意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

たかがゲーム、されどゲーム (アニメ感想)

2019-11-28 22:36:59 | アニメ的感想2019年 冬







ハイスコアガールII 第20話 ROUND 20 △+








日高が「私は鬼になる!」って言いながらなりきれないのがよい
強キャラの性能に頼るってのはいっぱしのゲーマーには複雑なとこだ
もちろん使っていい、自由なんだよね、やるもやらぬも。
くわえて日高本人のパーソナリティーがわかるのがいつものやり口
斬空打ち続ける作業に耐えるのは敵味方ともに苦痛だったものねえ
しかしまあここでの特筆事項は「対戦台」でないってことかね
もう対戦台ばかりの時代になっていただろうけどここでは隣合ってプレイ
つまり「遠慮」が発生する状況なわけで、そういう「空気」を
感じられるのが当作品の「深さ」だろうとおもう
にしても大野も日高もお互い「ライバル」ではあっても「敵」では
ないような、そんな感じを受けるね、むしろ貴重な同性のゲーム友達やし
大野は何も言わないけどそれがかえって関係や行動のうつくしさと繋がっている。










ソードアート・オンライン アリシゼーション 第7話 失格者の烙印 △+








アリスやベルクーリさんが単身団体さんを全滅させてる一方で
ゴブリンとの戦いも展開させてるっていう面倒くささな
しかしまあ「殺し合い」自体は「初体験」にちかいのよね
殺人(ゴブリン)行為は相当ヤなもので、しかも個人差が大きいから
レンリくんの行為を責めるわけにもいくまいて、まあ軍隊的には極刑だけどw
想い出すとこれって「シミュレーション」なんすよね、つまり当作品の
主題である「オンゲー」の延長線上にあるものだ
でも、もうここまで「戦争」やっちゃうと「遊び」ではいられないわな
それは当作品が「ラノベ」の枠を越超しようとしているかのような。










Fairy gone フェアリーゴーン 第20話 はじまりの森 △+








「妖精の里」で告げられる真実ね、マーリヤ自身とヴェロニカに対する
里の勝手なあつかいは確かにシャーマニズム的な人間の扱いですわな
皮肉にも敵であるレイ・ドーンがその頸城(くびき)から解放してくれている。
「全てをぶっつぶす神の獣の召還」とかカルト的な最終目標で
しかも当作品はその下地をこさえまくっていたからワクワクがとまらず
マーリヤとフリーアンダーバーさんはお互いをよくかばい合ってるよね
こういう作風なんで「男女関係」てきなにおいはせんけど
かえって「戦友」てきな人間関係のうつくしさが視聴できる貴重な機会になってる。









ちはやふる3 第8話 これやこの △++







あんな勢いだけの奴に負けてんじゃねーよ







「修学旅行」中の主人公のちはやを差し置いて
画面の中央に太一が占拠しているのが、感慨深いねえ
こうなるまで現実世界だと10年ちかくかかっているわけで
当作品を真面目に視聴してきた人達には思うところがあろう。
おもしろいのはちはやまで含んでみな「太一が名人を目指してる」って
驚くところで、まあ行為としてはそうなんだけれど
太一本人としてはただ単にかるた馬鹿の幼なじみ2人と隣合う為に
必死にやっているだけってとこなんだろうねえ、そのあたりを理解
しているのは薫ちゃんぐらいかもしれないな
伸び盛りの太一と1戦でもうクタクタの原田先生の対比もすごい。
一方で西日本もリアル名人とクイーンがかけつけて
こちらも見過ごせない展開だ、小声の名人の「耳の良さ」も見せつけて
ソツの無いはこび。









神田川JET GIRLS 第7話 疾走る理由 △+







ずいぶん休み休みな展開の当作品、肝心のレースシーンになると
作画の負担がおそろしいことになるので、こういったかんじやね
逆に今回のような日常回は良質なおっぱいアニメになってる。
みしょかもミサちゃんも「レース」で近しい人を失っている感じなのよね
まあ冷静に考えるとあんな狭いとこでスピードだして
しかも妨害行為までしているのだから「命がけ」なんだろうけどね
でもおそらく「ゲーム」では服はパージしても絶対に「死なない」だろうから
当作品だとそのあたりの「アニメ」としてのリアリティと
「ゲーム」としてのたのしみの矛盾がひっかかっているようなそんな感じだ
「とりあえず乳だけ揺らしておきゃいい」からちょっと真面目にやると
こう難しくなるから、大変だわな、でも手を抜くには惜しいデザインだ。









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悪口が全部ブーメランするやつ (アニメ感想)

2019-11-22 23:00:12 | アニメ的感想2019年 冬







私、能力は平均値でって言ったよね! 
第7話 たまには休暇って言ったよね! △+







休暇ってのは不思議なもので、忙しいときは希望なんだけど
いざその日にはやることが無いっていうのがある
厳密に言うと「やる気」と「体力」の兼ね合いがむつかしい
ぼーっとしてると何もせず1日が終わるし、かといって
あくせくしたくもいないし、といった次第
ここまで「初心者」にはハードなクエストをやってきたから
休暇はあってしかるべきだけど、逆にマインには「余裕」
っちゅうことではあったろうね、つまり彼女には「余暇」
だったということだ、なにせ「水着回」の準備をするほどの
余裕があるのだもの、ふむでもまあ「異世界」の「水着回」は
ふだんの「1回休み」とは違っていろいろ考えるとこはあるな
いわゆる「現代」で当邦が舞台ならそれほど問題ないけど
環境と時代が違えば「露出度」にたいする寛容度は
違うはずだわなあ、あれは「エロ本」の手に入れやすさに
比例するはず。









ライフル・イズ・ビューティフル
第5話 予選・イズ・エキサイティング 
と 第6話 ターゲット・イズ・全国大会 △+








こうあれですよね「メンタル競技」なんで、どうして勝ったのか
負けたのか、わかりづらいところではあるね
それがひかりが全国に出場できた理由と一致していて
ガチ部活ものにはない味わいがあるかもしれないね
それと、他校が因縁とか噛みついてきたりしないのが
まあ盛り上がらないけど、逆にまったり見られるということだ
この不動心をきそう競技は「日常系」のブレ無さのようで
それはここ最近はかえって少なくなった作風かもしれない。










旗揚!けものみち 第8話 ケモナー×興行 △+







普通にプロレスの興行やってて、笑えるw
因縁有り、ギミックあり、裏切りありで、まさしく
「こういうもの」っちゅうお約束のたのしさだ。
しかしまあ古代ローマの時代から「闘争」を
見世物にするのは定番だったから「異世界もの」でも
闘技場でワッザをふるうのは「あり」だろうて。
しかし「プロレス」が興業として成立するってことは
「平和」が前提として存在するってことだね
「生存権」が「狼藉」や「魔術」によって脅かされていない
っていう前提がある、そうでなきゃ「偽神兵」とか
源三さんが率いなきゃならなかったかもしれんw









放課後さいころ倶楽部 第8話 4人めの友だち △+







放課後美少女倶楽部






そりゃ4人かわいいメイドがいりゃ、客くるろw
でもまあメイドカフェはともかく「ゲームショップ」って当邦では
まだまだ「異空間」てきな印象はあるわなあ
「カードショップ」ってのをはさめばまだ理解できるけど
そっから前になると「雀荘」「棋・碁会所」になってしまうものねえ
ってことは「ゲーム」ってのは「身内」でするものであって
しかもいい大人がうつつをぬかすべきものでもなかったわけで
どんだけ当邦の社会に「余暇」がなかったか逆にわかろうともいえる
まあもし近場にエミーリアがいるゲームショップでもあろうものなら
ワタシは通い詰めになってしまうであろうことは想像に難くないw













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バレなければ浮気ではない (アニメ感想)

2019-11-19 22:22:30 | アニメ的感想2019年 冬






GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2
第6話 霧に包まれた島 △+







百年の孤独






まずはでっぱなからの逃走劇が基本的によい
普段ならおおよそ行こうとも思わない場所に「仕方なく」逃げ込む
というのが「冒険者」あるいは漂流者の運命よね。
「死者の街」っちゅう最高のロケーションでゾンビに饗応をうけ
敵対関係だった連中とも一時協力をするっていう関係の軽みが
旅をするものたちの軽さで、そしてそれを描いている人達は
手間を惜しまないよい仕事をしている、ということだ。
当作品のなかでも「謎」が今回は深くて、しかも解くべきことが
複数あって、実にいろんなチカラをひめているなあと
関心している次第ではある。










Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第7話 陽動作戦 △+








いよいよ戦場に立つという次第で、この時間のかけ方は適切。
いつもどおりラスボスっぽいかたが勝てないタイミングで登場で
どう切り抜けるかが腕の見せ所で、当作品の焦点になる。
開戦前のマーリンとアナのおしゃべりがちょっと見物か
これも型月らしく「人でなし」てきな自己嫌悪の開示ってとこで
「真人間」と関わることで「人でなし」がちょっとそれに近づく
っていう展開になっているね、そうでない人、ここでは
「魔術王」たるソロモンと大怪獣チアマトが向かい側にいるわけで
なるほどこの盤面には蒼々たる怪物どもが揃っているということやね
でも、そのパワーゲームを展開するだけでなく、そこに「人間的関心」
もきっちり付与している、贅沢なおはなしになっているかとおもう
それはあるいはエルキドゥが失った何か、なんかもしれん。










ぼくたちは勉強ができない! 第7話
人知れず天才は彼らの忖度に[x]する △+








すっかり成幸・理珠・紗和ちゃんでいることが多くなったねえ
久しぶりに「天才」設定を想い出すという、それは「面白い」
ことではなくむしろ「邪魔」なものなので、このおはなしは
ハナシのコントロールがよくできているということでもある。
成幸と紗和ちゃんが「どうぞどうぞ」ってしあっているのが
まあ日本人的「忖度」ってやつで、なんか安心するねえw
「コスプレ」は当作品の醍醐味っすわな、まあラブコメの
基本的展開かもしれないけど、男どもは微妙な変化とかなんて
気づいてくれないからねえwこっちのほうがウケがよいんだろう。










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攻略法は気合いで (アニメ感想)

2019-11-15 22:42:12 | アニメ的感想2019年 冬







神田川JET GIRLS 第5話 アイドルレーサー △+







パンツとパンティ






おのぼりさん(凛)と東京案内しながら百合的恋愛度を
高めていくという次第、イベントと出会いがありただ練習を
こなしているよりは見栄えはいいね、というか来年発売予定の
「ゲーム」もこんなかんじなんだろうか?
きょうびのアイドルっちゅうとこんな「KAWAII」てきな
フリフリな連中がデフォルトになっとるねえ、駄目ってわけでなく
というかそうでないと「会いに行けるふつうの人」てきなのになるし。
こういう分かり易い「偶像」だからこそ、なんだろうね
あるいはアニメや漫画てきな「偶像」ともう隣り合っているというか
まあ関東も「川」いっぱいあるから「神田川」だけでなく
いろいろなコースで愉しめるのは「ゲーム」てきにはいいことやね
いろいろなコース、いろいろなカップル、そしていろいろなおっぱいで
みんないいw










慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
第6話 竜王なのにズルすぎる △+







「世界の7割がもう支配されてる」とかもう大ピンチなんやな
ここでは「犠牲」で得られるはずの「聖剣」がどれほどのしろものなのか
イマイチ理解できないのが「儀式」に対する抵抗になってるね
あるいは聖哉のまわりだけは「平和」でいられるから
「選択」しなくて済むというながれだ
これは「異世界転生モノ」ではほとんどの作品において「捨てる」
っちゅう選択を採らないっていう「様式」になってるからねえ
これは別件の「異世界の7人の高校生が無双するハナシ」でもおなじだ
あるいは最初から捨てないで済むように聖哉のようにとっつきにくくするかだ
「万物をあまねく救う」モノのおはなし嗜好とか人間って2000年たっても
あんまし進歩がないのかもしれないねえ。









PSYCHO-PASS サイコパス 3 第4話 コロッセオの政争 △++








未来の東京都知事選をめぐって「人気投票」のごたごたが興味深いね
「筋肉」か「バーチャアイドル」かで悩ましい2択ではある
これは実際に現在の延長線上にこのあり方がありそうで
別に小宮さんを応援するわけではないけれど、政治的マッチョが
「若輩の輩(やから)」っちゅうて「メディア」てきな人らに
圧力から暴力まで行使する、ってのはよくあることではある。
この作品ではその「暴力」がしっかり顕在していて、かつSF的に
相応にアタマもよくしているのがよいね、一時的に「死人」になることによって
認証を抜けるとか、じつに皮肉が効いていてよいかと
そしてそいつらとのなまなましい闘争がアニメーションとして
よい見物になっているかとおもう、それは前回までの「ドミネーター」
によるシビュラの「裁きの一撃」よりは勝手な視聴者としては愉快ではあるね
と、同時にこういう「かわいいなにか」ってのは人間を思考停止させる
甘い毒でもあるってことを当作品は提示しているわけで
「普通の人間」のハードルの高さに凡夫はおののくしかないわなあ。











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がっちゃん (アニメ感想)

2019-11-13 00:30:21 | アニメ的感想2019年 冬






ハイスコアガールII ROUND 18 △+







ジェネラルチャレンジ






春雄がこうギャルゲーの主人公よろしくあっちにふらふら
こっちにふらふらしてるのがなんこう生々しいねえw
この所在の無さが「ゲームばか」が「恋愛ゲーム」に巻き込まれた
男子高校生の日常としてはふさわしいものかもしれんね。
「どっちつかず」ちゅうかそれ以前として土俵に上がっていないようなな。
しかしまあオンナノコがどうしてこんなにラブゲームに夢中になるのか
オトコノコにはよう分からんって気持ちは私にもわからんではないわな
それはまあ「欲情」から当作品は距離があるからなんだろうね
というのも「エロゲー」は当作品は触れていないからね(ときメモはやっとるが)
おおよそゲームを嗜んでいて年頃の人間が触れぬわけもなさそうだけど
なんかこう「アクションゲーム」てきに発散しているような
感じをうけないでもないのよね。マルコでジェネラル倒せる
ぐらいの腕があればおっぱい無しでも生きていけるかもしれないなあw










戦×恋 第6話 裸の乙女 △(+)








オンナノコといちゃつくのがこう「ミッション」だから
いっそこっちのほうが「ゲーム」っぽいかもしれないね
この「段階ふんで」っちゅうのがリビドーとしては物足りないかもね
漫画てきには「ハナシの延命」をはかっているのだからいいのだけど
なんかこういつも「お前ボッキしないんかい」っちゅう不満があり
ひいてはオンナノコの魅力も疑わしくなるようなところもある。
恋愛で上手くいってりゃそりゃオンナノコは無敵だろうねえ
その高揚感がこの戦闘のワンパンてき展開と一致するか
そして男どもは敵にぼこぼこにされるという
あたかもハーレムものの主人公に対する嫉妬を正当化するように。









Fairy gone フェアリーゴーン 第18話 踊るネズミと折れた角 △+








世界中の人間が皆オレになればいい






イージェイさんの傲慢さは有能な連中の持っている自負よな
わたしのような凡夫にはむしろ羨ましいぐらいだけど
迷いのあったフリーアンダーバーにありかたを気づかせる契機に
なったかもしれないねえ。
妖精武器を持っている相手には特殊能力が効きづらくなって
イージェイさんもそれにより敗北、ってのが傲慢なやつの負け方。
このおはなしは妖精の特殊能力でどかーんっていうざっぱな勝敗の
付け方でなく、きちんと最後は人間が手を汚しているのがよいね
落下していくフリーをキャッチするのもマーリヤで、人間
だからこその感動があるわけで、そして戦利品である「黒の九」を
持ち去るのもヴェロニカっちゅうビターさもまた人間ということか。










超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
第6話 リルルは距離を縮めるようです! △+








リルルもこの前は貞操の危機だったからね、それならいっそ意中の相手を
早くゲットして後腐れがないようにしたい、って考えは下品すぎか。
政治家の人は「戦後」の方が仕事が山積みなのがらしいかもな
ラノベとしてはどうにも面白くしづらいとこなんで
ここはオンナノコが一肌脱ぐところでもあろう。
「貴族制度を廃止する」ってさっくりやってるけど実際はどうかな
財産から特権まで「血筋」で独占している連中だからそれが多分
10分の1程度まで制限されるはずだから反発必至なんだけどね
ま、そういう血なまぐさいことまではやってないね、それでいいだろうし。











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殺ったね、たえちゃん (アニメ感想)

2019-11-08 22:35:09 | アニメ的感想2019年 冬







私、能力は平均値でって言ったよね!
第5話 みんなの昔話って言ったよね! △+







「暗い過去」発表会ってやるとこう個人がかかえていた「闇」も
まぜこぜになって処分可能になるやらならないやらで、複雑。
しかしまあレーナの生い立ちに関しちゃ、けっこうギリギリやな
「世界」に対して正当に立ち向かえるかギリギリのハナシだったかと
なんかこうそのあたりの「リミット」があるかもね
性的に傷モノにされたり、身体能力に欠損がでるほと酷い目に遭ったりとか
そのあたりを探るのもなかなか興味がふかいところで
しかしまあマイルは3人分の「やばい過去」を持っていて
しかもそれがチート能力によってもたらされたり、あるいはそれによって
全く以て「普通嗜好」のままであったり、ややこしいところではある
しかし、ね、ここまで「ゆる」でやるって言うのもそれも立派な
メソッドではあるよな、それこそ「仲間」が死にでもしない限りは
この誓いは破られまい。









ライフル・イズ・ビューティフル 
第4話 顧問・イズ・ビギナー △+








「試合」のあとの「休日」もおいしい展開だけど
当作品は「休日」と隣り合わせのかんじで、いつもどおりだw
友達が遊びに来たり、顧問もビギナーとか「マイナー」な部活
であることをいつも提示しているね、「全国」もけして
厳しい道のりではなさそうではあるし
ちゅうことは当作品も「日常系」をしたりしなかったりする
「ゆる日常系」をしっかりやっているというところだ
「勝負」はしんどいけれど「何も無いのが有る」というほどは
悟っていない、おそらく大部分の人の「日常」がある。










旗揚!けものみち 第6話 ポンコツ×ご主人様 △+







花子・カーミラとイオアナ・ローゼのなれそめ
それぞれのキャラクターが一気に掘れるいいエピソードだった。
花子は「ドラゴン娘」らしく鷹揚で大物なのがいいね
こういう「力を隠したキャラ」はみんな大好物で
そして「自分のことでは怒らないけど、近親のことではおこ」
ってエピソードも大好物だ、わけても「変身前に服を脱ぐ」
っていうシーンはすばらしいね、いや裸になるからいいのではなくw
「大物の静かな怒り」ってのが覗える演出がよい、という意味だ
しかしまあこの「ポンコツ」がただの「無能」って切り捨てるのではなく
どこかで「世界」の必要とされているのが「救い」ではあり
ひいては暁なつめさん的世界観とうかがわせるってとこはある。










放課後さいころ倶楽部 第6話 ひよっこデザイナー誕生! ○







才能も意欲もある人物が「創作」にめざめる瞬間を見事に描いた一幕。
このハナシが凄いのは「創作者」になるにあたって発生するイベントを
一遍に描ききっているってとこやね、創作者にたいする他者の羨望と
それに対する葛藤、そして「いいわけしてる奴は一生出来ない」っちゅう
とても基本的なところが全部きちんとそろっているという。
そして当然だけど「新作ゲーム」を実際にくり出してくるところが凄い
ちょっと見でも面白そうで、しかも弱点もさらけ出すあたりが
「できている」感じをうけさせるかとおもう
この「部屋つくりゲーム」ってのは「女性的」な視点で
ボードゲームは大概男どもがつくるものだから、そういった意味でも
この「ひよっこ」はただ事ではないと思わせるしかけになっている。









ノー・ガンズ・ライフ 第5話 拡張者対策局 △+







なんかどっかの万屋みたくなってきたねえw
自分の大事なとこをもう奪われたのに仲良く出来ない
十三さんの戸惑いがかわいいねw
「警察組織」が当邦ほど「信頼感・一枚感」がないのが
いかにも「他国感」があるしかけですわな
しかし「漫画」としてはその方がやりやすいわな
「けいさつのおまわりさんが頑張って平和を守っているおはなし」で
ボッキするおはなしを創るのはひどく困難だろうからねえw











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レディ パーフェクトリー (アニメ感想)

2019-11-05 22:02:41 | アニメ的感想2019年 冬






ちはやふる3 △++






個人戦は団体戦






部員みなさんの「かるたばか」化が進んでいて「真剣勝負」の「部活」に
なっているのが早い内からハナシを追いかけている人達には感慨があろう。
新もすっかり復調して「愉しむ」と「勝つ」のいいとこどり目指してるねえ。
しかしまあこの一見矛盾しているような上の要素はけして相容れないわけではない
実際にプレーしている人達はそれらを一緒くたにして、時には邪魔になる
それらをこみこみで高みへと歩んでいるのだから
っちゅうことは当作品を視聴していれば明々白々なわけで
また、それがハッキリわかるのは「勝負事」だからというしかけだ
そしてそれは少女漫画てきな「三角関係」のトリレンマともいえ
まあこの至高の少年漫画でありながらキレキレな少女漫画でもある
当作品の骨格を為しているともいえよう、あとは「愉しむ」ことをやめた
2人のラスボスののど元にどこまで食いついていくか、だ。










PSYCHO-PASS サイコパス 3 △++







このおはなし主人公が毎回「新人」なのがしきたりなんだよね
今までは結構おとなしめの新人だったけど、今回は「きかない」奴らで
見ている側としてはこの高度な管理社会での我が儘はたのしいね
ということは相応に有能な奴らだということでもある。
また初話の捕り物として「外国人居住者」とか「外務省」とか
シビュラで扱いきれない「外部性」が登場していることも
開放感があり、と同時にその開放感は「犯罪」の温床ともいえ
近未来SFとしてもなかなかアタマに知的なよろこびを与えるしかけになってる
とこう動かしながらアクションや格闘っちゅう野蛮なよろこびも忘れずで
いい意味で当作品が一番最初に始まった時のような期待感があるかとおもう
「リーマンショック」の再構築とか、いい題材だよなあ
しょせんカネのはなしとかって思っているぼんくらは
あれでン百という人がピストルを口にくわえる羽目になって
滞った寄付や援助でン千という人が死んでいることに想像がおよばない人だ。









放課後さいころ倶楽部 第5話 キミに伝えるメッセージ △+







「水着回・温泉回」だけどしっかり本題もこなすのが
現代的アニメーション・漫画てき利口さかもしれんの。
そして当然「ごいた」っちゅうローカルゲームに視点は集約するね
地域密着ゲームはおおむねシンプルなルールでとっつきの良さがある
そして「時間つぶし」としての要素と子供を組み込んで
なんともまあきまりの良い1話に仕上がったかとおもうね
ここではバディゲームにおける「以心伝心」の面白さがあり
と、同時に美姫ちゃんが子供の時分にできなかったことが
ちょっと大人になってできるようになってできるようになった
そういう「成長」も描かれていて実に知的な喜びに満ちているハナシだとおもう。










GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2
第5話 カタリナとヴィーラ ○







レズストーカーの執念なめんなってところで
流石にずーっとCMで宣伝しているだけはあるエピソードだったかとw
この4話もかけてじっくりハナシに取り組むのが本気を感じるね
そしてそのハナシの結論に相応しい動画とシナリオだったかとおもう
カタリナさんが中心のハナシではあったけど
「団」としてメンバーのみんなが活躍しているのがすばらしいね
飛空挺は縦横無尽だし剣劇あり魔法ありで、当作品のポテンシャルを
存分に発揮していたかとおもう、とまあここまででも凄いけど
決着の付け方が「かばう」ってのがシャッポを脱ぐところでさあな
それはカタリナが「本当の騎士」であることを証明することだし
ひいてはグランの騎空団がどういうところなのかをこれでもかというぐらい
証明してみせるということだ、もうとにかく視聴後の気分の良さときたら
なかったかとおもう。









ぼくたちは勉強ができない! 第5話 心尽くしの賜物は時に[x]の錯綜となる △+







あいかわらず勘違いと誤解で夜が過ぎていくのがたのしいw
成幸をはじめとしてほとんど「善意」でのみこのオハナシはできているのよね
でもそれが必ずうまくいくとは限らんわけで、そういうもどかしさも
「ラブコメ」のうまみではあろう。「マッサージ」もたのしいけど
ブラを送られた文乃の反応がここでは見物だったかとおもう
攻めすぎだよーとか、でも着るのが礼儀かなとか、サイズが合わないじゃん
とか悶々とするさまにニヤニヤしっぱなしでさあね。





















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