まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

小さな議会改革に向け清掃対策審議会の11000円の報酬の受け取りを拒否しました。

2011年09月07日 | ニュース・関心事
8月22日清掃対策審議会が開催され、2010年度の清掃行政の現状や評価についての報告を受け多角的な観点からの議論が行われました。公募委員の方々や連合町内会役員の方々など積極的に質問や意見が出されました。清掃対策審議会での資料の欲しい方はご連絡ください。

私は清掃対策審議会に議会側選出の委員として参加していますが、1回出席すると「1万1000円の報酬+公共交通を使った場合の実費」が支給されます。議員は66万3000円という月例報酬を支給されています。これは報酬の二重取りにならないか、との疑問があります。

そんな「細かいこと」で目くじらたてなくても・・・。現在、議会基本条例策定に向けて議会改革特別委員会が設置されています。9月5日、6日と広島市、北九州市議会への視察も終えたばかりです。広島市議会でせっかく策定した条例も市民のパブリックコメントは3名ということでした。

公務員バッシングと並んで議員定数や報酬削減の声があることは現実の姿です。だからこそ、議会改革ということが求められますが、議会、議員が議会基本条例を作っても市民の皆さんからの関心が低いということも現実の姿です。それほど議員、議会不信が強いことを実感します。

当然ですが、議会が設置した特別委員会に出席しても報酬はありません。定例議会開催中の市長部局や教育委員会等の審議会に参加しても報酬はありません。少し矛盾している報酬の支払い状況です。小さなところから変えていかなければならないと思い受け取りを拒否することにしました。

清掃対策審議会の事務局・廃棄物政策課では「議員の申し出は承りました。趣旨を尊重して支給しないことにします」と回答を得ています。皆さんはどのようにお考えでしょうか