マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

歴史探訪・・・『日本最古の菅道:竹内街道』 そして 『イエスは、貧しいやもめが、乏しい中から持っている生活費全部を賽銭箱に入れるのを見た。』

2021-11-21 10:00:00 | 登山・ハイキング
11月21日。日曜日。快晴。


今日は、
奈良での『先月の例会』の歴史探訪に続き、
大阪での歴史探訪の『例会』です。


10時。
近鉄南大阪線・上の太子駅前を出発。
歴史探訪の始まりです。


  奈良と大阪を結ぶ・・・ 『日本最古の菅道:竹内街道』
   

      卒業校校友会関西支部の何十年と続く『喜歩会』の例会です。 
           季節の変化を楽しみながら、
        名所巡り、低山登山、歴史探訪を楽しんでいます。


 二人のリーダー、入念な下見と丁寧な案内、で『喜歩会』が成り立っています。
 仲間は、年を重ねて持病を持ちながらもパワフルなシニアたち、面倒見の良い若者たちです。
         和気あいあいとウォーキング。
       年齢を忘れて、同窓生の友好を深めています。


今日もスタートです。

      『竹内街道』の多くの・・・
          『マンホール・カバー』
      
        『和を以って 貴しと為す』 
      聖徳太子が制定した『十七条憲法』の第一条『言葉』

    
竹内街道』といえば・・・

      1400年に渡る悠久の歴史を伝える『日本最古の国道』
  
       『竹内街道』に沿って『花道』が続きます。


   推古天皇21年(613年)
   「日本書紀」に『難波より京に至る大道を置く』と記録された
     東西の直線で敷設された、幅 20m を越える、『大道』を建設しました。

  『竹内街道』は、
   ※我が国最古の国道:『大道』と、その大部分が重なっているのです。
   ※当時の聖徳太子や推古天皇、孝徳天皇の御陵、遣隋使の小野妹子、大臣の蘇我馬子、など、
      名を伝える『古墳』が、街道周辺に多くあります。
   ※建道当時は、飛鳥の都で活躍した人々の『埋葬の道』でもあったのです。


仲間の皆で今日は、
『埋葬の道』をひたすら歩き、
太古の時代の名士の『古墳』を訪ねます。


   街道沿いの山の中に・・・  『孝徳天皇 大阪磯長陵』
 

       日本の『第36代天皇:孝徳天皇の墓がありました。   
         (誕生:596年 崩御:654年 58歳)

 宮内庁により、「大阪磯長陵(おおさかのしながのみささぎ)として陵に治定されていました。 
     見逃しそうになるかのように、山の中にひっそりと、
          静かなたたずまいでした。


当時の政治家。
    『聖徳太子』

         菊池容斎『前賢故実』より

 誕生:574年 死去:622年 48歳 
  飛鳥時代の皇族・政治家。
用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。
 「聖徳太子」は後世の尊称ないし諡号。
叔母の推古天皇のもと、
※蘇我馬子と協調して政治を行った。
国際的緊張のなかで遣隋使を派遣するなど
※大陸の進んだ文化や制度をとりいれた。
又、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど
※天皇を中心とした『中央集権国家体制の確立』を図った。
他、※仏教を厚く信仰し、『仏教興隆』につとめた。



今日の歴史探訪の最終地点の
『聖徳太子陵』に到着。
       

      『竹内街道』辺りが『聖地』として注目されるにつれ・・・
      『竹内街道』は、『聖徳太子信仰の道』 となりました。
   巡礼など『庶民信仰の道』としての意味を持つようになりました。
   平安時代には、松尾芭蕉や吉田松陰、等も竹内街道を通ったことが知られています。


   最終の歴史探訪地点・・・  『聖徳皇太子磯長御陵』  入り口
 
         『聖徳太子1400年御遠忌』

 『2021年は、日本の礎を築かれた聖徳太子が622年にお亡くなりになられてから
       『1400年忌』をお迎えいたし、
     『聖徳太子1400年の祈り』 ぜひ御参拝ください。』 
          『大垂れ幕』がかかっていました。  
 
  階段を上ると

         『聖徳皇太子 磯長御陵
 

  裏手まで回ると

          『聖徳太子 御陵』
 
   
      心からの拝礼をし、
     『聖徳太子1400年の祈り』を御参拝いたしました。


『道』は、『歴史の証人』でもあるのです。
   
   『日本最古の官道』の『竹内街道』は、
    時代に応じて※『役割』※を変えてきたのです。
  
   ※飛鳥と大陸との行き来を担う・・・「外交の道」
   ※聖徳太子信仰を支える・・・   「信仰の道」
   ※物資を運ぶ・・・        「経済の道」
   ※現在もなお国道166号として・・・「大阪と奈良を結ぶ道」
   ※平成29年に認定されて・・・   「日本遺産の道」


      今日も、私は、
      老若男女、『和を以って 貴しと為す』、
      同窓の友たちと、和を以って、親交を温め、
      歴史が大好きな私は、歴史探訪に大満足して、
      心と体のリセットタイム、体力Up、リフレッシュしてきました。
      気心知れた長年の仲間は、いいなあ♡♡ 楽しいのです。
      今日仲間と歩いた距離は、11,7km、19922歩でした。
   道ばたで売っていた『1kg 100円』の『無農薬ミカン』のおいしかったこと!♡♡
                感謝!感謝!


そして。

今日は11月22日。年間第三十四月曜日。

   『聖セシリアおとめ殉教者 記念日』
   
     『聖セシリア』ラファエロ・サンティ作品 

    セシリアは、ローマの殉教者であり、
 五世紀に、ローマで、彼女に献げられた聖堂が建てられた。


2-3世紀頃。 セシリアは、ローマの裕福な貴族の家にまれた。

    父の意志により、異教徒の青年バレリアノ結婚したが、
     彼女は、神のために生涯処女であることを選んだ。

 バレリアノは、彼女の熱心な信仰態度に心を打たれ、弟ティブルツィオとももに洗礼を受けた。
 そして二人は、迫害されて殉教した人びとの遺体を引き取り、手厚く葬った。
 このことがローマ総督の耳に入り、バレリアノと弟は捕えられ、
 信仰を捨てるように命じられたが拒んだため、2人は斬首の刑を受けた。

 セシリアは、彼らの遺体を引き取り埋葬した。
 その後、捕えられ、首を切りつけられて、3日間の苦しみののち殉教した。 

    彼女は、キリストへの愛のために殉教した者として描かれ、
    キリスト者の女性の優れた『模範』として示されている。
  「心のうちで神に音楽を奏でていた」といわれる伝承があることから、
     『音楽家の保護の聖人』として人びとから親しまれている。
          『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』
   
 『信じる者の力である神よ、あなたに呼び求めるわたしたちを顧みてください。
       聖女セシリアの取り次ぎに支えられて、
   ふさわしい賛美の歌をささげるることができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、 イエスは目を上げて、
   金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。
   そして、
   ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、
 
           言われた。

      「確かに言っておくが、
    この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。
    あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、
   この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」』 
        ルカによる福音書 21章1-4節


  
   今日のイエス様は、
   『誰よりも沢山の献金』をしたやもめを、ほめたたえます。


   金持ちたちは、
   多額の資産の中のほんの一部、余るものの中から、献金をします。
   それは、『犠牲』を伴うことなく、人々の称賛を得られるものです。

   一方。

   やもめは、
   乏しい持ち金の全額、生活費の全額を献金しました。
   それは、大きな『犠牲』をともなうものです。
   人々の称賛を得られる額ではないのですが、
   それは、なんでもご存じの神様の称賛を得ることが出来るものです。


   『献金』は、『犠牲』を伴うものか? 『犠牲』を伴わないのか?
        献金者の『心』が問われるのです。

  
     私たちも、日々、問われているのです。
 イエス様は
『私の兄弟である最も小さい者の一人にしたのは、私にしてくれたことなのである』
       マタイによる福音書 25章40節  と言われます。
 使徒パウロは、
 『あなた方のすべては神から頂いたものです。品位ある生活をしなさい。』
       コロントの信徒への手紙 7章35節  と言われます。

    私たちも、やもめの献金に倣って、
    神から頂いた恵みを、お人と分かち合えるようになりたいですね。
        祈りましょう。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『だから、目覚ましていなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。』
     マタイによる福音書 24章42&44節  アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日の歴史探訪仲間の84歳の友人は、
月に2~3回の麻雀、レッスンを受けているピアノのリサイタルが近々、絵画教室で今は『慰霊写真』ではなく自筆『慰霊油絵』を描いているそうです。
”自分で主体的に動く!”、美しい友人から今日も学びます。 お元気で!「

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