保健福祉の現場から

感じるままに

ポリファーマシー対策

2024年04月25日 | Weblog
R6.4.15日本病院薬剤師会「ポリファーマシー対策の進め方(Ver 2.1)」(https://www.jshp.or.jp/activity/guideline/20240415-1.html)について、R6.4.24CBnews「「ポリファーマシー対策の進め方」を見直し 日病薬 精神科の薬剤管理サマリー追加」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240424161542)が報じられている。これまで、高齢者医薬品適正使用検討会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-iyaku_431862.html)から、R4.6.23「ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26339.html)、R3.3.31「「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17788.html)、R2.3「ポリファーマシー対策の取組に関する事例集」(https://www.mhlw.go.jp/content/11125000/000622769.pdf)、R元.6.4「「高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別))について」の通知発出について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05217.html)、H30.5.29「「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)について」の通知発出について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208848.html)などが出ているが、地域全体でポリファーマシー対策を推進できないであろうか。例えば、「高齢者保健事業」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/hokenjigyou/index_00003.html)のR6.3.29「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第3版」(https://www.mhlw.go.jp/content/001239590.pdf)p72~「服薬に関するプログラム例」には「多剤投薬者への服薬指導、服薬支援」があり、「服薬指導の実施に当たっては、あらかじめ、事業対象者の抽出条件や指導内容等について、かかりつけ医やかかりつけ薬剤師・薬局との十分な情報共有、調整が必要である。服薬指導を実施するためには薬物治療に関する専門的知識が必要となるため、服薬指導は、地域の薬剤師会に事業を委託等により協力を得て、対象となる高齢者宅に訪問が可能な薬剤師が訪問、指導を行う方法等が考えられる。」とあり、「全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-hoken_252919.html)のR6.3.19保険局高齢者医療課資料(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001228301.pdf)p24「練馬区薬剤師会 国保保健事業における訪問服薬健康相談事業」が紹介されている。そういえば、社会・援護局関係主管課長会議(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syakai_329761.html)のR6.3.18保護課資料(https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/001225094.pdf)p2「多剤投薬に着目したレセプト点検の対象範囲を拡充し、薬剤師等による専門的な見地からの訪問指導等を実施し、医薬品の適正使用につながるよう支援を強化する。」とあるが、福祉事務所では取り組まれているであろうか。R6.4.19くすりの適正使用協議会「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」(https://www.rad-ar.or.jp/knowledge/post?slug=polypharmacy)は一般向けにわかりやすい。ポリファーマシー対策を進めるには、地域医師会の理解・協力も不可欠と感じる。R6.4.25Flash「薬の副作用で “暴走事故” が起きていた!老人ドライバーだけでなく若者も加害者に…和田秀樹氏がリスク指摘」(https://smart-flash.jp/sociopolitics/283407/1/1/)の「暴走事故を防ぐには “減薬” が必要」も理解したい。
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