世紀末オカルト学院 第13話「マヤの文明 / MAYA's BUNMEI」と
まとめ ○
変形版「嫁姑合戦」って体だったんかもなあ、このおはなし
ま、文明の母ちゃんも文明に依存してたからよかったんかもな、これで
「多次元解釈」とか、ようわからんからあれだけど
つまりはこういうことじゃないか「ひとりひとりがその場でがんばる」ってこと
ウルトラマン(基本的には一人で戦う)のオマージュだったんは
彼がようやっとその化身をまとったからという
で女性器マークに突進していった、と
まーでもマヤさんがあれだけの活躍を見せたからこそ文明もその境地に
達したとはいえなくもない、そういう意味では彼女に出会えたのは運命的
だったんかもしれないね、文明的には
マヤさんの側としては文明が必要だったとは言えないけど結果的には彼女が
パパに抱いていた誤解が解消できたわけで、そういう意味で借りがある
人間関係の妙とでもいうんかね、まあそういうのが形成しうるぐらいの
キャラクターが描けていたのは確か
さいきんはイチャイチャしてる作品が多勢だけど
「ラヴ・パワー」なんてなくてもマトモな人間が関わり合えば
可能性が発生するっていうことを証明したかったんかもな
「アニメノチカラ」枠は総じてそういう印象を受けてきた気がする
あそびにいくヨ! 第12話「みつけきにました」と
まとめました △
ちょいと古風なSF的シナリオを現代的イチャイチャフォーマットで
うんぬん、ってことでお味はいかが?
時に、イチャイチャフォーマットってのはダラダラと前戯を続ける形式
って個人的には理解していて、対してSFは「結論」が光速で訪れる
全く相反する形式だと思っているわけで、ほとんど相反する形式だから
まとめる気がなければどうにもならない
だからこの場合は真奈美かアオイの想いと「人類」なり「銀河」なりを
天秤にかける展開しかマトモなハナシにならないとおもうのだよね
(たぶんエリスはどうでもいい)
少なくともそれに近い締め方がアニメーションの区切りとともには
必要だったのではないか
にしても男主人公に対する作り手側の愛情の無さは相当だとおもう
文明ほどじゃなくてももうちょっとカッコイイとこ見せてもバチはあたるまいに
あるいはいっそ完全に存在を消してしまった方がむしろ幸福な気がする
ハナシ的にも、あの便利な鈴でなんとかならんのかねえ
けいおん!! 第26話 「訪問!」と
オレと唯の1年半のダイアリー(うそ) ○+
ああ、「番外編」に入ってからやたらメイキングばなしばっかだったのは
「劇場版」のオチがあったからなのねん、納得
例によって「終わらないような終わるようなおはなし」ってセンははずしていない
さわちゃんの仲間連の方々はたぶん唯達のちょっと未来を表しているし
あずにゃん達の「けいおん部」はそれはそれで別の何かだってことだ
そういうふうに心穏やかにさせないことが多分「けいおん!」の二期に
入ってからの主題のひとつだったのだろうとはおもう
俺たちはある意味みんなあずにゃんだったのだ(^ω^)
というか、そうなりたかったのか、「けいおん部」に入部したかった。
だからこそ多くの人がこのおはなしを見て楽器を買ってしまったわけだし
部が存続できないなんて事態は容認しがたいわけだ
ARIAの世界に住みたいような、ひだまり荘に入居したいような
そういう無茶な希望
それが無理だからこそ彼女たちと戯れていられる時間はいっそう楽しい
最上の接待を受けているような愉しさ
その時だけだからいっそう愉しい、その時だけだから待っている間は寂しい
待っていた分愉しい、その分次に待つときは寂しい・・・