意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

決戦兵器は負けている側が使うもの (アニメ感想)

2015-02-28 01:02:00 | アニメの感想2015年Season1









探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第5話  キャロルの身代金 △+











5話目には遅すぎる










内容を見る限り件の人質事件を慮る必要はなさそうだけど
まあいらんトラブルを避けるってことか、作品の内容とは随分異なる大人の対応やなw
まああれですよね「天才子役」って単語の縛りの強さだよねえ
これって「子供のうちはいいけど大人になってそのことに苦しむ」っていう
教訓と凡百の大人になった世人のルサンチマンが入り交じった単語。
まあ、そのあたりの事情に先手を打って「大人になりたくない!」って
やるのが有為かとおもわれる、芸能関係の人だけあって「自作自演」もソツがない
なにより「ミルキィホームズ」が探偵として役に立っている!
とまあ非常にまっとうに見られる1話だったのだけど
「ミルキィホームズ」という作品としてはどうなんっていう一抹の違和感がないでもない
まあアホな人でも千に一つぐらいはマトモなことを言うっていうことかもなあ(ひでえ)














純潔のマリア 第7話 「BELLUM SE IPSUM ALET ―戦争は戦争を食う―」 △+











戦争でモブの人達が傷つけたり殺し合ったりすることと
エゼキエルがマリアを槍で刺し貫くことのどこに差異があるのか
いうところの「地(血)の行い」、欲望がめぐり権力と名誉という
人あらざるところのものに翻弄されることと
そういうものから逸脱したもの同士の抑止劇。
この「地の民」と「物語の人物」とのあらそいってそれこそ「聖書」の
頃から変わらない形式で、それが手塚治虫っていうすごい人を通して
当邦の「漫画」ってところに根付いて、そしてそれが「アニメーション」にまで
その息吹を伝えているってことなんだろう。
「地の行い」ってのは相手が沈黙するまで決着しないけど
「各個とした個人」ってのは相手も認めるに値する個であるならば
「許す」ことができるってことなんだろうとマリアとエゼキエルが
抱き合うシーンをみているとそう強く思えるね
そして芸術は人を「地の行い」から解放する一法であるということを
認識させられる、この作品をみてるとそういう気分になる















冴えない彼女の育てかた 第7話 「敵か味方か新キャラか」 △+










「作品を愛している」派と「作品を通して自己を愛でている」派か
確かにいるよね、作品よりも自分を語りたがる人って(自分もか)
多くの人達はそのあたりの境が曖昧なままに埋没しちゃうけど
そこは仮構のおはなしのキャラクターなんで、ばっちり提示してきた
その「妹キャラ」もハナシにからむのがはやい
メインヒロイン(英梨々)に関係してハナシをつくっているから
そういう「新キャラ」が無理なく導入できるわけだし
また英梨々のキャラクターも掘っていけるという物語の基本的な進め方ではある。
英梨々にとって「創作活動」っていうのは素直になれない自分のキモチを
解消するものって側面もあるんだろうね、「創作活動」ってのには
そういう自己を解放するたのしさも確かに存在する
ただ、そういうかりそめの満足感は真に求めるモノをいっそう浮き彫りにするという
撞着があることもまた真理。














幸腹グラフィティ 第8話 「ほくほく、はぷっ。」 ○











おべんとうはすきです。でもきりんさんはもっとすきです。










あれですよねここ最近増えた「グルメ漫画」って
一方的に「食べる側」なんですよね、「創る側」は意外と薄い。
対して、当作品は「食べる」だけでなく「創る」たのしみも提示しているのがよい
そしてそこには「成功」も「失敗」もあるわけでそういう決着主義的でない味わいがある。
町子さんのクラスメイツや椎名さんの反応と町子さんの笑顔の対比が
きりんに対する愛情の深さの違いってやつで、そういうやり方で
愛情が描けるんだなあって感心させられることしきり。
なんかね、何でも例えば「百合」とか「味」とかそういうものに
一方的によりかからないのがいいんですね、僕達カタギ(?)の
人達にも無理なく幸福をおすそ分けしてもらえるような
そういう美質が当作品にはあるとおもう。














艦隊これくしょん -艦これ- 第8話 「ホテルじゃありませんっ!」 ○











遅れてきた弩級









大和の「秘密主義」「高燃費」ってのを正面から打ち出してきた1話
ここに限らないけど金剛がハナシをリードしてスピードがついてるね
箸休め的なとこだったのだけどそれゆえに柔軟なハナシづくりが
できたのがよかったかと。併せて長門さんの秘密と魅力もオープンに
なっていろいろお得なかんじ。
駆逐艦3人娘が大和を曳航する姿が凛々しいね、欠点が美に変わる
吹雪が1~2話目で海上で苦労していたのがここのおはなしで報われてる
「大和型一番艦、大和です!」が出だしと〆で違う意味を持つのがきれい
当邦の「大和」に対する想いを充分に昇華した1話だったかと。




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知るかボケ泥水でもすすってろ (アニメ感想)

2015-02-25 01:12:09 | アニメの感想2015年Season1








アブソリュート・デュオ 第7話
銀色の髪 黄金色の髪/シルバーブロンド イエロートパーズ △(+)










「海回」っちゅーと見るべきものは「女の娘」に限られていて
はて、じゃあ野郎共は海に何の愉しみがあったのやら
「スポーツ」でもできるといいんだろうけどね、ナンパもしやすいし
でもまあアニメーションでそれを「視聴」したいかというと
まあ、その、ただの時間の無駄でしかないよね、ぶっちゃけw
さて、「分校」とかいう「救済措置」を出してきたけれど
ぶっちゃけ冒頭のカマシに対するエクスキューズのようにしか受け取れないね
どうせ「裏」をやるんなら恨みのオーラ全開にして殺す気マンマンで
やったほうがいいような気がするけど、どうですかね、理事長。














銃皇無尽のファフニール 第7話「スカーレット・イノセント」 △(+)











思い...出せない








今回のティアの一件をみていると当作品が何を志向しているかが
まあ明け透けになるというかね。
「異形」を「異形」のままに許容するのではなく
「人」の「姿」にそのチカラを付与するということ、そういう手法
まあ本来はそういう「超常」の人も「実際」にいたらすんごい迫害されるだろうけど
そこはまあ「架空のおはなし」ならば「例によって」で済む事態ではある。
ま、別にそんなシナプスに負担のかかるおはなしを求めているわけではないのだけど
「自分は人間じゃない」って娘にスポットがあたったからってのはある。
あとこの作品に限らず「大人・組織」ってのがゴミのように役にたたないね
まあそいつらが役に立つハナシとか強いハナシとか複雑で面白くないのだけどw
全くそれに触れないのもちょっと寂しいものがある。














新妹魔王の契約者 第7話  恩讐の果てに △(+)










思い...出した!









勇者サイドとの戦い、デパートを水浸しにしたり
なかなか頑張った戦闘シーンだったかと
これぐらいなら「過去の因縁」をはさんで戦闘する
っていうちょっとぬるい展開でも尺はあってるとおもう。
あれっすよね「白虎の槍」。「西」だと強いとかそういう
「限定」のやつって型にはまると強いのだけど
いかんせんアニメーションとして「西」にいても「それがどうした」
ってしかならないわけで、本来は「オブジェ」
何らかの建物なり、自然物なりがあって初めて見栄えがするものなのだけど
まあそこまでまわらないわなあ。














聖剣使いの禁呪詠唱 第7話  銀髪の異邦人 △+











あざといぞー(笑)いや、上記の作品群も充分にそうなんだけど
それを踏まえた上でまだもう一押ししてくる強さというか
模擬訓練とかもパンチラなんてもんじゃない、服を破壊する!w
そしてまあ件の新入りのロシア娘やね、「異文化」を使って
誤解そのままにぐいぐい食い込んでくる馬力のつよさが
「外国人」の正しい使用法のようでもあり、またそれによって
「トロイの木馬」的な任務の隠れ蓑ともなる一法。
静乃が「諸葉は顔に傷がついたぐらいで捨てるような男じゃない」とか
言い捨てるとこはなかなか考えさせるとこがあるね
そんなことしたら諸葉を油断させるって目的に支障をきたすし
そもそも今時の「アニメーション」において「女の娘の顔に傷をつける」って
行為そのものが相当な覚悟がないとできない行為ではあるね
そういう2重の意味での安全弁があることが静乃の啖呵から覗えるかと。
まあアンジュさんからすればいずれも「ふざけるな」って甘さにちがいないw










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インドにヨガの修行に行きました (アニメ感想)

2015-02-19 23:16:48 | アニメの感想2015年Season1









DOG DAYS″ 第5話  探検!結晶鉱山! △+










すっかり「異世界旅番組」ってのが板についてきましたねえ
風景を愛で、現地民とふれあい、食品を愉しみ、そして女の娘が脱ぐw
ま、その舞台となる「広大な遊び場」ってのをじっくり確実に提供してきたからね
今は調度「秋」のシーズンらしくその「収穫期」ってことなんだろう
「収奪」することしかできないおはなしとは大分異なる境地ではある
なにせ水樹奈々さんをのんびりしたキャラにあてがうことができる程の余裕。













SHIROBAKO 第18話  俺をはめやがったな! △+










毎回タイトルを見るたびに不安になるw
しかしまあ、宥めたり、励ましたり、頭下げたりでおいちゃん本当に忙しいねえ
いろんなことがマーチでやってくるこの忙しさってのは「社会人」なら
納得がいくことではある、そして「自分」って役さえやってればいい
アニメーションのキャラはなんて暢気な存在なんだろうって逆説的に気づくわな
そういう状況でも「1つ1つ」が出来るようになってるとこに「うちのエース」って
片鱗がちらほら、あと絵麻ちゃんも後輩ができて「真面目で正確」なのがプラスになっているね
「環境」が目まぐるしく変化してそれに適応していっている。
「学生」よりは大人で、でも「熟年」よりは若い、そういうフレッシュな人達の魅力に
満ち満ちているとおもう。















夜ノヤッターマン 第6話 「冬に咲く花」 △+










春はまだ遠くて冷たい土の中で芽吹くときを待ってたんだ











件の「おしおき時の連結自転車」が離着式になっているのが細かい
こうやって独りになりたい時には外してしまえるのが自然な流れ
「逃走劇」だけあってそれに伴うアクションシーンは流石ってかんじ
まあ、見ている分には逃げるだけだとしんどいので
最後のびっくりどっきりメカでの縦横無尽が顚倒したたのしさがある。
それにしてもここまで「厳しさ」をけして失わなないのが異端
とぼけた調子で楽しくやることもできるだろうにね
レパードを助ける人達がもれなく不幸になるという試練
「誰かを助ければ誰かが不幸になる」という「冬の理論」が
この北の大地では的確かつ残酷に展開されているね
そこでは彩色豊かな花は雪に埋もれていて、寒さに強い地味な植物が
先に目を出す、そしてそれよりも早く金髪の天使が先に
光をもたらすべく立ち上がったのであった。















ガンダムビルドファイターズトライ 第19話 「運命の再会」 △+













だからお前はアホなのだ!











まあここまで「次元覇王流」っちゅういうならなんかインチキ臭い
やり方で勝ち抜いてきたからね、ここらでその魔法を解いておいたほうがいいのは事実
「ピンポイント」に何かに焦点をあてれば自分より優れた使い手は必ずいるわけで
そういった人達にどうやって立ち向かうのかってのは基本的なあり方だよね
今回も裏でユウマやフミナがちゃんと成長をみせており「王道」としての
強さがついていっているのが覗えるね、ただアニメーションとして
彼らの成長ぶりに相応しいような凄い映像が提示できているのか
ここ最近はちょっと微妙なとこだと個人的におもうんで(それでも凡百ではおおよそないけど)
次回あたり、そのあたりの力量を見せるころあいだとはおもう。















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思い...出した! (アニメ感想)

2015-02-18 01:32:49 | アニメの感想2015年Season1









アブソリュート・デュオ 第6話「生存闘争/サバイヴ」 △











あれっすよねえ好感度を上げたい相手とはなるべく長い時間
仲良くコミュをとりたいし、逆にお邪魔者とは短く済ませたい。
分かるけどあんましにもないがしろだとむしろ逆効果になるというか
今回だと「お邪魔キャラ」達のないがしろさだよねえ
ああいうのは「短い間で悪さ加減を印象深く植え付ける」っていう
矛盾した難しい扱いを要求されるのね、小悪党をうまく扱える作品は
概ね評価が高いのだけど、そりゃ当然でそういう創作者は
どんなキャラクターでも変幻自在に扱えるのだから、お察しではある。
「拳を通して交える友情」ってのはそういうことができぬ人達の方便の
ように聞こえるのよね、メインキャラクターしか動かせない人達の
好感度の上げ方のエクスキューズのようなな
また、どうせその方法でやるなら前回のように「邪魔」な先輩方を
一掃したように「邪魔」な機械化兵達を即座に排除してもよかったとおもう
そもそも女の娘ひとりを相手に集団戦を仕掛けるとか、みっともいくないしなあ。
















銃皇無尽のファフニール 第6話「紅翼のティアマト」 △









あれですね「人間」っぽい敵キャラがでないと言葉で苛められないやね
「巨大な敵」はその破壊行為でもって残酷に世界を形作るのだけど
それには作り手側も相当なエネルギーを要求するわけで
この省エネな作品ではハナからそんなことを期待も絶望もできないわな。
折角「新しい仲間・能力」が増えていく方式なんだから
主人公無双だけでなく今回ならイリスとかもまともに活躍させれば
いいのにって思うけどね、何かただのドジっ娘お色気ヒロインに
おとしこもうとしている気配があり。まあ「難しいこと」とか
ヤなんだろうね、たぶん。











新妹魔王の契約者 第6話「募る思いを抱えて」 △(+)











今度は「勇者」の側からの刺客っちゅうことで
青い髪のヒロインの方に葛藤を与えにきているわけで
それならもっとおデートをねっとりしっぽりやって
バサラとの好感度を上げておいた方が良かったかもしらんね。
今回は「魔族」的なやつが勇者の里の連中の実力を示すための
「切られ役」ってやつでああいう扱い方で適切だとおもう
「エロ調教」で強くなるって設定だけど
こっちが納得するぐらいエロエロにしちゃうと規制が入りまくる
っていうジレンマがあるんだよねえw
本当に戦うべきはそういう縛りを創りだしている何かなんだろうけど
ま、戦っても勝ち目はないから、仕様がないw















聖剣使いの禁呪詠唱 第6話  我ら、救世の剣なり △(+)










ここのおはなしは「クリーチャーの不気味さ」ひとつにかかっていたかと
こいつを造形した人が本当の功労者ではあるね
「救世の剣」も「さすがお兄様」もそれを討伐する敵あってのことだ。
おもしろいのは先週やたらくどく感じていたセクハラ先輩が
戦闘に入るとむしろしっくりくる感じになるってとこがあるとこ
「生存競争」のもとでは「パンチラ」とか「脱衣」とかが
「下品」の領分から「物理現象」になるわけでそういう
「空気の変化」ってのが仮構のおはなしでは手軽に味わえるのがあるのよね
2人のヒロインのうち一方が「魔法使い」なんでもう一方は「戦士型」に
仕上げたい感じをひしひしと受ける、それがこの合宿のテーマの1つ
だったんだろうし、それにはある程度成功していたようにおもう
ただ、「血湧き肉躍る戦闘シーン」とか提示するような作品じゃないと
おもうので、戦士タイプは不利があるような気がするが
まあ・・・がんばれ(適当)
















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万引きしてまで欲しいかね (アニメ感想)

2015-02-15 01:13:44 | アニメの感想2015年Season1










弱虫ペダル GRANDE ROAD 第17話  箱根学園ゼッケン6番 △+










御堂筋クンに「キモくない」といわしめる真波もそうとうなもんだね
彼はどっか違う境地で自転車に乗っているようなフシがあったけど
そういうとこに「独りもの」として共感するところがあったのかと
そして石垣さんも地味に凄いね、よく考えると総北・箱学が
何人もかけてこなしている「アシスト」をたった一人でやりきったんだから
その精神力は半端ないね、御堂筋クンに何言われてもきっちりやりきるしねえ
そういうかんじで御堂筋クンは作中のキャラの精神力をはかる物差しに
なっているってところがあるね。しかし、あれさなあ「精神力」か
確かに大事なんだろうけど、日本人はどうもそれにおんぶだっこになる傾向があるね
海外のアスリートの身体能力にぼっこんぼっこんにされて
ようやく目が醒めるってのが通例だけど、無責任に視聴している側は
「ミエナイチカラ」に責任を押しつけがちになるのよね
「漫画・アニメ」だとその傾向はいっそう顕著になりがちではある。














純潔のマリア 第5話  SAPERE AUDE 勇気を、分別を、 △++









「本格中世まんが」って体で、それだけで見物としては充分だ
「男の世界」ってのはどうしても「力で奪い取る」ってとこがあって
それは「悪」でもあるのだけど同時にやむところのない何かを
提示していわけで、そういうのが覗える一幕だったかと。
マリアはそのあたりも見極めようとおとなしくしていがいいですね
このおはなし、当たり前だけど男女比が5:5である
何を言ってるのだってなるけど、この当然さがあるからこそ
「男の理論」が成立するってとこがあるわけで
まわりの作品を見ているとその比率がえれえ偏っているわけで
「間違っている」「正しい」ってのではないのだけれど
残酷な「地の営み」ってのは「歴史・ファンタジー」のチカラを借りなければ
ぬるま湯につかりきった僕達の「倫理」には耐えられないってのがあるかもしれない。














冴えない彼女の育てかた 第5話  すれ違いのデートイベント △+










「通りのいい作品」と「心から望む作品」を巡ってのやりとりが真剣
それを黙って受け入れる霞ヶ丘詩羽せんぱいはプロの精神やね
「プロデューサー」にはそれを言う資格があるわけで
詩羽せんぱいはそれを深いところで信じているというのが覗える。
さて、いっぽうの「冴えないヒロイン」、恵ちゃんとのお買い物デートも
なかなか見るところあり、「下着」とかそういうハレっけのあるとこでなく
「メガネ」とか見に行くのがそぐわしくてよい
このおはなし、「染まってないヒロイン」を使ってなるべく
「それっぽい」展開になるのを避けているフシがあるのよな
それには「おおらかで偏見が無くてでもそれでいて変人ではない」っていう
それはそれで希少な個性のキャラクターをメインに据えなければならないわけで
それによって間合いをとることと、「魔法合戦・エロ合戦」とは
違う方向性に舵を切ることに成功しているとおもう。














蒼穹のファフナー EXODUS 第6話  祝福のとき △+









「死」≒「祝福」って状況がおそろしいね
いや、真におそろしいのはそれに納得せざえるを得ない迫力というか
ロボットものの力でもって「非常事態」を推し進める酷薄さが懐かしい。
ただ、実際の戦時だとそういう「英雄」「勇者」そして「祝祭」という
言葉が氾濫するのは歴史の証明するところで
「仮構のおはなし」に対して馬鹿がつくぐらいの真剣さで
それにあたっているのがこのご時世だと極めてまれなはなしではある。
「人類が鉱物と馴れ合えるかっ!」って側のご意見もまあわかるね
昔のSFなんか馴れてる人だと結構おさるさんの容姿とはかけ離れた
異人やそれらの人々と人類とのハイブリットなキャラクター達が
よう登場していたけど、すっかり「変わらない日常」に馴れきって
「正しい生き物の容姿はこう」ってのが固定化してるってのはある
なにせ「戦艦」まで「人間」の姿に引っ張ってくる傲慢さだものね
いわけない女の娘を「都合」の為に無理矢理「成長」させてしまう
今回のおはなしはそういう「キャラクター像」ってのに
一石を投じているともいえよう。


















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理想は遠くて現実は近くて (アニメ感想)

2015-02-11 14:41:48 | アニメの感想2015年Season1










幸腹グラフィティ 第5話  ぢゅるるんっ、ごくん。 △+










なにげに「よい母ちゃん」ってのを描くのがシャフトはうまいのね
開放的で理解がある僕達オタクには有難い理想像の提示。
このおはなしだと忙しい時にやとったお手伝いさんが
自分や娘とよく似ているところから何となく「よい母ちゃん」だとうかがえる。
「変な食べ方をしているのはうちの娘だけじゃないのね」とか
なんとなくおかしいw この妙に艶っぽい食べ方がチャームポイントだものね
おしむらくは季節、「冷たいものを口に流し込む」ということが
欲望として視聴者側に共有しにくいということぐらいか
その分、ブラウン管の中のキャラクター達には幸福になってもらうこととしよう
きらきらな女の娘、燦々と輝く太陽、白々としたそうめん、美しい。












アイドルマスター シンデレラガールズ
第5話  I don't want to become a wallflower △+










夢のあとさき










まあいちおう「ユニット」なんだからね、ひととおりみんな歌わせるはず
と、分かっていてもやっぱり「先」に行く人がでると不安感をおぼえるのもわかる
プロデューサーさんが軽々しく「この後があるから」
と言わないのも大人の慎重さでそれもわかる、という
そういう「納得ずく」のことでもいろいろと人間だから(ましてや未成年だ)
あれやこれやがあるというのがリアルですね、しかもそれがけして
暗いハナシにならないように仕上げるのが見事かと
こうやって見ると「アイドルになりたい!」っていうことに対して
皆さんいろいろな態度があるのが、当たり前だけれども感じるとこがあるなあ
まあ、中には「週休4日希望」とか言ってるのもいるがw
なぜお前はここにいるのだ(笑)













艦隊これくしょん -艦これ- 第5話 
五航戦の子なんかと一緒にしないで! △+










上(提督)は何を考えているんだ








「混成軍」ですね、そういう趣味の御仁もおられよう
効能は固定された集団の風とおしと新しい可能性の発掘。
デメリットは・・・まあ御覧のとおりかとw
ちょうどこの「アニメーション」ってのは「艦これ」の
「新しい」挑戦というわけで、それを敷衍すれば「これから」が
本番ってことなんかもしれない。
「五航戦の子なんかと一緒にしないで!」というフレーズには
部活もので名門校から弱小高に転校してきたキャラのような響きあり
こういうバラバラな状況は物語的にも吹雪に相応しいかと
できあいのものを借りてくるのではなく自分が創っていくという心意気。














デュラララ!!×2 承 第5話  一寸先は闇 △+








「埼玉」VS「池袋」とかたいへんアタマが悪い状況w
まあなんだろうね、「地域性」とかとは全然関係なくて
ヤンキー同士のなわばりを巡るただの記号同士の争いのくだらなさというか
でもそのくだらなさに一抹の悪ガキ魂的なたのしみがあるのよなあ
当話は「群像劇」の最たるおはなしなわけでそれを潰そうとする
「数の暴力」はおよそ容認しがたい「敵」なのね
それに「暴力」で対抗するのはどうも「ダラーズ」のやり方に
そぐわない気がするんで、まあなんとかうまいことするんだろうね
解決の鍵は正臣が握っている気がするよ。














探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 第6話 すべてがF5になる △+









「動画サイト」と「ニセモノ」と「F5」とか
なかなかキャッチーな話題を提供してくるよね
「アイマス」が「ホンモノ」の輝きを模索しているのとは逆に
「無くなった何か」をおちゃらけながら探索する姿が興味深い
あれですよね「ダメダメホームズ」ってのが「トイズ」の欠如に
よるものではなくてそもそも「アイドル」っていう畑違いのことに
首をつっこんでいることによる駄目さかげんと無茶ぶりだから
嫌味がないよね、そう考えるとなかなか上手い落としどころに
おちついたものだともいえるかもしれないね
まあ武士道的な制作側としてはそろそろ「カードゲーム・ミルキィホームズ」
から「課金スマホゲーム・トイズドライブ」の方に重心を移したいってのが
本音なのかもしれない、この作品はその調度はざまにある
ようにも見て取れる、探偵でない探偵と、アイドルでなくなったアイドル
その間にある顚倒の狂騒劇。















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あの馬鹿編集者を何とかして下さい (アニメ感想)

2015-02-09 23:31:00 | アニメの感想2015年Season1









アブソリュート・デュオ 第5話 
位階昇華/レベルアップ △(+)










ガッコの授業サボっておデートとか、ナメとるねえw
あと上級生をいきなり全員倒して「自分が相手だ!」とか
ナメとるねえ、ナメまくってるねえ。
まああれっすよね「レベルアップ」が「注射」によって
為される画を提供してるのがよろしくないわな
「日々の訓練」をないがしろにしているわけで、つまり
その場である「学校」もその存在意義がうたがわしくなるわけだ。
まあ「こういうもの」ってことはさんざんくたくた書いてはいるけど
「『成長』を描かないおはなし」ってのはそのおはなし自体の
「成長」が疑わしくなるわけで、まあここ20年当邦も「成長」から
遠のいていたからもうそのメソッドも遠い空の彼方みたいなものに
なってしまったのかもしれんね、あるいはそういう風に「鍛錬」を
積んでいるような「勝ち組ゲーム」に参加している人等は
そもそもこういう「時間の浪費」に付き合ってないのだろうけど(卑屈)














銃皇無尽のファフニール 第5話「禍焔のムスペルへイム」 △










あれっすね背景がぺかぺかとしすぎて折角の「水着」も
ゆっくりと愉しめないような、そんな印象。
「背景」とかそんなに造り込まなくてもいいようなハナシだけどね
いっぱいいっぱいなんでしょうかね。
ツンデレ金髪キャラが妙に新人に面倒見がよくて優遇されてるような
まあ「とりあえずいじっとけ」的なテンプレキャラだけどさ
一方で「脅威」が単純破壊の「ドラゴン」だけでなく
なんかやや知性のありそうな「人間」っぽい敵キャラもでてきて
大ざっぱな展開よりはいいのだけど、果たして上手く消化できるのか
ここまでの様子をみてると不安も大きい。














新妹魔王の契約者 第5話  朝の妹の魔王無双 △+










にーく、にーく








肉汁あふれる展開にもっていくのが強引ですねw
あんまし乗り気でない妹キャラをやむなく「調教」するたのしみ
ただ、この展開をもってくるためにキャラ同士の「関係性」が
ちょっと複雑に仕上がっているね「勇者と魔王」というのが筆頭で
腹に一物ありそうなサキュバスとか、勇者の幼なじみとか
魔族の男友達とか、そういうねじれが事態を複雑にさせ
おはなしとして味をつけて、そして妹を「無理矢理」調教する
のに正当性をもたらしているような、そんな味わい。
しかしまあエロ修正が過剰になりすぎて
笑いの域にまで達しそうになるって、どんだけなんだw















聖剣使いの禁呪詠唱 第5話  We Are The・夏 △(+)










あれっすね「旅行の行程」まで「瞬間移動」でかっ飛ばすのが
それっぽくて笑いをさそうw
なんだろう、この「速さ」に対する信仰のつよさは
「速さ」が戦闘を有利にする程ややこしい「バトル」を
しているわけではないからサツキのがんばりもむくわれないようなな。
セクハラ先輩の悪目立ちぶりが非道い、ひどすぎるw
あれだよね、ここまでほとんどスポットがあたってない先輩方に
急にキャラをたてようとしていて、見る側の気持ちがおっつかないなあ
貧乳先輩ぐらいならまあまだ許容可能だけど
いきなり尻に食べ物を突っ込んでくるようなのは胸焼けがする
中の人のうまさもあいまって、余計なw













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プリキュアを覚え直す時期 (アニメ感想)

2015-02-05 15:46:39 | アニメの感想2015年Season1









蒼穹のファフナー EXODUS 第4話  継承者たち △++











機体が揃ったので今度はパイロットの番、というわけで
新世代は新世代で優秀ってのが「世代交代」の味わいやね
と、同時に僕達が知っているカズキ達は教える側にまわっているのが
あって、その「教える側」としてまだ半人前なのがほほえましい
まあこれだけなら「恒例行事」で済むのだけどそれが
「赤紙招集」って事態ということで、送り出される側ののん気さとは裏腹で
送り出す親の側の定番でありながら悲痛な想いには胸をつまらされるね
神社で「お守り」を渡しながらその境内には遺影がビッチリつまっている
という事実がそのことを残酷なぐらいに裏付けるという
そういう当邦だと現実に70年前にあったことを仮構のお話で見られるモノにしあげる
物語の強靱さにまあ呆れるというか、見事というか。














DOG DAYS″ 第3話「決戦!竜の森」 △++










あれですね、今まで積み上げてきたものを出し惜しみしない態度が心地よい
英雄の力をベッキーとナナミにもきちんと付与してるのが
まあ「事態」をよく理解していてかつ重要な3話目に相応しいかと
あと、今までの「戦興業」が「こういう事態の為」って生きてくるのが
よい展開だとおもう、ここまで考えてハナシつくってきてたのなら見事という他ない。
多方面、広範囲の「戦」だけあってごちゃごちゃとした感じだけど
しっかりと描ききっている時点でなんも言うことがなくなるね
戦闘の後の脱衣はまあ「お約束」ってことでw
そしてそこからはいつものキャラクター同士のスキンシップということで
ほんとうに「しょんぼりすること」ってのがカケラもないおはなしやね
知見の人を満足させつつそう多くは無さそうな「一見さん」にも
そのことは充分に理解してもらえるようなそういうデキの切り出しだったかと。















SHIROBAKO 第16話  ちゃぶだい返し △++










原作者と「画」でモメるとか、最初に何とかしておかないとねえw
まあでもやっぱり「そういうこともある」んだろうね
「実際にやってみる」とどんなトラブルでも発生するものね
まあその事態に拍車をかけているのはあの無能編集なんだけどな♯
ああいうのは何かの間にはさまって美味しいとこだけもってくっていう連中で
先々週あたりでもそういった手合いがでていたけど
何か大きいことをやろうとすると「本気じゃない」人等が出てくるという
そういう事態が生々しく描かれているとおもう。
息抜きのバッティングセンターのシーンはなかなか興味深い
往年の名選手のトレースをしながら「動き」で魅せてる
エンゼル体操もそうだけど「製作」っていうともすれば「動かない」ことが
仕事になる職業で「アニメーション」としてどう成立させるかっていうのを
「つまりの解消」というのを兼ねて「動き」で解決しようとしているのが
有為だとおもう、ことにこの作品が「アニメーションのアニメーション」なのだから、尚更














夜ノヤッターマン 第4話  湯けむり露天風呂紀行 △+









温泉回なのにほっこりできねえw
ここでも「赤紙招集」、そして善意を木っ端微塵にする
貧困と抑圧が寒々しいねえ。
あれですね、馬鹿みたいに繰り返される「ヤッターヤッター」の連呼と
判で押したような大量の同機種の機体によるゴリ押しとか
強い圧迫感を受けるね、「地獄だ」と言えるほどに
それはタツノコがかつて「自分達が生み出した罪」だと言わんばかりだ。
そして例のごとく負けてそれでもドロンジョ様は高らかに笑う「悪党は涙をみせない」と
心は泣いてそれでも笑う、その気高さ、その姿に涙するがいい。














ガンダムビルドファイターズトライ 第17話  亡霊城の罠 △+










こういう「フィールドに強く依存する」対戦相手だとまあ
都合良く「そういうフィールド」がくるよね
まあ以前「水戦型オンリー」のチームが瞬殺されとったがw
フミナにスポットをあてんが為に「抑制型」の戦略のチームが相手
ガチバトルだけでなくこういう相手も混ぜておくと幅が広がる。
まあ主人公達が強くなるとその「抑制」の為にしようする
手段がなんか卑劣なぐらいに強くなりがちだけどな
今回だと粒子放出抑制装置とか、ゲームバランスを壊すのではないかw
同機種3種なんで「合体」は想定内やね、まあなんか異様に流行ってるみたいだけどw
「ガンダム」における「合体・巨大兵器」ってのは火力の増強と同時に
「怨念」を肥大化させた姿として顕れてくるって伝統があるわけで
あとはその怨念をころすだけだ。















ユリ熊嵐 第5話  あなたをヒトリジメにしたい △+










「熊」が「衝撃(SHOCK)」なら「透明な嵐」は「歯車」やね
バッといくかジワジワいくかの違い。
最初は「衝動」で誰かをスキになりその特別さが「生きるあかし」になる
そういう「特別」に対して「平坦な悪意」が「生け贄」に選ぶのは
まあなんというか「イジメ」の構造ともとれ、ちょっと興味深い
そしてそういう「くらだないモブ」を「熊」が捕食してしまってもよい
という「アニメーション」的にはジャスティスな行為が
鋭く現前してるといえんくもない。そして「熊」には
「サプライズ」がないと熊は簡単に捕らえられるというそういうことだろう
調度いろいろ銀子が「過去語り」をして、動機が分かって
キャラクター的な「強度」が弱くなり出したのと一致するとこ。







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ロクな学園長がいない (アニメ感想)

2015-02-02 23:16:50 | アニメの感想2015年Season1











アブソリュート・デュオ 第4話「特別/エクセプション」 △(+)











一度でいい事を二度言わなけりゃあいけないいけないってのは
そいつが頭悪いってことだからです










ウサミミ先生がしれっと戻ってくるw
折角「サプライズ」(上手くはないけど)で裏切ったんだから
そのまま退場させればっておもうけどねえ
この作品に限らず「教師」ってのが全く存在感がないのが
当世のラノベにおける「教師」ってものに対する価値観というのが覗えるね
「東京レイヴンズ」の大友先生ぐらいに大活躍させろとは言わんけどさ
というかあの作品、周りの大人が主人公達の出番を完全に喰っておったなw
さて、当作品にハナシを戻すと金髪がアプローチをかけてきて
銀髪とおデート回といった体、ま「デート回」なんで基本楽しくないわけがない
もしそうでないならこの作品の視聴そのものが向いてないとおもうw
ま、逆に言えば「やっときゃいい」ので腕の見せ所も必要としないともいえる。
しかしまあ金髪の娘が見せる「特別」の相手がそこらへんのチンピラ相手ってのが
情けないというか、瞬間移動とかレールガンとかチンピラ相手にふるってた
某学園都市をおもいだすなあ














銃皇無尽のファフニール 第4話「竜人のティア」 △











うーむ「ロリ担当」的なキャラが来襲したが
そもそもキャラデザがせいぜい中学生ぐらいに見えるので
そんな違和感がないというか、まあ子供の「餌付け」的なとこだ
悠に対してティアを一目惚れにする為にエピソードをこさえたけど
「やっぱり何もしないで逃げ帰っちゃいました」とか間抜けすぎるとおもう
ある印象を与える為にある程度の質量のエピソードをつくって
そしてそれがまた新しいキャラクターの側面やハナシを生み出すのが
小説の醍醐味のひとつだとおもうけれども、このおはなしは
あるしょーもない目的をはたさんが為に世界観を意図的に
抑制しようとする傾向がある気がする
全ては女の娘とイチャイチャパラダイスせんが為にという宗教
ただ、それは有り余ったリビドーによる世界の増長をもたらさず
「これで満足しましょう」という欲足の教義














新妹魔王の契約者 第4話 「悲しみがゼロになるまで」 △(+)











こっちはまだ昔ながらにフロシキを広げようとしてんね
まあ上手くまとめられるとは思えないけど(ひでえ)w
いろいろなファンタジー設定があるけれども要は
「兄ちゃんが妹をチンピラから守る図」ってのを見られる程度に
いじくったってところか、そしてそれが納得できるぐらいの
アニメーションとしての質はあったようにおもう
私だったらもうちっと杉田声の滝川にエロいことをさせていたけどね
まあもうちっといい奴でかつオツムをよさげなキャラにしたてたかったってのがあったのかもね。
このおはなし、エロいことをしようとする時はあんまし意表をつかずに
「これからエロいことをしますよー」ってのを露骨に提示するよね
お優しいこととも言えるけど、ちょっと寂しいかも。













聖剣使いの禁呪詠唱 第4話  白騎士強襲 △(+)













まああれだよね「戦闘シーンとかぬるぬる動く」とかハナから
期待していないのだからいいのだけど、それにしてもまあ
「動き」の中から生まれる緊張感的なものの欠如ぶりよなあ
たぶん原作の戦闘描写のぞんざいさとアニメーションとして
負担がかかるところを節約したいってのが奇妙に一致した結果が
こういう台詞ばかりたれる魔法合戦になる戦闘シーンを生むのだろうねえ。
一方で静乃役の悠木碧さんの熱演ぶりが際立ちまくるねえ
妹役の竹達さんぐらいおちゃらけていてこの作品には調度いいとおもうけど
キャラクターもあってかむやみに独り立ちしていた印象が強い今話だった
ちょうど沢城みゆきさんが「ご愁傷様二宮くん」っていう
1話目からヒロインがパンチラするしょうもない作品で
青いヒロインの娘を担当していて、作品を圧倒して目立っていたのを
ほうふつとさせるような、そんな印象














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情勢を考慮して (アニメ感想)

2015-02-01 11:40:14 | アニメの感想2015年Season1








↑戦争・犯罪モノほとんど無理ぢゃん














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第15話  鳴子!真骨頂! △++










「関西弁の目立ちたがりキャラ」っていうのをとことん煮詰めたようなな
「こういうキャラ」ってのを出すのはいいけどそれをどう
「生かす(あるいは殺す)」かが問題なんだろうねえ。
「一瞬の花火になる」=「捨て石になる」って決断はまあ妥当と言えば妥当
反則スレスレなぐらいにギャラリーも巻き込んで、ぶいぶいいわしとったね
その一方で体は悲鳴をあげていて、視界ももううつろ、という正反対の状態の描写
鳴子の体型は「山」も攻めれるから「山もイケるスプリンター」っちゅう
勝負事としての納得がいく前提があり、それは調度この作品の華やかさと
スポーツものの地味なしんどさの両輪を同時に提示していたかと。














神様はじめました◎ 第3話 神様、黄泉におちる △(+)












あれやね、ふわっとした画風だからアレだけど
ペーペーの神様を「黄泉」に送るとか、明らかに殺しにかかってる。
あそこは国生みの伊弉諾(イザナギ)のような神様でも命からがら逃げ帰ったような
デンジャラスゾーンなんだよね、まあそういう場所でボディガードを
見つけるっていう寸法だ。こんな感じで奈々生ちゃんは明らかに
「不相応」なアブないこと自分でやろうとしたり、あるいは
押しつけられているってとこがあってそういうあぶなっかしさは
今時の情報がむやみに氾濫しているこざかしいご時世では貴重な個性
といえるのかもしれない、そして巴がいつもやきもきしてイライラ
してるのもまあ無理からぬことともいえよう。














夜ノヤッターマン 第3話 俺たちは天使じゃないけど天使のフリをする △++









この作品「スピンオフ」なんて言いながら「ぬるくない」よね
例えばガリナの「サイコロ」とかな、あれは毎回ロボットシャッフルする為の
「都合上」のものだったとおもうのだけど(本当にサイコロで決めていたかもだが)
今回はドロンボーと、そして自分達の運命を決めるための存在感のある
ガジェットに仕上がっていた。他にも口から次々と生み出されるロボット兵の
不気味さとか「負け」の爆発で脱出する賢さとか、「違う視点」ってのが
現代の技術でもって見事に表現されているといえよう。
それはただ単に「敵役を主人公にしました」ってだけで満足しているような
水増し作品とは志の高さがまったく違うわけで、そういうのに
「枯れてからの初心」のような魅力を感じるね
と、いいつつちゃんと「風呂」のシーンがあるというw
ただこの場合は風呂に入る必然性があり、かつライトが無い
「生っぽい」たのしみだったかと、これも「夜」の功徳かもねん。













冴えない彼女の育てかた 第3話 クライマックスはリテイクで △++










1度目は偶然、2度目は必然









「ヒロインが家族と旅行」とか膝をかっくんされたような展開
それをマトモに創作したこともない高校生が何かをしようとしたら
まあ、だいたいこうなるっていうことで、私も心あたりはありまくる
というか君の姿は僕に似すぎているw
それに対する英梨々・詩羽せんぱいのダメ出しもまた容赦なく
まあ創作者のモチベーションのコントロールってのは「基礎練習」みたいな
もので、目立たないけど大事なことって印象ではある。
ってここまでやって最後に肝心なシーンの「再演」とかやってみせるのが
とてもよくわかっていると思わされる。
あれだねその再演されたシーンも一生懸命練習した上でそれでも
「芝居になりきれない生っぽさ」的な魅力があったかと思う。
ある題材に不可分に接しながら決してそれ自体でない「創作活動」と
「いかにも」なヒロイン⇔「冴えない」ヒロイン達による
刺激的な物語がこの3話まででも充分にみてとれたとおもう。












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