意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

ファミっ子大作戦(アニメ感想)

2011-06-30 18:56:16 | アニメ感想(2011・2期)





アスタロッテのおもちゃ! 第12話「空越しのアスタリスク」と
まとめ △





「ファンタジー設定」に「近親相姦」に他もろもろの札があって
それらを全部投げ捨てちゃうってのはどうなんだろう
まあ金髪ロリにガチでサカっちゃったらそれこそ放送できんだろうがw
ま、よけーな設定を全部忘却すると残ってるのって結局「子供の養育」なんだろね
ただし、もう或る程度成長していて、しかもそれなりに「いい子」に育っちゃった後
っていうおいしいとこどり設定。そういう意味で明日葉は「子供っぽさ」を残していて
あつかいやすいキャラだったんだろうね、他のキャラクターもたいがい凄く便利で
かりそめの設定が全く不自由っていうくじびきアンバランスさが完全に相互無視の
形で成り立っているおはなし、「亭主(設定)元気で留守がいい」みたいだ。












神のみぞ知るセカイII 第12話「サマーウォーズ」と
クロスレビュー方式なら7667(26)、とまとめ △






歩美ちゃんとかハクアとか神にーさまがひでー目に会う
女の娘の攻略が楽しいのよね、基本的に
途中の過程が陳腐から少し距離が取れるし、味わいも深い
逆に「攻略ルート」が見えちゃうと興が冷めちゃうわけで
神にーさまが今回造形がアレなギャルゲーにイレ込んだのも
「攻略」ヌキでやってるとこがあるからでないか、と

ところで、「変形マルチヒロインシステム」の神のみで一番
興味ぶかい女の娘ってやっぱエルシーなんだと思うのよね
神にーさまにいちばんヒドイ目を会わせてかつ何を考えているのか
ぜんぜん分からない、でも一番そばにいる娘。
ちょっと仲良くするとすぐに陳腐になるからいつもある程度距離を
取るように物語中で処理がなされている気がする、そこにシビれる。










戦国乙女~桃色パラドックス~ 第13話「陽光乙女」と顛末総感 △+







真・善・美よな、とおもふ
「スーパーパワー」の甲冑なんぞでなくヒトを採るってのはハナシの内容に
そぐわしくて良い、一方で「へうげもの」なんてモノに魅入られた別のオッサンくさい
戦国モノもあってユカイではある。



「おやかたさま」の造形が面白かったとおもふ
ちょっと突き抜けた唐変木さかげんが「現実」の「織田信長」の一側面の
ようにも受け取られ、かつ味わいのあるキャラに仕上げている
「オマージュ」ってものの良い見本だったかと
それを「無力な小娘」が「訓化」していくってのも無理が少ない設定
あけりんも巻き込んでおいしい、その主軸をブレずにやり通したのが功徳
1クールでカタをつけるおはなしは「マルチヒロイン」方式より絞った方が
馬力はやっぱりでるなあ、ほんに楽しいひとときであった。












Steins;Gate 第13話「形而上のネクローシス」 △+







彼女を殺す256のやり方






エントロピーが(r
「リセットボタンを押せ!」って状態ですよね
現代のゲームや物語はそれを前提につくられているワケだ
「ヒトが死ぬ」ってことすら情報として消費してるってことに対するいやがらせ
あるいはクールな現代人が嫌がる「訓練」(ディシプリン)ってことかも
「繰り返す」って負荷を与えることによって別の可能性を引き出す手法
某エンドレスエイトでアニメ感想ブログの人達が回を重ねるたびにいろいろに
知恵をしぼって文面を構築していたのをおもいだしますねえ
ま、大概のヒトは途中で投げちゃっただろうけどw
私はいちおう全部見たけどねえ、さすがに8回別の感想をひねり出すオツムはないです
今見るとまた別の愉しみがあるかもしれませんね。












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究極のクールビズ(アニメ感想)

2011-06-27 13:59:59 | アニメ感想(2011・2期)





GOSICK -ゴシック- 第23話 灰染めのチェスにチェックメイトを告げる △+







この1話だけでン年経過してしまいましたねえ
以前には陽のあたる木陰の下で一日戯れているだけで
1話経過したおはなしもあったというのに。
年月は黒髪の少年を逞しくし、金髪の妖精は一層美しくなった
時代は血なまぐささを増して、ふたりを引き裂いた小悪党は
だいたい予定どおりあっけねー最後を遂げた
だが、それがどうした― だね、分かたれたふたりにはこの世のことなぞ
対戦相手のいないチェスのように無為なことだったに違いない。












花咲くいろは 第13話「四十万の女~傷心MIX~」 ○






ズバリ言うわよ!





結構みなさん言いたい放題言ってますよね、当作品
「韓流ドラマ」や「渡鬼」を見ている時のようなたのしみですかね
皐月さんも緒花ぐらいの若い時分は言いたいことも言えなかったから実家を飛び出して
旅行ライターにまでわざわざなっちゃったのだからまあぼんぼったねえw
言いたい放題言える立場になったらなったで今度は言うべき相手が
年相応に弱まっているという切なさですね。




「仕事」で「男」のことをふっきる、ってのがまあ四十万の女三代すねえ
口も動かす手も動かす酒もあおれば涙も流す
走り回っているうちになるべくして成っている、ってのがホームドラマですね
私も「いろは」見た後はちょっと元気になります、さて今日もぼんぼるか。











そふてにっ 第12話「りたーんっ」 とまとめっ △





昨今のガリガリ動くやつや3Dがうんぬんって作品に比べると
それこそ翡翠荘よろしく「十年一日」ってやつですよねえ
べつにそれだけが評価の基準ではぜんぜんないし、もしそうなら
ドリームワークスやジブリの作品だけもてはやしていればよい。
手持ちの資産で何が出来るかってことですよね
「これはゾンビですか?」みたく面白く仕上がるバヤイもありますし。


ま、ひとついいとこを挙げておくとのっぺりした画やおはなしだったからこそ
今回の話しのような60年代の熱血青春ネタとか5話の津波ネタとかも
すんなり受け入れられた、ってのはあるかもしれないね
いちいちつっかかるのもバカらしいっちゅう
野球も「試合」だけが楽しいわけじゃなくて
バッティングセンターで仲間とワイワイやる愉しさもあるワケで
そんなところじゃないだろうか、忙しい人はスルーすべきだけど。











Aチャンネル 第12話「宇宙人 Anytime」 とまとめ ○





非常におさまりがいい作品って印象がありますね、Aチャンネル
同じ視点で見たネタでも2年⇔1年でキャラを変えて再利用したり
今回のおはなしだとユタカが落っことした枯れ葉がトオルとるんちゃんが
イチャイチャするきっかけになっていたり、無駄がない
すっころんでパンチラしたり飲食店で手遊びで鶴おっちゃったりキャッチーなネタも
配置されていて、サービス精神旺盛
見ていてほとんど不愉快でかつ退屈なところがなかったって視点なら
「ひだまりスケッチ」に匹敵するかもしれませんなあ
あるいはココロをささくれだてないでただただしぜんな美しき流れに身をまかせるっていう
日本人的な美観にまで達しているかも、流石にそれはいいすぎか
「無重力美少女」ってのはどこまでたどり着けるのでしょうね。











Dororonえん魔くんメ~ラめら 第12話 股合う日まで と
まとめ、るのは無理だろw 評価不能







深夜ひとりでは視ないでください




最初からだだすべりすることを覚悟してやってるからなあw
この元気さ加減はなんなんだ?流石にこれは分かち合えない元気さですね


ただまあ、「深夜帯」にアニメが押し込められている現状を戯画化したって
視点ならちょっと面白いかもねえ「聖痕のクェイサー」や「ヨスガノソラ」と
何が違うん?ってこと、いやまあナニもかも違うんだがw
この作品が「現役」だったころは「有害」だなんだを巡って血で血を洗う闘争が
あったらしいけど果たして「今の」基準だとどういう判定がくだるのやら
そう考えるとちょっと時代のうつろいが感じられませんか?
まあ、判定をする人達に「芸術への理解」が無いのは今も昔も変わらないのだろうけど。











DOG DAYS 第13話「約束」 ととりあえずまとめ △+






バイトで勇者






「召喚・帰喚」を巡る口上は要は「しょんぼりすること」ってまとめれば
あら不思議、ダルい説明がただの祝詞(のりと)に。惰弱ですまんw


まーでもそんぐらいのおおらかさで視聴した方が楽しくはあると思うのね
逆に現地妻との形見分けのシーンでは片言隻句に全精力を傾けねばならぬ
美少女の言葉は真理、真理なのだ!(おちつけ)


まー総括すると「お別れ」の為の「帰るべき場所」ってのも
許容できる範囲で描かれていたし、フロニャルドの興行も満喫はした。
「設定」の折り込み方をもうちょっとソフトにすればいいのと
やっぱ打倒すべきモノが「魔獣」だったってのはちょっと弱かったかも
かといって「世界を呑み込むモノ」ぐらいやっちゃうと馬鹿馬鹿しいから
やっぱこれぐらいがベストかも、だからこそのこのスッキリ感。
2期をやるとなるとさらにハードルが上がるだろうけど
まだ「うまくやれそう」な気はする。これであと半年は生きられますね。
















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雨にふられてあの夏に咲くかなこさんのドグマCONTROL (未来)に翼は・・・(アニメ感想)

2011-06-24 12:47:53 | アニメ感想(2011・2期)







Steins;Gate(シュタインズ・ゲート) 第12話 「静止限界のドグマ」 △+!








そして時は動き出す






ちょーど「登場人物」が「キャラクター」を超えてなんらかの授肉した
ものとして観察者があつかいだすころあいかもしれんね
まゆりにしろ紅莉栖にしろ。けっきょく岡部にとっての資産は「ラボメン」に
集約されるわけだから物語的にはそれを没収するのは決まり決まったことではある。
してみると、さっこんの1クールで終わっちゃうアニメはその手前で
ハナシが終わっちゃうからオチも感慨もないわけで、それでいてそこの登場人物
(たいがいは女の娘)にちょっと興味が出てきた状態にはなってるという
延々と半勃ちを繰り返すっちゅう地獄のようなシステムになってるわけで
スッキリしたければブルーレイを買えっちゅう商法ですよね。
そう考えるとまゆしーが●●されちゃうのもまー解放感ってのが全くないというのが
なきにしもあらずというか、サイコ野郎の意見になるけど。
でも「マッドサイエンティスト」ってのはそういう領分の人なんじゃなかったのか、と。
そして一時の開放感と引き替えに止まぬ罪悪感を得るワケだ。










星空へ架かる橋 第11話「雨にふられて」 △





負け犬ルートまっしぐらですね
憐憫をおぼえるならゲーム買って「別ルート」で救済したれよってなるかも
ただ、ちょっとマジで考えると憐れみで恋はできないってのはある
ま、そういうふうにして繋がっている人間の関係がこの世にはあることぐらいは
分かりだしたぐらいにはオトナではワタクシもあるのだけど
ゲームのコントローラーなりマウスを必死にプッシュしている時ぐらい
自分で勝ち取った幸せが訪れて欲しい、っていうドグマがあるからなあ











俺たちに翼はない 第12話「俺たちに翼は…」と統合 △





「エロゲー原作の一般化」ちゅうのも初めてから10年近くになりますね
今じゃもう何が原作でナニがスピンアウトかも分からない状況ですが


ま、それでもいちおうの「くぎり」ってのはあるわけで
一番分かり易いのは「本番」はナシよとか(臭わせたり、ホントにやる場合もある)
「バッドエンド」はかんべんとか(オリジナルのまとめかたをする場合もある)
それがいろいろうまく着地したり失敗した様を見てきたわけだ


で、「ゲーム」と「アニメ」の一番根本的な違いのひとつとして
「ヒロイン」がたくさんいる。ってのがあるわけで
結局はここをどう処理するかにかっている部分が大きい
「ひとりのヒロインのルートを描く」ってのでもいいけど
その「ルート」でソデにされた別のヒロインを見るのがつらいってのもあってなかなか


っちゅうわけで「ヒロイン」を攻略するのではなくて「分裂症の主人公」を
救済するっていうコペルニクス的転回を「おれ翼」をとったワケだ
なるほどこれなら着地は無難にハナシを進めていけば上手くいきそうで
ちょっと面白い試みではある。
ただ、あんまりうまくまとめようとしすぎて「困った」ことにあんまし
ならなかったようなきらいはあるかもしれない
後半でちょっとあったように「別人格」が担当しているパートを
そのまた別の人格が担当しなきゃいけないような事態をひとまわりぐらいは
してほしかったかも、ムチャを承知でいうなら。それこそがこの自分ザッピングの
おはなしの本筋だろうし。このおはなしはまだ余力をたっぷり残していて
それが惜しいとおもう。











「C」 第11話 CONTROL (未来)と
まとめ(composition) △






んーむ「円を全部ドル建てにしてCを回避すればいいんじゃね」っていうトンチで
果たしていいのか、それって結局は三國さんみたいに
「未来を切り売って現在にまわす」ってのと同じことなんじゃないのか。
「ホントにだいじなことに気付いてもらう為にCは存在する」みたいなことを
GODがのたまっていたような気がするけどまことに余計なお世話ってやつですね
「わかりやすいドラッガー」並みのうさんくささを感じる。
うさんくさいハナシならうさんくさくやるのが「誠実」だと思うし
ものごとに「誠実」であることも立派な「資産」であると
プロレタリアートは思うのですが、いかがか。










あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第11話「あの夏に咲く花」と
まとめ ○







「めんまのおねがい」がとうに叶ってしまっていたのがらしいですね
いつ叶っていたのやら、ひょっとするとこのキテレツな夏がはじまったその時からもうかな


設定の時点でもうガッツリ泣かそうって気がマンマンだから
天の邪鬼な人は(つまり私)は身構えて見ていたところはあった
だから、みんなが泣くところはけっこう我慢できるのだけど
そこまでに泣くとこと同じぐらいたっぷりあった楽しいところを思い出すと
涙腺がゆるみがちなる、特にあなるまわり(ヒワイな響きだw)とゆきあつさんには
感謝したいなあ、もちろん登場したみなさん全てにも




>超平和バスターズはずっとなかよし




それにしてもだ、苦楽をともにした仲間ってのはただそれだけで全肯定したくなる
なにかがある。「けいおん部」なら自分が立ち入れる余地がありそうな妄想を抱けるけど
超平和バスターズはもう彼らだけで立ち入る余地がこれっぽっちもない、って感じ
だからめんまのことで真に涙してよいのも彼らだけってことになる
これは閉鎖的とかそういうのとはぜんぜんちがう領分で小集団(クラン)なおはなしってこと
憧れすら抱き得ない美しき真夏の夜の夢のようなおはなし
そうでありながら我々は彼らには知り得ないことを知り、めんまが見え、そして
お別れにまで立ち会っているわけで、子供が御伽噺を享受するように
ただ夢中になって見ていたようなそういう時間だったと思い出す。
もちろん、これと近しい経験をされた人生を送っている人もいるでしょうし
その人にとっては単に享受することとはまた別の貴い感慨があるかもしれません
何にしろ「とにかくいい作品」的なものはそうないのだから黙って見ておけってハナシではある










まりあ†ほりっく あらいぶ 第12話 かなこさんの誕生日とまとめ △






最近のまりほりを見てるとよくWikipediaから直接引っ張ってきたような
どうでも知識で寸を引き延ばすのが鼻についてどうも気に入らない
以前は神父がそのあたりの役目を担ってたのだけど他のキャラもやりだしてくどい


主人公失格・人間失格の烙印を捺されてもやっぱしかなこさんいじって
ナンボだと思うのですね、結局。彼女をいじりまわしている時だけが
他のキャラクターが存在している意義が発生する
無尽蔵の妄想力と血液を持ち合わせているギャグ漫画の主人公の彼女の周りで
起きる事態だけが真に笑いをもたらしている、とそう思う。













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今度はエンドレスじゃないよね?(アニメ感想)

2011-06-21 20:00:45 | アニメ感想(2011・2期)






DOG DAYS 第12話「4つの条件」 △+





シンク殿のスピーチはなかなか良い感触でしたなあ、さすが宮野さんと
いったとこか、水樹さんに泣きじゃくらせるのもずっけえっすね゜・(ノД`;)・゜



このまま「ひと夏の経験」的に無難に着地してもなかなかよさげではある
かなりの強度で「リゾート地」ってのが描けていた気はする
地元の住民がパーフェクトにいい人達で、山あり谷あり獣ありで
そこで遊べてしかもポロリもある(笑)といういたれりつくせり
あーなんで帰らなきゃならないんでしょうねえ、よくわからんわ。











日常 日常の第12話 △+





ココロに歯止めをかけていないという点では「えん魔くん」と同義だけど
そこから自由放埒にハナシを進めるのではなくて
スベっていくままにハナシが進行するのが持ち味というか
スイッチが入るとキャラクターが事態を進行するための「道具」に
なるってのが「萌え文脈」っていうのからは距離をおいてる当作品のウリかと
ただ画があれだからギャップがあるというかそれ以前に
ギャップで笑わそうという意図すらなくて、ただそふいふ画って体
当作品を「萌えるピタゴラスイッチ」と命名する。










花咲くいろは 第12話 「じゃあな。」 △+





ま、やっぱり「距離」がある人とはこういうふうに
「じゃあな」って言ってもらったほうがスッキリはすると思うのです
未練がアリアリ未来だけどさー、うやむやよりはマシでしょ
その後どうなるかはまたのお楽しみでいいんじゃん、無責任な視聴者としては。
で、母ちゃんまわりは向こうから乗り込んできたので面倒は無くなった
場を繋ぐためとはいえみんちが不憫やねえ
「弟子⇔師匠ルート」って「教師ルート」よりハードルが高そうだし
女の娘に吐かせるようなことする男はひどいね。










アスタロッテのおもちゃ! 第11話「二人っきりのフルストップ」 △+






「一夏の」(いちかではない)




こっちもリゾート地から出立って体ですね
「思い出・コミュニケーション手段を奪う」ってのはなかなか堪える
ただ「近親相姦展開」に始末がつかなくなって逃亡しているような
体があって、そこがスッキリしないよな。










神のみぞ知るセカイII 第11話 「いつも心に太陽を」 △






さよなら、長瀬先生





「理想」に到達するための乗り物があったとして、そのエンジンに
「現実的な」エネルギーを詰めずに「浪漫」ばっかつめこもうと
するから空回りするのよねえ、これは桂馬の「攻略」にも言えることで
お説教するにもそれ以前のボディコミュニケーションみたいな
実際的なエネルギーが足りないから「空疎」に聞こえるのかと
逆に説得に足る物語的満足感、あるいは「好感度」を満たしていれば
拍手喝采とあいなるわけだ
「神のみ」も商業誌っちゅうまことにキビシー環境で某大先生みたく
ヒロインとン年もイチャイチャすることもできんから
毎回毎回物語的勝負になるわけで、からこそ「当たり外れ」が
発生しているのだと思う、結構オーソドックスでかつ近年では珍しい
物語重視のアツいはなしなんかもしれぬ。










デッドマン・ワンダーランド 第10話 墓守(アンダーテイカー) △





「不思議パワー」の謎解きなんぞどうでもですよね
どうせくそ見慣れた設定に決まっている、進化した人類がどうとか
生体兵器があーとか。
かといってバトルも「怒った」→「勝った」だしねえ
いくらなんでもこんなデキレースで真の「怒り」が感じられる
なんてお目出度い人がいるんでしょうかね
え、騙された方が楽しい?AKBみたいに?







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近藤るるるは美少女(アニメ感想)

2011-06-18 23:07:56 | アニメ感想(2011・2期)




C 第10話 △







さっこんのマネーゲームや国債の大増発を「視える」ようにしたらこんなん
だったとしたらどうだろう、「御伽噺」で済むのならそれは結構なのだけど
そう言い切るわけにもいかない不安もある。


三國さんみたいにパワーゲームで乗りきるのはアメリカさんの土俵っぽくて
イヤですな、ブロック経済みたくカネの流れをいったん切っちゃう方が
いいような気はする、んで経済システムを再構築ってことで
もちろんその過程で吐き気がするほどの犠牲と費用が伴うだろうけど
少なくとも「金融街」っちゅう享楽主義の刹那主義の不思議パワーに
乗っかるよりはマシであろ。










あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第10話 花火 △+!








リプレイ






娘を失って時が凍っていた家庭はちょっと温もりをとりもどし
できなかった告白をし髪の毛切って花火を上げた
ってここまでやりゃ凡百のハナシは終了ですよ
でも、まだだめ、ボチボチ最近は消えてたじんたんと
「あの日」見たモノが何だったのかの謎解きの出番ですね
情緒だけで片付けてうやむやにしないってのがいきどおっていて
こっちも目が醒めますな。









まりあ†ほりっく あらいぶ  第11話 妹の秘蜜 △





あれなんよな、「まりほり」って「百合」って皮をかぶった
ガジェットギャグまんが、って体なんだよね、かなり。
女子校が舞台なのもそれをパロディ化しようとかなんて分かり易い試みじゃなくて
ただ単に(当時は)キャッチーだったからそれでいいや、みたいな強烈な浅薄さがある
かなこと神父だけがアホみたいに賑やかで、そしてまりあと茉莉花が
ドライアイスみたいに冷めていて、それを周りの機能的な人形みたいなキャラが
固めているって設定、そこには「百合」に期待されるべきであろう
「ビミョーななにか」が芽生える豊かな土壌があるかっていうと、ないだろね。











GOSICK -ゴシック- 第22話 クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る △+






う~さ~ぎお~いし~か~の~や~ま~





生贄に捧げる「ウサギ」のイメージがこれでもかってぐらいふんだんに
提示されますねえ、そうクジョー君のことです。
彼は物語的に捧げられる生贄なんです、さいきんいいとこがなかったのもその準備。
そういえばいちばん最初の事件の世界中から占いのために集められて
殺し合いをさせられた子供たちも「野兎」って呼ばれてましたね。
もっとも、兎も追い詰められると勇敢に戦うそうですが―









Aチャンネル 第11話「たんじょうび」 △+





>16歳になるんだよね~って


思わずうそっ!って言っちゃったよwごめんねえ




もう1年って言われて、まあ確かにこっちじゃ3ヶ月もたってないワケだから
早いっちゃ早いわけだけど1年分を1年かけてやるってのよりはしっくりくるかも
個人的な意見だけど「日本人はなんでも4分割にしたがる病」ってのがある気がする。
それがこう、なんか生理的にしっくりくるというか
当作品も4コマ原作でキャラの寸借もだいたい4分の1ぐらいでケータイの画像のおさまりもいい



トオルとるんちゃんが外見がほとんどそのままに過去と現在を行き来するから
弁別するには制服の違いとかあとはナギとかユーとかが傍にいるとことかあたりから。
書き分けができないとかケチをつけたいわけじゃなくて
そんだけ鮮明に記憶を保持しているってことともとれるし
あるいは時の流れの速さや出会いと別れのさびしさうれしさをそうやって提示して
いるのかもしれない。エンドレスサマーにはできかねる領分ではある。








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総括なんてできねえ!(アニメ感想)

2011-06-16 10:22:05 | アニメ感想(2011・2期)





日常 日常の第十一話 △




褒められると伸びるのに、褒められない






オチがつくたびにセカイにリセットがかかっている日常のセカイだけど
ほとんど例外的にみおとゆっこはリスクを背負ってるという
かあちゃんにころされるってのはよーーく分かるw
逆に言えば他のシーンではリスクが笑いに関わらない以上
方向性の違う笑いを追求していかなければならないわけで
オチのところを無理矢理がんばらせて既存のギャグでカタをつけようとしても
報われない気がする。
ところで、当作品に出てくるキャラはよく口をあんぐり開けてますよね
股のゆるい女達ならぬ口の緩い女達、咥えさせたいです(何を)










花咲くいろは 第11話 「夜に吼える」 △+





夜に咥える(しつこい)




んー雑誌の評価だけ見るとあって無きが如き文面なんよな(私の駄文のように)
点数も10の5っちゅう埋め合わせみたいなそれ
大体、あんなひなびた旅館を悪し様に言って誰が得をするというのか
まー周りの旅館も大体こんな評価っぽかったから緊急会合開いたわけだ
「評価する人達をまとめて評価した雑誌」とかないのかねえ
まーめんどくさくて見ないか、そんなん。


旅館は閑古鳥でも緒花まわりや若い連中はそれなりに忙しいですよね
よくも悪くもイベントが立て続けに起こる、そういう熱気みたいなのを期待して
「新入り」ってのを出来不出来を別にして常に参入させ続けているってのはあるかも。
コーちゃんのほうだっていろいろあるわなあ、そりゃ
メガネの女の娘も切れ切れなシーンでなかなかに印象深く仕上がっていて
手を抜いておらず、てごわくていいね。










神のみぞ知るセカイII 第10話「スクール★ウォーズ」 △+






ん、現実(リアル)を鑑みないとこがあるってのは桂馬も純ちゃんもいっしょかも
「クチバシの黄色い新任教師」ってドラマでは定番の設定だけどギャルゲーでは
「欠けた」教師ってキャラはあんまし見ないかも、皆さん完璧で学校の人気者ってかんじ
まーそれは私がギャルゲーの経験値が低いから知らんのだけかも。


純ちゃんがやりたいことは多数の偶像化した理想を叶えることで
これは確かにスポーツをやって洗脳するのが都合がいい、あるいは音楽
学校教育は向いていないと思う
いっぽう桂馬がやりたいことは個々人の救済でこれはちょうど純ちゃんに
欠けている視点だと思うので都合がよい
久々に欠け魂ゲームよりちょっと真剣な救済劇。











Steins;Gate 第11話「時空境界のドグマ」 △+






将来に対するぼんやりとした不安






岡部をみてると何となく「人間失格」の主人公思い出しますね
バンピーよりオツムがちょっと良かったりするといろいろ知りたくもない
絶望とかが見えちゃって、鬱だ氏のうってことになる
紅莉栖たんもそういう所がちょっとある、岡部ラボはいい遊び場なんだろね
「記憶を電波で」なんて事態はオールドなノベルゲームファンやSFな人達には
おいしいごはんの友ってやつですな
実際に倫理学とかで討議される話題でもあるしな。











逆境無頼カイジ 破戒録篇 第11話 歓喜と嘆声 ○







ぼんやりとした不安どころじゃないw
額こそ違えどギャンブルで負ける人の正確なトレース
にしても中の人無双なハナシだよな
仮に絵を抜いてドラマCDにしてもじゅうぶんに痛みが伝わるよ
それがアニメで絵もいい声もいい内容もいいときたらアドレナリンが分泌
されないわけがにゃいにゃあ。











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エロマンガよりエロい漫画(アニメ感想)

2011-06-11 17:08:23 | アニメ感想(2011・2期)





俺たちに翼はない 第10話「ずっと、ファンでいてくださいね」 △+







ふむ、「他の人格を演じる」時、その顔はその時の人格の顔に依拠する
ってことか。われわれ視聴者が見ている視点ってのは絶対的に客観では
なくて顔のイメージもコロコロ変わるそういうたゆたったそれなのか
「多重人格」ってのはそういうものだし、だからこそ今回の
普段はヘタレで今回は肉食系のギャップ萌えも意義があるわけだ
そしてそれぞれの人格にそれぞれヒロインが存在するわけで
「ハーレム」ってのはこういうことだ!といわんばかりやねえ
ただ、ヒロインとの好感度が高くなると確実に破綻する設定だから
ひどいクソゲーですよねw











あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
第9話 「みんなとめんま」 △+






ふむ、「めんまとの思い出に関わっているモノしか認識できない」って
ルールなんか、じんたんを除いて。
まあ鬼籍に入った人を偲ぶってのはそういうことだよな
逆に言えば「個人個人の思い入れ」に関わったことだけでほとんど
ハナシができちゃっているから平和バスターズのみなさんは生々しいのよな
そしてそういう「向きになってる」連中を見ていると
ブラウン管(少数派)を通して視聴している側も「向きになる」ってのはある
そして本当はそういう向きなっている所を伝達するのが「感想」の要諦のひとつ
なんだと思うのだけど、ダラーッと見てるとそれが通り過ぎちゃうのよね。
それを誤魔化すためにどうでもいいあらすじに萌え文脈の単語を塗りたくって
適当にやっつけるってのが当ブログのいつものパターンなわけで
皆さんはこういう大人になっちゃダメですよ、はぅ。











そふてにっ 第10話「しんかんっ」 △





能登松w





「ガンダムOO」ってパロディにする人があんましいない印象だったから
黒田洋介さんが自前でやっちまったかw やることに意義がある状態だな。
「死んだ姉の霊が憑依してうんぬん」ってのが冗談みたいに軽いノリ
しかもその姉(うづき)の造形のぞんざいさがキレてるねえ
いい意味でも悪い意味でも、アレルヤハレルヤもこんぐらい―いや、言うまい。










Aチャンネル 第10話「炭酸」 △+






「雪」を使った演出ってのは相当いじられてるから
よっぽど映像的技術に優れているか新規の視点を持ち出さない限り
なかなかココロの奥に響いてはこないよね、まあしないわけにもいかぬが。
「雪」とか「猫」とか定番のネタが出てくるとるんちゃんの出番が
増えるわけで、彼女の出番が多いとハナシづくりに困っているとき
と言えんくもない、まーいつもいつも面白いことやってるワケにもいかんか。
「大人のオモチャ屋」はエロ同人の為のネタ提供ですw








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終わりのないディフェンス(専守防衛)でもいいよ(アニメ感想)

2011-06-07 16:48:19 | アニメ感想(2011・2期)





日常 第10話「日常の第十話」 △+






シャボン玉とか流しそうめんとかポニーテールとか
「ほのぼの四コマ」って感じですね
まあ、流しそうめんは上方シュールネタって感じだけどw
シャボン玉の浮揚感とかはさすが、それを思い切ってパクってやる度胸
そうかと思うと突然ロケット飛ばすから左脳と右脳のスイッチが大変なり
どうでもいいけど女の娘があぐらかいたりすると状況次第だけどドキッと
しますな。









アスタロッテのおもちゃ! 第9話「微熱のバックスラッシュ」 △





んーむむむ、「ちゅーしなさい」って言われても基本的に欲情しない
からなあ、このおはなし。肌色分がおおくて一見ハーレム万歳って
状態だけどこんだけフリーダムでホリの少ないセカイだと
逆に性感帯に触れないというかなあ
直哉クンだって勃たないだろね、これじゃ。









戦国乙女~桃色パラドックス~ 第10話「心中乙女」 △+





そういやちょっと前にやって「うみものがたり」のアニメ版も
嫉妬がどうとかこうとかって展開でしたね
まー何にもストーリーが無い所でキャラだけいるって企画だと
こうならざるをえない、というか。
逆に言えば制約の無さが変なパロディとかにはしるのでなくて
シンプルにハナシを楽しむって方法論に向いているかも
具ナシおにぎりのうまさ、みたいな。


展開がシンプルな分、キャストやその役割もシンプル
御館は率直で、あけりんは愚直で、ヒデヨシは素直、その単純さが強さ。
そして今回の本能寺のドサクサにまぎれて件のどうでもいい甲冑が
輝きを生み出す、伊達先生は策を弄してかすめ取り、
イエヤスはその上前を刎ねようとし、そしてノブナガは
目もくれずあけりんを優先したという
やっぱひとつ盛り上がるところがあると他もやりやすくなるね。










デッドマン・ワンダーランド 第8話  自由の鎖(スカーチェイン) △





「嫌な予感しかしねえw」ってのをニヤニヤしながら見るおはなしですよね
そのあたりは死刑囚のデスゲームを愉しむ大衆とかわらないか
そして丸太(まるた)クンを騙すのはいつも家族ネタですな
そういう社会の最小基本単位に対する憎悪ぶりが実に青いって感じです
ただ、その「憎悪」が視聴者を真剣に巻き込むほどのそれに達しているかというとどうか
件のふしぎスーパーパワーとおまぬけ主人公の無内容ぶりが
ギャラリーをえせ社会主義者に導いたり良心に触れたりすることを阻害して
「憎悪」と「悪趣味」だけがただ存在するグロい領域にプッシュしているかも
そう考えるとDWは純粋な残酷劇をやってるってことなのかもしれない
どうせなら日和らずにこのままどうぞ。






















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低燃費ブログ(アニメ感想)

2011-06-05 02:52:18 | アニメ感想(2011・2期)





起承「転」結







[C] 第8話 △





死に至る病





以前「血なまぐささが足りない」って難癖をつけたけど違うのかもね
もう「出血」するような一般ピーポーを取り扱っているような状況でなく
そういった塵芥みたいな人らはただ消え去るのみといったような
巨大なカタストロフが控えている状態なんだろね、三國さんはそこに最も肉薄
している状態。
「カネ」っていうのをダシに使われたからすんなり「リアルなセカイ」って
騙されたのかもしれないけど、彼の世界は私たちのそれとはけっこう離れた
世界軸にある世界なんかもしれないね
「未来」を「担保」にできるっちゅう結構な強度のSF設定だし
そうなるとキミマロ君が力及ばずって展開も覚悟しておかねばならないかもな
あがいてくれるだけでいいのだけど、だって彼が持ち合わせている「資産」って
結局、三國さんっちゅうチート協力者とチートなレアアセットだけだもんな。













あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第8話 「I wonder」 △+







「ロジカリー」じゃないハナシなのな、今更だけど
そしてそんなものをモノともしない演出的強度がこのおはなしには確かに、ある
だが、「めんま」が物質的に関与できる(ように見える)以上
「見えるから見える論争」のバタバタにケリをつけたきゃ「実験」ちゅう
いやらしいことした方が早くはあるのよね
ただまあ、トラウマなことだからそんな馬鹿なことやってる余裕ないのも分かるけどさ
逆に言えばここまで煮詰まったならそれをやるのもアリってことになる
そしてそれをやった、と。ミステリで何人か人が死ぬまで探偵が真実を告げない法則。
ただミステリと違って煮詰まるトコまで追い込む過程がウェットで劇性があるのよね
あなるが泣いてゆきあつが怒鳴り散らしたおかげだ。












電波女と青春男 第8話「ツィオルコフスキーの祈り」 △+






フトンにくるまって宇宙に夢を馳せるだけの生活ってワケにもいかないし
かといってそれとスッパリ決別できるような程「大人」でもない
ビミョーな四十路の心境を描いたちょっと他では見ない今回のおはなし。
女々さんは今までは「宇宙人」まわりはエリオに任せちゃってたのかもしれないけど
おせっかいないとこがエリオのことを少し引き受けてるからそこでできた
余裕で今回のイベントを企画立案したのかもねえ
ヤマモト?君の「結婚してくれ!」ってのがいいですね
ドキドキ恋愛要素が薄くて、四十路のオッサンが女恋しさに節操なくスッパリいうあたりが
だんだんそーゆーのが分かるトシに私もなってきたんですよ、あーやだやだ。












GOSICK -ゴシック- 第20話 ファントムの幽霊(ファントム)に導かれる △







首切り→入れ替わりは ミステリの王道ですなあ
人間をモノのように扱うということの最上級
ヴィクトリカ自身も「何かの目的の為に生み出されたモノ」
ちゅう負い目があるからそういう意味では格好の事件かもね
ただ、当アニメでは血肉のかよった女の娘っていう側面がアニメーションの
せいもあって強いからそういう悲劇性はちょっと弱いかもな
「過去の事件」ってのを取り扱うのも臨場感が無くなって
ただでさえちょっと緩いミステリ的側面がもっとユルくなってるかも
まあ、ここまで来たらヴィクトリカだけ見てればいいんだろうけどね
クジョー君みたいに。











DOG DAYS 第10話「勇者と姫と希望の光」 △+






あんだけ深々と剣が突き刺さってたらトドメをさしてやるのも温情だと思うが
ま「殺せない」のだろうね、姫さまが言ったとおり
それならば「アトラクション」はやっぱどこまでいってもやっぱり「アトラクション」
なんだろね、今回も何か特殊効果つきの剣を抜いてゴールっちゅうミッション。
確かにまあアトラクションも真剣にやればいろいろ悔しかったりリアルなとこが
でてくるのだろうけど、それならファンタジー世界である必要もない

「楽しければ善い」ということなんだろうね、結局は
おおむねはそれで正しいし、みんながみんなそれに抗う必要もさらさら無いけど
ハナシの設定が「楽しいことばっかじゃない」って真正面から言ってるから
その矛盾がときおりささくれだつというか
「予定調和内の葛藤」の権現みたいな作品だよね。







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南くんの変人(アニメ感想)

2011-06-02 06:00:10 | アニメ感想(2011・2期)





DOG DAYS 第9話 「グラナ砦攻防戦」 △+






→→→




やっぱセブン・アークスの作品は「ヨコ」にどんどんいかんといけんねえ
「エヴァンゲリオン」並の執着かもな、今回は「射的」と「サービスサービス」だあね
そして真の脅威は空(ウエ)からやってくる
そういやちょっと前にやってた「セキレイ」もビルをどんどん登っていったなあ










青の祓魔師 第7話 友千鳥 △









自分がかつてされて嫌だったことをそのまま自分と似たところがあるしえみに
ほどこすマロが青いねえぇ、「歪んだエリート」ってやつやねえ
つーかどうせ歪ませるんならバンピーの小学校とか通わせる必要もないわな
え、単に嫌がらせがやりたかったからだって?そうですか。











花咲くいろは 第9話「喜翆荘の一番長い日」 ○














「携帯電話」の使い方が群を抜いてうまい
たいがいは何か嫌がらせみたいな使い方しかしてなかったからなあ
こういう風にくそ忙しい状況で使うのが「現代人」って主張していてよい
そしてケータイの使用による「時間・空間・情報」のめまぐるしい変化が
緒花・孝一・徹のそれぞれの関係性も同時に鮮やかに描くというつくり
あと、「3人」でひとまとめってのがいろはにはあるかも
三人娘ってのは定番だけど、板場も3人セットでのがある
そして3人以上の人間関係をもって「社会」になるのだろうねえ




>おかえりなさい



うーむ、あいさつは客商売の基本、ちゅうか人間関係の大基盤ですね
最近はそれさえもおぼつかない若人が珍しくないとかどうとか
個性に加えて社会性をそなえつけることによってキャラクターに厚みがもたらされている
でなければ説得力をもって「おもてなし」なんてできないハナシですよね。
うまくできている









神のみぞ知るセカイII 第8話「はじめての☆おつかい/3人でお茶を。」 △






¬≡







>ハクアさんが来る






始末書の為に再現映像を創る→失敗 ってのは
桂馬がイヤがるリアルな世界のように「リプレイ」機能がないんだということですな
また、都合良く記憶が捏造されたり消去されたりもない
ハクアにしろエルシィにしろ彼女たちを通して桂馬はリアルに一歩近い所に
踏み込んでいる。






>アニメになるとつまらんなぁ~




ゲーム初心者に目当てのものを買い物にいかせるのに指示書きもないのは
ずいぶん不用心だと思っていたけど
最初から失敗してもいいと算段してやらせてたのよなあ
ま、入門者には優しくせんとな
ゲーム→アニメがつまらんのは元のゲームのクリア時間が長いほど
その可能性が高まっていく感じはあるなあ。って、あたりまえか
3時間煮込む料理を30分で作ったら失敗は目に見えてるよ。











Steins;Gate 第9話 幻相のホメオスタシス △+







A⇒B




だんだんと結果が大きく変化してきてますよね
エントロピーの増加ってやつですか、キュウべぇさん
そういう中で登場人物の知己関係は壊れずにあるのはこれは
奇跡的な偶然かあるいは高い蓋然性を含んだ関係なんだってことか。
ギャルゲーなんかだと選択しないとヒロインが作中に全く登場しなくなる
形式のもあるから。
ま、岡部にしてみりゃ全員登場してくれないと困るのだろうけどさ
ハナシ的にも一人でストーリーを引っ張れる超人的な人はいないっぽいから
構成要素を消すことは単純に物語としての興味を大きく削ぐことになりそう
ま、「ひとりひとり」なんてそんなもんだ。









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