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意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

どんぱっぱっぱ~ (アニメ感想)

2021-06-30 17:52:47 | アニメ感想2021年其の二






スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
第12話  喫茶店を開いた とまとめ △+





高原の魔女の魔力は万能です





300年ぶりの「労働」の味はいかばかりか
新キャラに伴う「イベント」とその「おつかい」で
無聊をなぐさめていたけど「店」で占めるのは
1クールの最後としてはうまいタイミングだ(それか魔王退治か)
このおはなしもう「全部もってる」のよね
もう新しい属性もキャラも展開も必要ナッシングというやつだ
では、あとは「何をどうやるか」ということで
「退屈」を「平穏」にとらえて展開しているわけだ
勿論この前提には自身が核兵器並の戦闘力をもっているという
「チート」が裏にあるわけなのだけどそんなら転生して最強に近い
「蜘蛛」になりおおせてもそんなに変わらないのかもしれない。






スーパーカブ 第12話 スーパーカブ とまとめ △++





スーパーカブにできること




「乗り物を初めて手に入れた時のたのしみ」を真顔で描くとか
それだけで凄い度胸だと言わざるをえないね
しかも「カブ」とかミニマリズムの極地ですわな
なおかつ主人公がないないづくしのJKで
それを手加減せず描きだしているのが凄いわな
それでいて「風景」は限りなく鮮やかでこの作品の
風通しのよさにつながっていたかとおもう
そう、この作品は「無意味な日常」を本当に少しだけ
「カブ」で逸脱したおはなしだったのね
この「少し」を宝石のように丁寧に扱っていたのが
当作品のうまみだったかとおもう、そう「春」がおとずれて
当邦の人がそれに喜びをおぼえる程度の。




 

イジらないで、長瀞さん
第12話 非モテはぐフナセンパイにもついに春が到来っスか~?
/愛とか言われちゃってますよぉセンパーイ?  とまとめ △++





このおはなし、長瀞さんをはじめとしてはじめは「ギャル」で
そして印象が非常にわるいのよね、最近はよく見るキャラだけど
ちょっと前までは「悪役」の定番だったはずだ
そして最終話まで視聴すればだいぶん「いいんじゃね」って
なるのが「物語」のうまみで、「攻めた」設定が成功したあかしだ。
ここでは主人公として「センパイ」が適切な配置で
「受け身主人公」が適切に機能していたかとおもう
とまあこのお話ケレン味のようで極めてまっとうに「ラブコメ」を
していて、それが「異物」を受け入れるさまと一致していたかとおもう
しかしこの「違和感」が異性と一緒にいるってことなんだろうね。







ひげを剃る。そして女子高生を拾う。第13話 未来 とまとめ △+





最後には善い記憶を





このおはなしは比較的おとなしめの「JK」が「ウリ」を
するまでの課程をどう納得させるかがキモだったので
それが説得力を持ち合わせていた時点で合格点はあるはずだ。
で、物語の「エサ」としておっぱいの大きいJKとHするか
どうかを常につきつけられていたわけなのね
するにせよしないにせよハナシとしてはどっちでもおいしい展開で
その間にくっそ真面目なハナシを消化していたかのような印象だ
しかしその色気のない「おもいで」すら沙優にとっては
どれぐらい救いになったかは、まあ視聴者には理解できるはずだ
というわけで「エロゲ-」の皮かぶった時代外れの「家庭もの」を
やったのがうまかったかとおもう、この作品も「吉田さん」っちゅう
ちょい正義感がつよいだけの「無個性」が機能していたかとおもう
世の無個性の童貞どものなぐさめになろう
で、「JK」じゃなくなったら抱いてやるんですか?





  
NOMAD メガロボクス2
第13話 翼ある者は翼なき者を背負い
翼なき者は翼ある者を祝福する  とまとめ △++





戦績・・・3戦3敗





「ドランカーになって栄光を失った前作の主人公」とか
もう40年はでない設定だろうねえ、それだけでも見過ごせなかった。
で、ここでリアルな「負け犬」として「悪人」になるような
簡単なハナシづくりではなく最後までそれを貫き通したのがつよいね
なんでこんな「苦行」みたいなことができたのかというと
そもそも当作品が「あしたのジョー」っちゅう珠玉の名作の
「スピンオフ」という出自で、それの「続編」っちゅう
まったく「新鮮」でないハナシだったからだとおもう
ジョーと戦うひとたちも苦みばしった対戦相手ばっかで
「栄光」に「反抗」することすら許さないビターさだったかとおもう
でも、「ボクシング」それ自体は「動画」として成立するんだよね
戦う前のドラマと拳闘の興奮を誠実に描きさえすればそれだけで
何か価値のあることだ、ということを作り手側が愚直に信じていた
ということがひしひしと伝わってきたとおもう
それは「はやらないこと」を何でこんなに真面目にやるのかっていう
こう古くさい「人生論」てきな印象をまったくそう思わせない
スマートさをこの泥臭い作品はやってのけたんじゃないかとおもう。










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異世界でも格闘トーナメント開催ッッ! (アニメ感想)

2021-06-26 23:10:15 | アニメ感想2021年其の二






究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
第12話 リアル×VR  △+






ゲームだが、遊びではない





「オンゲー」が舞台の作品ももうとっくにひとまわりして
「異世界もの」に吸収合併したような向きがあり
「ある作品の中で仮想世界の『リアル』なキャラの存在」とか
ややこしいことを考える人ももう希少種になったご時世だけど
そうね「ユーザーフレンドリー」っちゅう視点はもう開発の余地がなくて
「悪意」のみがココロに刻み込める余地がある
というのはこの世で「悪」をなす人たちのある程度リアルな心理ではあるな
まあ一発オチとして当作品がすぐれているのはもちろん「友達殺し」で
ここで「ぬるさ」を一遍に捨ててしまっただけで1クール走りきった
っちゅうことだろうね。あとは「身体性」ですわな
「魔法」とか都合のよい要素が皆無なんで、弱者はまったくもって
救われない、というのが「極」たるゆえんかとおもう
まあそう考えると最後のご都合主義満載の「覚醒」ってなんじゃあ
っておもうわな、まあ失敗してゲームオーバーになったからよかったがw







ゴジラ S.P 第13話 はじまりのふたり とまとめ △+





主人公ふたりとペロ2がずーっと理系タームをぶちまいていたねえw
こんだけの「おしゃべり」が許されるのも「ゴジラ」っちゅう
超現実の強力な特異点があってこそ、とおもわれるわな
真っ赤な世界にして、光線ブチかまして
他の恐竜も暴れさせて、自衛隊もだせば
「動画」として言い訳がたつのがまずは「怪獣」の凄さよな。
だって「結論」としてはジェットジャガーが「覚醒」しておしまいですぜ
しかしこの「何か凄いことやってる」感がずっと持続するのは
たしかに久しい感覚ではあるね、なにせ理系ガジェットなら
いつまでも素材はつきないからねえそれこそ「反物質」てきなな。







ゾンビランドサガ リベンジ 
第12話 史上最大の SAGA  とまとめ △++



 

なんすかねえこのくそ真面目さはw
「波よ聴いてくれ」も最後は「地震」のとこで
そんなん持ち出されたらこっちも真面目に視聴するしかないやん
しかもそれまではハチャメチャやってたとこも一緒で
幸太郎にかつがれてるようなかんじですわなあ。
見物、というか「災害」にあった時の当邦の民のありようというか
何か諦めているような、妙に明るくて、いつもより理性的に見えるのが
不思議な感覚で、この状況下で「ライブを開く」とかやれば確かに
「くいつく」という感じがあって、下準備の段階で勝ったなガハハだわな
「ゾンビ」なんでもう失うモノは無くて、「佐賀」っちゅう
「配慮」があまり必要がない舞台で(ちゃんとリスペクトしてるけど)
そういう「土壇場」の「つよみ」を当作品は極めて冷静にかつ情熱的に
やってのけたかとおもう、でもやっぱり幸太郎にかつがれてるんじゃないかw








Vivy -Fluorite Eye's Song- 
第13話 Fluorite Eye's Song  とまとめ △++





フローライト・・・創造と未来への希望の石





おそらく現実の人類が最後の日を迎えるときにも
国家なり聖歌なりなんらかの歌が高らかに鳴ることだろうね
現実のつらさに抵抗できる最後の手段だからね
それをAIがやるってとこに「おとしかた」の強固な意志を感じる。
そうねえ、人間は極めて記憶や意思が移ろいやすくて
それこそビル爆発とか衛星落下とかヒドイ目に合わないと
もろもろのことを覚えていられなくて、その点AIの方が
「芸術」という点でよっぽど優れているという直感的には
逆説的な結論は納得できるところもある
しかしまあこの「使命」に生きる愚直さはなんだろうね
もちろんそれは「人間」が極まったすがたでそれを
「造形物」として動画で提示するっちゅう、創作者が心から
望むことを全力でやってのけたという事態だけが残る
余分なものがまったくない、純粋で、うつくしい記憶。



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3年以内に億トレ目指します! (アニメ感想)

2021-06-23 17:56:03 | アニメ感想2021年其の二






86-エイティシックス-  第11話 行くよ とまとめ △++






「軍務」の終わった後のあてのない逃避行を描ききったのが
まずはご苦労様でしたというかんじで(大上段)
どこか「逃亡先」があるわけでもなく「物資」も切れ
いる場所は「敵陣」のド真ん中っちゅうひとつも救いのない状況
そこで一兵卒として死に際の自由を謳歌する様をみたわけで
なるほどこの空間は視聴しているわれわれも普段のご都合主義から
ひとときは解放された「自由」を共有していたといえよう
にしてもまったく穴が空かない「システム」の残酷さと「戦争」の
つらさよな、しかしこの「諦念」こそが理不尽にたいする
人間のがわの唯一の抵抗で、あるいは「若人」っちゅう感じを
おじさんは受けたという次第、おわり方もシンが力尽きて
新しいレギオンの「首」として狩られたかもしれない最後で
そのゆるまない態度こそが貴重だったかと。







やくならマグカップも 第12話 明日(あした)への笑顔  とまとめ △(+)






「展示会」のとこだけで価値があったかとおもう
っちゅうのもここには「選別」するってことと
個々人が感銘を受けるちゅうことの「芸術」の評価をめぐる
妥当な描写がアニメでは珍しく描かれていたからだ
異世界で転生してチートするハナシは珍しくもなんともないけど
ガッチリ何かを「評価」するのはいい加減にでけんから難しいからやね
それと何か新しいことを「創造」するたのしみとかその過程を
じっくりやっていたのが好感触だったかとおもう
しかしまあ多治見の夏はじつに暑そうですわなw







戦闘員、派遣します! 第12話 強い相棒と賢い相棒  とまとめ △+





オンナノコが集まってくるのはいつもどおりで
そのオンナノコ(男の娘)たちに無理難題を言って泣かせるのが
当作品のもち味だったかとおもう
チート能力で救って惚れられるてきな単細胞なやり方じゃないんね
ピンチはおとずれてそれをオンナノコとぎゃーぎゃー言いながら
なんのかんの解決していくうちにキズナミュージックになるのが
ひと味ちがうラブコメとして面白かったかとおもう。
まあでもその中でも「賢い相棒」のあつかいが上手かったかと
えっちいのとかよくわからん、っちゅうのが古典的な
「ロボット」のあり方でそれが現代に蘇っているのがたのしくて
そうでありながら看病やシモの世話をいとわないあたりが
このしょうもないハナシのうまい温度差のつけかたなんだろう。







転生したらスライムだった件 転スラ日記
第12話 正月を満喫  とまとめ △+





本当にただ四季の移り変わりを満喫してただけだなw
まあでもこれだけの「国力」を1年で作り上げたのが
「チート」で、それの「収穫」をしていたというむきだわな
ちゅうか当作品「シェアワールド」としてえらいスピンオフが
拡大していて、本編も貪欲にハナシを進めているのが
「はやってる」っちゅうかんじを受けると言う次第。
しかしまあこの「平和」は近いうちに破られて
そして「国」として描いてこなかった「軍事力(その他もろもろ)」が
ほとんど「リムル」に依存していたって弱点が裏にあることも
かんじられるのが「現実的」なうまみだったかとおもう。







ドラゴン、家を買う。 第12話 防衛する家 とまとめ △++






「城」とか「国家の家」でまさしく最終話に扱うのにふさわしいかと
そして「城攻め」より「防衛」のほうがよっぽど面白いのよね
という感じで弱い「ドラゴン」が「護る」ハナシが
当作品を定番のファンタジーが新しい
カタチで蘇る視点を得ていたかとおもう。
あとモンスターも「家」があるんで当然「文明」があって
それは「知性」があることで、なんなら人間よりも文化的で
そういう点が「ほんわかファンタジー」を保証するカタチに
なっていたのもうまかったかとおもう、そうでありながら
オチが「姫の美しさにドラゴンが屈服した」とか笑っちまう
ベタなおとし方だったのがこの作品に流れているユーモアですわなw












 

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よい聞き手は寡黙な喋り手 (アニメ乾燥)

2021-06-18 22:06:29 | アニメ感想2021年其の二





NOMAD メガロボクス2 
第11話 脱げなくなった鎧を外す時、不幸と幸福の種が芽を出す △++





ドラッグ漬けだった主人公と医療漬けの対決で〆とかこの
天然絶対主義の東邦でよくやる気になったねえw
もちろん、当話のモデルである「ジョー」がパンチドランカーに
なった「欠陥ボクサー」になったハナシを踏襲していることは
いうまでもないけど、味方も敵もボロボロなのがえぐい。
まあここではアラガキっちゅうくせ者が「メガロボクス」仕様の
「よどみ」を上手く生み出せているのがカギになっているね
生体技術のハナシで、ともすれば退屈なものになるところを
マックっちゅう子羊をさしだすことによって「洗練されたなまぐささ」
になっているかとおもう。







幼なじみが絶対に負けないラブコメ
第10話 乙女たちの密談 △+






登場するオンナノコの大半に粉かけてきて、いかにも
松岡が主人公のハナシっぽくなってきましたぞw
白ちゃんにくっついてきたメイドが「クズですね」っちゅうけど
まあ客観的に視ると、そうなるわなw
ただまあ、ここで「幼馴染み」っちゅうステイタスが
「親密さ」であることを男女関係以外で成立させるカギに
なっていて、同時に絶頂に上り詰めるための障害にも
なっているという十年昔からある「設定」で遊んでいるといえよう。







ゾンビランドサガ リベンジ 
第11話 たとえば君がいるだけで SAGA △++





家が流されても「もう慣れたばい」ってな感じで
非現実の人の(ゾンビだけど)メンタルのつよさですな
それも「洪水」とかね、こういう天変地異はウチの国だと
いつ何時おとずれるか分からないから、真剣にみるよね。
ここではただ一点、幸太郎がいないことによる
「スキャンダル」が困り事で、他のことに関しては
「無敵」っちゅうのが純然たる「アイドル」のつよさのようにも
感じられ、この奇天烈な設定のハナシが
キラキラしてるかのように感じられるのが実に不思議でありんす。



 



蜘蛛ですが、なにか? 
第23話 友よ、なぜおまえは……? △+






同窓会さながらに敵味方が集まって、刃を交えること
強かったり、弱かったり、それぞれに事情があって
複雑で、近代兵器も繰り出してきてしっちゃかめっちゃかやね
それでもひとつ「縛り」があってそれは「転生者」は
できるだけ「生かす」っちゅうことやね、これは
作中でいろんな人がいろんな都合でそう志向しているし
あるいは「神」てきな何かがなるべく「殺さない」てきな
ご都合主義すれすれの状態でそうしているといえる
これは「ハードモード」なハナシでない異世界ものでは
視聴者の気分のためになるべくそうしているっちゅう「縛り」
みたいなモノともいえよう、もっともこのオハナシでは
かなーりギリのラインでそれをやっているけども。







 
SSSS.DYNAZENON
第12話 託されたものって、なに?  とまとめ △++





不思議なのはこんだけ「怪獣」が大暴れしているのに
街とその住民が奇妙なほどに落ち着いていることよな
そう、そこの人間や建物は「かきわり」であるかのように
前作のグリッドマンはそこが「箱庭」であることを提示したんで
それなら納得がいく次第で、そこと「つながっている」当作品が
そうであることも踏まえれば得心はいく次第で
そんならこれは「ハナシのつごう」なのかっちゅうと
「現実」のわれわれで考えるとなんかこう日本人が「天変地異」を
受け入れるさまと一致しているような感覚なんだよね
人力を越えた圧倒的存在にたいする諦め方のようなな
そんだけなら大学生の論文みたいなハナシなんだけど
それを「作品」としておこすちゅうことはどういうことか
シズムくんは「怪獣のチカラがあれば何でもできるのに」と言うと
よもぎくんは「それでも僕らはちっぽけな現実をえらぶ」っちゅう
ような趣旨の返答をしていて、おそらくはそのあたりの感覚が調度
ボクらが「怪獣」を許容する思想的おとしどころなんだと思う
そして当作品ではダイナゼノンに登場するクルーにその
「現実」を提示する役目を担わせていて、単品では面白くも無い
「日常」にうまみと意義を持たせていたかとおもわれるのね
これは「映像」のもつ本質的な魔術で、それが「怪獣」っちゅう
それこそ滅びかけている当邦の芸術をつかって鮮やかに蘇らせた
っちゅうことなんじゃないかとおもう
あるいはこう言おうか、それこそが「託されたもの」だったと。


 
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千羽鶴より千円寄付 (アニメ感想)

2021-06-15 22:19:59 | アニメ感想2021年其の二





SSSS.DYNAZENON 第11話 果たせぬ願いって、なに? △++





 大仕事が終わった後の空虚感がよい、この場合は「11話」
っちゅう1クールアニメの状況が加味されて「こんなんでいいのか」
っていう感覚があるわけで、それを「日常」に回帰するのを描くことと
「敵」である「怪獣遣い」たちの居場所が無くなったことを
描くことで、うまいあんばいにメタ的に表現しているかとおもう。
そう、「怪獣」が現代に蘇ることは5千年前の死体が蘇ることと
同様かそれ以上に困難な奇跡なのかもしれないとおもわされるね
そしてそれが当作品(と怪獣遣い)が最初に背負った荷物で
その重みが当作品の存在感に加重していることはまちがいない。







86-エイティシックス- 第10話 ありがとう △++





まずは「戦後」を描くのが奇跡的なイベントですわな
明日も知れない身だけど世界は妙に美しい、という次第
ここでお供のファイドから部隊の過去の映像が走馬燈よろしく
提供されるのがなんちゅうか「感傷」そのものを強いられるねえ
まあ何よりここには「敵(白ブタ)」がいないのが美しいね
それは若人が偶さかに願う理想郷なのかもしれん。







やくならマグカップも 第11話 賞がほしくなっちゃった △+




「コンペ」の気分がただしく表現されているかと
そう「じぶん」一人の作品や勉強なら評価はどうでもよくて
同好の士が投げつけてくるモノを目にするとはじめて
自分のチカラや創作物の価値を認めてもらいたくなるという気分だ。
そして実際にそれに価する作品が並べられているのがよいね
現実のコンペを参考にしているのかもしれないけど
こういうニッチな題材の場合それでも十分な価値がある。







戦闘員、派遣します! 第11話 悪の幹部の泣かせ方 △+





立場上「敵」でかつボンキュッボーンなんで当作品の
セクハラされる役をハイネさんが一手に担っているねw
味方にはおさわりはひかえめなのがラノベの主人公っぽいかんじ
昭和のおじさんは昔はこう結構同僚や部下にもセクハラしておって
それがある程度許容されていたような風潮だったけど
令和では糞虫のように嫌われるようになったからね、まあ正しいのだが
で、その性欲のやりどころが「異世界」と「悪」にたいして
ほどこされているということなのかもしれないねえ。




 

 
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攻略法はレベルを上げて魔法で攻撃 (アニメ感想)

2021-06-12 22:16:10 | アニメ感想2021年其の二






転生したらスライムだった件 転スラ日記
第9話 冬のおとずれ △+






ここまで日本の四季を忠実に再現されるのは奇跡的だわな
せっかく「異世界」に転生したのに同じ事が繰り返される画
って、べつに退屈なわけではなくむしろ「異世界」でありながら
「日常」であるかのようなまあ日本人の保守性ともとれよう。
というか気づいたら滅茶苦茶保守的なんだよね
ワタシも年とって血湧き肉躍るハナシより「なんにもない」
ことを愛でることがおおくなったなあ、と思う次第。







究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
第10話 新たな仲間  △+





仲間のほうが圧倒的につよいとか和製RPGでは結構珍しい状況
この状況が変わったのはやっぱり「オンゲー」っちゅう
自分よりはるかに強い人がわんさかいる「現実の再現」ができてからだ。
復讐の理由が「乳が大きすぎるから」とかしょうもなさすぎて笑えるw
しかしちょっと考えると仮構のおはなしでは異常に発達した
女体を愛でている傾向なわけで、それに冷や水をかけている
ともいえよう、というかずっとかけ続けているけどw







蜘蛛ですが、なにか? 第22話 私よ、永遠(とわ)に?  △+





魔王からは逃げられない!





戦場で「最前線リポーター」とかやってる蜘蛛子さんが
人間舐めくさってるねえw そりゃそうで彼女自身がもう
「戦略級」の存在で、人間なんてメタルスライムぐらいにしか
おもっていないのだから、2クールかけて「化物」になったわけだ。
時間がかかると不利になるんで魔王も攻撃かけてきたね
というかもう「体のわたし」がそれでも死滅しないかもしれんので
手遅れかもしれんが、この「精神攻撃」がなにげにどの攻撃魔法や
時間空間を操る魔法よりもヤバいですねえ。
あああと、もう「シュン」のがわとの時系列の違いも隠さなくなったね
こんな離れ業ができるのも蜘蛛っちゅう強烈な個性と
万能のチカラがあってのことだね、まずはおそろしことだ。






異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
第10話 神様演技 とまとめ △+






「異世界ハーレムもの」なんで「数値上げ」から「オンナノコ」に
主眼が移るのよね、アニメなり漫画なりで「強さ」を
描くのは相当に面倒で、「ガチ」なものを求めるのは
「保守」てきではないとおもえるね。
ただ、われらがディアヴロさんが「ニートひきこもり」から
見事に脱却しているのはある種の革命的なことなんかもねえ
まじめに社会に適合している人らからすりゃ当たり前のことなんだろうけど
一旦ドロップアウトした人がまがりなりにもコミュを取り戻すのは
こういうご都合主義のカタマリのようなハナシを持ち出さなければ
ならないってのはちょいと興味をおぼえるところではあるのね
他作品だと完全に転生前の暗い過去を忘却する人達もいるけど
当作品はディアヴロさんがちらちら「本当の自分」をさらして
「現実」とわずかばかりながら繋がっているのがうまみだったかとおもう。



 
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あなたには功夫(クンフー)が足りないわ! (アニメ感想)

2021-06-08 23:16:37 | アニメ感想2021年其の二






ドラゴン、家を買う。 第9話 黒い竜の家 △+





おとなしめの赤ドラゴンとはちがって、黒い方は粗暴
この「乱暴者」ってやつは長いこと主人公として据えるのは
むつかしいよね、いっときは爽快感もあるけど
それを長いこと続けるのを見続けるのは不愉快だもの。
相方のディアリア(魔王)も昔は若くてけっこうやんちゃでしたね
それが相方の面倒を100年みている内にマシになって
落ち着いてくるのがおもしろかったかとおもう
まあこのおはなしは「破壊」のハナシではなく
「住む」ハナシなんで黒い龍との冒険譚はこういうカタチで
しか語られないということなんだろう。







究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
第9話 妖精の力 △++





 
姿の見えない妖精の助力が「コミュの破壊」とかイヤすぎるw
しかしまあ「実力」がないものが生き残るには人の足を
引っ張るしかないとか、切実ですよね
というかこの世界、そういう「弱者」を執拗に描くのがうまいね
「ゲーム」だから「つらい現実」を描きうるという信念。
でもまあまだ「オンナノコ」は助けてくれるほうだからね
こっちも折れるとただの「シビアなファンタジーもの」に
なってしまって、それも見飽きたハナシになってしまうかと。







スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました    
第9話 娘がスライムから戻れなくなった △(+)






そうねえ、娘ができたあたりから「戦う」ハナシから
「過ごす」ハナシになったわな、解決法を求めて
スライムの間をたらいまわしにされるのがRPGっぽいね(昔の)
このおはなし「なんとかなる」のが分かりきっていて
作り手側もそれを了解していて、「解決」のたのしみが
もの凄くあっさりしているのが却っていいかもしれんね
なんせ「できて当然」なんだから、医者が患者を治して
得意顔な内は真の名医でないかのようにな。






86-エイティシックス- 第9話 さよなら △++






いちおう「ラスボス」っぽい首だけになった兄ちゃんとの
最後の戦闘で、そこそこ盛り上がったかと
なんで「そこそこ」とか大上段からの物言いかっちゅうと
もう「人間」と戦ってないからなのね、首だけのAIなんだから
この「間バトル」であることを当作品は充分に承知していて
死ぬ側のシンたちの誇りある戦いが主題になっているからこそ
首だけ兄ちゃんが最後にいろいろ「人間」であることを
取り戻すのがやりきったラストだったかとおもう
で、その文脈でそのまま「除隊(あてのない逃亡)」に
なっていくのが本当の見物やね「やりきった」後の
むなしさと爽やかさがここまで真摯に描かれるのはそうないことだ。
 






ひげを剃る。女子高生を拾う。 第10話 証明 △+






「JKを囲う」きわめていかがわしいハナシから
ここまで身も蓋もないまじーめなハナシになるとはねえ。
まあしかし自暴自棄になった子供を救うってのは
ここまでファンタジーを重ねないと足りないっちゅうことなのかもな
この場合のファンタジーってのは「異世界で無双する」こととは
真逆のもので、それに併せて「吉田」っちゅうほんとうにただの
「いいひと」がハナシの中心にいられるわけだ
しかしまあ放送中の今はいいけど終わったら
「なんかかわいいJKを拾ったええハナシ」で終わってしまいそうやね
それともひとつでもココロに残るオチがつくのだろうか。


 

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お前より豚のほうがよっぽど役に立つよ (アニメ感想)

2021-06-01 22:24:05 | アニメ感想2021年其の二





スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
第8話 高原の魔女の偽物が出た △+






「ドラゴンが人間に変化する」要素があるハナシだと
「服」をパージするかどうかで結構いろいろ考えるよね
ドラゴンのような強者は「服」をまとう必要性がないんで
「羞恥心」というのもこの環境への適応をはずすと
あとは「生殖行為」にたいする一枚分の抵抗って用途ぐらいか。
まあこのおはなしオトコっ気がほぼゼロなんで 
そんでもって残った「食欲」をヴィーガンをガン無視で
放蕩してますわなw まあいくら食っても太らないし
健康を害することも無いだろうし、うらやましいよ。
ニセモノの方がホンモノより魔女らしいのはお約束ですね。







シャドーハウス 第8話 手のひらの上 △+






人形同士もだいたい2人のペアになって、おのおの個性を
発揮しているのが定番のハナシづくりとコミュ能力の試験の様相。
この結構な長い期間の主人との別離がまさしく見物で
そうなんなら「はじめてのおつかい」を見守る面白さだ。
さて、その中でわれらがエミリコちゃんはいつもの
お花畑そのままに周りの連中を引っ張っているのが
「依存」から離れた「個性」ってやつでその「手のひら」に
なかなか収まろうとしないのがハナシを見ている分には
面白いのよね、一般にハナシの中で「試験」とか
現実でうんざりしてるのにやってられっかってなるしなw







イジらないで、長瀞さん 第8話 
意外と楽しいかもしれないっスね、元センパイ♥
/じゃんけんしましょう、センパイ!! △+






そっすね、ハナシを始めるのにあたり長瀞さんと「同級生」にする
展開もあったかもしれんね、ここでは「センパイ」を「いじる」
ことにより一層「やったり」 感を出す方に賭けたわけね。
まあっちゅうことは長瀞さんとしては同級生だったらもっと
一緒にいられたのにナって想いがあるとしておいたほうが
かわいげがあるかもしれませんの。
じゃんけん荷物持ちゲームとか小学生かw からの―
おんぶが目的だったという、細いオトコノコが同じく
スラッとしたオンナノコを背負う姿はなかなか良い画だね
このオハナシ、なよっとしているようで作画とか崩れない
しっかりした作品ですな。







戦闘員、派遣します! 第9話 △+

肉食系女子キメラ





生存戦略





「砂漠」なんでふつうに生物には過酷な状況なんだけど
さて漫画やアニメでそれを描いて面白いかどうかは別物よな
ジョジョ3部やマスターキートンぐらいじゃないか成功したの。
だもんで、ここでは「生存」が「性行」に設定てきに切り替えて
その場しのぎをたのしんでいたわけだ。
あるいはまあアニメーションとして頑張らないときは
ナオンに脱いでもらうしかないわけで、この「砂漠」っちゅう
動画的にも過酷な環境ではある種の生存戦略ともいえるんかもね
あとは「はらぺこキャラ」ってこう性的に処理しづらいとこが
不思議とあるわな、保護者づらしなきゃいけないような感覚が
あるからかもしれん、しかしそれも最後の
「決闘で生き残った方が死体を食う」とかマジでしゃれにならない
行為をギャグとして爆発させているのがまあ面白かったかと
まあそんだけ元気があることがそもそも冗談だろうて。





コメント
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