意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

2007年声優アウォーズ!&アニソン大賞

2007-12-31 05:22:14 | アニメ感想(07・08・09年)
本年度のまとめをしていたところに
AAA~悠久の風~さんのほうで
2007年声優アウォーズ!&アニソン大賞
という企画を行うそうで、たいへんありがたく
便乗させてもらおうと思いました。
権益に縛られない生のブロガーの声、結果が
楽しみだねえこいつァ。




主演男優賞

櫻井孝宏さん

いや、だって作品大賞「モノノ怪」だし、ウチ。
その主演をはずすのはどうかってのも。
コードギアスのスザクとかゼロの使い魔の
ギーシュとかもやってますね、2枚目から
3枚目までって感じで。モノノ怪の薬売りは
文字どおり「怪演」でした。



主演女優賞

佐藤利奈さん

ネギに劉備に春香姉様にくれはに東
最近の声優さんはいわゆる「裏モード」も
こなすのがデフォルトになっているけど
この人いったいどんだけボキャブラリー
あるんでしょうか?



サブキャラクター男優賞

阪口大助さん
帝国データバンクの調べによると
男友達キャラの半分程度はこの人と
なっていますね。聞くとなんかホッ
とする声ですな。
「おかしいですよ!カテジナさん!!」
あれ?


ちなみに一点豪華主義なら
村瀬克輝さんを推したい(瀬戸の花嫁の政さん)
この役をするために生まれてきたような
ドはまりぶりでした。



サブキャラクター女優賞

金田朋子さん

「マイセルフ:ユアセルフ」の
「陽」の部分をほとんどひとり
(麻緒衣)で担っていたお方。
あの声を聴いていると正常な判断力が
なくなってくる(褒めてる
さすがは34歳児w



新人男優賞

中村悠一さん

ホントは主演でもいいぐらい、うちの
ブログでなければ・・・
頼りになるあんちゃん役の見本市
みたいなお人。
岡崎最高ぉぉぉおおおお



新人女優賞

井上麻里奈さん
この人も主演でもいいぐらい。
エル・カザドのリリオなんかもやってますな。
ちなみに「みなみけ」の三姉妹役の内
二人が受賞してるのは
(茅原実里さんも迷った)
公然の秘密だ。



OP・ED曲のほうは2007年アニメアウォーズ!
のほうに掲載してます。
上記とは別ブログの企画だけど連動企画の
ようです。
声優曲・挿入歌は知識不足なんで
割愛させてください、ではよい年の瀬を。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年アニメアウォーズ!のメイキングとその他もろもろ

2007-12-30 07:32:11 | アニメ感想(07・08・09年)
前の記事でまあ今年のもろもろ
アニメの「いちばん」を述べてみたのだけど
正直、「候補」も相当な厚みであって
気分が変わればそれらに入れ替わるということも
なきにしもあらずで、まあ貧乏性的な性分と
2007のアニメの総括の自分用メモも兼ねて
それらを書き残しておこうということで。





最優秀部門候補

デスノート・まなびストレート・グレンラガン
瀬戸の花嫁・らき☆すた・電脳コイル
げんしけん2


まなびとげんしけんは時期でワリを
食っているかもしれない、いずれ劣らぬ
強者なり。



特別賞候補


ひとひら・大江戸ロケット・sola
School Days・もえたん・ef
スケッチブック

それぞれにひとクセある作品たち。
ひとひらは「学園青春もの」って
ジャンルがありそうでなかったから
「平凡の非凡」ってやつで。



男性キャラ部門候補

夜神月(デスノート)
L(デスノート)
武藤カズキ(武装錬金)
パピヨン(武装錬金)
クルツ社長(セイントオクトーバー)
千秋(のだめカンタービレ)
エイジ(ヒロイックエイジ)
イオラオス(ヒロイックエイジ)
ソルジャーブルー(地球へ・・・)
シモン(グレンラガン)
ヴィラル(グレンラガン)
政さん(瀬戸の花嫁)
ルナパパ(瀬戸の花嫁)
銀さん(大江戸ロケット)
黒「ヘイ」(黒の契約者)
阿部(おおきく振りかぶって)
田島(おおきく振りかぶって)
ハラケン(電脳コイル)
薬売り(モノノ怪)
柊蓮司(ナイトウィザード)
笹原(げんしけん)
斑目(げんしけん)



正直 選ぶの無理 ort

キミは彼らに「やらないか」と言われて
操を守り通せるか!(マテ




女性キャラ部門候補

アリス・L・マルヴィン(パンプキン・シザーズ)
津村斗貴子(武装錬金)
稲森光香「みかん」(まなびストレート)
のだめ(のだめカンタービレ)
みやこ(ひだまりスケッチ)
麻井麦(ひとひら)
水瀬伊織(アイドルマスターゼノグラシア)
ティアナ(リリカルなのはSts)
桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)
ディアネイラ(ヒロイックエイジ)
ヨーコ(グレンラガン)
ニア(グレンラガン)
瀬戸燦(瀬戸の花嫁)
江戸前留奈(瀬戸の花嫁)
不知火明乃(瀬戸の花嫁)
クレア(CLAYMORE)
テレサ(CLAYMORE)
柊つかさ(らき☆すた)
日下部みさお(らき☆すた)
四方茉莉(sola)
森宮蒼乃(sola)
エマ(英國戀物語エマ 第二幕)
フランドル(怪物王女)
小此木優子「ヤサコ」(電脳コイル)
天沢勇子「イサコ」(電脳コイル)
西園寺世界(スクールデイズ)
桂言葉(スクールデイズ)
一条瑛花(スカイガールズ)
虹原いんく(もえたん)
古手梨花(ひぐらしのなく頃に解)
荻上千佳(げんしけん2)


どんだけハーレムなんだよ・・・orz
一日一人で一月ローテー組めるぞ(誠かいっ



OP部門候補

真っ赤な誓い(武装錬金)
最強〇×計画(すもももももも)
蒼き炎「フランム」(パンプキン・シザーズ)
Allegro Cantabile (のだめカンタービレ)
スケッチスイッチ(ひだまりスケッチ)
夢、ひとひら(ひとひら)
Apocrypha(神曲奏界ポリフォニカ)
ゆめおぼろ(桃華月憚)
gravitation(ヒロイックエイジ)
空色デイズ(天元突破グレンラガン)
Romantic summer(瀬戸の花嫁)
お江戸流れ星Ⅳ(大江戸ロケット)
Shining Tears(Shining Tears X Wind)
もってけ!セーラーーふく(らき☆すた)
Virgin's high!(スカイガールズ)
プリズム(電脳コイル)
片道きゃっちぼーる(ぽてまよ)
下弦の月(モノノ怪)
人として軸がぶれている(さよなら絶望先生)
euphoric field(ef - a fairy tale of the two)
Tears Infection(Myself;Yourself)




ED部門候補


Lucky & Happy(まなびストレート)
スマイル(ひとひら)
Beautiful Amulet(リリカルなのはSts)
コンコルディア(神曲奏界ポリフォニカ)
この世界がいつかは(桃華月憚)
Azurite(ヒロイック・エイジ)
UNDERGROUND(天元突破グレンラガン)
跪いて足をお嘗め(怪物王女)
メダカが見た虹(おおきく振りかぶって)
空の欠片(電脳コイル)
絶世美人(さよなら絶望先生)
スケッチブックを持ったまま(スケッチブック)
ふれふれっぽんぽん!(ご愁傷さま二ノ宮くん)

efは・・・多すぎて決められません




その他部門


エピソード別


ギャグ部門

男たちの挽歌(瀬戸の花嫁第20話)
マダラメ総ウケ(げんしけん2の第5話)
おとこのこ×おんなのこ(みなみけ第10話)
トラブル(もえたん第8話)
世にも微妙なハイデフレ。
ゲームは積まずにプレイしろ
(ハヤテのごとく!第10話)



戦闘部門

顔が2つたあ生意気なッ!!→カミナVSヴィラル
(天元突破グレンラガン第3話)
私は明日へ向かいます
→シモンVS螺旋王ロージェノム
(天元突破グレンラガン第15話)
新たなる力→カズキVSブラボー
(武装錬金 第16話)
Stars Strike→ティアナVS戦闘機人さんs
(リリカルなのはSts第23話)
ユウメイノサカイ→茉莉VS蒼乃
(sola 第12話)



衝撃映像部門

スクールデイズ→中には誰も居ませんよ
(スクールデイズ第13話)
血染めのユフィ→イレブンの皆さん
死んでください!
(コードギアス 反逆のルルーシュ
STAGE 22)
願い、ふたりで→少し、頭冷やそうか…
(リリカルなのはSts第8話)
鵺「後編」→香、満ちたようで御座います
(モノノ怪第9話)
I...→消去シマスカ
(ef - a tale of memories. 第7話)



評判がよさげだけど未視聴のアニメ


Kanon・バッカーノ・精霊の守り人



年内の評価を見送ったもの


コードギアス・みなみけ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年アニメアウォーズ!

2007-12-29 06:50:16 | アニメ感想(07・08・09年)
おちゃつのちょっとマイルドなblogさんというとこでやってた
ナイスな企画に便乗参加してみました
いわゆる年末ランキング企画ですね
他の人の評価も気になるところ。





最優秀作品

モノノ怪


端から端まで釘付けだったいうことで、この作品を。
ジャパニメーションの粋。


大賞予想・・・グレンラガン




特別賞

桃華月憚


ストーリーがエンディングからスタートに
向かって逆に始まるわ、声優が脚本書くわ
しかもそれがけっこう面白いわでなかなかに
印象深かった作品。小手先に終始して
本編なんて顧みなかったのは潔い。


大賞予想・・・スクールデイズ




男性キャラ部門

カミナ(天元突破グレンラガン)


グレンラガンという壮大な話しの口火を切り
その後の人類の行方まで決めた漢。
この漢の死で話しを見るのをやめた人も。


大賞予想・・・誠死ね(伊藤誠ではない)さん




女性キャラ部門

柊かがみ(らき☆すた)


おそらく今年最も「俺の嫁」といわれたキャラ
ちなみに俺の嫁でもあります


大賞予想・・・同上 
べ、べつに手抜きしてるわけじゃないん
だからねっ!




性別不明部門

オリゼー(もやしもん)


「もやしもん」の実質主人公。
時代は癒しより醸しを待っている。




OP部門

A happy life(まなびストレート)


人として軸がぶれている」とどっちかで
死ぬほど迷った。アニメ内で使用されたのも
併せて一本ということで。
ちなみに曲単品なら「アンインストール



ED部門

芽生えドライブ(ひだまりスケッチ)


候補がシャフト作品ばかりで困った(笑
OP・EDは神がかっているものばかり
ちょっと毛色が違うこれを挙げてみました。



とまあ、こんな感じで。
個性の「こ」の字もないような結果に。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年越しアニメ祭(アニメ感想)

2007-12-28 08:00:11 | アニメ感想(07・08・09年)
BLUE DROP ~天使達の戯曲~
第13話「Rosmarinus」と総括



いきなり絞殺されかけたのも今では
いい思い出。




この話はちょっと捻くれたマリって
女の子と、いわくつきの女の子萩乃が
いろんなことを通して仲良くなってくって
話しで、その途中でまた別のいろいろな
お友達ができたりしてって感じのまあ
これだけなら悪くはないけど手垢つきまくりの
月並みな少女漫画だったのだけど。


その萩野って女の子は異星人で艦長でした。


結局その「宇宙人艦長」ってのは話しに
推進力を与えるために必要ないわゆる
「機械仕掛けの神」だったわけで、しかも
本当にただ純粋に話しを進めるためだけに
存在していたっていうのは(マリと萩之の
関係を深めるのには少し関わったが)
さすがにちょっと珍しいかもしれない。

まあ、この話しのいちばん楽しい見方は
その設定のアンバランスさを笑いながら
すぐ顔を赤らめる女の子達の学園パートを
ほほえましく見る、ってのではなかったのでは
なかろうか。実際マリがみんなと仲良しさんに
なっていくのはそう悪くはなかったと思うし。
ただ、話しに一貫性を求める人はちょっと
呆れてしまったかもしれないカナ。





Myself;Yourself 第13話「きずな」
と総括



麻緒衣とか雛子とかと戯れてた頃は「未来」
―新しい関係性を取り結んでいく可能性
があったような気がして、それこそが
逃げるように転校してきた佐菜も望んでいた
ことであったろうし、また視聴者もそれを
暖かく見守っていたのだと思う。


が、話しが終わってみれば結局、ある
どうしようもない「残酷な事態」によって
傷ついた物同士が「楽しかった過去」にすがって
傷を舐めあうようにくっついたってオチだった
わけだ。


私はある傷ついた人が「生きていくために」
恋愛にすがるっていうのを完全に否定している
わけではない。
ただ、その「残酷で悲しい世界」が誠実にかつ
強力に描写されているのではなく、ただただ
ドラマを盛り上げるために存在している
っていうのならこちらも相応に嫌う権利が
あるだろうと思うのだ。

最終話を見ていて、佐菜が菜々香の家に
犬ころみたいに通い詰めるのは誠実という
より、あまりにも無力なように思えたし
プロポーズをするところも意図的であったか
どうかは知らないけれども割愛されていた
それはつまり彼らには「自分自身の意志や行為」で
世界を切り拓く可能性が取り上げられてしまった
のだともいえるわけで、それこそは本当に悲劇的
とよべばそういえるのかもしれない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特技:フランダースの犬を見ても泣かない(アニメ感想)

2007-12-26 08:09:35 | アニメ感想(07・08・09年)
カイジ Bet13 「怪物」 ○!




クリスマスナイトに何てもん
放送しやがるんだっ・・・



ケチをつけるのだけど、やっぱし
カイジの声はハギーと完全にシンクロしないなと
今回の悲痛な叫びのシーンで思った。
アカギの飄々とした語りに慣れすぎたからか。


福本漫画のキャラクタってのは抽象度が高い
(下手とはあえていわないw)から
あの独特な演出の「ざわ・・・」とか
「ぐにゃ~」ってのが許容できるのだと思う。
「自分の特性」をよく考えて表現に活かす態度は
素晴らしいものだ。
そして今回はその「演出」のほぼ独壇場の回。
何の心理戦もないのにこの緊張感はある種
福本節の真価をこれでもかと見せつけるための
披露会(それも最低の趣味の)といえるのでは。


まあ、「自分との戦い」は究極の「心理戦」と
言えなくもないけど―




スケッチブック ~full color's~
第13話 「ひとりぼっちの美術部」と
まとめ ◎



ひとりぼっちだけど、そうじゃない気がする



あたりまえのことだけどこの「スケッチブック」
っていうのは必ずしも「フルカラー」ではない
漫画原作だったっていうことがある。

当作品におけるような「日常」を描くようなもの
でも、色が付いてアニメーションする時点で
原作とは違う道をあるきだすことは避けられない
わけで、結論から言うとそのあゆみは大変に
よろしかったと言えたのではなかろうか。
それは「原作」に寄りかかっただけの作品などと
比べて何と幸せな関係であることか。


はじめのほうは空の「ひとり語り」が多かった
このスケッチブックの世界も、友達ができ
先輩を知り、知人が増えていくにつれ
だんだんといろんな人(あるいは猫)の
コトバがあふれる賑やかな世界になっていき
ついには自分の名前でちゃんと自己紹介が
できるようになったという、小さな一歩で
大きな一歩。

そしてその登場人物たちを包む世界は
ぼくたち日本人の「泣かせどころ」(風景)を
丁寧に描くことによって驚くほどの
「安定した世界」を生みだしていたと思う。
こういう「住んでみたい」って思わせる世界を
描くことに関してはハルフィルムは無二だ。

最後、各登場人物を空が素描するシーンは
ベタだけどこれしかないって感じた。
脚本・監督には感謝したいぐらいだ。
そして滅多に色をつけない空があたかも血を
かよわせるようにそれに色をいれる
「この世界はなかなかいいものだ」
っていっているかのように。




げんしけん2 第12話  
その先にあるもの…と総括 ◎



「げんしけん」って作品にはいつも
「二面性」あるいは「分裂性」ってのが
ついてまわっていたなあと思い出す。

メンバーはたいがいオタクだけど
ぜんぜんカタギの咲ちゃんがいたり
オタク(自分)嫌いの荻ちんがいたり。
エロゲーだのエロ同人だのやってるくせに
生身の男女関係にはてんで疎かったり。
(高坂は例外)
「くじアン」っていういかにも表層的な
「萌えアニメ」が劇中作のくせに
けっこう生々しい話題や、「笹原の家のゴミ袋」とか
想像力を働かせるような細かい描写があったり。
妄想世界と「現実」をいったりきたりだったり。
まさしくあんばーらんすな世界。

そういうのはまことにいつでもいらんことを
考えてる「オタク」らしくて、しばしばそれが
自分のことのように考えさせられ、苦笑いを
うかべたものだった(え、私だけ?)

「同人活動」や「就職活動」なんかを話しの
軸にまわしていたけど、そのあたりの分裂性のことが
積極的に関わっていて、しかもそれでいて
エンターテインメント分も失っていないのだから
さすがは「現代視覚文化研究」といえよう。

結局、このげんしけんは「オタク」っていう
レッテルの張りやすい人種をつかって
いろいろ笑ったり悩んだり泣いたり恋をしたり
する「ナマの人間」を描き出すことに成功して
いたんだなあと思った。
そういう方法論は決して目新しいものでは
ないかもしれないけれど、ただのパロディでは
なく、光るところのあるオリジナリティを
げんしけんは描けていたと感じた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イブはもえたん見てた(アニメ感想)

2007-12-25 08:58:16 | アニメ感想(07・08・09年)
ハヤテのごとく! 第39話
「よいこの友達借金執事万才!」 ○!



今回は今年グレンラガンを世に送り出した
ガイナが担当回、ある意味締めくくりに相応しい。


ガイナらしくキャラクタがうりゅうりゅ動く
のだけど、ベースがハヤテのごとくだから
違和感が無いわけではない。が今回は堅いこと
言ったほうが負けといったところで
むしろその違和感を勢いで乗り切ってしまおうと
いうのが楽しいあり方か、年末だなあ(笑


話しに勢いがあるのでパロディも感覚的に
受け止めねばならず、自然と笑いに繋がることが
多くなりそのあたりは流石。
黄金聖衣が「乙女座」だったり
ハヤテをひんむいているところが
「みなみけ」ぽかったり
芸も達者。


最後は雪の降る中、ナギとの出会いの公園で
思い出語り、滅茶苦茶動かしてた前半と
静かなものの対比はうまい。
けっきょく「背伸びチューのおねだり」という
決戦兵器すら、われらがハヤテくんは華麗にスルー
流石だっZe

ナギが「私も成長してるんだ」ってのが缶コーヒーの
あたたかい・つめたいの弁別程度、というのが
世界がどこにも向かおうとしない「ハヤテのごとく」
というのを象徴しているようで
なかなか興味深かった。
さあ、もっと面白いことしてみせてくれ。




みなみけ 第12話
「クリスマスとかイブとか」 ○


キャラクタどうしの「すれ違い」を
とっかかりにして話しを転がしていく
みなみけだけども、今回もそれは遺憾なく。


>これが言いたかった

夏奈の千秋に対する168°ひんまがった
愛情はほほえましい(被害者はご愁傷様だがw)
夏奈は華麗なスウェーバックで千秋のパンチを
かわしているので普段はわざと制裁を受けている
のだと思った、寂しんぼさんめ^

>藤岡とかタケルとかとなりの南三兄弟とか

男二人が雪かぶって待ちぼうけなのはかなり
痛々しい、男兄弟が三人、末の妹に気を使って
いるようでぜんぜん繊細でないのは生々しい。




獣神演武 第十二幕 月下の煌き



ふんどし祭だ!


冒頭から伝家の宝刀ふんどしを
持ってくるとは分かっていらっしゃる。

なんか偉そうな寺の坊さんは
岱燈を命がけでかくまってくれたり
かと思えば「争いを避けるためには殺す
というのもある」と劉煌をけしかけてみたり
わけがわからん。

必死に「天命」を連呼して話しを盛り上げようと
する姿には涙を禁じ得ない、がんばってほしいね
来世で。





ef - a tale of memories.
第12話 「love」(dream)と総括 ○




>この世に奇跡なんてもの有りはしない
あるのは『必然』と『偶然』 
あとは自分が何をするか、それだけだ・・・。 



確かに、このセカイには「必然」と「偶然」が
まぎれるようなセカイの「複雑さ」はない。
あとは自分の「意志」のみか
奇跡は― どうかな


これだけ衒い気のある演出でそれを違和感なく
受け入れられたのは、青春劇(この場合個々人の
関係がほとんど全てのセカイ)をメインにすえる
ことによって、余分な部分を徹底的に排除し
余計なことを視聴者に考えさせないというのが
あったと思う。

むしろ、この「演出」の為にefという作品は
あったのではないか、と思うぐらいに完璧に
演出のためにセカイは構築されているのであって
当初気になっていた「複数視点」も結局は
「単に別の人の話」で、セカイに歪みを生じ
させるような「セカイの交叉」なんてのは必要
なかったわけだ。

キャラクターも勿論その例外ではないわけで
全てはある表現のために存在しているのである
といえる(男のキャラが何らかの創作に関心が
あるって設定はおもしろい)

だからもろもろの印象的なシーンもキャラクタ
への感情移入というよりその「シーン」が「印象的」で
あることそのものへの感心であった
ということだった、というわけ。


凡百の創作者がふつう「箱庭セカイ」を「結果的に」
つくりあげるてしまうのは単に想像力や知性のいたら
なさに依るところなのだけど、当作品においては
それをある目的のために残酷なまでに利用していた
ところに転倒があり、特異があったと思う。
だが完璧な箱庭であるがゆえに、私には野郎共の
「始まったばかり」だとか「最後じゃない」
なんてせりふは到底信じられなかった。
いったいこのセカイのどこに余計な物を付け足す
余地があるというのか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お金を払わない人には興味はありません(アニメ感想)

2007-12-23 12:04:58 | アニメ感想(07・08・09年)
機動戦士ガンダム00 第12話
「教義の果てに」 ○


年内は戦闘・人間関係・政治ともに
一石は投じたものの具体的には激変には
至らずといったところか。


>グラハムさんVSロックオン


機体の戦力差を考えればこれぐらいが
いっぱいいっぱいかなぁ
アドレナリンが分泌されるほどではないな
まだじゃれあっているいるような感じ。
にしてもグラハムさんはアホっぽい
出来る子だけどなんかアホ、いいなあ。


ショートコントよりもセイエイが
誰かに「命令違反するなよ」って言われて
「了解」って言うところが結局いちばん
笑えたなあ。

話中でも発言されたとおり話しを見る
モチベーションも「ガンダムに頼っている」
ってフシはある、SEEDよりは分かりづらいが。
そのことが分かっているなら上澄みも期待できよう
下地は悪くないのだし。



スカイガールズ 第25話
「音羽、ふたたび」



綺麗にまとまってはいるのだけどなあ
って赤ずきんとかセイントオクトーバーとかの
時も言っていたような。

大企業病と言ってしまえばそれまでなのだろう
けど、他メディアに配慮しすぎて安定をとりすぎでは。
おっぱま少女飛行隊はもうちょっと
高い空を飛べたような気はしている、惜しい。
あるいは次のエピローグでちゃぶ台を
ひっくり返してくれるのだろうか。



ナイトウィザ-ドTA
12話 さよなら



人類は堕落しました



今年の主立ったアニメにおける
人類がピンチな理由


武装錬金
→錬金術への復讐
スーパーロボットOG
→異星人の侵略
シャイニングティアーズ
→魔王
ギガンティック・フォーミュラ
→愚かな人類への神の裁き
なのはSts
→愉快犯
アイドルマスター XENOGLOSSIA
→なんか異次元から来た
グレンラガン
→滅びをもたらすエントロピーの増加抑制
ヒロイックエイジ
→宇宙規模の多種族との抗争
キスダム
→由乃ォーーーーッ!


いろいろあったなあ。
まあどんな理由にせよそこからどれだけ
「作り話」ってことを忘れさせることが
重要なのだけど。
あ、でもこのナイトウィザードはちょっと
文脈が違うかも、なにせもともとの出自が
「つくりばなし」の世界そのものだし。
あとキスダム(笑)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメ感想しか書いてないブログ

2007-12-21 10:27:21 | アニメ感想(07・08・09年)
ご愁傷さま二ノ宮くん
第12話 「歩きだそうよ」と総括



最後のほうになって過去話を真面目に
処理しだしたのはバカばなしで最後まで
押し通すほどのパワァがないのが自分自身
よくわかっていたからだと思う。
「もえたん」とかだと最後まで「やっちまった」
と思える。


まあ、「いわゆる萌えアニメ」って視聴者に
冒頭からアッピールしていたわけだから
(ヘリからパンツ見せながら落下してきたっけ)
それに過度の期待を抱く方がどうかしている
ともいえるわけで、そういう意味で安定は
していたと言えなくもない。


・・・あるいは「沢城みゆき」という声優の
独り舞台、という視点もアリなのかもしれない。
あのお安めの世界でほとんど他を圧して朗々と
声を響かせていたからなあ
(もう片方のヒロインが毒にも薬にもならない
のが好対照だった)
そういう方式も決してナシではないとは思う。




もやしもん 第11話 「輝く菌未来」
と総括 ○




俺たちの発酵はまだ始まったばかりだ!



けっきょく、「主人公」という視点で
見たときに、沢木というキャラクタは
たんに「視聴者に菌を戯画化して見せる」
という役目以上のことをしていないわけで
それが今回のように菌がみえなくなると
(酒屋のじいさんが「普通」に見えるのが
すごかった)
ハッキリとするという、ある意味〆には
相応しい話しだったかと。


沢木をはじめとしてあの樹教授のゼミにいる
人達はみなどこか未成熟な人間で
(高校生ほどはイタくないけれど)
そのあたりは「大学」って場をよく表して
いたのではないか、と思う
それは今話、長谷川から沢木への超不器用な
ハッパのかけかたや、厚意の表し方なんかにも
うかがえるわけ。

そういう人達を同じ「場」のもとで成育
させるための「下ごしらえ」が今回の話しあたりで
終わったわけで、いうなればこれから話しを
「発酵」させていくことになるのだけど
ご存知の通りアニメはここまででひとくぎりと
あいなったわけだ。

まあ、これぐらいまででないと話しがスッキリ
まとまらないのは良く分かるのだけど
今の時勢だとひとつの物語が「熟成」するまで
我慢するのが困難なのかもしれないなあ
なんても考えた。




Myself;Yourself 第12話「赤い記憶」


前回の話しを見てようやく「星野さん」の
血が「黒かった」理由を把握w
てめえの血の色は何色だ~


話しが「積み木崩し」の段階に入ってきて
まっしぐらに物語を進めてきてる
ここまでやればある程度キチッとした形で
話しはまとまりそうではある、というかそうでないと
嘘だッ、とおもう。

ただ、この余裕のなさが「がっついてる」
ようにも思われ、今までため込んできた資産を
食いつぶしてなんとかって感じではある。
あとは話し(菜々香)をオトすだけで
そこで評価が随分わかれると思う
そういう意味では非常に次週が楽しみで
あります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメ感想

2007-12-19 07:47:29 | アニメ感想(07・08・09年)
スケッチブック ~full color's~
Page.12『スケッチブックの日』 ◎


みんなで市街に繰り出したのと
空と青のこどもの頃の思い出話と
それぞれの兄妹(あるいは姉弟)の話しという
3つのフェーズを1つの話しの中で
こなしてしまったのだから非常に強力な構成
だったと感心する。

現在⇔過去を行き来するのに「飛行機雲」を
使って、しかも青空⇔夕暮れでそれを表現
しているのは普段丁寧にそれを描いているから
こそできることとみつけたり。

話しも、こまごまとした日常ネタをしこみつつ
空のゆったりとした口調に、博多弁、カタコトの
日本語と耳もたのしいのだからうまいもの。

スケッチブックをみんなして買い込むところは
ほおが緩まずにはいられない。そのモノを
買うってだけでなく(バーゲンだったっていうのも
あるかもしれないが笑)それを買った人の
嬉しそうなのを見て自分も買いたくなるって心理
スケッチブックをとおして時間と空間を
とびこえて「なにかあったかいもの」に繋がっていく
ダイナミックさ、本当にいいアニメだと思います。



ef - a tale of memories.
第11話 「ever forever」 ○


今更ながらに感心しているのはこの
「ef」の世界の「壊れやすさ」ってことです。

抽象度の高い表現は「世界が在る」って
安心感をうばい、それはちょうどそこに登場する
ヒロインの女の子達の「不安定な心理」と
シンクロするわけだ。

こういう世界観だと確かに「男の子と女の子」
ぐらいしか話しをまともに維持する話題が
なさそうだし、(新海誠さん作品を想起する)
最後に崖から飛び降りてしまっても
話しのオチとしては悪くはないともいえよう。

ラストのほう寒々とするほど美しい空に蓮治との
思い出を綴った日記を紙片にしてばらまくのは
あまりにも美しく、そしてあまりにも物語の
あり方としては正しすぎる行為だと思った。

そしてこの話しにはあと2話
(多分最後の1話はDVDに収録)
残っている。ここまでやってあとには何が
あるというのか。




ひぐらしのなく頃に解 第24話
「祭囃し編 其の拾壱 オシマイ」
と総括 ○




なんか見られたので



最後のほうが原作を「消化」するだけに
なっていて、「カタルシス」が主題だった
「雛囃子編」とのちぐはぐぶりが非道かった。



・・・「第三期」とか「実写化」とか
華々しい話題のある「ひぐらしワールド」
だけど、「多重世界のわな」に捕らわれて
しまっているのではないのか、と思う。

それは簡単に言うと「死んでもリセット
すりゃいいじゃん」って世界観のことで
そこには悲しみも楽しみもなく、ただ
表面の感情を煽るだけ煽って飽きたらポイ
っていう現代的な感覚とマッチしているわけ。

そういえば今回のアニメ版「解」でも
梨花ちゃんがもう次の「世界」に渡れない
という「リミット」がかかっている
っていうのがさわり程度にしか触れていなかった
から、「また次の世界」である「3期」とかも
あらかじめ決定事項のデキレースだったという
疑いもでてくる。

ちなみに、原作の「ひぐらし礼」ではそのあたりの
「多重世界」に関するイヤミみたいな話しがあって
律儀なことだと思う。他メディアの方々に
(広い意味なら2~次創作にたずさわる全ての
ひとたちに)そこまでの誠実さがあるのカナ、カナ
と、原作厨はちょっと考えてしまったとさ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

く、クリスマスもアニメがあるから寂しくないんだからねっ

2007-12-17 07:28:36 | アニメ感想(07・08・09年)
ナイトウィザード THE ANIMATION
11話「記憶の欠片」 ~幻想に、舞う~ 。


よく考えればTRPGのキャラクタってのは
「つくられた存在」なわけだから、設定に
忠実に展開している、ともいえるわけで。

エリスが「過去」だと信じていたものが
あっけなく消え去る様は見もの。
つまり我々視聴者が覚えていることが
ほとんどエリスの存在証明ということか。
蓮司とかなんかだとおざなりとはいえ
くれはとの「思い出」があったりするし
あとはどうなるのか、「宇宙崩壊END」も
あるかも。



しおんの王 第10話 「おまじない」 。


ようやく最初の方のクオリティに戻ってきた
この調子で汚名を挽回してもらいたい。

天才少年が昔なつかしい「盤外戦」を仕掛けてきた
のにほーっとなった。でもそれが結局は
自分で思考したものでなく、誰かにそそのかされた
ものであるのがデジタル世代らしく、また子供らしくて
リアル。

しおんの両親を殺害した犯人を名人の弟であったり
あるいはいかがわしいストーカー野郎をだしたり
してミスリードさせようとしている気が
ほうぼうで言われているように犯人はたぶん
しおんの今の父親か名人なのかねえ
誰か私にかわって犯人を見つけ出してください。



みなみけ 11話 「となりの南さん」 。


ああ、わかった。「みなみけ」の男性陣の好感度が
真中とか誠とかよりずいぶんいいのは
ラッキースケベの後しっかりどつかれて
オトしてたからなんだ
どっちにしてもおいしい。
昔のエロいひとは言いました
「かわいい娘にエロいことができれば最上である
かわいい娘にどつかれるのはその次にいい」


にしてもとなりの南さんちの男前ぶりは相当
なものだなあ、次男が正面から制裁を受けるのは
体育会系的でよろし。


真中とか誠とかが分からない人は後ろに
「死ね」
と付けて検索してみてください
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする