて
この欲張りさんめッっておもうw
まあこの縦横への世界の拡張はそのままてこちんの成長ぶりと
照応してるってことなんだろうかね、前向きな向上心といい
後輩たちを相手にしている時の年長者としてのあり方といい
それに「世界」の拡張がダイレクトに反応しているのが
「つごうのよいおはなし」ってことなんだろう。
ただ、この「つごうのよいおはなし」が「ARIA」ほど「ふわっ」と
したものではなくある程度の実感をもって受け止められるのは
今期だと「ピーター」っちゅう「誰かのユメの世界のおはなし」とかはさんで
この伊豆を舞台にしたおはなしが「現実」じみた装いを見せるってとこもあるし
何せまあ「海」を相手にしてるからね、文句を言ってもしょうがないw
このけれんみの無い「充実」ぶりは確かに人生において張りがある時期の
身も蓋もないあり方をトレースしてるといえなくもないわな
それを嫌味がまったくなく人に伝達することのむつかしさを考えると
ちょっとぞっとしませんわなあ。











多田くんは恋をしない 第13話 俺も、一生、忘れない とまとめ △+







「1クール」って時間割はたしかに「人が恋をして、結ばれる」
までにはピッタリな尺かもしれんねえ。
そしてそれは2時間ぐらいの「映画」の尺とも照合する
どれぐらいの時間かっいうとたいがいの人がそれぐらいの時間なら
時間を割くことができて、ハナシに余計な雑念を持ち込まなくて済む
っていうぐらいの時間のあり方だとおもう。
「内緒で留学してるお姫様」とか度胸が要る設定ですわな
ただ、この設定があるからこそ「ふつーの日常」(「日常系」とは違う)
に光があたったわけで、そういう設定を素直に信じてやりきるっていう
できそうでなかなかできないことを当作品の作り手側はやってのいているとおもう。










ひそねとまそたん 第12話 無敵の私たち とまとめ △++







はい、百万円







「竜に乗っていけにえの巫女のお先棒をかつげ」とか
大したブラック企業だわなあw でもこれ実際の「戦争」に
なったら対して変わらないリスクが現前するわけで
そう考えると「自衛隊」っていう舞台は適切だったかもしれないねえ。
よく「社会人のキツさ」ってのを描く時あまりにも主人公がへたれか
あるいは所属組織がクソすぎるか、どっちか極端にふれがちだけど
当作品は調度いいあんばいぐらいの「人生のきびしさ」だったかとおもう。
その「人生のきびしさ」ってのはドラマとしては調度いいぐらいの振幅なのよね
最初は仕事に対する無茶ぶりから人間関係のこと、恋愛のこと
そして最後は命の選択のことと、きれいにドラマしていたとおもう。
ま、竜に飲まれるハードなおしごとだろうと、生け贄を要求するクソ仕事だろうと
「私がやりたいからやります!」って開き直っちゃったらなんないわな
そういう「無敵感」に当作品は見事に到達していたかとおもう
命の価値が「ブラック企業の過労死」とは同じような様相で全然違う
ように見えるのは不思議なことよな。










メガロボクス 第13話 BORN TO DIE とまとめ △++








最後の最後は完璧な「ギアレス」になってたんでようやく「原作」に
到達したような印象ではあるね、こういう「原作」に対する潔癖なまでの
リスペクトと謙虚さは当邦の「師弟関係」そのものような姿だ。
言っておくとボクはそういう姿を手放しで賞賛する気はないのね
そういう「美しい師弟関係」ってのはすぐに「師」の側が悪用しがちだし
「弟子」の側だって人形じゃないんだから上手くいかないことの方が多かろう。
しかし、だ、この未来の世界のイカサマ試合をしていた最下層民達が
「あしたのジョー」をめざして命を張ってボクシングに関わる姿は
確かに「アニメのような美しさ」にみちみちていたかとおもう。
「ジョー」とか「立て、立つんだ!」とかがハナシの中でまったく違和感なく
受け入れられたのはそういう緊張感が作品に最後まであったからだとおもう
そういう「何かをやってのけた男達」に同じ男として先棒と嫉妬をおぼえる。










鬼灯の冷徹 第弐期その弐
第26話 ポーカーなら無敵/逝き先は地獄の方で宜しかったでしょうか と統括 △++








鬼灯さん、いつも真顔で仕事をバリバリやってるけど確かに「地獄」の
お偉いさんなんだよなあ、冷静だけど恨み辛みの世界そのものに
生きているんだよな(死んでいるけどw)
まあそれを言ったら当作品そのものが「冷静」に「ひでえこと」を
描いているってことなんだけどね、その乖離が「うそつき」の領域を
とっくに越えて「学術」の領域にまで到達しているとおもう。
この「仕事」を通してその鬱屈とか拡張性まで込み込みで受け入れて
新しい発想とかのパワーに変えていく貪欲ぶりは「鬼」っちゅうか
「昭和の男」のような仕事力に満ちているといえなくもないね
そういう「知的パワフルさ」がこの作品の魅力になっているとおもう
これは「地獄」っちゅう「死後」を描いたものとしては矛盾しているのか
あるいは一度死んだからこそこの元気さ加減なのか、興味ぶかいとこだ。


















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この雑菌野郎ぉぉぉっ! (アニメ感想)

2018-07-03 22:36:01 | アニメ感想2018年・二季









ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
第12話 拍手 とまとめ △++







ゲームの達人






「スピンオフもの」ちゅうとただ単に作中で人気の出たキャラを
間借りしたぬるいハナシをするような印象があるのだけど当作品は
「キャラクター」はほとんど新品で、「設定」だけ借りたような作品なのね
対して当作品は「世界観」に対してどんどん掘っていく感じが気分がよかった
「射撃」に関する現実との差異とか、乗り物の活用とか
懐の広いゲームを遊んでいるときの自由さ加減を満喫していかとおもう。
トドメがもうナイフですらなく「噛みつき攻撃」とか
「銃と硝煙のセカイ」はどこへいったのかw
いやまあそもそも原作が「高速移動の剣使いと狙撃兵」っちゅう
「生っぽい」感じがあんましない設定だったけど
こちらは「ゲーム」であるがゆえにそこにはない「生の高揚」を
目指してずんずん詰めていったのが「らしい」とおもう。
あるいは「快楽」を「ゲーム」で目指すっていう単純な動機を
やりたかったのかもね、それは「スピンオフ」ちゅう土壌なら
むやみやたらに動かせない「本編」よりもやりやすいだろうし
あるいは「ゲーム」を舞台にしているくせに妙に真面目くさった
「SAO」に対する反論といえなくもないね
この場合はどっちがレン(蓮)でとっちがピトフーイ(神崎エルザ)なのか。










刀使ノ巫女 第24話 結びの巫女 とまとめ △+








きわめて当たり前のハナシだけど人は刃物で斬られたら「死ぬ」わけで→条件1
そして現状「女の娘がいっぱいでてくるハナシ」が一番ウケがいいわけで→条件2
では条件1と2は相容れないモノなのではないか、とふつうは思うわけで
でもまあ当作品に限らず「そういうおはなし」は結構あってそこで
「アニメ的お約束」がそれは一杯発生するのよね。
「人間同士の斬り合い」がアニメーション的には一番映えるけど
やっちゃうとこういろいろ困るから「ノロ」っちゅう憑依モンスターをこさえて
「分け身」的な無敵モードをつくって、って感じでむしろそういう「無理」を
消化していくこと自体が「物語」をつくっているような感じをうける。
最後は「物質」としてのカラダもなくなって純粋に「穢れを祓う為の刀と巫女」に
なって母親と剣をあい結ぶのがこの「殺さないおはなし」の到達点で
そしておそらくは「女の娘がいっぱいでてくるおはなし」の大方の到達点でもあろう
そしてそれは当邦のアニメーションにおける「戦闘」の大方の到達点でもある。










宇宙戦艦ティラミス 第13話 ATMOSPHERIC REENTRY/TO EARTH △+







あれっすねえ「命がけの戦闘」において割愛されている「日常」を
ぶっこんでくるのが当作品の持ち味で、その差異のスケールの大きさが
「こまけえこと」ばかり取り扱う現代のギャグ事情では目が啓くってのはある。
にしても「聖域」たるコクピットの中は汚しまくりで他人はズカズカ
入り込みまくっていたねえw っちゅうことは他の真面目なロボットものでは
コクピットとその中での主人公はまさしく「聖者」で「孤独」で
そういった事情を当作品から教わった気がするのね、別にこれは「リアルじゃない」
と文句をつけたいわけではなく普段は当作品のように「日常」はウザいぐらい
「邪魔者」が僕達に干渉してくるからで、せめてアニメの中ではっていう願いがあるからだ
と、同時に「でも現実はそうじゃないよね」というのもあるのが正常な人間ってもので
ということはこのおはなしはとても真面目なお話だったのかもしれない
スバル・イチノセ君のようにw










Cutie Honey Universe 
第10話 あなたの思いやり、励ましに感謝します とまとめ △(+)!








「100人のハニー」とか凄いオチをもってきたなあ
途中「復讐」の為にひとりで全部しょいこもうとしてたのはえれえ違いだ。
この「大量のハニー」ってのは原作によって生み出された
「リビドー」(あるいは精子)みたいなものかもしれんねえ。
あまたの「愛」によって物理法則無視のラスボスも
復讐のくるしみも、あるいは「スピンオフ」のお行儀の良さも
全てを克服してしまうのがボクみたいなこざかしい奴にはおそろしくも感じる。
でもまあこのきち○いみたいなオハナシができたのも「永井豪」大将の
原作に「忠実」に描いたからできたのかもしれん
というのも流石に現代においては先生の「画」がボッキの為のそれではなく
「永井豪風の作風」っていう枠の中におさまるからで
たとえば憂姫はぐれさんの画風で描かれていたら(およそなさそうだけど)
エロ、じゃなくて別の意味でえらいことになったかもしれないということだw











ゴールデンカムイ 第12話 誑かす狐 とまとめ △++








「人間とけもの」が一緒に旅をするハナシもキャッチーなおはなしで
ただ当作品は「同行者」じゃなくて「食料兼たまに味方」って違いがある。
そしてそのけものに対する扱いがそのまま「人間」っちゅうけものにも
適応されるわけでそのあたりの「境界線の無さ」がそのまま「残虐」っていう
ネガティブな感情をチタタプにして、わかりにくくしているっていうとこがある。
しかも舞台が明治で北海道だからねえ
何でいままでこういう設定がなかったんだろうって思えるぐらい「おいしい」設定だ。
しかしまあ「黄金」に「オソマ」に「なまぐさ」に「殺人鬼」にその他いろいろ
「穢い」ものだらけで構成されているよなあ、それの何という面白さか
そしてその中で杉本さんとアシリパの「信頼関係」だけがそれこそ黄金のように
美しく維持されているんだよなあ。





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