R6.4.17Gree「【北朝鮮】弾道ミサイルより恐ろしい…ワクチンも解毒剤もない「生物兵器」完成情報」(https://jp.news.gree.net/news/entry/5144296)。
国立健康危機管理研究機構(https://www.mhlw.go.jp/stf/tvision231211.html)で「2024年4月9日に開催されました第4回国立健康危機管理研究機構準備委員会において、新機構の組織体系のコアとなる部分の「設計図」である「国立健康危機管理研究機構の創設に向けて ~感染症に不安を抱くことのない社会の実現~」をとりまとめ、令和7年4月に創設することを決定しました。」とあり、R6.4.9「国立健康危機管理研究機構の創設に向けて ~感染症に不安のない社会を実現するために~」(https://www.mhlw.go.jp/content/10600000/001242669.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10600000/001242667.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/10600000/001242670.pdf)が出ている。そういえば、内閣感染症危機管理統括庁(https://www.cas.go.jp/jp/caicm/index.html)のR6.1.12「シンポジウム「新たな感染症危機にいかに備えるか~国民の生命・健康と生活・経済の両立を目指して~」」(https://www.cas.go.jp/jp/caicm/article/topics/20240112.html)が出ていたが、R4.6.28日刊ゲンダイ「日本で新設される感染症の「司令塔」はバイオテロに対応できるのか」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/307372)の「せっかく、政府主導で感染症の司令塔をつくるなら、バイオテロ対策を念頭に組織を構築すべきである。」は同感である。例えば、天然痘(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-01-03.html)について、R3.11.17CNN「「天然痘ウイルス」と書かれた瓶、研究所の冷凍庫で発見」(https://www.cnn.co.jp/usa/35179608.html)、元.9.18CNN「天然痘ウイルス保管の研究施設で爆発、「脅威なし」 ロシア」(https://www.cnn.co.jp/world/35142794.html)が報じられているように、各国の研究施設で保管されていても不思議はないであろう。以前、「大規模イベントに向けた取組」厚労省(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000509679.pdf)・感染症研究所(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000509657.pdf)が出ていたが、国際レベルでバイオテロの警戒は必要と感じる。「疑似症サーベイランスの運用ガイダンス資料一式の送付」(http://www.toyama.med.or.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/osirase_iryoukikan_gizisyousa-beiransu.pdf)p5「リスク評価については、公衆衛生上の意義の評価の観点からは、病状が急激に悪化する場合(初期治療へのレスポンスが悪いなど、通常起こりえない病態と判断される場合)、 海外渡航歴があるかどうか(国内において通常存在しない感染症の可能性)、基礎疾患がない若年成人や小児における発症(通常起こりえない病態と判断)などを考慮する。また、保健所が地域の医療機関に確認したところ集団発生の一部であるという情報を得た場合は、公衆衛生意義が高いと評価すべきである。」は理解したい。「疑似症サーベイランス」(http://www.toyama.med.or.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/osirase_iryoukikan_gizisyousa-beiransu.pdf)には、全医療機関の協力を得ることが重要であるのはいうまでもないが、ほとんどの臨床医には天然痘(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-01-03.html)の診療経験がない。「インバウンド感染症への対応~東京2020大会に向けて~感染症クイック・リファレンス(日本感染症学会)」(http://www.kansensho.or.jp/ref/index.html)の天然痘(http://www.kansensho.or.jp/ref/d44.html)の「扁平型:まれな型であるが予後は不良である。小児での発生が多い。発疹の出現が遅く、癒合しており、平坦で柔らか(ベルベット様)である。膿疱は形成しない。ワクチン接種によって予防可能である。」は知っておきたい。以前の保健師国家試験(http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/04/dl/tp0419-3-2am.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/04/dl/tp0419-3-2-kaitou.pdf)問69で天然痘が出題されたことがあり、「天然痘では1例でも発生した場合はアウトブレイク」である。保健医療関係者は天然痘研修会資料(http://idsc.nih.go.jp/disease/smallpox/index.html)(http://idsc.nih.go.jp/disease/smallpox/t-kennsyuu.html)をみておきたい。また、以前、朝日新聞「肺ペスト、中国・内モンゴルで2人感染 高い危険性」(https://www.asahi.com/articles/ASMCG34W3MCGUHBI00X.html?iref=com_apitop)が出ていたが、ペスト(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000179877.html)(http://www.kansensho.or.jp/ref/d53.html)も厚労省「生物兵器テロの可能性が高い感染症」(https://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1015-4.html)の一つである。「インバウンド感染症への対応~東京2020大会に向けて~感染症クイック・リファレンス(日本感染症学会)」(http://www.kansensho.or.jp/ref/index.html)のバイオテロ(http://www.kansensho.or.jp/ref/c06.html)「似たような症状を呈する複数の患者が発生するなど、「何かおかしな」状況が見られたら人為的な原因の可能性も考慮する。」は基本である。「NBCテロその他大量殺傷型テロ対処現地関係機関連携モデル」(https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/20210419-01.pdf)について、やはり「初動」がポイントであろう。それにしても、首相官邸「NBCテロ対策関連」(http://www.kantei.go.jp/jp/saigai/terojiken/nbc.html)の最終更新は2001/12/19で、厚労省「「国内の緊急テロ対策関係」ホームページ」(http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/j-terr.html)の最終更新は2021/04/05であるが、タイムリーな更新はできないものであろうか。R3.4.28「国内でのテロに対する健康危機管理について」(https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/20210428-01.pdf)を踏まえたバイオテロ訓練があっても良いかもしれない。“コトダマ”を払拭したい。ところで、R5.7.21President「「PCR検査体制の強化」はコロナ禍前に提言されていた…日本が「過去のパンデミックの経験」を活かせない原因 次なる感染症の脅威がいつ訪れるかはわからない」(https://president.jp/articles/-/71278)の「日本政府は12年、新型インフルエンザ等対策有識者会議(尾身茂会長)を設置して課題を分析し、将来、襲来する感染症に備えるための対策を練った。しかし、今回の新型コロナウイルス対策には、ほとんど生かされなかった。」(https://president.jp/articles/-/71278?page=3)、R5.5.4読売「7年かけたシステム使わず、急造ハーシスで混乱…厚労省「詳しい経緯わからない」」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230503-OYT1T50181/)が報じられているが、改善されるであろうか。新型インフルエンザ対策に関する小委員会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_263447.html)のR6.3.8「新型インフルエンザ等対策政府行動計画 各論部分の検討案」(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001221249.pdf)p4「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律(令和4年法律第96号)の概要」の「物資の確保;医薬品、医療機器、個人防護具等の確保のため、緊急時に国から事業者へ生産要請・指示、必要な支援等を行う枠組みを整備する。」はコロナ禍当初の経緯は踏まえられるであろうか。「アベノマスク」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF)も酷かったが、それ以前に、R2.2.10朝日「日本からの支援物資に漢詩、中国が感涙「心を動かした」」(https://www.asahi.com/articles/ASN2B5T7VN2BUHBI00N.html)、R2.3.2「マスクを中国に寄付した自治体まとめ!」(https://taikan-enta.info/mask-china-kihu/)はどうだったのであろうか。