まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

衆議院選挙マニュフェスト出そろう中、厚生委員会、大分県を視察

2009年07月31日 | ニュース・関心事
マニュフェスト議論が衆議院選挙1か月前でマスコミ各社でていねいな論点整理してくれる中、現場の政策はどうなのか、厚生委員会2日目、大分県の医師不足、看護師確保策、障害者の就労支援を視察しました。

大分県のこれまでの蓄積のよるものだろうと推察しますが、非常にわかりやすいパワーポイント活用しての政策紹介がありました。一村一品運動を繰り広げた大分県故か、元村山さんおひざ元故なのか。

医師不足のところでは、住民の側の求める医療と医師の側が求める医療のミスマッチを具体的に解決する工程表を論理的に段階的に政策メニューを解説していただきました。その一つが住民啓発、すごい結果です。

示された日田町の済生会病院をにおける小児科の診療制限措置と徹底した住民啓発、そのことによって小児科にかかる子供たちが激減します。この実績には正直驚きました。必要な診療とそうでないものの区別。

障害者就労支援では、大分県は就業率全国一位を確保してきたが、山口県におけるユニクロにおける知的障害者の雇用率アップで2位になっている現実。ここをどのように突破していくのか。その熱心さ。

写真は、授産所における商品開発において、県職員がそのアイディアに深く関与したという新日鉄での廃棄物からバッグ素材を見つけ出し、今は年数百万円の売り上げを確保しているというバッグです。

360円で購入してきました。視察の成果、静岡市政に生かしたいものです。

静岡空港、霧発生でFDA出発遅れるも市議会厚生委員会、熊本県視察

2009年07月30日 | ニュース・関心事
心配されていましたが、やはり、という霧発生で、熊本行きFDAが出発2時間遅れ。なんとか霧の晴れ間狙って10:00に離陸しました。しかし、この空港の持つ欠陥、再び明らかになりました。

静岡市議会、空港開港でほとんどの常任委員会が静岡空港を使っての市議会視察。厚生委員会も医師不足問題と障害者の就労支援について熊本県の健康福祉部の医療政策室と障害者自立支援室を訪問しました。

市議会厚生委員会委員長と熊本県健康福祉部次長のあいさつで始まった視察。いただいた資料はとても貴重なものです。短時間で読みとおすのは結構骨が折れます。ゆっくりと役立てたい気分です。

参加者全員質問。私からの質問は4点。1、医師の適性数をどう考えるか、2、医療費の増大をどう考えるか、3、小児科、産婦人科の診療点数の増やすことをどう考えるか、4、健康度と医師数をどう考えるか。

1→むずかしい。不足数は公立病院から上がってくる数値の積み重ね。一方で、開業医多いが、昔のように自宅で往診していた時代と、現代のように医院はあるが住居と離れていると夜は無医村地区が生まれる。

2→救急の連携で入院日数を減らすという対応策が必要。3→点数が増えても現場の医師に反映する仕組みがないと効果が生まれない。4→むずかしい。確かに健康であれば病院は沢山は必要ない。

後半は、障害者施設の自立支援法への就労支援策に移行した「夢の里」を見学しました。ただ、市街地から40分はかかる山中での施設で、自立支援といっても条件の難しさを垣間見た思いでした。

明日は、大分県です。

先天性聴覚障害児へのノートテイク支援で小嶋市長に要望書

2009年07月28日 | ニュース・関心事
先天性聴覚障害児で、医療技術の発展で耳に手術することで音が聞こえるようになり、普通学級に行く子供達がいます。早ければ早いほど、また、リハビリがきちんとされると普通に話が出来るようになります。

しかし、全部の音を聞き分けられるまでには至っていないので、学校で先生の言葉をノートテイク=音を文字化=音の通訳者の存在で子供達に情報保障をしようというサポートシステムが作られ始めました。

三島市では市長の決断で、学校に特別支援教育をサポートする支援員を景気対策予算の活用でノートテイク技術を持つ方を雇用し、Hさんという子供さんの日々成長する毎日が生まれています。すばらしいことです。

触発された静岡市にお住まいのKさんとHさん夫妻が静岡市にもノートテイク支援制度をと声を上げることになりました。たまたま、会派「虹と緑」にこの問題が持ち込まれ、宮沢議員と一緒に対応している所です。

今日は、小嶋市長に直接に親の声を伝えたいと要望書を持っていきました。切なる親御さんの願いを市長がどのように受け止めてくれたか、とても気になるところです。明日の静岡、中日、毎日新聞に注目です。

※写真は宮沢議員が移してくれたので、松屋は映っていますが宮沢議員は映っていません。残念!

増田寛也(元総務大臣)の『「市民の自治」強化のために』を読む

2009年07月27日 | ニュース・関心事
長野県池田町のシャンティクティ(ネパール語で平和の家)で25日、26日に開催された「みどりの未来」の討論合宿に参加してきました。地産地消の食事が主(あるじ)のエコへのこだわりを示しています。

身延線、中央線、大糸線と久しぶりの鉄道を活用しての旅に、のんびり気分と汽車の窓から見える田園風景に、故郷を思い起こし日本という国の自然の豊かさをあらためて噛みしめることができました。

26日の毎日新聞に元総務大臣で野村総研顧問の増田寛也さんが『「市民の自治」強化のために』というコメントを書いています。都道府県知事会「首長連合」による「地方分権」の高まりの中でのものです。

「各政党の地方支部や地方議員が、議会できちんと議論できるように変わらなければならない。自民、民主両党にはこの視点が欠けている。今の、政党支部や地方議員同士が政策論争する姿を、ほとんど見たことがない。これでは政党は、分権が行われた後に役割を発揮し得ないだろう。」(増田さんの言葉)

まさにその通りです。「緑の未来」や「自治体議員政策情報センター」に集う自治体議員の役割が何であるのかを考えている時に、増田さんがきちんと現状を把握していることに意を強くする所があります。

静岡空港、FDA(小型機)就航するも、霧で着陸できず

2009年07月24日 | ニュース・関心事
静岡空港が「霧」という自然に苛まれる「欠陥空港」であることがまたしてもおきました。昨日は6月4日開港に次ぐ「フジドリームエアラインズ(FDA)就航の記念すべき日、なのに小松空港発静岡行き最終便が「霧」で小牧空港に到着変更。

静岡県知事が小松→鹿児島、静岡市長が小松→金沢、熊本県知事が熊本→静岡へとトップセールスを展開。しかし、「霧」に悩まされる静岡空港、ILSがつけば大丈夫なのか、依然として「波高し」の静岡空港です。

そんな最中に、今日は静岡空港住民監査請求却下の取り消し訴訟の傍聴。久しぶりにお会いする面々、みんな元気。航空会社の抵抗に川勝県知事の搭乗率見直しも「霧」の中。闘いはまだまだ続きます。そんなことを確信した1日でした。

※※
写真は、今日の裁判のあとの弁護士会館での報告集会


梅雨明け宣言は8月か?雨降りの中長谷通り夏祭り

2009年07月23日 | ニュース・関心事
山口県の豪雨による老人ホームの土砂災害、梅雨明けは8月か、との天気予報に異常気象を実感するこのごろです。この雨の中、長谷通りでは夏祭り。ひょっとして中止かとも思いながら、出かけたら何と傘をさしながらの大賑わい。

長谷通りといえば、辰金、今年は焼き鳥でなく手羽先。これが大人気で私も30分くらい待ってやっと買うことが出来ました。息子さん曰く「僕の記憶では、夏祭りで雨が降るなんてなかったです」と炭火焼手羽を必死に焼き続けていました。

明日も夏祭りですが、たぶん、大雨でで中止、だから、今日は無理してでも小雨だから決行、ということのようです。それにしても、人が出ています。不思議です。土曜日は安倍川の花火、天気は大丈夫かな!?

※写真は辰金前からの長谷通り。傘いっぱいです。

46年ぶりに皆既日食

2009年07月23日 | ニュース・関心事
ちょうど皆既日食が始まる午前11時の時間帯、地域での喫茶店で会合をやっていました。メンバーの1人が、興奮気味に「テレビを見よう、今から始まる」と会議の中断を呼びかけました。

みんな、そうだなーとテレビ見ながら、次は「外に出てみよう、暗くなるかもしれない」に促されて全員が外に。1人だけ冷静に「外は曇りだよ」の対応、実際に外に出てみるも「皆既日食は実感できず」。

それにしても、人間の「歴史に立ちあうことの興奮」というのは人間を突き動かすことは事実です。「民主党の風」を巻き起こしているのも、ある意味有権者のこの興奮状況であることは間違いありません。

これに対して、論理的に冷静に立ち振る舞っても、すれ違います。「歴史に立ち会うという普遍的な意識」にのめりこんでいる状態に論理性や冷静さは、とても叶いません。これは経験しないとわかりづらい。

その普遍的な人間の価値意識への偏向は、政治的には「ポピュリズムの烙印」。しかし、この「ポピュリズム」への抵抗は可能か。4年前の民主党が味わったあの思いを、今自民党の方々が味わっています。

しかし私達といえども、他人事ではありません。「皆既日食」に勝てないように、「民主党の風」に勝てない、この状況。それでもどんな論理的冷静なスローガンを見つけることが出来きるのか。

結局は「歴史に学ぶ」しかない、のだと思います。

衆議院解散!その時間、老健施設で太鼓演奏

2009年07月22日 | ニュース・関心事
衆議院の解散のリアルタイムの進行気になりながらも、草薙にある老健施設・アリスにて、太鼓サークル「座・鼓流」の皆さんと夏祭り・太鼓演奏。5曲という長時間バージョンで奮戦。実家で同じ老健施設にいる母を思い出しながら・・・・。

衆議院選挙40日間の闘いが今日から始まります。県議会では、中央政府より一足早く政権交代した川勝新知事の所信表明、どんな県政を展開していくのか。そして、私達はどう臨むのか。

サンデープロジェクト『大阪府「解体」~橋下知事の闘いと挑戦~』を観る

2009年07月20日 | ニュース・関心事
先週の静岡県知事選挙に続くサンデープロジェクト地方シリーズ、「週間ダイヤモンド」相川俊英記者による『大阪府「解体」~橋下知事の闘いと挑戦』を観ました。どこの道府県も道府県庁所在地である市と犬猿の仲であることは衆知の事実。

しかも、それが政令市大阪と大阪府となると、都市論としては極めて注目すべきテーマです。もともと、前大阪府知事は、「二重行政解消」をテーマに東京都と23区のような関係も選択肢に入る道州制論を展開しました。が知事交代で頓挫。

橋下知事は、国直轄事業の負担金をめぐっての都道府県知事会をリードし、更に知事会が掲げる地方分権戦略を衆議院選挙において政党マニュフェストの取り入れさせる「首長連合」を提唱するなど、いまや、日本の分権改革の旗手、です。

その橋下知事が、府庁舎を市のワールドトレイドセンターに移転、府と市の水道事業の統合、の具体策で「府ー政令市」関係の改変という橋下プランをめぐる番組です。静岡市でいえば県営グランシップに静岡市庁舎を移転するというようなもの。

又、静岡県の企業局の水道事業を政令市静岡と政令市浜松の水道事業を統合しようということですからすごいことです。大阪と静岡は面積という地理的問題があり、簡単にアナロジーは出来ませんが、浜松市と県なら十分に可能性がありえます。

放映された府と市の「やりとり」は極めて刺激的で、静岡市長が安倍川の管理権を静岡市に委譲すべし論を展開していますが、本気に考えているとしたら、今回の相川記者の問題提起は静岡市にとって十分に参考になります。さて、どう考える!

※写真は、第二部会派「虹と緑」報告会の後に向井良充君「今そこある虹」歌うエンディングシーン。

ミスチルの櫻井さんら企画の「つま恋コンサートイベント」

2009年07月19日 | ニュース・関心事
東京にいる娘がAP/BANK/FES09の「ごみゼロナビゲーション」スタッフとして今年も参加するらしい。活動は、ごみ・資源の分別ナビゲート、リユース食器の洗浄など。若者をひきつけるものは何なんだろうか。

勿論、ミスチル人気も背景にあることは確かですが、やはり企画力の面白さ、社会性でしょうか。観客も数万人ということですが、チケットは結構高額です。こうした試み既に5年目ということです。

静岡市の大道芸へのリユース食器の導入は昨年も検討されたとのこと。静岡市のゴミゼロ市民団体やサウスキッズなど、公的大型イベントへでのリユース食器導入など市民と連携した方向性は模索できないものか。

私は、今年も大道芸「天使の羽」ごミ拾いに参加します。

※※AP・BANKホームページには以下の紹介があります。

音楽プロデューサーの小林武史、Mr.Childrenの櫻井和寿を中心に結成されたBank Bandがホスト役となってゲストミュージシャンたちを迎え入れるスタイルをメインとしたライブ、環境にも体にもやさしい食べものや環境に配慮した商品の販売、環境問題をわかりやすい目線で語るトークショー、自然のなかで楽しめるワークショップなどが行われます。

過去4回のap bank fesでは、リユース食器の全面導入や、会場までの交通により発生するCO2のカーボンオフセットなど、さまざまな環境への取り組みを行ってきました。

このイベントの収益は、ap bankの融資原資、活動資金、環境をはじめとするさまざまなプロジェクトの支援や推進のための資金となります。