医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

そっと置く

2023-07-16 05:04:55 | 薬局
集える仲間の大切さを実感する。

木曜日は広島、金曜日は福岡と「薬局経営研究会」のピンチヒッターとして主役を務めてきた。
久しぶりに1時間15分も惜しげもなく怒涛のような講釈が爆裂した。
まさに“講釈師、見てきたようなうそをつく”のごとくである。
その後はいつもの質問タイムとなる。
デジタル関係の難しい質問がなくてよかったと胸をなでおろす。
そして、お約束のように19時ぴったりで終了した。
さすがの”神業“である。

研修会の後は懇親会の運びとなる。
そこで、聞こえてきたのは「この会があって知り合いになれた人が多い」である。
そんな知り合い同士がたまに集まって飲んでいるそうだ。
そして「この会がなければ小さな世界で毎日同じことを繰り返していたと思う」である。
確かにそうかもしれない。
薬局と言う小さな世界でほとんどの時間を過ごす。

”人は感動で動き、出会いで変わる”と言う。
私の話から「感動」があったとは思わないが、何らかの動機付けにはなっているように思う。
そして何よりも「出会い」の効果はあったように思う。
初めに会ったのは10年ほど前になる。
時の経過が彼らを変えたのか、出会いが彼らを変えたのか。
いい方向に変わったと実感している。

福岡の研究会が終わり昨日は札幌に帰ってきた。
実は、こちらでも新たな出会いの場が待っていた。
以前にもちらっと伝えたと思うが少人数での薬局見学ツアーである。
今日の午前中も見学がある。
新たな出会いに刺激され、新たな発見があることを願っている。

デジタルには付いけていない私ではあるが、アナログな人と人との出会いの場は作れる。
これが次の薬局の将来を担う人への大きな置き土産になりそうだ。

せっかく置くんだから拾い忘れるなよ。
コメント
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