ICT甲府
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない




昨晩書いた年越し派遣村にも関係する記事「雇用戦争とNPOの活動」には、仕事始めの1月5日に電話確認した日比谷公園の使用について追記しておきましたが、もうひとつ私が調べきれなかったのは厚生労働省の講堂が開放された経緯でした。なにしろ1月2日にこれが決まったのですがお役所は休みです。

「カトラー:katolerのマーケティング言論」というブログ記事の、「年越し派遣村」の正月に見た「中流」の崩壊(2009.01.04)に、『年越し派遣村には、マスコミも含め、外部の視察者が多数来ていたが、政治家では、厚生労働副大臣で自民党の大村秀章衆議院議員が顔を見せ、私たちボランティアが握ったおむすびを入村者に配っていた。大村は、年越し派遣村に予想を超えて住居の無い人々が集まってきたため、厚労省の講堂を宿泊場所として急遽開放するなどの措置をとった。』との記述があり大村秀章氏の指示だったと理解しました。

時事通信サイトで、「国は現場を知らない」=年越し派遣村で-石原都知事(2009/01/05-12:33)の記事が出ていました。
『東京都の石原慎太郎知事は5日、都職員に向けた新年のあいさつで、都が避難所などを提供する市民団体主催の「年越し派遣村」の事業について「政府や厚生労働省は(労働者を)救おうとの意思はあるかもしれないが、どうしたらいいか分からない。結局、ボランティアの方々と地方自治体が協力して成果を上げた」と述べた。その上で「本当に国というのは大事な現場を知らないなとつくづく感じる」と政府の対応を批判した。』とのことです。前の記事に追記したようにやはり石原都知事の意思も働いていたのだろうと思います。

カトラーさんは『こうした対応については評価すべきだが、大村議員には厚生労働副大臣として先ずやるべきことがある。』と書いています。何をやるべきと書かれているかブログをご参照ください(^o^)
毎日新聞には舛添厚労相:製造業への派遣、個人的には反対(2009年1月5日 東京夕刊)の記事が出ました。東大教授としてテレビ討論に出演していた頃から舛添要一さんは知っていましたが政治家に転進されてからのスタンスには歯痒いものを感じていたので、今後に期待したいと思います。『「年越し派遣村」の入村者への今後の対策については「職と住居を確保することが第一。すぐに見つからない人に対しては、生活保護の手当てを急いだり、つなぎの融資条件を緩めるなど、総合的に救済したい」と述べた。』 今のマスメディアのスポットライトから外れて隠れてしまっている人々にも同じ思いをはせることを忘れてはいけないでしょう。

追記-「年越し派遣村」サイトを見ていて2008年1月2日のブログの記事に厚生労働省の講堂の開放かちとる!というタイトルの記事がありました。 『「派遣村」実行委員会が厚生労働省に行っていた、5日までの宿泊場所確保・提供の申し入れがみのり、厚生労働省の講堂が開放されることとなりました!』とあります。上に書いたように大村秀章厚生労働副大臣の指示だったと理解した私が間違えているかも知れませんが、どちらにせよ「開放かちとる!」というタイトルにワタシ的には違和感があります、「講堂が開放されます」というようなタイトルで私なら書きます。

Sakamoto01 ◇ 毎日新聞で、派遣村:「本当に働こうとしている人か」と坂本総務政務官(最終更新 1月5日 19時03分)の記事を読みました。『坂本哲志総務政務官は5日、総務省の仕事始め式のあいさつで、仕事と住まいを失った派遣労働者らを支援するために東京・日比谷公園に開設されていた「年越し派遣村」に触れ、「本当にまじめに働こうとしている人たちが日比谷公園に集まってきているのかという気もした」と述べた。そのうえで「(集まった人が)講堂を開けろ、もっといろんな人が出てこいと(言っていたのは)、学生紛争の時の戦術、戦略が垣間見えるような気がした」と続けた。』 坂本哲志さんは昭和25(1950)年生れですから学園紛争を身近に体験されていたのかも知れません。

この記事では派遣村の人々の要求に応じて厚生労働省が講堂を開放したということでしょうか。経緯を説明する正確な情報が欲しいです・・・

◇ 菅直人公式ホームページの2009年1月 3日記事、派遣村には、『「派遣村」の関係者から予想以上の人が集まり、泊まるテントや炊事の機能が不足なので何とかならないかという相談が飛び込んできた。政府関係者や近隣の区長に働きかけると共に私自身も日比谷公園に駆けつけた。最終的には厚労省が講堂を開放してくれると共に、中央区も廃校を2箇所開放してくれることになった。』と書かれていました。複数の人々の連係プレーがあったのでしょう。

◇ 東京都広報ページは、「年越し派遣村」を訪れている労働者に対する緊急支援(平成21年1月4日 福祉保健局)が読めました。これについて「年越し派遣村」ブログでは1月4日20:35 「厚生労働省と東京都が500人分の住と食を保障と決定!」と記事があります。

◇ 東京都千代田区、人口43千人、23千世帯、現在生活保護を受けているのは約400世帯、『FAX申請が約230人。住所が日比谷公園になっていても、資産がないなどの受給資格が認められれば、生活保護費が支給される。』産経新聞 2009.1.5)

このテーマははっきりした結論が出ませんが東京都記事にあるように『「年越し派遣村」の主催者から、厚生労働大臣に対し緊急避難場所の提供等についての要請』という正式な形式が踏まれた(ここに至るまでにいろいろな方々の根回しもあった?)として終りにします。私は些細な事が気になるのです、その5W1Hを確認するとICTにも関係するけっこう本質的な事に気が付く場合があるから・・・

2009-01-09 最終補足です。田原総一朗の政財界「ここだけの話 「派遣首切り問題の根っこにあるもの」に書かれていたので残します。やはり新聞が書かない事を私はネット記事から調べていたのだったと納得しました。私はこれからも同じような調べ事を繰り返すだろうと思います--ネットオタクですから(^o^)
『番組では終始悪者だった大村秀章 厚生労働副大臣だが、派遣村の湯浅誠 村長の要請を受け入れて、厚生労働省の講堂を、元派遣社員の宿泊用に開放した。  官僚は絶対反対だろうから、これは相当大変だっただろう。よくやったと思う。  しかし、こういうことを新聞は全く書かない。開放されたということは書くが、何があったのかということは書かない。いきさつが分かれば、「あぁ、世の中ってそういう風に動いているのか」と分かりやすいのに、そういう報道が全く無い。とても残念だと思う。』

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