意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

「けいおん!!」が最終回だが大丈夫か?(アニメ感想)

2010-09-29 18:11:05 | アニメ感想(2010 三期)



世紀末オカルト学院 第13話「マヤの文明 / MAYA's BUNMEI」と
まとめ   ○





変形版「嫁姑合戦」って体だったんかもなあ、このおはなし
ま、文明の母ちゃんも文明に依存してたからよかったんかもな、これで


「多次元解釈」とか、ようわからんからあれだけど
つまりはこういうことじゃないか「ひとりひとりがその場でがんばる」ってこと
ウルトラマン(基本的には一人で戦う)のオマージュだったんは
彼がようやっとその化身をまとったからという
で女性器マークに突進していった、と



まーでもマヤさんがあれだけの活躍を見せたからこそ文明もその境地に
達したとはいえなくもない、そういう意味では彼女に出会えたのは運命的
だったんかもしれないね、文明的には
マヤさんの側としては文明が必要だったとは言えないけど結果的には彼女が
パパに抱いていた誤解が解消できたわけで、そういう意味で借りがある
人間関係の妙とでもいうんかね、まあそういうのが形成しうるぐらいの
キャラクターが描けていたのは確か

さいきんはイチャイチャしてる作品が多勢だけど
「ラヴ・パワー」なんてなくてもマトモな人間が関わり合えば
可能性が発生するっていうことを証明したかったんかもな
「アニメノチカラ」枠は総じてそういう印象を受けてきた気がする












あそびにいくヨ! 第12話「みつけきにました」と
まとめました △








ちょいと古風なSF的シナリオを現代的イチャイチャフォーマットで
うんぬん、ってことでお味はいかが?



時に、イチャイチャフォーマットってのはダラダラと前戯を続ける形式
って個人的には理解していて、対してSFは「結論」が光速で訪れる
全く相反する形式だと思っているわけで、ほとんど相反する形式だから
まとめる気がなければどうにもならない


だからこの場合は真奈美かアオイの想いと「人類」なり「銀河」なりを
天秤にかける展開しかマトモなハナシにならないとおもうのだよね
(たぶんエリスはどうでもいい)
少なくともそれに近い締め方がアニメーションの区切りとともには
必要だったのではないか



にしても男主人公に対する作り手側の愛情の無さは相当だとおもう
文明ほどじゃなくてももうちょっとカッコイイとこ見せてもバチはあたるまいに
あるいはいっそ完全に存在を消してしまった方がむしろ幸福な気がする
ハナシ的にも、あの便利な鈴でなんとかならんのかねえ











けいおん!! 第26話 「訪問!」と
オレと唯の1年半のダイアリー(うそ) ○+







ああ、「番外編」に入ってからやたらメイキングばなしばっかだったのは
「劇場版」のオチがあったからなのねん、納得





例によって「終わらないような終わるようなおはなし」ってセンははずしていない
さわちゃんの仲間連の方々はたぶん唯達のちょっと未来を表しているし
あずにゃん達の「けいおん部」はそれはそれで別の何かだってことだ
そういうふうに心穏やかにさせないことが多分「けいおん!」の二期に
入ってからの主題のひとつだったのだろうとはおもう
俺たちはある意味みんなあずにゃんだったのだ(^ω^)



というか、そうなりたかったのか、「けいおん部」に入部したかった。
だからこそ多くの人がこのおはなしを見て楽器を買ってしまったわけだし
部が存続できないなんて事態は容認しがたいわけだ
ARIAの世界に住みたいような、ひだまり荘に入居したいような
そういう無茶な希望
それが無理だからこそ彼女たちと戯れていられる時間はいっそう楽しい
最上の接待を受けているような愉しさ
その時だけだからいっそう愉しい、その時だけだから待っている間は寂しい
待っていた分愉しい、その分次に待つときは寂しい・・・




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「水上の挑戦者」を録画しました(アニメ感想)

2010-09-27 12:52:23 | アニメ感想(2010 三期)



HIGHSCHOOL OF THE DEAD 第12話 「ALL DEAD'S attack」と
Dead Man's bust △+






はい、ン年にいちどはこういう「解放系」なオハナシがでますよねえ
いつの時代も何らかの束縛はあるわけで、その「束縛」が何か
ってのを確認するっていう要素もそういうのには含まれておるわけで
実に健康的っすよね、精神的には



ま、でもどうだろう、屍人になっちゃった友達を撲殺するぐらいはまあ
ありそうだし、ぱんつとかおっぱいは見えすぎちゃって困る
定番の「教育的大人」と「核」と、新規なのは「韓流スタア」射殺ネタぐらいか
それも斬新ってほどではないわなあ


まーそーなるとその演出面での努力が重要なわけだけど流石に
こんなトンがったハナシを担当しているだけあってエロいグロい速い
特に鈍器で殴る時のグシャグシャが良いね、銃刀のアッサリ感は流石に飽きた
銃器もコータが状況に応じてコロコロ変えてて楽しかったけど


「粘性」に魅力があるから対人面でもやっぱりドロドロしたのが
見られたなあ、麗が孝にからむところとか後藤とか似非平和主義者のかたがたとか
一方でコータとか冴子先輩とか高樹夫妻とかサバけた方々もいてバランスすね
陰湿なニポン人的にはサバけた人ってのは理想があるから表現媒介では
どうしても跋扈しちまうことになるのだけど、そうするとハナシが軽くなる
極限まで軽量化した(ぱんつでない少女達が空戦で大活躍するぐらい)
現在のアニメーション業界じゃこの「HOD」は「たったひとりの反乱」って
立ち位置なのかもしれないね












戦国BASARA弐 第12話 「蒼紅決死戦!激闘の果てに吹く風の音よ!!」と
せんごく備忘録 △+





「何のための戦いか」っていうのをモチベーションにしてるけど
あれは素直に騙されてやった方が面白くはある
白目をむいて人に語ると馬鹿だと思われるのでやめておいたほうがよい
やってることはただのケンカなんすから、オーライ?


幸村とか政宗とかが愚にもつかないことをベラベラ喋って突貫→解決
という美しい流れ、BASARAの説得力をささえている大きな要因は
この声優さん達の「語り」だったり、置鮎さん石田さん藤原啓示さん
中原茂さん古谷さんっていう芸が油に乗りきった方々がハナシを支えている
こういった人達の純粋な芸に酔いしれるお話しって見方もアリかとおもう











生徒会役員共 第13話「生徒会役員共!乙!」と
●●●      △++(これは総合評価)







ひょっとしたらアニメの歴史上最も多く「ピー」って効果音を
使ったアニメかもしれないねえwあとモザイク


まあ半分本能的に「ピー」って鳴ればそこを単語で埋めるし
モザイクがかかっていればブツを想像する、ずるいやりかただ
煩悩が悪いんだ、煩悩よ去れーっ!!!



>もっと強い刺激が欲しくて♪


下ネタもハナシが進むとだんだんひねってきてるよね
今話だと緊張をほぐすために乳首を弄っている、とか
お尻から子供がうまれてくる、とか
私的には今ぐらいのネタが一番クスリとくる
まーネタが切れてくるこのあとが大変なんだ
植田まさし先生とかスゲーよね







さいきんは定番の「ちょっと押しが足りない4コマをアニメで
補完」ってスタンスの一派だと思うのだけど
4コマが切り捨てた情報をアニメ制作側が補完したり
あるいは新しい演出を付け足すっていうところでアニメ制作側の
技量が問われるわけで
今回は卒業前イメージクリップとか捏造総集編とか捏造新番組とか
ひどいやりたいほうだいw
まあ今までの演出は実に良質だったからこそ最後のお遊びも笑って
許せるというもの、作り手側も笑っているのならこれ以上の幸福は
なかなかないわな、あとはDVD・BLが売れてくれればもっとよいw
「ピー」が無くなるなら「ストライクウィッチーズ」の特典よりも
価値があるかもねん
さて、冬の新番組もア●ルを締めて見るぞー
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長寿と繁栄を(アニメ感想)

2010-09-24 15:57:38 | アニメ感想(2010 三期)





けいおん!! 第25話(番外編) 「企画会議!」 ○





インタビュー・ウイズ・けいおんぶ





澪をからかって遊んだり、あずにゃんを愛でたりすることが
みな懐かしい。そう、もう「懐かしい」ってことなのか



「生徒会の一存」でもやっていたけど「PR」の時の
高校生のあのはしゃぎようとしょうもなさは
なんなんでしょうかねえw 先生までさあww
そういうイタい思い出がある人にはこの題材は看過できない
でしょうねえ、え?おまえはどうなんだって?ノーコメントで


封印されたDVD第2弾はきっと来年のけいおん部新入部員の方が
開放してくれることでしょう










アマガミSS 第13話 「七咲逢編 第一章 サイアク」 △+






NGワード「パンツじゃないから(r」





アニメは最初から好感度がMAXに近いチート仕様なんで
過程が楽しみたい方はゲームを購入してくださいってことか
うーむ、上手い販売促進なんかもしれぬ


今回は我等が変態紳士の純一クンをいじるところですね
尻をなぜられたりハワイ当たれーっって書かれたり翻弄されたり
なかなかに面白い、彼に対する我々の好感度は徐々に向上
していきますね。








ストライクウィッチーズ2 第12話 「天空より永遠に」と
無重力少女たち △+






今から考えると芳佳って決定的な火力を得るためには
何かを「犠牲」にしなければならんかったわけで
扶桑は資源が乏しいからなんでもかんでも「犠牲」にしないと
何かを得られないわけで、等価交換どすなあ
そういう意味で芳佳は物語の切り出しと幕引きには実に都合がよい存在
あとはおっぱい鑑定員かね、かわりに自身の魅力が割引されるけど



基本的には「ウィッチには不可能は無い」わけだから
そのありあまる力とおぱんつで何が出来るのかってのが焦点なわけで
1期をふまえたハナシより2期の股が擦れる特訓のとことか
バルクホルンさんのとことかのお話しの方が印象が強いかな
エイラ&サーニャのところは希有壮大で流石でしたけど
まー製作がいろいろ変わっちゃって前期にいろいろ気を払ったって
とこもあったのだろうし、それも堅実な仕事だったとはおもうけど
彼女たちにはもっといろいろな可能性を発掘して欲しいって気持ちも
拭いがたい。「ネウロイ」はほとんどその可能性を引き出すための
「障害物」なんだろうけど今期は有効に機能したのはそんなに多く
なかったかもしれない、そう考えると「ハードル走」というより
「徒競走」に近かったかも、そうなるとそこで感動を得るためには
相当な速力が必要なわけで、それには件のジェットエンジンのような
何かを「犠牲」にするのが分かりはいい



ただ、このご時世に「等価交換」を超えて
「ただただ幸せなセカイを描く」というマッチョな目標に挑戦しようと
するというその志だけでも多分何らかの価値があって、しかもそれに
相当なところまで成功しているのだからやっぱり意義のある作品では
あったに違いない、この方向性で「これを超えた!」って作品は
ちょっと想像つかないしね、そう考えるとこの作品自体が
他作品に対する高いハードルになっているのかも。
高く高く―









会長はメイド様! 第26話 ずるすぎるよ鮎沢、碓氷のアホ! と
途中経過報告っす △+






半年近くやってきて「関係」が変化するのを着実にやってのいたのだから
一定以上の評価は確実にある、ゆっくり変わっていくのもよいものだ
というか、最初は「学校まわり」と「メイドカフェ」で忙殺されてたから
それどころぢゃない
そこに碓井サンがまといついてきていろいろやってる内にだんだん
カタがついて「自分のキモチ」ってのと戯れる余裕がでてきた、と
「負担」をしょいこんでくれるってのはロマンがないっちゃないけど
一方でこのうえもなく有り難いのもまた事実だから
「勤労」と「恋愛」ってのは存外取り合わせがよいのかもしれない
「すれちがい」ばっかりではないぞ、という
ただ、「勤労」が社会人レベルで要求されると流石に難しいか
「WORKING!」か当作品ぐらいまでが夢のもてるレベルかもねん




美咲ちゃんの方はたいがいカタがついた感じだから今度は変態碓井クンの
方に焦点があたっていくのかな、というところ。休憩をとるにはいいタイミング
少女まんがにとっては「オトコノコ」を適切に描く方が難しいから
こっからがこのおはなしの正念場といえる、それが見られるのはまた
別の機会になりそうだけど。
あ、あとイチローさん200本安打おめでとう御座います(笑



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月収ですか。年収です。(アニメ感想)

2010-09-21 22:02:23 | アニメ感想(2010 三期)




戦国BASARA弐 第11話 「覇走豊臣大本隊!本気の慶次、断腸の抜刀!!」 ○





当BASARA世界における慶司は馬鹿ですよね
それも大馬鹿です、だがそれがいい
徹底した非抗戦もここまでやると清々しい
だからこそ秀吉も踏みつぶしていくならもっと王蟲のように征くと
もっと映えたかと、いろんなキャラにカメラが回って忙しい展開
だからやむを得ないけど、惜しい



ただ、どのカメラも美味しいシーンがてんこもりで力がある
毛利さんとこはメギドの炎で、伊達さんとこはお約束の政宗と小十郎の
絆を確かめるやりとり、ハッタリは十分にかました感じなんであとは
どーまとめるかだねえ、どーにもまとまりそうにないケド
あとは勢いでって感じかな、それだと「凄い!」ってとこまでは
いかなさそうだけど。












生徒会役員共 第12話「一般的な恥じらいです/
制服は半脱ぎが相場だよ/君なりの露出プレイじゃなかったのか?」 ○







受験の結果がここまでどうでもいいお話しがかつてあっただろうかw
マークシートは「3P」だし面接は中学生のエロトーク
らしいと言えばそーだけどさー



ほとんど「ちっちゃくないよ!」ネタですずっちは押し通しているのに
ここまでほとんどハズレがないのは凄いよねえ
今話でもツインテールつかんだり胸頭にのっけたり高い高いされたり
それもこれも彼女が本気で嫌がっているからこそ成立するのだよヒッヒッヒ
タカトシ君との凸凹な移動中の会話なんかもすっかり絵になってるね



あとはタカトシ君のツッコミに磨きがかかってるね、無理もないけど
悪気のないボケが多いからツッコミ側もソフトに流してる
水の流れのように



>すぐに病院に!!



ついでに君たちも視てもらえw









世紀末オカルト学院 第12話 「千の風、美の尋めゆき」 △+








美風はともかく千尋さんの印象をサッとひっくり返してしまうとこが
アニメノチカラですなあ、中の人もいいね、2人とも



ここまではなしがあったまるともう「オカルト」的な要素は不要というか
友達組が高速ババアと戯れていたのは蛇足のように思われ
というか、結局オカルト的要素ってハナシの根幹ではなくて
形式を整えるためのものってとこだったのかもね
「オカルト」ってのは現代ではそういう道化的扱いから脱するのがもうほとんど
不可能ってことなのかもしれない



最後に「謎解き」を残したのはエンタテイメント的な執念ですな
人を楽しまそうって気がマンマンなのは実にうれしい
ぜんたいそういう印象を感じるアニメだったなあ










祝福のカンパネラ 第12話「祝福のカンパネラ」と
祝福の鐘は誰がために鳴る △+





もうこれだけ穢れのないキャラクターたちのことを自分の思惑
うんぬんで貶めたり、逆に持ち上げたりするのはほとんど無理よな
子供がおとぎ話を享受するようなまなざしでこの物語を受け入れざるを
得ない、そういうことだったとおもう。


余計な思惑なしならこのきれいに着地したおはなしに関して
これ以上語ることもないわけで、あとはミネットがかわゆすとか
そういうどうでもいいことでお茶を濁せばよい
これは皮肉じゃなくてただただそういうマレなおはなしが奇跡的に
成立したというそのこと、なんならそれを祝福してもいいのかもしれない。










オオカミさんと七人の仲間たち 第12話
「おおかみさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女」と
とりあえずまとめ △






童話迷宮





けっきょく物語原型を現代らのべえ的テンプレキャラクターに
変換してどうこうってのも単に読者が受け入れやすいそれで
ありすぎるために、どーってことないにすぎないかって思う
もうちっと大胆にやっても多分、悪くない
私的な解釈だともともと「赤ずきん」って「堕胎」のおはなしだと
思っているんですよね、うわついた若いおぜうさんが狼さんに
食べられちゃうってことなんで


まあそのまま子供を堕ろすとかなんとか何てハナシはする必要は無いけど
どぎつい所を何らかの処理をほどこす必要がでてくるわけで
そうするとハナシづくりに工夫が要るようになり、そこに
創作の苦労とうまみが発生するのではなかろうか
多分、「狼少年」って「ツンデレ」じゃんっていう一発ネタが
そのままだらだらと続いちゃってるんじゃないかなあってことなんだと
思うけど、それがアニメーション化してしまっているその事態こそ
現代の「お伽話」そのものなんかもしれない
ちなみにこれは皮肉です。



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伝説の勇者の伝説の勇者(アニメ感想)

2010-09-18 21:11:41 | アニメ感想(2010 三期)




ストライクウィッチーズ2 第11話 「私であるために」 △+





戦闘は火力!





まーウチの国は基本的に火力不足だからねえ
それはともかくなんちゅうか「すとぱん」自体の「火力」も
流石に底をついてきたか、というか
いや、それでも十分に高いレベルなんよ、勿論
ただ、2年ぐらい前初めてこの活劇(と尻)を見たときのときめきから
随分と時が経過してしまったんだなあってのがあって
次の「最終回」でそれにどう応えるのかっていうのがある












屍鬼 第11話「第悼と悲屠話」 △+






第2のまさお君といったところでしょうかネェ
結構律儀にイベント→過去・心内描写→イベント・・・
ってやっているよね
まあこういう「パニックもの」ってのは人間の本質うんぬん
ってやるまたとない機会だからそれはよいか
だからって「アベルとカイン」のくだりを出すのは
どーかなーとは思うけど、端的にクサい
「ジャパニーズホラー」って枠にこだわりすぎかもしらんけど










会長はメイド様! 第25話 「陽向と美咲と碓氷くん」 △





わん、わん、さむわんわん!




安定してきてそのままひとまず話が閉じてしまいそうではある
「生徒会長として」の側面が一段落しちゃているし
ここまで話があったまっちゃうと下手なイベントはかえって
興を削いでしまいかねないし、っていう
長期政権が定番でたどる状態に入りつつあるかと
そのことの是非ってなるとひとくちには言い難い
好きなら見ればいいじゃんってとこだよね










アマガミSS 第12話 「中多紗江編 最終章 コイビト」 △+





てってーてきにアタマが悪いはなしだけど、それがよい
ちょっとぐらいバカになれないと彼女なんてつくれまへん
まあ流石にトロ子を抱きすくめるぐらいやるのはどうかと思うがw


予告での春原梅原とのかけあいでも分かるけど
世界がループしていることに自覚的なのよね、それもソフトに。
きれいどころのおいしいとこどりっていう1ピコほどもパトスがない
このすばらしきセカイを善く楽しむのはそれはそれで大変かも
ま、ただキュンキュンする分にはどーでもいいけど










伝説の勇者の伝説 第12話 「大掃除の宴」 △





以前あったイベントに+を足していくその率直さが
ちょっと面白いかも
すぐに銀河系を7度崩壊させる魔法とかに達してしまいそうだけど
それはそれで


まーその率直さで「国家」なんて複雑怪奇なシロモノが
描けるなんて期待はしますまい、ちゅうかもともとほとんど不可能だよ
カキワリでじゅうぶんです










学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 第11話 「DEAD storm rising」 △+






昔、話につまるとすぐに地球を爆発させる作者ってのがいたけど
誰だったっけ?


ま、でもこんだけ地球でのさばっている人類を滅ぼすやり方はあと
外宇宙的存在でも持ってくるしか現実的ではないか。現実的?



ちょっと言葉を紡ぎにくいというか、迂闊に発言すると地雷踏むぜー
ってな感じで。ボンボン地雷踏んでいった方がいっそ爽快なんだろけど











黒執事2 第12話 「黒執事(くろしつじ)」と
あくまで雑感 △+






メリメリ、と




1クールにしてしまった方が余計なしこりがなくていい感じ
変態どもに楽しませてもらいましたねえ、いろいろ



イギリス風情がうんぬんって要素はよっぽど好きじゃないと
維持できないだろうからほとんどカキワリにして
シエル争奪戦にしてしまったのはまあ賢明かと
まあその争点たるシエル君にセバスやクロードほどいれこんでいる
人なんて多分いないはずだからそういきまずに
単なる「耽美話」に終止ってことでいいんでないかい
そういうハナシがひとつぐらいあってもいいと思うし
ただ、「耽美」であってかつハナシが面白い作品があっても
もちろんよいとは思うけど、ぜいたくばっかりだね。


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2日続けて書いたのっていつ以来だろ(けいおん感想)

2010-09-15 18:30:11 | アニメ感想(2010 三期)



けいおん!! 第24話(最終回) 「卒業式!」 ○+






あんまり上手くないですね!






3年間演ってきて〆がそれかーってのがらしいっちゃ、らしいな
もともと何かを「達成」するためにやっとったワケでもないし



特に「何もしない」ってことをこの最終回でも十分に成し遂げてる
取り分け唯と和の階段はさんでの別れのシーンが心に染みる
長年の友達だからこそできるこの飾り気の無さこそが美しい
あとはあずにゃんにまかせていいしね、「泣かないつもり」なんて
号泣する準備マンマンやないですか。




こう言っちゃあれだけど「番外編」が終わったら我々視聴者も
「けいおん」そのものからも「卒業」せんきゃならんわけで
その時にはどういう態度をとるべきか
のどかちゃんのようにサラっといくか、あずにゃんのように
泣きじゃくってみせるか、心のままに―




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「スイス銀行」という銀行は存在しない(アニメ感想)

2010-09-14 21:45:54 | アニメ感想(2010 三期)




祝福のカンパネラ 第11話「それぞれの思い」 △+






当作品らしく戦闘もまっすぐぶつかっていっているのが
「なのは」を思い出す、その「まっすぐな想い」が作品の眼目で
その為にあえてカメラワークとか絵柄とかで冒険をせずに
堅実に堅実にってやるのもひとつのあり方ではあるよね
今回は速度もなかなかで説得力を持ち得たかと
他のキャラクターの出番を割愛してレスターとカリーナに焦点を
当てたのがプラスに働いたかと。












戦国BASARA 弐 第10話
「復活の若き虎! 改造大要塞・日輪の脅威、東へ!!」 △+






こっちはあれだな、まだまだバトルロワイヤルで誰が天下取りレースに
名乗り上げるか予断を許さない、どーケリをつけるんだか




あれなのよね、ハッタリが大事な世界なんで
「変な言行≒戦闘力」っていう慣れ親しんだ図式
幸村がボッコなのは新キャラに対して受け身に回っているから
ま、「何故戦うのか」っていう大定番の命題に解が出ない限り
八面六臂の活躍はおあずけってことで
逆説的にハッタリを押し通すには骨がしっかりしていないと
すぐに馬脚をあらわすわけで、「戦争思想劇」なんてとっくに
滅びたとおもわれる題材を戦国の世を舞台にやっているのかもしれないね











世紀末オカルト学院 第11話 「マヤの死」 △+






目立ってなんぼですわっ





やっぱし女にはダマされないとねえ
そこでオトコノコの本質がおおむね分かるわけで
超魔術大戦の裏側で文明君を一皮剥けさせようってのを
一貫してやってきていることが真面目でいいなあ
女性陣がえれーパワフルだったからねえ、最後はおいしいところ
もっていってもいいんだぜ、男の子。










あそびにいくヨ! 第10話「ねらいきにました」 △






メリークリスマスの戦場






前話の寄り道ぽかったアシストロイドのおはなしは
今回のイヌさん側のアシストロイド使い捨て作戦の前振りになっていて
話に説得力が増す
もっとも、このお話しにその説得力を求めている人がどれぐらいいるか
猫犬合戦とラブコメの相乗効果を狙っているのだけどどーも一方が
一方を押しのけてしまうことが多くてなかなか上手いように話が
転がっていない気がする「異文化交流」って大変なんですにゃあ













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おざわあが倒せない(アニメ感想)

2010-09-10 20:29:33 | アニメ感想(2010 三期)




けいおん!! 第23話 「放課後!」 △+(今まで見続けてきた
人達は+補正あり、というかこの話だけ見る人なんているのか)







特別でないただの一日






いろいろと「整理」「記録」しているところがまあ卒業前景として
相応しいっちゃそう、それはケータイのカメラなんて無粋なアイテム
では成し遂げられない何かなんだろうなあ。


よた話だけど、「けいおん」を録画・及び記録媒介を購入されている
皆さんは見返したりするのかな、とちょっとおもう。
そりゃまあ映像的にはかなりのレベルだからそういうのに焦点をあてて
見てみたり、あるいは唯たちを永遠に「卒業」させないってことも
可能なワケなのだけど、なんでしょ、こうやって毎週毎週じっくりと
輝きがーるずと戯れているこの瞬間だけは再生が難しいわけで
まあ、ある種の青春のリバイバルなんかもしれないけど
そういうのを「ARIA」の記録媒介に触れられずにいる私は
ちょっと思うのです

「それこそが人生なのだ」
「ほう、そうかい」










ストライクウィッチーズ2 第10話 「500 overs」 ○






最近ちょろっとタガがゆるんでいたからこういうゲストは
むしろ歓迎というか、「アフリカ戦線」なんて一部の腕利き
以外は御免こうむりたいはずだから、相当とんがっているのは
まあ無理もないねえ


まあしかしあれっすね、「魔法」を使った戦闘と
「ドッグファイト」って側面のいいとこどりがすとぱんの
魅力のひとつなのだろうけど今話はその後者の
最高レベルの戦いだったワケでそのお相手はすっかり
オブジェ化してしまったネウロイさんでなく
味方のスーパーエースだったというのが現状を良く表している
ま、後はラストバトルに向けて一直線だけど
おっぱい愛でているヒマはねーぞ、たぶん(笑)










アマガミSS 第11話 「中多紗江編 第三章 ヘンカク」 △+






どうでもいいのですけど私は「メリーゴーランド」って単語が
嫌いです、絶望的に日本語になじまない気がする




もうとっくに二人の世界になっちゃっているのだろうから
なんともかんとも、リアルっちゃリアルなんかもなー
そして多分この甘ったるい世界をかわいい後輩も裏表なしに
享受しているという片腹痛い思いこみがマジに成立しているところが
作り話のゆえんたるとこだわな、まあたまにはこういうスイーツな
おはなしもよろしいのでは。
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バイオハザードごっことかやりませんでしたか?(アニメ感想)

2010-09-07 19:26:09 | アニメ感想(2010 三期)




生徒会役員共 第10話 メイドは見た!お嬢様の淫らな(略)
/俺にそんなキャラ設定はない/私でよければ付き合うが △+






今回はネタについての極私的な評価です
ま、管理人がどういう下ネタにまみれて生きてきたかがわかります






>お嬢様の衣類のかほり


けっこう定番




>花瓶


ジャンプSQになんかそういった趣旨の漫画がありましたね
今もまだやっているのかな?
畑さんの「あら、素敵ね」が味わい深い



>痛い話し



センセイは最近そっち方面に走っているねえ
なんかハナシを振るための何でも屋っぽくなってる




>ピュアピュアガール



ある意味「役員共」はみなさんピュアな方達なんですよね
下ネタづくしだと流石にいろいろキツいからこういう方向に
キャラが増えるのは自然なことか
気になる男(ひと)のことて食欲が失せるってのは
かなーり絶滅危惧種です




>自分が勤める屋敷で迷うメイド



どじっ娘メイドは大概やってる
自信満々で迷われると困るよね




>開発関係


タカトシ君が念のため「それって学校の入り口的なやつですか」って
一押しするのが念入りです、「いいえ」ってサラっと返すのも的確




>金持ちと庶民の味



大定番





>いつ破れたんだろう



いくら何でもアレが破れば気付くだろw
ナルコセンセイのセクハラですな




>おっきくなった夢



怪獣になって兄を踏みつぶす夢




>いったれ



畑さんのローテンションぶりが作品にアクセントをあたえている気が
ナンダッテーの暑苦しさとはいいコントラストです




>開いた口が塞がらない



いったん開いたら閉じません、自重せよ




>いったれ五十嵐さん



ピンチの時の咄嗟の行動はライブ感があってよいね
殴り飛ばさないだけマシですねw




>全裸で帰ります



サラっというのが怖いね、笑えるレベルを超えてるかも




>チョコバナナ・アイスキャンディー



このネタ飽きた




>バスケとナルコとスズ




タカトシ君がいないとどうもハナシがスッキリしないねえ
生徒会のネタ処理係




>ダンスを踊りませんか?



タカトシ君がうっかり一眠りしたあとの微睡んだ状態ってのが
ミソかと。はっちゃけた日々にふっと訪れるときめきの瞬間












世紀末オカルト学院 第10話
「暖炉のあかり / AKARI of fireplace」 △+





話自体はひじょーにシンプルだけどまあ本当のところは
マヤとオカルトの関係を洗い直しておきたかったということで
人を助けるってのはすなわち自分を助けるということ
逆に言えば自分がひたすら助かりたいと願うようなおはなしで
その人を救うのは難しいという逆説です
オカルト学院でいろんな怪異が出てきてすったもんだがあったけど
結局、彼女の心を救うのが話の軸であることにブレはなかったり
1クールでカタをつける話としては正しい選択だとおもう













あそびにいくヨ! 第9話「いだいなるさいしょのあしすとろいど?」 △






ほら、嫌なことから逃げると誰も救われない
へたれ主人公に出番をまわしている時点でつらいね
アンドロイドと人間の闘争ってSF的話題はスルーしてもいいけど
かわりに何かかんか興味を惹かれる何かを提示するのが芸だとおもう
なーんか某チャリティー番組のマラソンのゴール付近で
励ましの歌をうたってるのを見ているようなキブン、まけないでー










オオカミさんと七人の仲間たち 第10話
「おおかみさんと御伽銀行のすごく長い一日」 △






はてさて、おおかみさんがピーチ姫のように攫われるのはもう
繰り返しのギャグとして受け取ればいいとして
個々人がバラバラになる事態を招いたのは羊飼の策だけでなく
この時期にバーゲンやっちゃった頭取にも責任があるんでないか
そりゃまあ孔明みたいな奴ばっかりじゃないって分かっているつもり
だけどさあ、鬼ヶ島に手を出させて一掃ってとこまで考えてるなら
女性陣にリスクを負わせるのはかなり冷酷だと思うし
そこまでの覚悟がこの電脳紙芝居にあるのやら
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メイド税(アニメ感想)

2010-09-04 14:13:26 | アニメ感想(2010 三期)



けいおん!! 第22話 「受験!」 ○





試験・冬日





(餞別の)チョコレートをあげるあげないで逡巡するとこで
ちょうど梓さんのちかごろのキモチを推し量れるというつくり
実際に卒業の時が来たらそれはそれであれなんでしょうが
その前のこういう気持ちが揺れるところがまあ青春なんすわ
そしてそれを過不足無くサポートする親友ふたり
雪のちらつくなんともはっきりしない天気も最後は晴れ晴れ


そういえば1期の最後はこういう寒い日にみなさんの
手の温かさを確かめ合ってたようなそんな思い出
2年たってその距離はスキマが無いほどに縮まって









ストライクウィッチーズ2 第9話「明日に架ける橋」 △+






ペロ・・・これはワイン





まーちょろっと舐めたぐらいじゃ死なないらしいけど
あ、もちろん青酸カリのほうです





イイハナシダナーでオチを付けた方がすわりはよかったと
思うけど、「水着回」って趣旨ならなんとなくふわふわな
この終わり方でもいいかもねえ
ペリーヌさんもそんな気張らず自分に出来ることを着実に
やってこうぜ、ってメッセージなのかしらん
まあ現状のストパンだとそちらの方がマジョリティーっぽい


ただまあ真面目組のペリーヌもっさんバルクさんの
精神(こころ)も素材としては金剛石のようにギラギラ
してるんでそれらが完璧に活かされるようなおはなしが
見てみたいってのはあります、普段いじられてるからこそ
余計に








屍鬼 第9話 第柩話 △




すっかりイケメン坊主が少女と語って
医者が怒鳴り散らすスタイルが定着してしまった当話
まあ、主要な人物がたいがい屍んじゃったから
孤独感ってのを出したかったってところなのかねえ
ただ、いくらなんでもそろそろ国が動いてもいいんじゃないのか
それとも「村」だけでほとんど完結するようなセカイのお話しなんか




今回の「吸血鬼」のシステムを見ると
噛んだ奴>噛まれた奴ってマルチ商法方式だから
そのあたりが怖いっちゃ怖い
なんか上位にいる兄ちゃんっぽい奴は吸血鬼の「ルール」を
いくらか無視できるっぽい、弱者は搾取されるのは運命すね
その運命が実もフタもなく適用されるセカイがいちばん怖い









アマガミSS 第10話 中多紗江編 第二章 「トックン」 △+




あれっすね、順序が転倒しているのがちょっと面白い
何の順序かっちゅうと「ロールプレイ」っていう恋人ごっこに
マンネリが来たカップルが踏み込むあだごとが先にきている
そのこと。この場合「恋人ごっこ」に飽きているのは諸兄の
みなさんのことなんでしょうなあ。


だから、もう出会ってほとんど数分でレンアイ関係は
成立してしまっているのであって、それを妹扱いしたら
怒られるのは無理がないというワケ
あるいはもうそういう「好意→恋→行為」っていう図式は
リアルには当に崩壊しきっていてそれらの順逆が
いつ発生するかが定かではないっていうカオスな現状を
シミュレートした作品だとしたらなかなか深いいものではある









伝説の勇者の伝説 第10話 夕暮れ △




まあ、女の尻に敷かれているときがそれなりに平和で
幸せである、ということか。「仏法・鉄砲・女房」って
言うしねえ


でもまあ鉄砲女房はそれなりにあっても仏法が足りない
いや意図的にニグレクトしちゃっているのだろうけど
そこにバランスの悪さを感じるというか
あと腐った貴族にもちょっとぐらい「切れ者」がいても
いいと思うのよね。じゃないと「国」なんて化け物を
そもそも維持できないはず。








黒執事2 第10話 「零執事(ぜろしつじ)」 △+





世界カオス化計画




人格・記憶乗っ取りとか安易な発想だけど
まーそれでこの絵が獲得できるのなら悪くはないか
シエル?が薔薇をバッと払うところとか焦れるセバスがバカ死神を
いじめるところとか、冴えてる


ふむ、どうも「悪魔」にとっちゃ純粋な魂が価値のあるもの
っぽいからそれがたとえ「復讐」なんかのような負のそれでも
別に問題はないわけだ。してみるとなんかかんか世間の淀みに
交わってよい子になりつつあるシエルなんかも悪魔にとっちゃ
味が悪くなってるんでないかい、ってちょっと思うけど
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