保健福祉の現場から

感じるままに

薬局店頭での自己採血

2013年11月26日 | Weblog
11月12日の産業競争力会議医療・介護等分科会(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/bunka/iryou/dai4/siryou.html)の厚労省資料(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/bunka/iryou/dai4/siryou3_1.pdf)には目を通しておきたい。p1で「店頭での自己採血を含む簡易検査等ができるようにする」に対する回答は記述されていないが、報道では「要件つきで前向きに検討」(保健衛生ニュース11月25日号)とある。これは以前、キャリアブレイン「薬局で糖尿病スクリーニング、成果に手応え」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/40421.html)と報道されているものである。以前の官邸資料では「バーチャル糖尿病・CKD健診センター構想」(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryoujyouhou/dai8/siryou7.pdf)として、歯科診療所と薬局を健診拠点へと変える取り組みが紹介され、糖尿病診断アクセス革命(http://a1c.umin.jp/)のホームページでは、薬局で血糖値を測定するプロジェクトが、足立区に続いて、徳島県でもスタートしていることが紹介されている。日本再興戦略(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/saikou_jpn.pdf)p25では、「健康増進や予防サービスなどで、事業が規制対象となるか否かが不明確な「グレーゾーン」の分野において、企業が安心して事業を実施できるよう、事業実施が可能(適法)であることを確認する仕組みなどについて、包括的な政策パッケージを策定する。本年8月末までに検討を進め結論を得た上で、法制上の措置等必要な措置を講ずる。」とあるが、取扱いの明確化が必要と感じる。全国保健所長会から厚生労働省に対する要望書(http://www.phcd.jp/02/sengen/pdf/youbou_H25.pdf)p17では、「一部の地域において、医療機関以外で、自己採血後、設置されている検査機器を使って血液検査が行われているが、国として、衛生管理面等からの適切な対応について示されたい。」とある。
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