昭和元禄落語心中 -助六再び篇- 第7話 ○!
「昔のフィルムが出てきた」って現象は「今」しかないんだろうねえ
というのも今から50年たったら多分今ある「映像」はほとんど見られるか
あるいは全く見られない未来になっているだろうから。
まだ「菊比古」と名乗っていたころの師匠や先代の助六の芝浜を
時を経て見る行為はまったくもって感慨深い、視聴者は去年の今頃
みてたんだよねえ、そういう「総集編」とは全く別物の異常な感興。
「師匠の声が若い」ってのが意味深いねえ、つまり今現在の八雲として「枯れた声」ってのを
きちんと石田さんは演じているってことだ、そして「声がでなくなっちまった」
って声まで上手く演じているというおそろしさだ
地面に敷き詰められた枯れ葉のど真ん中でそう弱がる師匠の画が
よく出来た映画のワンシーンのようで、アニメーションでは異常なできごとではある
そもそもこの作品そのものがアニメーションとして異質な存在だけど
「名人」とはそういうのが収まるものなのかもしれない。
Rewrite 2ndシーズン 第19話 惨劇の森 △(+)
「学園もの」をやめた場合の展開やね、それももう「Key」ではやってる
おそいくる大量の理不尽と脆弱な自分との対面がそれっぽいね
朱音を助けられたことだけが唯一の救いか、というか彼女がいなかったら
当作品は「なにやってんだ」という感じがだいぶん強くなったとおもう
ま、そういう「つまらん試練の時」っていうのを消化しているのだろうね
そして「現実」とある程度やりとりできる強さを手に入れた時
かつては到達しなかった「どこか」に辿り着くのかもしれない
その過程すら「エンタメ」にできるかどうかはわからんけど。
AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-
第7話 無理というのはウソつきの言葉 △+!
「ブラックバイトネタ」とか、ほんとうに何でもやるねえw
笑えるけど、わらえんネタが満載である。
こうやって見てるとタモツっていう「染まりやすい」やつが
いい具合にどのおはなしでも回してくれてるねえ
そういう意味では「使える」主人公君ではある。
「妹」がきっかけで始まった今回のおはなしも
「妹」の言葉で自分を取り戻すとか、わかりやすいね
オタクな兄を理解してくれる妹こそまことの宝よ。
弱虫ペダル NEW GENERATION 第7話 最後の走行会 △++
「スポーツもの」でもこうやって「同じ部内で対決」とか
やりにくいのもあるからね、そしてそれができるなら
こうやって前期ボク達を散々楽しませてくれた連中が
「味方同士」で闘ってくれる一幕も味わえるわけだ
というかこの第二部が始まってからずっとそんな感じだから
贅沢ができるぐらい積み上げてきたんだなあというかんじだ。
「勝ち負け」に当然こだわりはあるのだけどその中で
「お世話になった・可愛がった先輩後輩」って関係だからね
勝負を越えたなにかがあるのが美しい、こうやって見ると
ハコガクの連中も随分思い入れができちまったなあ、っておもう
濃ゆいけど、変にいきがったりチートではなくて
ものすごくまっとうな「王者」だったからこそこういう感慨が
得られたのだろう。
BanG Dream! 第5話 ドキドキしちゃった! △+
すごーい、君はギターができるフレンズなんだね!
おたえ攻略中ってことで、この場合は香澄が「弟子」的に
ふところにもぐりこむのがよいね、それもひとつのやり方だ
技術的にも音楽観もバラバラなのに「音が合う」ってそれだけでイナフ
ってのが実に若くて、みずみずしいですなあ
当作品「けいおんぶ」的にいきなり音ができあがっていなくて
ふらふらしながら固めていってるのが魅力なんで
香澄がなんで「主人公」をやっているのか、ようやく分かった次第
(有咲にやきもちを焼かせるためでもある)
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