意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

一都道府県一聖地計画(アニメ感想)

2012-04-28 17:44:12 | アニメの感想(2012・夏)





謎の彼女X 第3話  謎の試験管 △+







「試験官」てーと「なるたる」とか真っ先に思い出しましたねえw
あれは視聴していてしんどかった。


何につけても「お試し期間」っていう印象はあるね
ツバキ君は美琴を「想像上」で扱うことが多いけど
美琴のほうは最初の第一感を信じていろいろ試しているような印象
ツバキ君は感度がいいから反応がよくて甲斐があるのでしょうな
見ている側も感度のいいオトコノコは結構好きであるよ
さいきんはなんか不感症の野郎ばっかりな気もするしねえ











坂道のアポロン 第3話 いつか王子様が -Someday My Prince Will Come- △+







あんましにも清く正しい男女交際なんで笑わざるを得ないねw
もう遠い夢のような気もするし、こういうトキメキが残っていて欲しい
ってのがまあどっかにあるのかもしれないねえ
こういう状況に添える物としてはジャズの「かなしいものはかなしい
うれしいものはうれしい」ってのはまこと相応しいか
いや、ちょっときまりが良すぎるかもしれない
でも、視聴しているときは気分良く騙されているんだよねえ
設定的には笑いを誘う懐古主義を何らか別のチカラで
スゥイングさせるってのは表現で何かを成し遂げる人達にとっては
避けては通れない伝統なのかもしれないなあ










つり球 第3話  寂しくてキャスティング △+







「えの・しま・どーん!」の一言でカタをつけましたね
まー頑なですよね、でも退屈ではなく
基礎ってのを仕込んでいるトライアンドエラーの時期と
不器用な人間の頑なさをいっぺんに処理している
周りの環境はめまぐるしくて嘘くさいことばかりだけど
えの・しま・どーん!っていうその明解さと釣りに関する真摯さが
全てを肯定するつよさに繋がっているかもしれない











さんかれあ 第4話「普通の…女の子…」 △+







自分の腹を縫ってるキャラなんてブラックジャック以来だw
風呂の所はともかく、塗っているとことか死後硬直のとことか
ほぼ裸なのにただのサービスシーンにならないところが買えますの。
呂律がまわらなくなるとことかイケナイ気持ちになるし、緊張しますね
礼弥ちゃんが紫っぽくなってるいっぽうで
学園理事長のヨッパライ母ちゃんが酒で紅潮してるってのがうまいすね
オヤジが礼弥の写真まみれの風呂で現実逃避をしてるとこもまあいい画ではあるw










アクセル・ワールド 第4話「Declaration;告白」 △





坂道のアポロンほど懐古趣味じゃないけど
自動車が突っ込んできたらたいがいロクでもないハナシですよね
新機軸を求めて定形に落ち込むってことはままあるハナシではある
黒雪姫さんって「加速」を求めているわりに「言葉」にたよりがちで
「言葉」てのは「等速」なのよね、それは小説ならよりハッキリする
あんまし早くはない。感情がスゥイングするってなら
あの幼なじみの方がよっぽど迅速にかつ苛烈に達成しているとも言えよう
まーそのあたりを感じ取ったから黒雪さんも今回ずいぶん積極的に
なってたのかもしれない、と好意的に受け取っておいたほうがいいのか










夏色キセキ 第4話「ユカまっしぐら」 △+






やるんじゃないかなーって思ってはいたけどやっぱりやりますよねえw
むしろなぜしないのかってなるし
「交換可能」ってことは演技の質的にはそう大きな差はないってこと
でもあるしスフィアをフィーチャーするって視点でも賢明かと
けっこう走り回って汗だくになるおはなしですよね
その元気さ加減があぁ中学生だなァって感じで好ましいとおもう










エウレカセブンAO 第3話 
スティル・ファイティング -secret operation- ! △+







沖縄の中学生はロボに乗って戦う






内地の人的には沖縄は楽園、みんないい人! 的なとこは
なきにしもあらずってのはありますよね、まずはその幻想をぶっ壊すわけで
そのあたりのケンカの売り方はうまいかと。ちょっと真に受けちゃいますものね
戦闘が休んでいる間はそういう別方面の戦いをしかけてくるのが
平和ボケした人間には勇ましく見えますね
子供しかロボに乗れないとかって設定は手垢だけど
大人はたよりにならない!ってのをうやむやにせず描き出すのは真面目かと
そういう社会規範が崩れるのもやっぱり戦争状況なわけだけど
こんだけ真正面から逆らっているのはメンタリティとしては
いささか古風かもしれないですよね
ま、視聴しているときは緊張してるからそれどこじゃないけど
重要なのはその「緊張感」ですしね











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記事のタイトルを入力して下さい(必須) アニメ感想

2012-04-23 20:23:57 | アニメの感想(2012・夏)






這いよれ!ニャル子さん 第2話  さようならニャル子さん △(+)








これ原作の小説でも「ファンネル状のものが~」とか「ライダー的な~」
とか説明してるのかねえw それやるとテンポがずいぶん削げるから
小説的にはやりづらかろうね。会話に組み込むのは物語シリーズのように
やりやすいのだけどな



仮面ライダーの変身ポーズとかはもう「踊り」ですよね
戦闘前の高揚感をあおるやつね、切嗣ならその場で射殺してるね(笑)
ニャル×クトゥガとか原作準拠でやったらSAN値がその場で下限を突破するw
タライでオトすのは様式美ってやつですね、これも
かなり強い様式美だからディスエンチャントの効果を持ちうるね
そーいう設定のハナシもあったなあ。











めだかボックス 第3話  余計な真似だよ!!/めだかさんの御心のままにっ!! △







お察しの通り善吉くんも化け物です。
化け物以上の化け物を用意しておいてそれをある意味誤魔化す
「化け物でもって化け物を制する方式」ですよね
とりあえずは超人どもの異常さを笑うなり呆れるなりしておけばいい
どっちに転んでも作り手側としては掌の上ではある
「部活」って設定はメインで取り扱うのでないなら踏み台にされる運命があるねえ
体育会系と文化系の認識の違いってやつかもしれない
そして「小説家」で体育会系なんてレアな御仁はそう多くはなさそうではある











あっちこっち 第3話  無情なる雪合戦VS⇔調理実習(燃) △






ぼんやり見ているぶんにはいいんだけど感想を書こうとすると
血を吐くほど大変なんだよねえw
「雪合戦」とかガチでやらない限り小便でもしないと
ハナシが絶対に面白くならないじゃないですか、でもできない
調理実習とか失敗しないと笑いが取れないじゃないですか、でもできない
けっこうあれも駄目これも駄目なんですよね
そういうハナシの閉塞感を絵で救っているってとこはある
ハリウッド映画ががハナシの無さを映像インパクトで救ってるように
あれはあれで異常な進化を見ているようで評価できるとこがあるのだけど
当作品も4コマ漫画が辿り着いた異常な境地を見せているのかもしれん











さんかれあ 第3話  さんか…れあ △+







時間をかけて礼弥ちゃんを「お嬢様」らしく取り扱うのがよいですね
凛々蝶さまと同じくお嬢様キャラが出ると取り扱いが
「こういうキャラ」的定形に押し込むことなく
丁寧になるのは美点だとおもう、サンライズ作品にも頻繁にお嬢様が出るのは
そのあたりの関係もあるかもね。
生者としての最後も花の下でちょっと気になるオトコノコに看取られて
バッチリいい絵です。雨もふらせましょう、ふらせましょう










アクセル・ワールド 第3話「Investigation;探索」 △+






「50cmケーブル」って明らかに「そういうプレイ」って前提の用途すよね
加速セカイがどうたらってのは飽き飽きしてるけど
未来世界における性風俗がそういうふうに成立しているかもって考えるのは
なかなか楽しい思考遊戯ではある。
50年後も「おせっかいやきな幼なじみ」って設定は生きているのかねえ。
自分のPCが他者に筒抜けの無防備な女の娘って男ゴコロ的には無視できません
上手いやり方かもなあ、中の人的にもな










夏色キセキ 第3話 「下田ではトキドキ少女は空をとぶ」 △+






ひさびさの「風呂を見せてる」のではなく「風呂を覗いている」感w
風呂の戸を通して会話するのはいいシュチュエーションだとおもう
ハナシづくりも薄味だけどうまいシーンを繋げていっててよくできてる
「キセキ」の安売りをしないのはいいことだとおもう、それにしても
金髪の娘ってどうしてクラシックな魔女コスがあんなに似合うんでしょうねえ
と、日記には書いておこう











第3話 「Yo!それは You! 情!」 △+






トモノリは上手くないですよね、それがいい
居候組は天才肌でガンガンやるのに対して
学園妻組は奥手に仕上げているのがバランスがよいかと
「たのしいまいにち」で進めながら
妖精さんと超先生が仕込んでる王道展開です










氷菓 第1話 「伝統ある古典部の再生」 △+







お嬢w






だべりとコージーミステリーは青春の浪費の定形ですよね
エネルギー消費がすくなさそうな古風な学校と主人公とは対照的な
エネルギーに溢れる部活動とおぜうさまですよねー
部室と忌憚なく語れる男友達と華があれば
文系男子的にはとりあえず無敵の環境ですよねえ
春らしくかりそめではあってもそういう「全能感」があるハナシが
高クオリティでやってくれるのはうれしいかもしれない
それで気の利いたハナシができればなおよし










咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A  第3話  接触 △+







接触不可





「勝負モノ」としてはなんちゅうぞんざいさってな感じだけど
方向性としては合っているの
すっかり超能力バトルものと化した前期とどう対峙していくかって
楽しみはあるね、同じ方向性になったら負けだとおもう
と、ここまで前置きをたらたらとしてのはただ単に
「あのお風呂タイムの短さはなんじゃあ!」って言いたかったからなんだ(笑)











アクエリオンEVOL 第17話  湧きあがれ、いのち △






すっかり湿っぽいハナシが続いていたからね
元の調子に戻したいって気持ちはあるかもねえ
ただまあバナナと温泉ってだけだとオヤジギャグを超えないよな
それを利用して上手い絵とか展開にしないといけない
あと個人的には野郎がバナナを加えている絵が大杉だとおもったw









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2012年度春場所(違う)終了アニメとまとめ

2012-04-18 20:56:29 | アニメの感想(2012・春)






印象に残ったとこ










ちはやふる 第24首「おのへのさくらさきにけり」と
第25首「もれいづるつきのかげのさやけさ」の





名人っ!






あまりの強さに変な笑いが出たw
かるたとの出会いから最終到達地点まで半年視聴して拝めるのだから
見てる分には楽だし楽しいけど自分はやりたくないです(笑)
チームちはやの皆さんや他の競技者のみなさんも必死の努力の末に
腕の向上や勝利があって、そこにドラマがあるのだけど
最後の最後にそれが全てケシ飛ぶような圧倒的現実がでてくるという
でも、ちはやが新と最初にやった時もこんな印象だったろうね
最初から最後まで鮮烈な凄い作品じゃったな












あの夏で待ってる の青い娘(谷川柑菜)







青い娘にゃァ負け戦と分かっていてもやらなければならない時がある!ってやつですね
彼女がいなかったらイチカせんぱいと海人のロマンスが説得力を持ち得なかったろうし
みなさん誰が本当の勝者だかよく分かってますね、ま勝ち負けじゃないか













妖狐×僕SS の凜々蝶さま



















こっちの告白もよろし。こうやって改めて見返していて
グラっとくるところがありますね、理性を保つのが難しい。
その言葉はたどたとしくてもおみ脚が語られているッ











偽物語 つきひフェニックス 其ノ壹


















理性を保つのが(r
原作付きだと「ここでがんばる!」ってのが分かり易くていいのう
ヒントは妹と幼女が出てくるところです(えー)










銀ファム・ギルティクラウンの初期戦闘やAnotherの殺人劇、B★RSとか
映像的レベルの高いとこも多かった印象
男子高生の日常の文化祭のとこやペルソナ4なんかは笑わしてもらいましたな










声優部門






中村悠一さん
(御狐神双熾・恙神涯・ヴィラジュリオ・ソルーシュ)





軟派な役どころがズラッとそろうねえw
まあ男が聞いていても口説かれたいって感じすもんね








沢城みゆきさん
(小鳥遊ヨミ・リリアーナ・神原駿河・櫻井了子/フィーネ
銭形次子・笹田純など)




ここ十年来ずっとこの人の声を愉しんでいるけどここ最近は
だいぶんお姉いさんっぽい役柄が増えたかね
ロリっぽいキャラクターはダリアンあたりが最後になるのかな
「夏色キセキ」ではお母さんもやってるし
沢城さんが現役高校生だったころから知っている身としては感慨深いとこがあります








あとは石原夏織さん(谷川柑菜・京乃まどか)の力いっぱいさとか
真殿光昭(足立透/ペルソナ4)さんの軽薄さとか印象に残ってるかなあ











OP・ED部門
















key plus words(ペルソナ4、2期OP)






ハイカラな眼鏡のかけ方集ともいうw
オサレな青春ってのを提示している結構希有な作品だったねえ
それに加えて笑いあり涙ありのボリューム感

















My Dearest(ギルティクラウン1期OP)





途中から歌姫設定が形骸化しておった気はするけど(笑)
けっきょく「人類の進化がどうちゃらこうちゃら」ってタテマエの裏で
一人の女を救いたかった涯さんに騙され続けたハナシって感じがせんでもない
まあ動機はともかく、この曲と映像はよい、それがすべてだ




















じゃなくて^^


















ふたりのきもちのほんとのひみつ(キルミーベイベーOP)







アニメーションだとサラッと踊ってみせているのにいざ実際にやろうと
すると実在の人間には無茶なおどりと気付く
もともと殺し屋が女子高生をしているっていう無茶なハナシでもあった
そういう意味では漫画らしい漫画なんかもな
曲名が正確に言える人がどれぐらいいるのだろうか。








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容量が一杯になりました 録画ができません(アニメ感想)

2012-04-15 20:38:04 | アニメの感想(2012・夏)








坂道のアポロン 第1話  モーニン/Moanin' △+







ぶっちゃけ「菅野よう子さんの音楽付き映像」
なんて視点でも視聴の価値がある。
「ジャズ」を聴くのに舞台を現代にせずにいろいろウェットな
ン十年前の日本をもってくるのも的確かと、それに加わる九州の
世態風俗も興味を惹かれるし。
千太郎がドラムをしばくとこなんかヌルヌルすぎて流石にやりすぎかも
しれないけど、音楽を演奏している人ってのは独特のムーヴが
あるからこんなものかもしれないね。
「お前の音楽にはスウィングがなか!」ってのはジャズの人の定型句ですな
便利なんだよね、決まり文句として。ただ説明を拒否するとこもあるな
そのあたりも九州男児っぽいっちゃそうかもねえ。











つり球 第1話  テンパってフィッシング △





舞台が「日本」なんだけど前時間番組とのあまりの違いに驚くねえ
「スマホ」であんでもかんでもその場でググって情報収集俺クールだけど
自己紹介も満足にできないのはまあ人間が変わってないってあかしだね
さて、「巻き込まれ型」だから何が起きても不思議はナッシングだけど
「釣り」と「宇宙人」と野郎同士が「友達になろう!」って展開は
ワタクシには引っかかる所が無く視聴していてちょっとつらいかな
脇目で見る分にはいい感じだけど









さんかれあ 第2話  成功…してた △+!






礼弥のオヤジがいい仕事してますねェ
言行もさることながら、顔な!
ふつー漫画とかアニメのキャラにホクロを1つ以上付けたりしない
不文律を豪快に破ることであの気色悪さが生み出されている
こういう異質な人が出てくると異質なおはなしに真剣味がでる
女の娘をダシにする定形がありながらハナシの真剣味がまだ生きている
ゾンビを扱う話しなのにね。











エウレカセブンAO 第1話  ボーン・スリッピー △+







「日本軍」とか「ガイジンの子供」とか正面から挑発してくるとこは
エウレカをや(演)ってるってすべりだしですね
とりあえず何か空跳んでて爆発ボーンなら1話は見られる
あとはまあ「スマホ」か、どいつもこいつもって感じだけど
それを登場人物の手から奪い取る事態を発生させるのが第一歩ってなってるね
もちろんそれはアニメを視聴しながら弄ってる視聴者への挑戦でもあるけど










夏色キセキ 第2話  ココロかさねて ○






こういうハナシを待っていたぜw
カメラの目線がいやらしくないのがイメージヴィデオの功徳とでもいおうか
あとはそれぞれの掛け合にも追いかけっこがあるから
息せきるとことかあるのがうれしい、ナマっぽいのがオタクにはうれしいのです
ハナシとしてはベタを通り越した古典回帰だけどやっぱ有効ではある
現代の映像技術がそれをどう処理するかっていう視点になるかな
ここだけ視て感じることは背景が奇麗なのと跳んだり走ったりがやりやすくなったって
あたりかなあ、それだけだけどそれがどんだけ大変なんだかな。
あーあとお隣のお母さん同士が仲いいってのは何か安心しますね。










Fate/Zero 第15話 「黄金の輝き」 ○





「勝利を約束された剣」の裏でのかけひきと攻防もまた立派なモンですね
金ピカの空翔ぶ法具を現代の戦闘機が撃沈したのがちょっと興味深いかな
まあ黒っぽい人が限界行使してたってのもあるけどね。
ジルドレさんとか金ピカの人達って真面目にやればやばいんだろうけど
損得抜きで自分たちのやりたいようにやってるのがよい
キャラクターを立てるってとこもあるけどハナシに刺激を与えてるとこもいいね
まーたいがい刺激物いっぱいなおはなしだけんども











スマイルプリキュア! 第11話  プリキュアがチイサクナ~ル!? △+






ちいさいおともだち




教育的にはこういう「昆虫」ってのを出すおはなしがひとつはね
私ぐらいのオッサンでも「昆虫」を扱うはなしってのはだいぶん少なく
なってたから今のリアルなちびっ子達にとっちゃ空想上の存在に近いかもね
かといってあんまり説明的にせずに、なおちゃんを活かしながらハナシを
パワフルに動かしていくのがいいですね
あとこういう「大きくなる⇔小さくなる」って古典的な映像を提供することに
よって未来の映像作家達に基礎的な素養を与えているってのもあるかもね
まあ、考えすぎか。









未来日記 第26話  初期化 とようやくまとめ △(+)






一万年と1年ぐらい前から愛してる





最後の3周目ハッピーエンドへの帳尻合わせなんかは因果律ナメてんじゃ
ねーぞって感じるけど、今更そこに拘るのもつまらんか

結論的には「殺人ゲームが無い3周目の方がみんなハッピーになれる」って
いうおそるべきニヒリズムなんだよね、いっそ喜劇かもしれないけど
まあ「たった」2周しかしてないからこうならざるをえないというか
こういう「繰り返すセカイ」ってのはそれこそ8周ぐらいしないと効果がでにくいかもね
あーでもやっぱり8周はイヤだなあ(笑)
でも、「2周目」は「前回をふまえて」もうちょっと「上手く」そして「確かに」
人を救えてもいいんじゃないか、とは思う、明らかに寸が足りないけど
エンタテインメント的にサクっと人を殺して救うってやったら
「最後の2択」ってのもサクっとやらなきゃならなくなるからねえ
「壊れてもいいもの」を積み重ねてできた果てはユッキーのような
「どうでもいい感」が一杯ではある、多分彼の由乃への一万年恋慕とは逆のベクトルで。





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ホームベースがこんなに遠いものだとは思わなかった(アニメ感想)

2012-04-10 21:37:18 | アニメの感想(2012・夏)





めだかボックス 第1話 「生徒会を執行する!」 △





「お悩み相談」って方向性だと同雑誌のスケット団とかぶっちゃうから
定形の超人うんちくバトルにシフトしてったって記憶がある
最初の最初はこんなことやってたねえって印象がある
「荒れた運動部の更生」ってのは飽きてるからそれを踏み台にした
めだかちゃん(と善吉)のキャラ紹介ですね
「性善説」が「可能」な人間ってどんなん、ってやったらこうなったという
あるいは対処療法でなく「執行する!」って意気込んで出来る人間がいたらこうかな、と
そういうキャラクター像はある種理想的「少年ジャンプ」主人公像とでも言おうかね
ジャンプって頑なに「オレがやる!」って感じの主人公に固定してるよね
どんなに馬鹿にされてもそこはブレないってのがまあ美学ではあるな
ただ、その強固なオレイズムが成立するぐらいの幻想ができるかは
やっぱ賭けになるわなあ、まあこの話は1話目から全額ベットするような
馬鹿なことはしていないから利口だけど、もうちょっと賭けてもいいかもね
記念すべき1話目ですし。










あっちこっち 第1話  あっち⇔こっち △







舞台としてゲーセンとか通学が出ると「こうしなければならない」ってのが漫画には
あるじゃないですか、ことに4コマはその傾向が強いのだけれど
「日常」なんかみたいにそれらの傾向に逆らってみてもいいし
自分が生み出したキャラクターがどういう反応をするか率直にやってみてもよい
そしてそれをやってみたのでしょうねえ
結果というとメインの二人がおとなしすぎてちょっと面白みが欠けるって感じですね
こういう薄味なおはなしは観察眼をガンガンに鍛える必要があるかと
「奥手な猫っぽいヒロイン」ってだけじゃハナシを引っ張る馬力は流石に現状無いとおもう











さんかれあ 第1話「私が…ゾンビに…なったら」 
△(ネクロフィリアの人は+)






シチュエーションがおいしいかな、「真夜中に人っ気のないとこで
美少女と忌憚なくおしゃべりする」って状況は青少年にはドキドキですわね
仲間とバカやってて楽しい時期だけど1人きりでなにかイケナイことに
たのしみを見いだすのもこのころですよね、こっちは後者のたのしみです
もう一方の「ゾンビですか?」の方は逆に前者の方向性で1話目から
社会的に公開処刑されてたw。それはそれでアリですな。










アクセル・ワールド 第1話「Acceleration;加速」 △+






ザ・ワールド





格ゲーとかシューティングゲームとかの達人はこういう
10~100分の1秒のセカイで戦っているっていうそうな
それを「現実」に適応するとどうなるかってとこ
変則スポーツものの楽しみみたいな印象があるの
極まったゲームプレイはスポーツの印象と似てくるのだけど
なぜか日本っていつまでも子供の遊戯って印象が抜けないのだよね
ま、逆に言えばそういったギャップを利用したおはなしがこういうように
成立するってことでもある
でも、ふつう女の娘には「100分の1秒のセカイ」なんて興味ないよなあw
そういう意味ではきわめてオトコノコ的なおはなしなんかも
「本当の自分を理解してくれる女の娘」ってのが登場するのがまあ甘えです、甘え衣











夏色キセキ 第1話 「11回目のナツヤスミ」 △+







こういう風に「現実の団体・人物」をフィーチャーしたような
アニメってのは(AKBを除けば)だいぶん珍しくなったよね
どっちかがどっちかを(あるいは両方)バカにしているような「質の差異」がいつも
あったからだとおもう、それはしあわせなことではないよな
今回は当たり障り無い水色グラフィティに仕上げて印象としては良好かと
ただ、こういう当たり障りがないハナシで12話持つかっていうと厳しいかな











Fate/Zero 2nd 第14話  未遠川血戦 ○!






突然怪獣映画が始まったから驚いたよw
まあ当邦において「映像」でハリウッドとタメ張れるのは
クロサワとオヅとアニメとそして怪獣映画ぐらいだものねえ。
この作品は映像として当邦の先頭集団の範を示しているのかもな
そういう強力な乱痴気騒ぎの一方で切嗣が静かに龍之介を射殺
しているのがおそろしいね、異常な理想主義者が異常に現実的な行為を
行っている。雁夜さんと時臣の魔術師問答もシビれるし、全方位的に楽しい。











これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド
第1話「はい、今再びの魔装変身!」 △+!






ごめん、俺なんだ






「ゾンビだから躯が死なないなら社会的に抹殺すればいいじゃない」って発想ですよねw
定形の美少女キャラを過剰に提供するいっぽう
酒をあおってオーロラ(ゲロ)をぶちまける美少女も配置する供給過剰ぶり
ミルキィホームズのいきあたりバッタリの勢いとは違う
既存の文脈をアクセレーションした過激さが気分いいですね
ただ、普通のハナシに落とし込もうとすると途端に難しくなる暴れ馬なんだよね
そこが魅力だからもうねえ









咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A △+






のどっちを視ていると画的には小学生がピッタリですねw
本当はこういう「友愛」を描きたかったのだろうけど
前期は高校生の麻雀モンスター達(主人公も含む)のせいで
こういう甘えた展開は木っ端微塵になっちゃったから
唯一の常識人っぽいのどっちをからめてリセットをかけた感じですね
正直、超人麻雀バトルより女の娘たちがイチャイチャしていた方が楽しいし
強くなるのはもっとゆっくりでもいいと思うのでこの展開はうれしいですな

「遊ぶんだ!和と!」

って穏乃の言葉どおりインチキ能力のまかり通る真剣勝負から
(萌え)エンターテインメントに場を引き戻したというところ










謎の彼女X 第1話「謎の彼女」 △+







「涎」ってのはあまり奇麗なモンじゃないですよね
「淫靡」ってラインを超えると衛生観念うんぬんってハナシになる
まーそうやって「女ってのはあんましキレイなもんじゃねーぞ」って
童貞のオトコノコたちを諭しているわけね
そういう意味でリアルに彼女をつくった時のシミューレートをしている作品なんかもな
男の子が作り出した理想の妖精が氾濫している中で
こういうのも受け入れていく余裕はあってもいいかもしれない










這いよれ!ニャル子さん 第1話「第三種接近遭遇、的な」 △+!








お使いのスピーカーの音量は正常です







阿澄佳奈さんの独演会だにゃw
彼女のボイスを聴いているだけでSAN値が削られていく寸法です
こういう風にアニメとして(あとクトゥル的)の体裁を最低限保ちつつ
声の芸で押し通してしまうのも1クールぐらいなら可能かもしれない
その内新キャラがでてきて掛け合い漫才になるのだろうけど
とりあえずこの初手の1話はみゃーの一人芝居で押し通してしまったかと
洗脳テープを聴き続けているようなまあ何とも異常な体験
声優ってすげーね








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星屑のくずとなりて君に恋しつづけよう(アニメ感想)

2012-04-04 00:11:33 | アニメの感想(2012・春)





あの夏で待ってる 第12話「あの夏で待ってる。」 とまとめ ○ 







君と出会えたそのよろこび







青春ものとして、そしてアニメーションとしてのバランスが
絶妙だったかと、その間を繋ぐのは「宇宙」という設定。
描きたかったのは青春だろうけどそれを「青春!」ってストレートに
描くのは困難がいろいろあるからそこに「宇宙」が登場するワケなのね
これはハナシの都合を埋めながらアニメーションとしての楽しさを提供したり
あるいはチープな感傷ものになる面を予防してるってとこもある。
機能的なとこを挙げたけれどその設定を犠牲にしているワケでなく
その取り扱いは慎重、なるたけ自然に受け入れられるよう持っていこうとしている
それはちょうど「宇宙人」を受容する態度ともいえるかもね。
こんだけ丁重に扱われれば「いつの間にか好きになっていた」って
言われても納得がいく、そう皆さんがめいめい恋しちゃっていることも
しぜんと受け入れられるのね、ついでに裸族もMIBもそして宇宙人も。
こんな感じで余計なことを考えずに若人を視ていられたのは楽しかった
まあ特に柑菜かね、彼女が一番泣いて笑って走っていたから。













キルミーベイベー 第13話  きるがみーしてべいべする とまとめ △(+)







Baby please kill me 「softly」





ソーニャちゃんがやすなをしばき倒し続ける1年で
内容の説明は終了してしまうのだけどw
のんびりした4コマで格好をつけるにはこんぐらいやらないといけないってことなのかもね
いや、そもそも「オチ」をつけるためにボケる側は不死者とかにして
死ぬようなツッコミばっかりになってしまったのが現状の業界なのかもしれない
ネタが面白ければそんなことをしなくてもいいのだけど
面白いネタを出し続けられるのは天才の偉業だからねえ
新井里美さんとかチョーさんをナレーションで使うのはあざといっちゃそうだけど
その人達を抜いたらどんだけ退屈だったのかって考えると
まだいた方がマシではあったろう、まーこの名手のお二方を使って
何か面白いことができたらいっとうユカイだったのは間違いないけど
けっきょく一番面白かったはなしはナレーションの2人が
エキストラで一番出張っていた回だったのだから。
一応言っておくと別にやすなやソーニャちゃんの中の人が
どうのこうのってワケではないです、むしろ好演だったかとおもう。












アマガミSS+ plus 第13話  橘美也編 オンセン とマトメ △








まあ風呂回だからねえ、何も言葉が無いよ(笑)
変態紳士の望みは我等の望み、我らの望みはすなわち彼の望み

ハナシ的には梨穂子のとこと七咲のとこが印象深かったかな
「その先」ってのが描けていた気がする
あんまし学校の中にいなかったのが良かったのかもしれない
学校が出てくるとどうしても「変わらない何かって」感じがあるから
まあ、それがいいのだろうけど。










パパのいうことを聞きなさい! 第12話「世界で一番パパが好き」とまとめ △+ 








手と手をつないで帰ろう いっしょにお家へ帰ろう





あの四畳半の共同生活は小鳥遊の本宅でいっしょに生活するための
研修期間だったみたいな印象になるなあ
ま、試験としてはじゅうぶんだったような
ただアニメーションでまで試験を視聴したいかっていうとね
両親を突然亡くすってのは充分な試験というか「試練」だけど
まるまる1クールしめっぽいハナシをすることを覚悟せにゃならんね
失礼だけど「迷い猫」のような展開を期待していた人は
足下を掬われたのではないかねえ
あああと「ロ研」の人達(特に部長)がハナシにからみづらそうだった。
何とかハナシにからめようと努力した跡があったけど
「部」として何が出来たかというと、ねえ
大きな無駄が発生してもいいような余裕は彼らの生活にも
1クールのアニメにも無いのではないかな










ペルソナ4 第25話  We Can Change The World とまとめ ○






最後は「みんなの力を分けてくれ!」を始めとして
ラストの定番展開がてんこもりですね
でもまあここまでキッチリ出してきたのはひさしぶりかもね
2クールかけて築いてきたものを全部ぶつけた感じ


しかし毎回コンスタントに笑うところは笑わせてもらったよなあ
楽しい思い出がいっぱいあるのは岸誠二監督らしいね
それが積み重なって最強のチカラになるというのがまあ正しすぎるあり方だよね
ペルソナ3だと主人公がだんだん孤独になっていったような印象がある
勿論どっちが駄目ってワケじゃなくてあり方の違いなだけだけど

今、1話目の鳴神君が街に来たときの表情と最終話の街を旅立つ時の
彼の表情の違いを確認してました。
トリニティ・ソウルの慎君は確認する気がわかなかったので
そういう所も個人的にちょっと救ってもらったのかもしれない










妖狐×僕SS 第12話「二人になった日」 とまとめ(M) ○






「半妖」設定をあんましドタバタにもっていかずにシリアスな方向にもって
いったのに功徳がありますね、「フルーツバスケット」なんか想記しますな
他にも「孤独」をキッチリ描いてみたり、コーヒー一緒に飲むのに
異様に時間をかけてみたり、他のアニメとは随分違う空気はあった
まあそういう時間が限られる状況で出来ることっていったら
「1人ぼっちが2人いっしょになる」ぐらいのことだよね、そしてそれで充分ではある。
御狐神に告白めいた手紙を間違って送ってしまった言い訳にいろいろ思案したあげく
本当に告白することしか出来なかった不器用な凜々蝶さまがまあ愛おしいです
ガキんちょにイチャついてるとこをからかわれても2人の世界を続けるとこがまあ
「あの夏」よりも愛情の深さを感じさせるというところですね
普段なら「バカップルめ」って毒づくとこだけど、もう他人じゃないからね
それだけの情を感じてるわけで、それは彼らをゆっくり丁寧に眺めてたからこそ
醸造された感慨ではある、それはせわしないアニメばっかり視ている現状では
得難いものではあった。






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