意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

チャージ3回アニメ感想

2008-01-31 15:19:19 | アニメ感想(07・08・09年)

カイジ Bet17 「会話」 △



カイジの「心の声」はわれわれ視聴者にも
聞こえてくるわけで、利根川が本当にサトリが
出来るかどうかは別にして「心理戦」で
自分の情報を晒しているやつが勝つことは
まずないわなあ。
逆に利根川のほうは得意げにペラペラしゃべっては
いるものの、「心の声」的描写はなされていない。
その上、「声」以外の情報、しぐさ、目線、呼吸
などの情報が提示されていないのはカイジの
精神状態がテンぱっているともいえるし
そもそも男性的思考だとあんましそういうのに
注目しないってのがそもそもあるなあと
人と目が合わせられない私は考えました。




狼と香辛料 第4話
「狼と無力な相棒」 ○


貨幣の上下をめぐる取引のところで
おかっぱのおっさんにナマで説明させる所
ヌルいやつだとデフォルメキャラにでも
説明させているだろうけど、このお話には
そういうのはおよびでなく、たとい理解
できないやつが出ても雰囲気を重視する
態度はすがすがしい。
この世界の「光」は「太陽」と「ロウソク」が
メインの世界で、それはファンタジー的雰囲気
には欠かせぬのだけどよくがんばっていると思う。
そうだからこそ「夜中」刺客に追われている
シーンの緊迫感がより増すわけだ。


今回のホロさまみどころ

「独りは飽いた・・・」って耳をくたっと
させてこぼすシーン、獣スキーなひとなら
見過ごせないところですぜ、その前の
足をぷらぷらとさせているところもベタだが
手堅い。




ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-
第17話 「咆哮 ―明星の燃えしとき―」 !


GONZO的演出のバーゲン。
アニメーションらしく力技で押し切ろうって
ハラなんだろうけど、それまでの
キャラとハナシをないがしろにした分を
チャラに出来たとはとうてい言い難く。

どうせなら映像美マンセーの作品にでも
しちまえばとも思うけど、商業ベースと
いうことを考えるとそういうはっちゃけも
期待できず、最初から見なかった人が
いちばん得をしたのかなあ。


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アニメをばかにするやつはおれがゆるさん(アニメ感想)

2008-01-29 08:12:47 | アニメ感想(07・08・09年)
ハヤテのごとく! 第43話
「ポセイドンアドバンス
ジェネレイターガバス」 △



相変わらず話しは無茶苦茶
ただし捻りがあるところがあった。
1つ、ナギの「つくりものっぽいキャラ」
ってのを逆利用した「ツンデレを演じる」
っていう展開。
2つ、昨今の「黒い血液」描写にあてつけた
流血描写、「どうせすぐに治るんだ」なんて
せりふはなかなか。
そしてオチのクラウスが素っ気ない態度で
ハヤテをときめかせるってのはナギの意図を
けっとばしながらちょっと意外なキャラを
利用したオチでなかなかよかったのでは。
クラウスがハヤテを救出したシーンが描かれた
ほうがもっと良かっただろうけど。




みなみけ~おかわり~
4杯目「片付けちゃっていいですか?」



町内の人、かわいそすぎ。
ネオ・ヴェネチアの住民の穏やかな笑顔と
比べると愕然となりますなあ。


前期の「みなみけ」ってキャラクタ同士の
びみょうなすれ違いやカン違いから話しが
どんどん転がっていくようなそういう妙に
レアな楽しさがあったのだけど、今回の話し
なんかは取り分けそういうのが喪失したのを
感じた、春香姉様のほとんど一方的な
掃除への強制参加命令や、新キャラの
唯々諾々と人のいうことを受け入れる態度に
そういうのは表れているのではないだろうか。




BAMBOO BLADE 第17話 「光と陰」 ○


あいかわらずこの話、惰性に流されるのを
避けるのが上手い。
東城のミーハー三人娘のあまりにもしょうもない
妨害工作をダシにしてタマちゃんにダメージを
与えてみたり、一発ネタっぽかったセガサターンを
また出してみたり、センスがよろしい。

タマちゃんと東っていう強キャラを、話しを
盛り上げるためにわざとハンディをつけさせる
べくあれやこれやとやるのはジャンプ的
パワーゲームとは逆の思考でけっこう面白い
安易に「リミット」に頼るのとは違いがある。
で、こんだけやっているからオチの「圧倒的に
強い相手が大きく見える」なんて使い古された
演出が手に汗握って見られるものになるのかと
思った。

こっからは蛇足だけど、タマちゃんが
蹲踞(そんきょ)しているとこは心が萌した。
スポーツものはキャラクタに普通の文脈では
あまり見られないポーズを使えるのがメリット
であるなあと感じた。
あとタマちゃんとか東とかの発気
声優さんの見せ場がこんだけハッキリ
する演出って珍しいかも。




ARIA The ORIGINATION 第04話
「その 明日を目指すものたちは…」 ○


こんだけ強力な作画だったらもうキャラクタが
どんだけ恥ずかしい台詞を言っても諸手を
あげて賛同してしまいそうだ。

わけても空・海。時間経過とともに刻々と
その姿を変え、しかもその麗しさは環境映像も
かくや。

ただ、悠々としている映像の裏で制作はたぶん
地獄をみていると思われる、ちょうど
アリシアさんがのほほんとしているようで
月に1日しかフル休暇がないように。




シゴフミ 第4話「ナミダ」 △


このシゴフミの世界って「空」が
随分多くの役割を担っている。
「雲」もないような空だから「光」は
容赦なく照りつけ、光と闇のコントラストの
はっきりした世界になっているし
ぜんたいに虚ろな印象を与えている。

そのうえ今回は火をつけるのにも使い
少女の代わりに涙(雨)を流し
そして最後に「雲」を流すことによって
少女の「時間」が動き出したことを
表してたわけで、ホントおつかれさまです。

逆に言えば「風景」にイメージを託すことによって
百合的展開とか死者からのメッセージとかの
ような「あざとい」とこを処理しているの
かもしれない、そういうのは確かに狡猾
といえばそうかもしれないけれども
限られた予算と人員と時間の中で制作され
ていると慮れば容認できる手法といえなくも
ないのでは。
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夢の中でもアニメ感想

2008-01-27 21:06:10 | アニメ感想(07・08・09年)
灼眼のシャナⅡ 第15話 「覚醒」 △



結局シャナも吉田さんもマージョリーも
ヘカテーもフィレスもみーんなそれぞれに
目的は異なれど悠二に関心があるのは同じな
わけで、ある種のハーレム状態というか。

ただ、その状態になるにあたりあまりにも
多くの要素を一介の少年にブチこんじゃった
から本人もほとんどあうあうとしているしか
ないという、ある意味かわいそではあるなあ。

マージョリー姉さんが言ってたとおり
これからが「はじまり」なのだろうけど
果たして上手くやってのけれるかどうか。
ちょっと前の別アニメで
登場する女の子ほとんどと
「関係」を持っちまった某伊藤誠くんは
痴情のもつれで殺されちまったけど。




機動戦士ガンダム00
第16話 「トリニティ」  △


物量作戦という「有効だけど面白くも
なんともない」作戦を新機体導入という
さらなるパワーゲームで乗り切っちまった
という今回の話し。

でも、こういうジャンプ漫画的パワーゲームも
繰り返しているとやっぱり面白くも何とも
なくなるという諸刃の剣、そのあたり
したたかなSBの皆さんはどうしていくのか。




第14話「挑戦の譜」 △


なにかとうさんくさい名人の弟君に警察も
目をつけだしたのだけど、そうなると
視聴者は逆にマークをユルくするという。
まだオチは見えてこないけどこういう
ゴールを紛らわしくさせる演出は
サスペンスには必須かと。


>親娘対決

たしかにあざといが、登場人物にそれを
させることによって「原作者」のあざとさを
誤魔化そうって腹だな、まあそんなに気に
ならんけど。
対局版をはさんでどっしりかまえる安岡父と
対照的に座布団にちょこんと座る紫音ちゃん
には庇護心がかきたてられるのう。
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いいから風呂に入れるんだ(アニメ感想)

2008-01-25 05:59:31 | アニメ感想(07・08・09年)

ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-
第16話 「慟哭 ―引き裂かれた運命―」



何かネジのとんじゃったアンちゃんに
邪魔者役やらせるのって真下作品だけで
お腹いっぱいだよなあ。


この期に及んでまだ風呂に入らせようって
神経は敬意を表するッ!(手をこめかみに)


あーなんかテンションあがんないねえ
今までで失ってしまったものが多すぎた。




キミキス pure rouge
第15話「now's the time」 △



光一フェイズとサックス(本名忘れた^)の
フェイズが摩央姉ちゃんと「now's the time」って
フレーズでつながる、こういう人の輪が自然に
広がっていくのがキミキスの美質のひとつでは
ないかと、まあ3人以上でてこないと「修羅場」
なんて成立しないのだけどさ。

それぞれよろしくやってたり、何となく足下が
覚束なかったりでその辺りの一様でない恋愛模様が
見ている側を飽きさせないのと同時に
「恋するキモチ」の不安定さとつながって
いるようで、メインの男を3人にした設定が
ちゃんと活きているのはえらいなあ。





墓場鬼太郎 第3話 「吸血木」 △



ねずみが非道い。
吸血木を植え付けた理由がほとんど
ちんぴらのインネンとかわらんし
それで金儲けをするってのも本気だか
どうだか。

鬼太郎も事件にかかわる動機が、下宿の
寝子っていう娘に色気づいたからっていうの
だから人助けなんて娑婆っ気はこれっぽちも
ない。


治療費で財産がなくなってしまったってのは
ちょっと社会風刺のようにも見えた
結局トランプ重井は何もかも失って、あげくに
子供の体になってしまってホント救われない
これなら死んだ方がマシだったかも。
そしてホントに非道いところはそういうのを
「悲劇的」なものとして取り扱っているのでは
なくて、犬にかまれた程度のよくある不幸として
取り扱っているようなそういう非人間的な視線に
あるのだと思う。
水木しげるはどんな地獄を見たっていうのかねえ。




H2O 第四刻 はまじ



ひぐらし+エロゲ-IQ100



前回、「突然のキス」(流行ってんのか)
っていうイベントがあったっていうのに
ヘラヘラと女の子たち(一部例外あり)と
海に来ている主人公の神経を疑う。
回想でもあの後どうなったかハッキリせんし
カブトボーグ状態。

なんかやきもちやきの妹キャラがしっちゃか
めっちゃかやるって話しだけど、いたずらが
シャレにならなすぎて笑えん、かといって
泳げないのけど助けたぞーってのは話しが
バカバカしすぎて泣けん。




CLANNAD -クラナド- 第15話 「困った問題」 ○


夏服になってる、時間は流れているのだ。
風子が冬服のままなのが手堅い。

渚と演劇部まわりのおはなし、あと春原
合唱部の娘のほうも確かにまあ幼稚なマネを
しちまったわけなのだけど、人のことばっかかまって
ロクに活動してない演劇部がどんぐらい真剣か
といわれると弱いところがあるのは確か。
まあでも「演劇」してないわけじゃないのだけどね
そう、「人助け」って演劇。




true tears 第3話
「どうなった? こないだの話」 ○



ヒロインたちがちゃんと「女の子」
しているので主人公が唐変木していても
楽しく見られるなあ。

女の子とちょっと仲良くなるとすぐに
「俺のオンナ」と勘違いするのがオスの
悲しいサガ・・・って賢狼さんが言ってました

比呂美まわりの演出がすごい、眞一郎との子供の
ころの思い出を覚えてないって言わせ
そこでCMはさんで思い出の回想させて
でも立場上そういうわけにもいかずってのを
出して、乃絵をおぶっているとこを見せて
「好きじゃない」ってのを当の本人に聞かせて
で、あの顔芸でオトす、と。
あざといとこもあるけど、エモーションが
ゆさぶられるゆさぶられる。
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鏡餅食べて腹を壊す(アニメ感想)

2008-01-23 14:04:34 | アニメ感想(07・08・09年)


破天荒遊戯 第3話
「かくもささやかな子守唄」 △



いわけない子供をダシにする話しが続く
ここまで悪趣味だと呆れるのを通り越して
ちょっと感心しかける。

たぶん、主人公のラゼルって娘の過去話を
扱ったり、ツンデレ的展開をさせる「ため」に
今回の話しはあったわけで、いや、考えてみれば
今までの話しもずっとそうだったじゃんと
思い出す。

つまり「世界が私の為にある」っていう
よくある転倒ってことで、まあどうせやるなら
反吐がでるぐらい徹底的にやってもらいたい。




シゴフミ 第3話「トモダチ」 △




       ♪


刑事さんに捜査をさせてみたり
児童施設とかだしてみたり
ワイドショーよろしくなものを
出してみたりってのがことごとく
しょうもないリアリズムの域を
脱していないのでイタい。



      ♪


けっきょく、ヒトは邪悪っていう
中二病よろしくなことをやりたいの
だろうから、どうせやるならズキズキ
するぐらいの詩情をたたえてほしいと思う
ワイドショー的リアリズムに媚をうるようでは
まだまだだね。


      ♪


あと、シゴフミって「死者の純粋な強い想い」
がある人が送れるもので、ただの「抽選」じゃ
なかったような気が、どっちなんだ どっちなんだ。





君が主で執事が俺で 第3話「森羅万象」 △



話しのあいまあいまをパロディで繋ぐのは
もう一方の執事モノといっしょ
フォア・グラの間にカマンベールチーズを
はさんでいるような。


森羅さまに弄ばれるところと、南斗星が
弟キャラを演じてる錬をガチで心配する
シーンがよかった。けっこうあざとい
ところだけども濃い話しだから自然と
受け入れられるというか、むしろテレ隠しの
ためにこんだけはっちゃけてるのかもなあ。
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全国アニメ共通1次試験(アニメ感想)

2008-01-21 06:10:43 | アニメ感想(07・08・09年)
機動戦士ガンダム00
第15話 「折れた翼」 ○



戯れ言いろいろ


>抱きしめたいな、ガンダム!!


鹵獲が目的なのだから当然なのだけど
リスク覚悟で肉弾で飛び込んでくるのは
好みである。これで格闘戦がないのが惜しい。
ホモっぽい想像した人は肉体言語で反省。


>トイレ問題


長期戦になることが想定されていたので
内容物はたいがい出してきたのかと
首つり自殺する人みたいに。


>援軍

ガンプラ販売促進用追加機体キタ
私は最初からこの「援軍」をアテにして
このズサンなプランのミッションにのぞんだと
見ていますが、どうなんスか、戦術予報官?




ロザリオとバンパイア 第3話
「魔女っ子とバンパイア」



ダバダ~♪


↑もはやギャグだなw


絵の寸借と話しの内容から察するに
ロリっ娘魔法少女にはあまり需要が
ない気が、百合関係のみが見所か。




ハヤテのごとく! 第42話
「それは犬と鼠とブルドッグのように」 △



>ギャラリーフェイク

「本物」をエサにぶら下げられるぐらいなら
子供ひとりぐらい養えそうなもんだが。


>ヒナギク

椅子に座って裸足で足組んでたのがのが
ちょっと森羅さまぽかった
まあ執事モノ同士仲良くやってくれい^


>咲夜

合成着色料まみれのキャラと話しのなかで
まだなんぼかマシにみられるキャラなので
いい緩衝材になっていると思う。



けっきょく「女の子の気持ちに鈍感なのが
弱点」ってマリアさんに言わせるための話し
だったのかと。こんな調子でン年もやってて
よくもまあヌケヌケと言うわ。




俗・さよなら絶望先生 第3話 ○


>「十七歳ね 自分のシワをつかんで見たくない?」


晴美(腐女子)のお部屋訪問
「げんしけん」や「らき☆すた」でも
扱っていたけど、単純にそれを描くだけで
ある程度見られる「腐女子」ってキャラは
今いちばんパワフルなのかもしれないなあ。

上半身ブラいっちょになるのはただのサービスを
越えて、生態描写(リアルかどうかは別)にも
なっていて上手い、かかっているラジオも
聞き逃せないのでいっそうカオス。


>兄が先に風呂

そういえば代アニ卒の兄が3人いたっけ。
親の顔が見てみたい、いややっぱいいや。


受け攻めの順逆なんてのはカタギには
どうでもいい話題だよなあ、書きたいものを
書いてちょうだい。



>「義務と兵隊」


こういう「うんちく語り」のジャンルも
義務化っぽくなりがち、ある意味自虐ネタ。
義務をひっくりかえすとヒモ生活っていうのは
ひねれているねえ。

>「深夜アニメを見るのはニートと
引きこもりの義務だよ♪」


ヒッキー言うなー!



>「さらっと言うな!とメロスは
いきり立って反駁した」



今回は題材がよろし、えぐいとこがめっさ
出てきて楽しい。お父さんまわりのToらぶるが
多いのは生っぽい、「ホントは作る気がなかった」
とか他のもカミソリのように鋭い。

逆にどうでもいいことをもったいぶるネタは
陳腐、ないほうがいいぐらい。


ひとつ思ったことは可符香が話しの後半に
ベクトルひっくり返すのが定番になっている
のだけど、もともとのネタが面白くないと
ひっくりかえしても大して面白くならない
ってことで、ああそういばそれ自体も
「義務化」しているねえ。




レンタルマギカ 第15話 人魚の伝説 △



きれいどころがそろっているので水着回の
意義はじゅうぶん、あと猫屋敷w

話しのオトしかたは相変わらずの力業だけど
和風テイストのせいか不思議と許せる
洋物は真剣にやらないとたちまち興ざめする
からなあ。




みなみけ~おかわり~ 第3話
「もてなしの夜、そっと出し」 △



個人的には前期のテリのないさっぱりした感じの
ボディほうが猥褻に感じる
ああでも、今回の内田が指をねぶってるとこは
なかなか、あと冬馬の腋。


千秋が夏奈に制裁を加えるところでわかったの
だけど、シーンの切れ目切れ目のとこがいまいち
弱いような気がする、このあたりがコメディとして
見たときに前期より1枚以上劣る要因のひとつかと。


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さわやかオタク(アニメ感想)

2008-01-19 08:13:21 | アニメ感想(07・08・09年)
true tears 第2話
「私…何がしたいの…」 ○



乃絵って女の子は、いわゆる女性ぽい
べったりした協調性ってのがあまりない
ある意味ピュアな少女というイメージが
あるなあ、てごわくていいねいいね
対照的に身の回りの不幸でいじけ気味の
比呂美ってキャラも隙無く配置されていて
よろしい。


鶏小屋と墓をめぐる攻防が熱い。
墓碑銘を鶏小屋に貼り付けたのは
「地べた」に弔うのをヨシとしない
ともとれるし、飛ばない鳥は死んだも
同然ともとれるし、その飛べない鳥に
比呂美が自分自身をなぞらえているとも
いえるし、そもそも「埋葬」って行為が
文化人類学的にっても持っていけるし
キリがない。




CLANNAD -クラナド- 
第14話「Theory of Everything」 ○


ことみ編を総括すると質はあいかわらず
だけど展開は一本調子だったかな、と
まず感じた。
今回の話しになると「奇跡」が
あってもかなーりの力業だったのではないか
遺言入りトランクが届いたのをはじめとして
庭が再生していたり、時間が過去と未来を
ポンポン行き来していたり。


前回のメインだった風子もそうだったけど
ことみも当初、他者とソツなくコミュニケートする
ことができなかった女の子だったわけで
―断片化された過去にすがる、ヴァイオリンが
下手なそういう女の子
そういう子が昔、だいすきだった「あなた」
との再会という最初の「奇跡」をはじめとして
いろいろな人達と睦み合い、最後の両親からの
論文(セオリー)ではなく、想いを籠めた手紙と
贈り物を通して、人に何かを伝えること
共にあることのすばらしさを理解する、とこういう
話しだったのかと。


確かに、人に何かを伝えることは
すばらしいと思う。
ただ、私にはどうしてもそれと同時にいわゆる
「かくされた世界」例えば「シゴフミ」の
ような「人に想いが伝わらない世界」
または「伝わらなかったほうがいい想い」の
ある世界、奇跡の無かった世界のことが頭から
ぬぐえなかったように感じてしまっていた。
それはカーテンごしから怖々と、庭を一生懸命
手入れしている人達を覗く少女にも
あるいはおこりえたのではないか、と。




灼眼のシャナII 第14話 「永遠の恋人」 △


フィレスさんを懐柔しようと文化祭に
誘ったわけですが、まあ結果は御覧のとうりで。
ただ、嘘を吐いていたわけではないかと
優先する目的が違いすぎるだけの話。


もういい加減「分身」とか「変わり身」とかが
出張ってくるとチッと毒づきたくなるのですが
ここで悠二とはじめて「合わせた」ヘカテー
モドキさんが何かやってくれたようで
面白くなってきた。




AYAKASHI 第2話 覚醒



ノイタミナのとは関係ありません



動かせば動かすほどボロがでるw
話の展開はご都合主義だし
戦闘はキングクリムゾンバトルだし
人が死んでも血の一滴も流れやしねえ
残酷規制1000%対応描写

ば、馬鹿にしとんのか
まだプリズム・アークの方が見られたなあ。




のらみみ 第2話
「はじめての代キャラ」「オヤジ参観」 △


メインキャラののらみみくんが何の役にも
たっていないのが世界観とマッチしてるw


>はじめての代キャラ


青虫のフィリップくんを、最初に羽化
するんだろ~とのらみみ君に言わせ
いやキャラだから大きくなるだけって
見せかけといて、でも別れの時は別って
いうフェイントをかけて話しに引きずり込む
のはうまいなあと思った。


>オヤジ参観


なんかヤニ臭い狸キャラっての出して
キャラたちのボキャブラリーを広げつつ
キャラクタに息子を取られてしまうって
いうオヤジの哀愁を見せつけるうまい
構成。いいセロトニンアニメだなあ。
どうでもいいけど狸の中の人はどんだけ
いろんなキャラの声を担当してきたのやら。
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アニメで感想

2008-01-17 14:20:23 | アニメ感想(07・08・09年)

狼と香辛料 第2話「狼と遠い過去」 ○



全体に光の扱い方や背景が丁寧に
書き込まれていて世界にスムーズに
入り込むことができるんだよねえ。


>うさんくさい商人


視聴者は「ニヤケ顔の怪しいキャラ」
ってわかるのだけど、当事者にはすぐ
分からないってギャップがあるから
ひっかかるとマヌケに見えちゃうのだが
ロレンスとホロは流石にそんなこともなく
ただ、「提案に乗ること自体が罠」って
こともあるからご用心。


>過去話


お互いに機転のきいた人達同士の会話が
はずんでふと触れたくない話題になってしまう
ということはあるなあ、あの何となく
座りの悪い空気。




キミキス pure rouge
第14話 『summer holidays』 ○



深く静かに進展中。


携帯電話の使い方(演出上の)は
正しい、どっちかというと明るい面より
孤独とかを表すものっていうのがリアル。

サッカーのシーンは過不足無く
明日夏がはしゃぐにはじゅうぶんといった
ところ、瑛理子もからませて盛り上がって
まいりました。




ネギま!見たらなんかスクワットとか
腕立てやってたw
1話まるまる使ってプロレスへの愛情を
アピールするなんて驚くやら呆れるやら
まー魔法が出てきても大して面白くもない
のが真の問題なのだがなぁ。
あとニセ京都弁はけたくそが悪い。
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アニメ感想

2008-01-16 13:18:25 | アニメ感想(07・08・09年)
俗・さよなら絶望先生 第2話 △

>Aパート


誤翻訳

どこをどうしたらドラゴンボールが
海を渡るとあんな設定に・・・
いや、言うまい


「ボロロッカ語」というなに言ってンのか
全く分からん言語と、下のテロップで中途半端に
分かるって状況がちぐはぐ、やるならどっちか
削るべし、これは他のことも一緒で
中途半端に設定ちょっぱってきてキメラをつくる
ぐらいならオリジナルでやった方がまだまし。


>Bパート

装飾過多

と、演出過多なひとたちが言ってらw

「おしゃれ」ってのは「他人の目」ってのが
あるから成立するわけで、そういうのから逸脱
してるってのはいわゆる「KYな人」と言いたい
ってことなのでは。
オチの「耳なし芳一」はなかなか出てこないねえ。


>Cパート

マ太郎がネタにからむと笑えるかどうか
ギリギリのラインでヒヤヒヤするなあ
でもギャグやるならそんぐらい覚悟せんと。

ちょっと「知」に走りすぎた感じ
「Ⅰ日ザク」ぐらいじゃやられはせんよー



みなみけ~おかわり~ 第2話
「味は代々受け継がれていくもの」 △


の、わりには制作が変わって持ち味が
変わっているような気が。

「濃い顔」をカットでいれるとこなんかを
見ると分かるけど、おかわりの方は演出に
「静」「動」の切れ目がなくてのっぺりした
印象を受ける、そのくせ変に動きが衒っている
ときがあって気持ち悪い、というわけで保坂だけは
違和感なく見られる^

モブキャラのぞんざいさは
ヴァラノワール」にせまるな。 (ニコ動15:00~)





破天荒遊戯 第2話「きずあとのきず」


何か女の子に説教臭い台詞を言わせるためだけに
いわけない子供をだして両親の敵討ちをさせよう
って神経は下劣だと思う。




シゴフミ 第2話 「ロケット」 ○



便りがないのが良い便り


結局、明日奈のくず父の思惑どおりか
あるいはそれ以上の成果だったわけで
シゴフミそのものには善悪の概念は無い
ってことを酷薄に表していたかと。


明日奈の周りからは徹底して「救い」の
要素が剥奪されており、しかもどうも「ホンネ」は
死んだ後にしか伝えられないものらしい
そういった意味でこの話しは「阻害されたモノ」が
どういうものかをよく表現できていたかと思う。
ロケット(何かに想いが届くこと)に憧れたのも
そういった理由だったのではないだろうか。




ARIA The ORIGINATION 第2話
「その 笑顔のお客さまは…」 ○


いわゆる「をかしづくし」ってやつ
本来の業務は「案内人」だからまあ
あたりまえといえばそうか。


ARIAらしくいい音楽に美しい絵
他に何が要るってかんじ、なにげに灯里の
操船技術が向上しているなあ。
前話の「理想には終わりがない」ってのと
「現状の成長ぶり」ってのを
あつかったという所か、手堅い。
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Sランクのツンデレ(アニメ感想)

2008-01-13 06:01:02 | アニメ感想(07・08・09年)
AYAKASHI 第1話「はじまりの血」



んーそう悪くはないのだけど
そういいものでも。
おのおののシーンがただ話しを繋いでいる
だけって感じで、あとは「スタンド」に
おんぶだっこしてぎゅっって。

あと、何か主人公が血を極度に怖がって
いるようなシ-ンがあったけど、後半
ヤーさんが血をぶしゅぶしゅ流してたとこ
では平気だったような、適当に見ていたから
はっきりとしないのだけど。




のらみみ 第1話
「居候の世界/うたうコトリ」 △



>居候の世界


なにげに世界観の説明と話しづくりが
同時にやってのけてるのはよろしい。
某有名タヌキ、じゃなくて猫型ロボの
2次創作的なおはなし。のべたっぽい奴の
女の子の好みが「自分より背が低くて巨乳」
ってのはあのほのぼのした絵で
ひでえ毒のあるセリフw



>うたうコトリ


んー「同じ釜の水飴を舐めた仲」って
セリフ以外は見所ナシ。こういう話しが
つづくとつらい。




灼眼のシャナⅡ
第13話 「収束、そして兆し」 △


こういう動きのある話しが間にもう
1話ぐらいあってもよかったのでは。
祭りって準備が楽しいのかもしれないけど
見ている側もそうかと言われれば
必ずしもそうとはねえ。
ハルヒなんかだと逆に制作過程がメイン
だから面白いね。




PERSONA 
第1話「特A潜在」 ○


いろんな事件やキャラクタのおもわせ
ぶりな態度をこれでもかってぐらい
放り込んできて、それを高画質の絵と
スピード感で押しすすめるのはスマート。

こちらも「スタンド」が出てくるのだけど
戦闘がメインっていうよりお話の要素の
ひとつってところかな、悪くはないと思う。

個人的な感覚だと主人公ぽい人の声が
すこーしノリが軽いすぎる感じがあるのね。
充分修正範囲内だけどもさ。
コメント
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