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意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

アニメーション雑感2016 Q3 とまとめ

2016-10-08 20:42:14 | アニメーション雑感2016 Q3








印象に残ったとこ











NEW GAME 第4話 「初めてのお給料・・・」より



















ちょうど「ぞい」の手前のとこのコウ×りんです
りんさん普段はデキる人なのにコウちゃんまわりだといろいろほつれるね
でもまあそういう「素」で関われる相手がいることが
社会人になってもありがたいのは確かだわな
「ゲーム会社なのにかわいい女の娘ばかり」っちゅう
萌え4コマ漫画的な事情で、必然的に「百合」の花が咲くことになるのだけど
この2人もうるわしい関係だったかと。












Re:ゼロから始める異世界生活 第18話 「ゼロから」 より


















バルス君のメンタル的にはちょうど「底」つまりゼロ地点でのひとまく。
ほぼ1話かけて「励ます」とか、すごいねえ、これは原作の側の熱意を
きっちりと汲んだ、ということなのだろう。
思えばレムたんともいろいろありましたねえ、レムたんに殺されたり
はたまた一緒に殺されたり、逢って間もないだろうに他の人間の何倍もの
関係性の濃さがあるものね、「時間繰り返しもの」によって
「キャラクターが消費される」というラノベ的傾向に抵抗しているともいえよう
その代償が「死」なのが実に奇妙なムジュンだが。










ラブライブ!サンシャイン!! 第11話 「友情ヨーソロー」より

















「いい娘」すぎて目立たなかった曜ちゃんを「突き抜けていい娘」にした回。
後半に入ってから「キャラクターまわり」ガッチリおさえてたねえ
それはスクールアイドルとして遅れをとっていたAqoursをどう盛り上げていくか
ってことの解答のひとつでもあるし、「そつなくまとまってた」って
感想を越えさせる為に努力しているってことなんだろうとおもわされる
「ふつうのいい娘」じゃいられないってな。









他にはこの美術部の最後のとことか、甘々と稲妻のカレーのとことか
天鏡のアルデラミンのいっくんが指をつめるとことかが印象深かったかと。









声優部門







男性の部







松岡禎丞さんDEATH
【ペテルギウス・ロマネコンティ「Re:ゼロから始める異世界生活」
幸平創真 「食戟のソーマ 弐ノ皿 」  風間陣「DAYS」など】








こういう役やってると「ああ、私って役者なんだなあ」って思うものなのかしらん
しかるべき実力があって他者をいささか嘗めているキャラの時に最高のパフォーマンスが
発生しているね、それは「若造」に共通するイメージなんかもしれんが。










女性の部









小澤亜李さん
【宇佐美みずき「この美術部には問題がある!」
花咲里あさみ 「アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd」】








「真面目なヒロイン」のド真ん中にいるね、それがかえって希少
・・・っちゅう印象なんでアクティヴレイドであさみちゃんが
はっちゃけてて、困惑しつつ笑えるw
そういう使い方まだせんでもよさそうだけどね
それもこれもすべてナニワが悪いんやw









OP・ED部門



















STARTING NOW!
(この美術部には問題がある! OP)








「文化系」なのにアクティブなしあがりの曲だったかと
男共のあつかいのぞんざいさがよくわかっているとおもいますw
「1クールもの」のアニメの長所がよく凝縮した作品だったねえ

























Now Loading!!!!
(NEW GAME! ED)








この曲、ちょいと印象が深いのよね、テンポの速さとか
似たようなフレーズが「繰り返す」とことか「社会人の日常」を
するどく切り取っている「かわいい」皮を被っているけど
しっかり大人な、まるで青葉ちゃんみたいな作品だったかと。


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あなた、怠惰ですね? (アニメ感想)

2016-10-05 17:32:45 | アニメーション雑感2016 Q3






ラブライブ!サンシャイン!! 第13話 サンシャイン!! とまとめ △++







あたりまえだけどμ'sの「ラブライブ!」の物語の前に
「ラブライブ!」を知っていた人はほとんどいないかったわけで
そして今度はおそらくそれを知らずに視聴している人が
ほとんどいないと思われる「ラブライブ!」が作品として、そう
「続編」としてはじまったわけで、前提として天と地ほどに
差があるわけだ。もちろん新しい主人公は「フレッシュ」な
キモチでそれを始めるわけで、そして当作品でもそれは充分に
示されていたのだけど、見ている側は「また」なわけで
それも一度は「頂点」まで達しているのを見てきた人もおおい
そういう「人気作品の続編」という枷が「Aqours」には
課されていたわけで、でも作中人物はそれを知らない、という
ジレンマがあるわけだ。
序盤・中盤の「μ'sの幻影」を追うすがたはそのあたりのギャップを
埋めていくためのもので、「大作品の続編」としてはまことに
正しい態度だったとおもう、「東京」で「評価」してもらうと
支持者が「ゼロ」ってのは現状の「Aqours」を
「視聴者」に評価してもらうとこんなものだろうというきびしい(すぎるかもしれない)
自己認識だったかと思う。
こんな感じで当作品は「後継者」としてのくるしみを正当にかつ存分に
描いていたとおもう、しかしその中で「明るさ」や「自分」を失わず
ゼロを「イチ」にする目標を達成しているのは、正直に尊敬に値するとおもう
もしかするとそれはかつて「μ's」とよばれた娘達にすらできたことかどうか
わからないことだ。そしてそういう「始める為のものがたり」を
我慢強く、上質に描ける作り手側に敬意をおぼえるね
とかく「人気」が先行しがちなジャンルでその人気を支えている根本が
何であるか、ということをよく知悉しているってことなんだろう。












あまんちゅ! 第12話 蒼い世界のコト とまとめ △++









「いいこと探しVer2016」といったところで
ただいろいろ代わっているとこもある「ARIA」を引き合いにだすと
人工的につくられた「優しい星」から舞台は「現代の日本」になって
「水」の「上」と「中」に舞台がわかれる、ということだ。
こうやって考えると同じ「水の星」をめぐるハナシでも
「あまんちゅ」の方がちょっと冒険しているのはわかるね
その不安と興奮をそのまま「てこ」に引き継いでもらったような
そんな印象ではあるね、それだけで1クールは終わる。
しかしまあ「潜水」するのに随分丁寧にその準備を描いていたよなあ
もちろん実際にやっている人からすれば「あたりまえ」なんだろうけど
なんかこう「お手軽レジャー」的なイメージが「潜水」にはあるから
そういう「あたりまえ」のことをさらっと理解させてくれるだけでも
ちょっとうれしいね、あと、「ARIA」に比べて女の娘が
成育していてちょっといやらしくも見られるようになったね
もちろん「そういう目」にいかないような物語のつよさがあるって
自信があるのだろうし、そもそもそういう健康的な女の娘が
目の前にいるっていうこと自体が「美」であるわけだし
当作品はそういう「人工的な美」から「ナチュラルな美」へと
挑戦する場を変えているということを丁寧に描けていたかとおもう。












マクロスΔ 第26話 永遠のワルキューレ とまとめ △+








「続編への期待」っていうと当作品も一番プレッシャーが
あったかもしれないねえ。とりわけ「今まで培ってきた実績」という
ことではケタが違うわけで。「歌合戦」っていうのが新しいテーマやね
「ポップ」⇔「エスニック」と「都市的」⇔「土着的」な対立項にしてる
なにせラスボスは古代の遺産と「風の歌」だからねえ
ゼントラーディー戦役では勝利の決め手になった「古くさいラヴソング」が
敵にまわるという、そういうかつての自分が敵になるような、そんな展開
「マクロスF」では「手を付けだした」CGを使用した戦闘シーンも
いよいよ「馴れてきた」感があって、金と時間さえあれば相当なことが
できるような状態になってきたかとおもうね、少なくとも当作品を視聴している間は
戦闘をメインに据えても相当おもしろかっこいい作品になったろうけど
途中からバジュラ化みたいな縛りがあって、完全燃焼しきらん感じだった。
そう、問題は「金と時間」なんだよ、フレイアがそうなように
「時間制限」がきびしい、「敵」にもドラマがあって
味方の「アイドル」は「5人」にまとめられて
「2クール」でそれらをうまくまとめなければならないというそういうことだ
最後の歌合戦でフレイアはたいがい完全燃焼だったろうけど
どうだろう「マクロス」っちゅう「ロボアニメ」としてはまだくすぶるところが
あるような、そんな気がするのね、別にこれは歌にかまけていたからとか
責任をなすりたいのではなくてもっとこう巨大な「敵」に全力で抵抗して
そしてある意味敗北したような、そんな印象を私は抱くからで
そう考えると「マクロス」っちゅうロボアニメの天頂でもこんだけ
「いっぱいいっぱい」なのかっておもわされるところはある。












クロムクロ 第26話 侍は振り返らず とまとめ △++









「振り返らず」とか言われるとまとめずらいなあw
「戦闘」そのものは2話ぐらい前に大体カタをつけて
人間関係周りをうまくまとめたような感じだね
「ロボットもの」なのに「いきどおる」ような興奮ではなくて
人工的かつ物理的な、静かな興奮がこの作品の(あるいは今時の)特徴だったかと。
ではその「冷たい物語」にどう「血」をかよわせるのかってーと
「時代遅れの侍」と白羽由希奈っちゅう「女の娘」ってわけで
このへんの当たり所のキャラクターの選択と「女の娘」の扱いにかけて
富山のアニメーション会社はだいぶん鍛えてきたわけで
けんちゃんがブレずに最後まで「侍」だったのと
一話目で進路調査票に「火星に行きたい」とか書いてた由希奈が
最後には夢物語ではなくなっていたような自然な成長が
この富山のアニメ会社らしいっちゃ実にらしいメソッドなわけで
「大河」(変則的だけど)までこなせるような地力をもっていることを
証明してみせたわけやね、ただまあ充分いい作品だったけど
手放しで誉めるほどってなると「感傷」は方向性があわず
「ドラマ」としてはちょっと収まりがよすぎた感じはあるね
無理は承知で言っているのだけど、見る側はたいがい無茶しかいわんからw












ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
第13話  たそがれの帝国にて △++ とまとめ










最後に「上手く負けろ」って皇女がイクタに命令するのが、よいね
「ただ勝利する」よりよほど困難な事態だし、まさしく「英雄」に
ふさわしい仕事ではあろう。そしてこの「偉くなって国を立て直せ」
っておもわされる程に件の山岳戦は酷かったからねえ
それまで知略で「うまくやってた」のが軍略的な事情の失敗を
背負わされた途端に「なんとかしのぐ」のが精一杯になるのが
この物語を「ラノベっぽい」っていう呪縛から救っているかとおもう
まあ代わりに指を詰めさせられたわけだが、このなくなった小指が
イクタという人間の証明書になりそうではある。
「ロボット」とかださんでも「戦争」をある程度真面目に取り扱って
そこに登場するキャラクターがさまざまな姿を見せるだけで
それは充分な見物になるわけで、そこでは「勝ち」「負け」を越えた
なにかが物語としては発生しているね
あとまあ「戦争もの」なんでくだらない連中がたくさん出てきて
そいつらが非道い目に逢うのがひさかたぶりに楽しかったなあ。













はんだくん 第12話 半田くんと文化祭 とまとめ △+









スピンオフっちゅうことで「いわくつき」でスタートした当話も
終わってみればけっこう上手く着地したような印象だね
「芸術家」って側面をスッパリ切って「おもしろ学園もの」として
「はんだくん」をある種「当事者」からハブりつづけたことが
勝因だったかとおもう、もし「ばらかもん」的方向性がいくらかでも
あったのならそれとの比較になるから面倒だったろうけど
「神」として崇められてあとはそこの人間が好き勝手やるっていう
その当邦的あり方がこの「学園モノ」にスイッチして機能していたとおもう。
っちゅーか「学園もの」ってのは当代における「何でもアリ舞台」として
機能しているんだろうねえと改めて感じた次第
なにせ「主人公」をハブってもハナシが成立するのだから
むしろその分周りのキャラがはっちゃけなければならないという
そういう方向性がおもしろかったかとおもう。











この美術部には問題がある! 第12話 これからさきも とまとめ △++







「片思いの女の娘の空回り」とか今時少女漫画でもやるんかいな
ってぐらい古風な設定だけど、意外とオトコノコ向けの雑誌に
もってくると上手く機能することがあるのが不思議ではあるね
手垢がついたぶん受け入れ易いってことでもあるからか。
で、そのつれないオトコノコが「二次元にしか興味ありません!」
ってのが電撃大王的味付けといったところだね
ちょいと昔だったら人あつかいだったが、今は過ごしやすくなったかもな。
「学園もの」としても合格なのだけれど、「美術部もの」としても
手堅く描かれていたのが好感がもてるね、丁寧にイベントをこなす
うさみさんと内巻くんをにこにこしながら眺める時のたのしさよな
にしても「恋する乙女」を小澤亜李さんが演じる時の際立ち方と
いったらないわなあ、「言いたいことが言えない」時の
もじもじ感と「言いたいことを言っている」時のギャップがすごいのよな。











NEW GAME! 第12話 ひとつ夢が叶いました! とまとめ △++









上の美術部もそうだけど「画」が主題の作品は
自分の作品の「画」のクォリティを落とすことができんから、しんどいねw
ま、なんだろうねほぼ完璧に近い人格の主人公に
ほぼ完璧に近い環境の仕事場で、よくハナシになるもんだ。
まあ逆にいえばほとんどの人がごくごく偶に仕事に感じる「充実感」や
同僚に感じる「信頼感」を抽出して凝縮するとこういうことになるといったところか
リアルすぎて逆に「漫画」になっているという現象。
むしろその「濃い」理想の職場を「薄める」ために種々の失敗が
もうけられているような、そんな印象すらおぼえるね
コウさんもそうだったように「自分の仕事は完璧」なだけじゃ
大きな仕事は達成できないのね、しかしまあその「自分の仕事は完璧」に
ちかいってのがそもそも凄いわな、そこをどう崩すのかってのを
やっているのだから、贅沢なおはなしだわさ。











甘々と稲妻 第12話 あいじょーたっぷりお好み焼き とまとめ ○








「食育」っていう言葉がちょっと昔に流行っていたけど
それが目の前で見事に達成されていて、驚くほかないというおはなし。
ここでいう「育」ってのは「栄養をつける」ってだけでなく
「教育的である」ってことも含んでいるのね「過程を大事にする」っていう
「つむぎちゃんを育てる」ってのが当作品の主題なんだけど
つむぎちゃんが持ってくるのは子供らしく「過程」の抜けた問題で
それを大人が「料理」を通して「過程」をしっかりと埋めていくのが
まあ実に納得のいくもので、気分がいいよね。
「食事処」って舞台もいいね、「お料理教室」じゃでない緊張感がある
そこで出される魔法のレシピと料理に夢中になるのは無理からぬことだ
そこで大人と子供が一緒になってあるものを作り上げるのがとてもすばらしい
「努力」が確実に報われるということがこの種の作品を非常に安定感の
ある作品に仕上げているとおもう。
12話だとちょっと物足りないかんじだけどまあ「腹八分目」ってこと
なのかもしれないね、小鳥ちゃんにちょっと恩返ししたいけど
それはコミックス見ればやってるのかもしれないねえ。




































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今までのキャラクター全ての能力が使用できる主人公の「次」の主人公のむずかしさ (アニメ感想)

2016-10-01 21:41:09 | アニメーション雑感2016 Q3





逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~
第24話 さらば、逆転 - Last Trial とまとめ △








ゲーム体験者として、序盤はやっぱりゲームの「再現」に
ちかいかたちで進行していたとおもうのよね、それがだんだん
ハナシが進んでくると「アニメ」寄りになっていくのが
まあ当然と言えば当然だけど、不思議な感触ではあった。
基本的にアニメだと「げてもの裁判」の印象だったから
ややシリアスなところ、ことに「さらば、逆転」の
間宵ちゃんの命を賭けながら「弁護士」としての立場が問われる
難しいかけひきが、ずいぶん軽くなっていたような、そんな印象はある。
じゃあ「げてもの」としてはどうだったかというと、実はそちらも
あんまし感心していなかったりするのよねえ、サーカスのとことか
ツッコミどころ満載で、いろいろ面白かったのに
そこもさっと通り過ぎてしまったようなもったいなさがある
「笑い」⇔「シリアス」のスイッチが「逆転裁判」のうまみなのに
その両方を失って、なんか「実写化した人気漫画」みたいな味わいに
なってしまったような気がする、まあそもそも「逆転裁判1・2」とか
すでに「アーカイブ」の範疇に入っているだろうから
今更それがどう評価されようと痛くも痒くもないのだろうけど
痛くも痒くもない手で「犯罪」を扱う不真面目さはどうなんだろうねえ。











ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-未来編
ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-絶望編
ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-希望編
とまとめ △+








結局は「亡霊」と戦っていたような結論やね
「洗脳」とか超お手軽設定が「絶望」とリンクして
暴れまわっていたけど江ノ島丼が随分頑張ってくれて
ハナシとしては説得力を持ち得ていたかとおもう。
戯画化してはいたけど人間がパニックに陥る時はだいたい
こんなものでそこを「希望」でひっくり返す時の
苗木の無力さとひたむきさもまた「希望」の化身として
相応しいものだったかとおもう。
「絶望」に堕ちた77期生たちが希望編で苗木達を救う結論は見事
そして彼等が「更正」することを視聴しているボク達は
信じることができるのね、なぜなら「絶望編」を最初から
視聴していれば彼等が「邪悪」ではないことは充分納得できることだったから。
ふつう「自殺」が結論のおはなしは白けるのが大半なんだけど
それを通して充分に生者(希望)が試されたのでそこで
「ゲーム的」な何かを「アニメーション」として当作品は
超越したような気がする。「希望」は死なないのである
霧切さん(名探偵)も死なない、そしてこの「ダンガンロンパ」も死なない
それはまるで「ゾンビ」のような。











魔装学園H×H 第12話 アイネ-AINES- とまとめ 








なんかもう途中からいろいろとヒドいことになってたねw
最近の「CG技術」でようやく最低限のていを成していたような
そんなギリギリの攻防を見ていたような気がする。
設定が最高にアホなんで途中からやや真面目になるのが困るというか
「H」の最中に素に戻られたらどういう結果になるのか
知らないわけでもないだろうにねえ。











Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
第12話 繋いだ奇跡 とまとめ △+







今度は舞台を「冬の町」に移してイリヤの向かい側にいる「美遊」を
中心に添えたおはなしだね、一番原作の「Stay/Night」に
近づいたかもしれないね、そのあり方も、戦闘の立ち回りも。
「世界とたった一人の少女を秤にかけるハナシ」とかだいぶん精確に
トレースしているよなあ、ただ苛められる主体はイリヤで
それをするいじめっ子の様が替わるという、それだけで
「もう一回見るか」ってなるわな、もしかすると「神話」ってのも
「始原」は大して差異がなくてただ「皮」だけが大いに異なる
そういうものなのかもしれないと思っても誇大妄想とは言い切れまい。
最後の最後に美遊がいる「日常」が戻ってくるのがハッピーエンド
として申し分ない幕切れだったかとおもう。
そしてイリヤが啖呵を切った「世界も個人も救う」はまた次の
「プリズマ☆イリヤ」に持ち越されるという
まあ、存分に休むべきであろう、その願いはあるいは
「Stay/Night」でも叶わなかった「すべてのもののねがい」なのだから
力尽きることができないなら休むことにも必要がある。













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パンチラ写真を撮って好感度アップ (アニメ感想)

2016-09-27 19:09:46 | アニメーション雑感2016 Q3






Re:ゼロから始める異世界生活
第25話  ただそれだけの物語 とただのまとめ △++








信用の物語






基本的に無力なんすよね、スバルくん。
そう「自分ひとりでは何もできない」のだ、よく言うように
そして「何もできなかった時」に彼とその周りの人達にどんな
災厄がふりかかるのか、よく知っていることとおもわれる
いや、むしろ「そっちを見るのがたのしみ」っちゅう不謹慎な
御仁もおられたこととおもわれる。
そういうギャップによるカタルシスを得る為に
「繰り返す時」っちゅう設定はまことに適合しているとおもう
というか「小説」の王道ですらあるような、そんな構造ではある。
そしてそこで弱音をはき、呪詛をとなえるのに正しく値するのは
「無力なニート」っちゅうきわめて現代的な「主人公」なんだろう。
そして「現代」が舞台ならそのままにやればよいところを
「異世界生活」で「異邦人」に正しくふりかかる「ひでえ目」が
精確で、すばらしかったとおもう。しかも「環境」が替われば
その非道い目のあいかたも千差万別で、実にたのしかったかと。
「このすば」で戯画化していたものがちゃんと襲ってくれば
そりゃ「コンテニュー」でもしないとやってられないわな。
ただ、その酷い状況を逆転する「鍵」もそこで知見になる
「キャラ」とそのなりにかかっているわけで
彼等の力量と魅力の際立ち方のなんとも見事なもので
そういう人達の「信用」をかちとる為の努力と血と涙によって
このおはなしは綴られていたとおもう。
あとはま、そのスバルを支える2つの面「エミリアを助ける」っていう目的と
「レムに助けられる」っていう支援、なんともオトコノコとしては
うらやましい状況ですわなあ、そういうところも「異世界」においては
「あり」として成立していたかとおもう、閻魔の靴も
女神の尻も両方嘗めたような、そういうはばの大きさに
くらくらさせられたね、毎週。











Rewrite 第13話  君とかわした約束 とここまでのまとめ △(+)








「何かが足りなかった」のかそれとも「どの道こうなる」のか
よく分からなかったけど、とりあえずこうなりましたという。
たしかにまあ「うるわしき青春」も「やけつくような恋」も足りなかった気がするわな
それは「1クール」っちゅう縛りってのもあるし「Key」的に
「繰り返し」てきた「青春劇」をどこかで当の作り手側が信じ切れなく
なっている、ってのがあるのかもしれない。
かといってこの状態を最後の1話でひっくり返すようなハナシをしたら
多分物語のつくり手を無茶苦茶軽薄するようなことになったろうから
「やむをえない」とは思うのね、そう「諦めた」結果なんだ、これは。
作り手側としては当然こうなるのが分かっていたから「滅びの歌」を
描くためのおはなしだったわけだわな、あんましはしゃぐと怒られるから
粛々と進行していたとおもう、まあ「オトナ」だったわな。






で、それでいいんか





そうじゃないわな、「そうでない」のが次のおはなしのはずだ
その為に男共とは一層の友情を、そして女の娘とは愛情を深めるのだ
まずは、そうだなあとりあえず「乳でも揉んでおけ」とおもう
念のために言っておくが男のほうじゃないぞw











ReLIFE 第13話  告白 とまとめ △+







正直「やり直し」の設定がないとそれこそ及第点すらあぶないような
そんなとこだわな、ただその「平凡さ」が「オトナになったあとの視点」だと
まぶしく感じるのがミソなわけで、設定のうまさがある。
最終話の玲奈と和臣、そして新太と千鶴の関係性の対比がうまいね
感情のままに行動できるほうと、そうできないほう、両方にうまみがある。
この「リハビリ」によって大分社会的にずたずたになってしまった
当邦の情操の回復をはかろうっていうそれ自体は冷たい社会の治療行為だけど
それを実地にやっている人間には幾分か暖かい血がかよっていたかとおもうね
このあまりはしゃぎすぎないおはなしにはじっと見られる何かがあった
社会人になった人が見ればなおのことよく分かるというものだ。











クオリディア・コード 第12話 
燦然世界のクオリディア とまとめ △(+)







こどものつくりかた






「敵」にダマされていた「子供」とか結構めんどうくさいことを
やってのけたねえ、それこそ「首ねっこを掴まれていた」わけだ。
あとは「東京」「神奈川」「千葉」でそれぞれに視点が変わっていたね
「退場者」があったからで、それにもダマされたようなかんじやね
いっくんも、そして視聴者も。
これって別に「アンノウン」なんて異邦人を出すまでもなく
「子供」は「大人」にある程度までは「騙されて」いて
それを別の「大人」が暴いたにすぎないってことなのかもしれない。
ただまあ「豪快に騙して逆転する」ような時間もリソースも
ないから決められた枠の中での転倒劇みたいな、そういう味わいだったね。
けっきょくは「決められたことだけするいい子」みたいなな
それは「創作者の想像を越える作品(子)」をシンプルに期待しえない
そういう当世の空気があるのかもしれない
そして期待しなければ、子供も「それなりに」ということになりそうだ。









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なんにもないのがすんばらしい (アニメ感想)

2016-09-22 22:15:42 | アニメーション雑感2016 Q3





Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
第11話  独りじゃない △++







エミヤの戦い






「反省タイム」は終わったのでシロウ兄ちゃんやりたい放題です
皆さん「フルパワー」で戦っているのでひとつで1話消化できる
戦いが連続で発生しているのがまあ何とも目まぐるしいね
ギルくんが力をとりもどし「せーんぱい」っていう黒っぽいのも
こんな土壇場ででてきて、おおよそ収集がつかないねえw
でもまあ実に「Fate」らしい姿といってもいいかもな
「スピンオフ」の名の下にいろいろな要素が凝縮して
混沌の渦をつくりだしているね、それを何とかうまく収集するには
「魔法少女」のようなさまざまなる過程をすっとばすことができるような
「完全善」的すーぱーぱわーが相応しいのかもしれない。










Rewrite 第12話  滅びの歌 △(+)







ほら、オカ研の連中が戻ってきてるから
篝ちゃんまただんまりになってきたよ。
まあ、そればかりか「事態」の方が大きく動いてきて
瑚太朗も、ヒロイン陣もあまり出番がないという状態だ
ゲームだともうちょっと「こっち側」にもスポットがあたるのだろうけど
アニメーションとしてハナシを進めるとある程度「あっち側」にも
配慮しなければならないから、ハナシの規模的にこういう
「主人公達の出番少ない」っていう状態が発生しているのだろう
しかしまあそういうハナシの管理がオーバーフローしてるってことは
おそらく次の「まとめ」も上手く着地できるかどうか、心もとない
ホロンでしまったのが大事なものでなければいんだけど。











ラブライブ!サンシャイン!! 第12話  はばたきのとき ○!







海辺に立つ






しかしすごいねえ、何がすごいって「スタート地点に立つ」まで
ほぼ1クールを消費してしまうっていうのがだ。
これはつまり「μ’sの幻想」をうち消すまでにそれぐらいの
時間がかかったということになる。
しかもマイナス的な「幻滅」ではなくて
「aqours」としての成長があって初めてそれができたわけで
後半に入ってからのハナシのできのよさでもってはじめて
われわれが「μ’s」から「aqours」へとスイッチしていくのが
可能になっていく心のあたりかたと調度照合しているのだとおもう
このあたりの「見る側」への深慮はまあ異常なレベルだろうねえ
「アイドル」っちゅうおぼつかない商売だからこそ
ここまで神経をつかわなければならないっていうのが
「偶像」をまことの存在にする為の方法論なんかもしれないねえ
まあ、もうここまできたら黙って次のハナシと
「二期」は応援させていただきますよ、それしかいえない。










あまんちゅ! 第11話  猫と子猫のコト △+








ねこ、ねこ、狂想曲






「とりあえず動物だしときゃいい」って考え方には賛同できないんで
結構辛めに私は見るので、うがってみればそこまで
感心するようなとこではないかと、いわゆる「ふつーのおはなし」
しかしあれっすよね「捨てられた動物を拾う」ってのは
当邦における特殊な事情なんですかねえ、海外だともっと厳しく管理
されているような印象なんだけど、どうだろうか。
確かに「自然に拾って、自然に育てる」ってのは当邦のメンタリティ的には
「美談」なんだろうけど、そういう一方で多くの捨てられた命が
そのまま死んでいっているわけで、まあこのおはなしがそういう事情に
全く考慮しないノンキなおはなしだって言いたいわけではなくて
「ねこかわいい」は愛猫家ではない私には「なやましい」っていう
それだけのハナシだったりする。










ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-未来編
第11話  All good things △(+)








「自殺」とかあんましうまくない落としどころのような気がするけどね
そもそも「超高校級」のケレン味のある連中の「コロシアイ」が
たのしみなわけでそれがこーなんかなー「催眠術」だのなんだので
簡単に味方同士で殺りあう姿ってのがマンガだなあっておもうわけで
なんか地に足がつかないまま勢いだけで残虐な気分をたのしんでいるなあ、と
残虐なやつも好きなんだけどさ、ちょっとだけ「リアル」を混ぜると
いいあんばいになるとおもうわけで、このはなしにはその一匙の「真実」
すら感じられないのね、おまえらは一体誰と戦っているのか、と。










マクロスΔ 第25話  星の歌い手 △+







滅びの歌






あれっすねむかーし「歌」で「戦争」を止めた「マクロス」で
今回は「歌」が「滅び」をもたらすという、そういう。
まあでもなんだろうねえ「軍の上層部が」とか「謎の命令服従呪文」とか
「無理矢理」が多いねえ、たしかに世の中には理不尽がありますけど
「マクロス」の世界観ではあんましなかったような葛藤ではある。
今までのパッションでもって「モンスター」を退治してきたのから
自分達がけして歓迎されていないそういう閉塞的な状況への変化
そういう「歌えない」「飛べない」そういう「マクロス」になっている
あるいはそういうのが「リアル」な当邦の青春事情なんかもしれない
「歌劇」が「勝利」への鍵にならず、わけのわからん何者かに
支配されている閉塞感にわずらわされているような、そういう空気。






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両津のクソバカはどこだ!→インドに修行に行きました (アニメ感想)

2016-09-17 21:28:10 | アニメーション雑感2016 Q3






ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
第10話  ラ・サイア・アルデラミン △++!








勇者も戦士もいいだろう、でも獣は駄目だよ







ひどい作戦の失敗を部下がフォローするってすがたかあ(嘆息)
敵さんが準備万端、痛めつけた犬をぶっころしにきてるのがよい
2度、3度と殺しにくるのが「戦争の当然」で、そこで
当邦の「ヌルいまんが・ラノベ」の枠を当作品は逸脱しているのがわかる
そして当座を凌ぐ為にさっきまで殺し合いをしていた人達と「交渉」
するという無謀がすごいね、だが歴史を見ると「決着」がついた
直後はこういう無謀な交渉が結構うまくいくのを見る
ただし「ただ」じゃあない、条件としてほっておけばシナーク族が
もっかい蹂躙されるってのと、ナナクを助けてるってのと
あともう一押し、それが今回の見所だった、なんなら
当作品で一番のといってもいいかもな
我が友マシューがどんどんいい味を出してきてるなあ。










あまんちゅ! 第10話  今日という一日を迷うコト △+







「いいこと探し」とか、きょうび怖くてやりたくないはなしだなあw
でも当作品はやるね、おんなのこなんで「お買い物」が手っ取り早いね
愛ちゃんせんぱいの「充実した一日にしようと考えている内に一日が終わる」
ってのはわかるなあ、充実した一日をつくるには事前に何日も準備せんとな
あるいは誰か他の人間とはしゃぎまわるのが早いか、充実してたかどうかは
ともかくとりあえず満足するのが人間ってものではある。
ダイビング部のみなさんはええカラダしてるよなあ
当邦のアニメーションのように男共にコビを売っているそれでなくて
すこやかな成長と、水で無駄な脂肪を燃焼させた結果の
みごとなきりっとした健康的なおんなのこのからだが目の前にある。
見る側としてはそれだけでもうけたかんじではある。











はんだくん 第11話  半田くんと文化祭準備 △+







みこしが一人で歩けるかッちゅーの







「はんだくんをキングにしよう!」ってのでうまくクラスが
一致団結してるねえ、この「はんだくん」を助けようってのが
ものがたりの核になるところは「ばらかもん」にも通じるテーマではある
「学園祭」なんではんだくんの周りに集まった人達が総出演で
まったくにぎやかなものではあるね、そして1クールっていう
短い時間でそれがきっちりカタチを成すのがすごいとおもう
「はんだくん」っていう「神」それをあがめ奉るっていう構造が
「ばらかもん」の「芸術家」を巡るハナシとはまた違う味わいを獲得するに
いたっていると、もう認めてもいいだろう。










この美術部には問題がある!
第11話  団結!空き缶!文化祭! △++








「準備」がメインで本番はさっとってのが文化部っぽいかもね
素材の缶が無くなるってトラブルを逆手にとって学校中のみんなに
協力してもらうカタチにするのがうまいね、よい軍師がおる。
それぞれどのキャラクターももち味をよく発揮して
頭からしっぽまでおいしいハナシだったなあという印象
ホントにこの美術部のどこに問題があるの?(いまさら)







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エミリアが喋った! (アニメ感想)

2016-09-10 21:36:38 | アニメーション雑感2016 Q3







マクロスΔ 第23話  残痕 レクイエム △(+)








正体が分かってようやくくもくもをイジりだしたね
反応もかわいい、が、もう23話だぞw
ハヤテの父親まわりの話とかやってもいいけど
タイミングどうなんだろうね、もうあと1話消費して
「納得のいく説明」をするのだろうけど、それだと不完全燃焼で終わりそうだ。
メガネがラスボスっぽい動きをしているけど、どうだろう
それもこれも「正当性を欠いた戦い」ってののせいで
フラストレーションがたまるのよなあ、「迷う」のは
けして間違いではないのだけど、エンタメとしてな
そんなら「アクエリオン」でも見ろって?










NEW GAME! 第10話  正社員ってお給料を安くするための法の抜け穴… △++








どんどんドーナツ







そもそも「正」社員って言葉がな、じゃあ他の人等は「不正」社員なんかい
ってつっかかりたくなるものね、この欺瞞が当邦から20年来活力を奪っている。
冒頭の青葉の「お疲れモード」の描写がリアル
「余計なものを認識する余裕」が無くなることを「忙しい」という。
「だぶるドーナツ」とか「あるある」だけどうまいね
というのも「同じ会社」なわけだから発想は一緒で
しかも甘い物食べたいだろうっていうとこも一緒で
そして「他の人も買うかもしれない」ってとこまで考える余裕が無い
忙しい時期になっているってのがうかがえるわけで
そう考えると「ちょっとしたすれ違い」が発生するのも納得がいくわけで
そういうところからも「おしごと」と真摯に向き合っているとおもわされる当作品。











クロムクロ 第23話  雪に唄う蛙 △++







すっかり「学校」がていを為さなくなって
でもそういう極限の状況だからこそ「あえてそうする」ことの
瑞々しさというか、正しい「終末の過ごし方」をしているかと。
こういう状況なんで「いじめ」とか発生する余地が無いね
あるいはひどいいじめになるか、どっちかだ
こうやって終わりが近づいてムエッタ(雪姫)を剣ちゃんが
導いてやるのが「めぐりめぐって」って感慨があるねえ
「学園もの」がすっかり形骸化して「何もないのがいい」って
いいわけを繰り返すようになって、そこにふっと
「ロボット」ものでかつ「学校」という機能が甦るのが
すごいとおもう、そしてよい作品というものは
日常で失われていくなにかをさっと甦らせたりするものだ。











この美術部には問題がある!
第10話  思い出のターコイズブルー/宇佐美塾/バスターかおり △++








「ああ、晒された時のことですね」とかさらっと2次元の人っぽいねw
内巻くんが絵の具の位置とか覚えられないのはちょっと興味ぶかいね
「美術」的に「色」にあんましこだわりがないようにかんじる
そもそもアニメ的には「2次元」は色をべたっと塗っちゃうから
あんまし「濃淡」に固執しないってとこがあるからねえ。
オトコノコのいいところを素直に誉められるオンナノコと
オンナノコが困っているときに「ちっ、しょうがねーな」って助けるオトコノコ
まんま「2次元」的なラブコメやってますなあ、だがそれがいいね。



「今期は深夜アニメが豊作で時間が・・・」→わかる







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水着回を見逃した (アニメ感想)

2016-09-06 21:55:08 | アニメーション雑感2016 Q3







Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
第9話 イリヤの選択 △+








「世界は救う」「美羽は助ける」、魔法少女のつらいとこだぜ。







「全部助ける」しかできないんすよね、結局
それって「何も助けない」ってのとよく似ているような気もするけど
ある「世界」に属している「個人」を助けるのだから
結局両方救わないと意味がない。
それに美羽を犠牲にしたところで果たしてどんぐらいの確実性で
「人類」が救われるか、よく分からないしねえ
そんなら自分がやりたいようにやる他選択肢がないわけで
この「選択」の問題はともかく情報開示を徹底して
「両方救う」っていう逃げ場もないぐらい追い込んでいくことによって
はじめて「もうどっちか捨ててもええやろ」ってなるぐらい濃ゆく
煮詰めることによって成立するわけで
そこではじめて作品の「クオリティ」とかが問われるというわけだね。
1クールで「異世界生活はじめました」を納得いく決着にもっていく
というはそういう無茶なことなんだろう、おそらく「世界を救う」ってことも。










ラブライブ!サンシャイン!! 第10話 シャイ煮はじめました △++










シャイニー☆








「ハードな訓練」を「イベント」の名の下に乗り切ろうとする態度
ってのはまあ「若い」しあるいはよくあるメソッドかもしらんね
あるいは「アイドル」やるってことはそういうことなんだろう。
はしゃいでいるのがおるのw特にブランクがあった人がひどい
「カラオケに誘ってしぶしぶついてきていざマイクを握ると離さない人」みたいだ。
メンバーがようやく全員そろって実ににぎやかで、そしてその処理がうまいね
μ'sのみんながいた頃をちょっとおもいだすそういう騒がしさだ
そしてその裏で静かな夜と、友とのかたらいがよいね
賑やかさの中で友達の真剣な想いにも気を遣ってやれるのが美しい
そしてその行為は「スクールアイドル」としてもけしてただの「回り道」ではないはずだ。










クオリディア・コード 第9話  反獄のイデア △+







その目、だれの目







なんとなく「命がけの戦争ごっこ」をやってる図が見えてきましたね
おそらくその先にはもっとひでえ「現実」が待っているような感じだが。
あにぃの見えているセカイが赤かったり、人っけがなかったり
アニメーションとしては「節約」しているけど「荒廃」というのと
ワンセットになっていて、大概そういう「人をはぶく」行為は
作り手側の手間の節約になるっていう皮肉があるねえ。
さてまあそういう「排除」の中で千種さんとこの「兄弟愛」
だけがほぼ救いになっているような、そんな状況だね
かつては立派なオトナや嫁さんが担っていた「避難所」が
すっかり現実味を失って「仲の良いきょうだい」っていう幻想に
すがっているような、そんな現実のすがたなのかもしれない。










魔法つかいプリキュア! 
第31話  結晶する想い!虹色のアレキサンドライト!! △(+)









アレキサンドライトの意味は「新たな旅立ち」








ラブーさんが「マホウ界」と「ナシマホウ界」のはざまで
決戦を挑んできたのがちょっと興味深いねえ
そもそもこのラブーさんも、実力はあるけどやる気があるんだかないんだか
よくわからんキャラだったねえ
ハナシ自体も「2クール目」を越えてなんか中だるみ気味になって
いろいろと正当に迷っているかんじがあるね
みらいが言うとおり「私は魔法が好き!」ってのが大事なんだろう
簡単なことのようで、何とむずかしいことよな
ただ「中だるみ」が存在する作品自体がそもそも珍しいので
それも含んでじっくり見守るのも一興かもしれん。










ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
第9話  ささやかな面目の行方 △+







孤高なる戦士に敬礼!








ちょっと気になるのは「面目」っていう言葉の使い方なのよね
というものいっくんは世間に対する「評判」に頓着がなさそうだから
そもそも酷い作戦が大本にあってしかも現場の指揮が酷いっていう
地獄のズンドコみたいな状況で下っ端が「面目」を気にしても仕様がないかとおもう
また、こういう状況だからこそ相対的にマトモな指揮官が「最高の指揮官」に
見えるっていうことなんだろうねえ、こんな感じで当作品は
「戦争」を通して「人間の馬鹿さ加減」っていうのをごろっと転がして
きているとおもう、「戦争」は利口な人間を平凡にして
馬鹿な奴をどうしようもなく愚劣なやつにするっていうことは
当邦もよく知っているはずなんだけどね。







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「おっぱい」と言った回数世界一 (アニメ感想)

2016-08-31 22:50:24 | アニメーション雑感2016 Q3





Rewrite 第9話  回り始める運命 △+







オカ研が休部してできた心理的空白に篝ちゃんが侵入してきたような
そんな展開やね、スキがあったともいえるし「埋めなきゃ」って
心理は相当強いからね。それまでちょっと見だった立場の異なる連中が
ハナシに一気に関わりだしてきたという、瑚太朗と小鳥はちょうど
その「真ん中」にいるってことなのね、主人公とヒロインらしく。
ここまでは「ガーディアン」つまり「人間」の側の都合よりの展開
だったから、今度は「ガイア」まあ地球とか環境とかそういうハナシ
のほうになっていくのが「バランス」ってもんだろうねえ
確かに「そうあるべき」であるとは思うのだけど1クールで
カタをつけようとするといろいろと中途半端なかんじになりそうではある
果たして部長の「おっぱい」には辿り着けるのであろうかw











Re:ゼロから始める異世界生活 第22話  怠惰一閃 △+








「白鯨」を討伐した後だからねえ、よもやあのデカブツより
「強い」とかおおよそありえなさそうだし、じゃあどうやって
やるかってとこだな。イカれた人間とのトークも回数を重ねると
ある程度耐性ができてしまうのが嫌なことだなあw
そしてこのおはなしは「回数を重ねる」ことが「運命」づけられて
いる、そういうハナシなのよね、そして「怠惰」をぶった切っても
また表れる「怠惰」という、本当に「しぶとい」のが多いよなあ。
そういや白鯨も「分身」的なことをやってきたり
そもそも主人公が「Re」の「呪い」を受けている身だったのよな
だからこそなのか、ほとんど出番の無いエミリアたんが
その「繰り返し」から外れている存在として皮肉にもその
対極の位置にいるってことなのかもしれないねえ
まあ「ラノベ」的には出番が無いことが最も「不幸」なことやもしれんが
単純に「怠惰」ってことではなかろう。











魔装学園H×H 第8話 連結改装-CONNECTIVE HYBRID- △(+)







「仲直りエッチ」とかオトナなやり方だよw
「3P」とか「レズプレイ」とかやりだしたねえ
こんぐらいなら諸兄の充分志向範囲内であろうとはおもわれるね
男共は「女×女」には寛容なフシがあるのだ。
右を見ても左を見ても乳に尻があるって状況は
「現実には」(まだ言うか)こうなかなか味わえない状況なんで
めくるめくリビドーを解放するってのは「白色人種」的な
あり方かもなあ、なんてアメリカの2人との「連結」を見ていて思っていた次第。
でも姫ちんにはいささかハードルが高いかもね
「破廉恥ですっ」ってなあ、え、そう言われるのが楽しみなんだって?










あまんちゅ! 第8話  秘めた思いのコト/まだまだ知らないコト △+









「ラブレターの相手を間違う」とか、ぐったりなるわなw
でもまあ緊張度を鑑みるに、けっこうありそうなことではある。
「二宮弟」が入ったことで「異性まわり」の話題がようやく
できるようになったような、そんな気恥ずかしさだよなあ。
なにせ「1話目からパンチラ全開の痴女」が跋扈してる
当邦のまんが・アニメ事情においてこの「情」に対する取り扱いの慎重さ
きめの細かさは「異常」ではあるわな。
「負けず嫌い」な人がいつも挑戦的であるとはかぎらないね
なぜならそういう性格だからこそ勝てなさそうなことには
最初から挑戦しない→無気力 みたいに見えるということがあるからだ。
そういう自分を発見するのも刺激的なことよな、若人よ。










甘々と稲妻 第9話  うちのおうちカレー ○!







華麗なる食卓







「カレー回」なんで気合いも入るよね
そういった話題が「幼稚園」からまわってくるのが
定型になりつつあるね、子供が持ち込んでくる
種々の問題が「煩わしい」か「楽しい」かで
天国と地獄ほどに違うわなあ、いろいろ。
うまいのは(旨い、ではなく、いやうまいけど)
「香り」に伴って「思い出」がくっきり想い出されるというとこ
「おふくろの味」というのが意味を持ってよみがえるところだ
それは嬉しいことだけど、同時にそれがすぐに味わえない人には寂しさも伴うのだ。
これこそまさにタイトルどおり「甘々」で「稲妻」が走る
ということなんだろう、ほっこりして、刺激的
そういうすばらしい作品だ。










NEW GAME! 第9話 出勤しちゃいけないんですか? △++








社畜としてはなにげに「出勤しちゃいけないんですか?」という
フレーズにドキッとするねえ、その仕事に対するモチベーションの高さにさ。
とてもよい職場なんだけどそれだけだと「新鮮さ」が薄れるから
ねねっちを組み込んでフレッシュさを維持しているね
そういう自然な工夫がすごい、そもそも作品の質の高さが異常なんだよね
夏バテ知らずの作画に「休んだほうがええんちゃう?」って心配になるよ。
「お風呂に行きましょう」っていうひふみんの提案はグッジョブ。
きれいどころを並べるのが現代の作品の基本構造だけど
その中でも一歩ぬきんじているね、勿論その為の努力は尋常じゃないのだろうけど
なんだろうね「自分達に近い仕事」を描く時の真摯さは
「責任」があってそれを必死に果たしているのだろうね
「当たり前」だけどそれがどんなにかまぶしい。











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愛は地球を救う(笑) (アニメ感想)

2016-08-27 21:32:44 | アニメーション雑感2016 Q3






NEW GAME! 第8話  夏休みだぁああ!! △++








大学生と社会人とじゃ「休み」の意味合いが全然違うよなあ
大学生は「終わらない休み」なのに社会人は「仕事の充電期間」に
すぎないものね、いや有難いことなんですけどね、でももそっとなあw
「デバッグ」っちゅうとこでそのあたりの差異を埋めるのは
なにげにうまいですね、リアルタイムで創っている側はエラーを
確認するいとまが無いのが正直なところで、こういう必要なんだけど
無駄な時間をうめてくれるのが「アルバイト」ということなんだろう。
でもまあこうやって「外部」から来た人が「いい会社だなあ」
って思ってくれるなら相当いい職場だわな
なにせ優しくて仕事ができるきれいどころしかいないw
そのあたりが「フィクション」のそれたるあかしだわな
あるいは当邦のフィクションが「大学生」と「社会人」を境に
「リアリティ」を必要とするかどうかということなのかもしれない。











クロムクロ 第21話 牙城の落ちる日 △+







「本拠地が陥落する」とか今時古風なぐらいな「盛り上げ方」やね
敵さんが手加減することに理由があったからハナシが進行して
侵攻を開始した、と。当邦は「領土を占領」された経験が
あんましないからこうやって直接やられちゃうのに
アレルギーがあんましないというか、人ごとのように捕らえるフシがあるね。
そういうのを緩和する一法として「人的被害」を出すのがあるね
そしてそれに「セバスチャン」は実にかなう人材だったかとおもう
有能でそして「感情移入」があんましないっていう格好の位置づけだったからね
逆に言えば彼の犠牲ぐらいまでが「許せる」ぐらいのところで
そしてそれを越えるようなたぎったとこまでこのおはなしが到達するのか
予断を許さないところではある。










ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-絶望編 
第7話  希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件 △+!








「皆殺し」の「練習」やね、「1人」でも「事件」になるのに
それをいっぺんにたくさんやるということ
「タガ」がはずれるまでやってのけるということ
それはもう「超高校級」とか「才能」の領域ではないね
「悲劇」あるいは「狂気」でしか説明がつかぬ事情ではある。
「ライトノベル」的「モブ」と「黒塗り」で公共の電波に
乗せられるギリギリの「殺戮」を描いているとおもう
「銃器」だの「光線」だので「蒸発」させるようなクリーンな「殺人」
ではなくて「獲物」を使用した血わき肉おどる劇場が
江ノ島さんお望みの「ゼツボー」ってことで
確かにそれは「退屈」とは対極にあるものではあるかもしれない
「平穏」⇔「事態」を遙かに超えて到達するなにか
それこそが「超~」ってことなんだろう、善悪は彼岸だけど。











この美術部には問題がある!
第8話  秘密の部屋/れっつ とれじゃーはんと! △++









オトコノコが2次元にしか興味がないんでうさみんが
頑張って色っけのある展開にしないといけいないという転倒。
「ももくり」もそうだけど男女であんまし身長に差がないのよね
だからこう凸凹を埋める必要がないというか、逆に妄想で
そこを埋めるような、そんな関係性がある。
うさみんもまりあも顔真っ赤にしている時が一番くぁいいくて
まあたいがいオンナノコは「赤い」時がいちぱん「強い」わけで
ゆえにうさみんは最強、と。
「先輩から後輩へのプレゼント」とかいいね
文芸部的な「時間を越えたおくりもの」的なやつ
自分達より年上の人間が自分達と同じぐらいの齢でどういう
考えや想いがあったのか、というのは興味がぷんぷんだ
それがたとえ「エロ本」だったとしてもなw










ReLIFE 第9話 リベンジ △+!






ゼロから―






ようやっとだいたいの「前提」が公開されてスタート地点にたったようなな。
「会社」でくび縊ったてことはやっぱ会社の連中怨んでたんだろうなあ
しかもこういうの「フィクション」じゃなくてけっこう現実にあるからやばい。
元27歳ひとりだったら動かなかった事態をひしろんがかき回して
ハナシがすすんでいるね、「鈍感」であることがうまく機能している
そして本人にその自覚があるから「頼れる他者」を求めるのがよい
このたまさかの偶然でできた「後輩」のような「同級生」のような
「友達」のような微妙なオンナノコがこの「不透明なおはなし」には
とても似つかわしいわな、「熱血」ではないけど確かにある「衝動」が
若人ってことなんだろうか。








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