まつや清の日記 マツキヨ通信

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名古屋市、阿久根市の「市長と議会」の対立

2010年12月28日 | ニュース・関心事
名古屋市の市議会リコールを求める住民投票署名は定足数にたりないとされましたが、異議申し立てにより署名数をクリアし、市議会解散住民投票、河村たかし市長辞職による市長選挙、そして、県知事選挙でトリプル。

果たして名古屋市民がどんな審判を下すのか、結果は全国の自治体へに大きな影響力をもちます。河村市長戦略が支持されれば政令市と愛知県政が「減税と議会の報酬と定数削減」へ大きくかじを切ることになります。

一方、鹿児島県阿久根市では、市長リコール住民投票が7543対7145でリコールが成立し市長選挙が1月16日告示23日投票の予定です。一方で市長支持派による議会解散住民投票も定足数に達し2月住民投票になりそうです。

名古屋市と阿久根市の「市長と市議会」の対立の構図はいったい何を意味しているのでしょうか。二元代表制の仕組みが機能していない現状と景気低迷の中での公務員同様の議員バッシングの要素があります。

ただ、議員の報酬はどの程度の額が適正でるのか、定数はどれくらいが妥当であるのか、ここは議論が分かれます。私は、少なくも53人の議員が1100万の報酬でどんな仕事をしているのか、確かめていただきたいと思います。

来年3月の市長選挙、このことも政治争点の一つです。ちなみに私は定数削減には反対です。仕事をしない議員には、市民の皆さんからの徹底したチェック、そして誰でもが議員に立候補しやすい環境作りが必要です。

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