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2024.05.13【吉田ルート】2024年登山規制 よくあるご質問

2024.05.13【吉田ルート】山梨県富士山吉田ルート通行予約システム

山梨県庁が更新した富士山登山者の管理に関する内容がこの2件だと思います。

2024年5月13日 11:55 山梨県、富士山登山にネット予約 入山規制に対応(日本経済新聞)

 山梨県は13日、富士山で7月1日から始める登山規制に合わせ、山梨側ルートに通行予約システムを導入すると発表した。5合目で徴収する通行料2000円をネットで事前決済することができる。登山者を1日当たり4000人を上限とする人数規制の運用や通行料徴収窓口の混雑緩和につなげる。

 予約は5月20日午前10時から「富士登山オフィシャルサイト」で受け付ける。利用は任意。事前決済するとQRコードがメールで届き、登山者は5合目登山口の専用端末にかざしてゲートを通過する。登山日の前日まで予約できる。

 山梨県は予約状況を把握することで、登山の当日受付が可能な人数をSNSや麓の駅・駐車場などで周知する。「登山者が5合目に向かう前に規制の可能性を把握できるようにする」(県知事政策局)

 予約システムは日本語、英語、中国語に対応。決済はクレジットカードのほか、中華圏で普及するQR決済が利用できる。通行料とは別に静岡県などと共通で任意に集めている富士山保全協力金1000円も同時決済できる。代表者1回の処理で最大100人分の一括決済が可能という。

 事前決済完了後は自己都合でキャンセル・変更しても返金はできない。また予約済みでも午後4時から翌午前3時までは、夜通しで山頂を目指す「弾丸登山」を防ぐため、山小屋宿泊者以外は通行できない。

 富士山は山梨側の登山道の吉田ルートが7月1日に開通する予定。静岡側の登山道の御殿場、須走、富士宮の3ルートは7月10日の開通を予定している。静岡県は今夏から夜間登山を制限する社会実験を始めるが、富士山保全協力金以外の通行料などの徴収は予定していない。

 2023年の夏山シーズンは山梨側の登山者数が約13万7000人、静岡側は3ルート合計で約8万4000人だった。山梨側で1日当たりの登山者が4000人を超えたのは5日間あった。
 
2024年5月13日 14:00 富士登山の混雑緩和に予約システムを導入 山梨県側、通行料の2千円を事前徴収(産経新聞)

 富士山の登山道の混雑や登山客のマナー違反が問題となる中、山梨県は13日、山梨県側の登山道である「吉田ルート」に通行予約システムを導入すると発表した。同ルートでは今年から登山規制や通行料徴収などを導入。新たに予約システムを導入して通行料を事前決済することで、現地の混雑を緩和する狙いがある。予約は20日午前9時から開始する。

「弾丸登山」を防止
 山梨県では条例を定め、今年から富士山登山の時間帯、人数などの規制を実施する。7月1日~9月10日の夏山シーズンに登山道の5合目付近にゲートを設置。午後4時から翌午前3時までゲートを閉鎖し、その時間帯は通行できないようにする。夕方以降に5合目をスタートし、山小屋に宿泊せずに夜間登り続ける「弾丸登山」ができないようにする。

 また、山頂付近や登山道の混雑を防ぐために、1日当たり4千人を超えた段階で登山者を制限する。ただ、山小屋宿泊予約者はこの規制の対象外だ。ゲート通過時に任意で集める協力金1千円とは別に、通行料として2千円を徴収する。

キャンセルに返金なし
 こういった規制が始まる中で導入される通行予約システムは、事前予約によってゲート周辺での混雑、混乱を避けるのが狙いだ。

 予約は県などが運営する「富士登山オフィシャルサイト」で登山前日まで受け付ける。予約は、クレジットカードやQRコードで決済し、通行料2千円を支払った段階で成立。団体客対応で最大100人分の予約が可能だ。

 決済完了後の自己都合によるキャンセルに対しては返金しない。午後4時のゲート規制に間に合わない場合も返金されない。

 このシステムによる予約枠を3千人に設定。そのため、1千人は事前予約なしでもゲートで通行料を支払えれば通過できるが、人数制限によって入山できないリスクは残る。また、山小屋の予約とは全く連携しておらず、県は予約システムではあくまでのゲートの「通行予約であり、山小屋の宿泊予約ではない」と注意を呼び掛けている。

静岡側は事前登録制
 今シーズンの富士登山規制は、昨年秋から条例改正など伴って決定したもの。そのため、予約システムなどの議論が十分に進まず、地元との調整がうまくいっていない。そのためすでに山小屋の予約はほぼ埋まっているという中で、今後、規制や予約システムを国内外に向けて周知できるかが課題だ。県では「規制は初めてで、今年のシーズンの状況をみて、改良することもある」(担当者)としている。

 また、静岡県側の登山道では通行料徴収などはないが、社会実験として登山計画の事前登録システムを始めるとしている。これにより山梨側1ルート、静岡側3ルートの全ての富士登山ルートが昨年までと異なり、新たな手続きが必要になる。
 
2024年5月13日 12:03 富士登山の事前予約 20日から受付開始 1日3000人が上限 山梨県(YBS NEWS)

 県は今夏から導入する富士登山の事前予約システムについて、5月20日から受け付けを開始すると発表しました。1日あたりの登山者数が上限に達した場合、予約がないと5合目から通行できません。

 富士登山の事前予約システムは今夏から始まる登山規制や通行料の徴収に伴う混乱やトラブルを避けるため、県が導入を決めました。

 予約は任意で、1日3000人が上限です。1日の登山者が4000人に達すると、予約がない登山者は五合目ゲートを通行できなくなります。ただし、山小屋の宿泊予約者はのぞきます。

 予約は富士登山オフィシャルサイトから、登山日の前日までに行います。メールで届いたQRコードを登山当日、5合目の端末にかざし、予約済みを証明するリストバンドを受け取る仕組みです。

 予約には通行料2000円の事前決済が必要で、クレジットカードかQRコードで行います。また、支払いが任意の協力金も同時に決済することができます。複数人での登山の場合、代表者1回の処理で最大100人分の一括決済が可能です。

 事前決済が完了した時点で自己都合によるキャンセルや変更はできず、予約があっても午後4時以降は山小屋の宿泊予約者をのぞいて、五合目ゲートを通行することはできません。

 県は今夏の富士登山の予約受付を5月20日午前10時から始めます。

 長崎知事は「予約システムを積極的に利用してもらい、安全で快適な富士登山を楽しんでほしい」とコメントしています。
 
2024年5月13日 11:30 富士山 夏山シーズンに「通行予約システム」 1日3000人が上限 20日から運用 山梨県(UTYテレビ山梨)

 山梨県は5月13日、この夏の富士山の登山規制に合わせて20日から「通行予約システム」を運用する事を明らかにしました。

 山梨県は2024年の夏山シーズンから富士山の吉田ルートで通行料として2000円を徴収するほか、山小屋宿泊者を除き、毎日午後4時から翌午前3時までと1日に4000人を超えた場合に入山を規制する事にしています。

 これに合わせて山梨県は登山者が任意で登録する通行予約システムの運用を今月20日から始める事としました。

 このシステムでは登山日の前日までに氏名や連絡先、登山する時間帯のほか、宿泊する場合は山小屋の名前などを登録し、通行料2000円をクレジットカードやQR決済で事前に支払う必要があります。

 予約完了時に届くQRコードを五合目の事前予約専用の窓口で提示すれば通行料を支払った証明のリストバントが渡されます。

 任意で支払う富士山保全協力金の同時決済もできるほか、旅行会社のニーズに対応するため1回で最大100人の一括決済が可能です。

 一方で自己都合による変更やキャンセルについては返金はしないという事です。

 県は予約登録をした場合は、規制を行う目安としている登山者数の4000人のなかに予めカウントされるため、人数の制限を気にせずに登山が可能になるとしています。

 ただし、予約登録をしていても、午後4時以降の通行は山小屋宿泊者を除いて規制されます。

 また予約システムの受付人数は3000人を上限としていて、1000人以上は当日の受付が可能だということです。

 当日の受付が可能な人数はSNSなどで発信するとしています。

 予約の受付は富士山登山オフィシャルサイトで20日の午前10時から始まります。

 富士山の夏山シーズンは夜に一気に山頂を目指す「弾丸登山」や登山道の混雑が問題になっていました。

 山梨県の長崎幸太郎知事は「安全な登山を確保するため、登山規制や通行料徴収など、新たな富士登山のルールを設けました。予約システムを積極的に利用いただき、安全で快適な富士登山を楽しんでいただきたい」とコメントしています。
 
2024年05月13日 14時07分 山梨県 富士山の登山者数管理に向け 入山予約システム導入へ(NHK)

 富士山の登山者数を管理するため、山梨県は事前に登山日を予約し、1人あたり2000円の通行料を決済する新たなシステムの導入を決め、今月20日からことしの夏山シーズンの受け付けを開始することを発表しました。

 山梨県は富士山の環境保全や登山者の安全対策のため、ことしの夏山シーズンが始まる7月1日から、登山者数の上限を1日あたり4000人とし、1人あたり2000円の通行料の支払いを義務化することにしています。
 こうした取り組みを始めるにあたり、県は現場での混乱を避けるため新たな予約システムの導入を決め、詳細を発表しました。
 新たな予約システムは環境省、山梨県、静岡県が運営するホームページ「富士登山オフィシャルサイト」を通じて利用することになっています。

 具体的には山小屋に宿泊するか、日帰りかを選択したあと、登山日と通行料や任意の協力金を支払う人数を確定したうえで、個人情報や決済の方法を入力します。
 システムの利用は任意となっていて、登山日の前日まで予約することができます。
 県はシステムを利用せずに当日、訪れる登山者も想定し、システムでの予約枠は、1日あたりの登山者数の上限4000人のうち、3000人分としています。
 新たな予約システムは今月20日午前10時から運用を始めることにしていて、7月1日から9月10日までの夏山シーズン中の予約を受け付けることにしています。
 新たな予約システムが導入されることについて、富士山の山梨県側の5合目を訪れた観光客からはさまざまな声が聞かれました。
 カナダから訪れた男性と女性は「新しい予約システムが導入されることを知っているか」と尋ねたところ2人とも「知らない」と答えました。
 また、東京から訪れた男性は「新しい予約システムのことは知らなかった。ネット上でもそういう情報が出回っている印象がない」とと話していました。
 一方、アメリカから訪れた女性は「システムがあるなら使いたい。プランを立てたり準備をしたりするために、役立てたい」と話していました。 東京から訪れた男性は「富士山に登るとしたらシステムを利用すると思う」と話していました。
 新たに予約システムを導入することについて、長崎知事は、「混乱やトラブルを最小限に抑えるとともに、登山者の利便性向上を図り国内外の皆さまに安心して富士山に来ていただくため通行予約システムを整備した。予約システムに登録することで人数規制の不安なく登山計画を立てることが可能になるので積極的に利用していただきたい」とするコメントを出しました。
 山梨県が導入する新たな予約システムについて、地元の観光関係者は「事前に予約を行えば入山が規制される午後4時直前からでも登山ができてしまうので、実質的な弾丸登山を行う人が出ないか心配だ」と話していました。

【通行料2000円の根拠】
 通行料を2000円とした根拠について、山梨県はゲートの設置費や登山道や
 ゲート付近の指導員の配置、そして広報活動といった必要経費を過去の年間平均の登山者数で割って算出したと説明しています。
 この金額について長崎知事はことし2月の定例記者会見で「必要な経費、やるべきコストも含めて積み上げたもの」と説明したうえで、富士山の価値を踏まえれば妥当だという認識を示しています。

【登山規制の経緯と内容】
 富士山の山梨県側の登山口、吉田ルートからは去年7月から9月までの夏山シーズン期間中におよそ14万人の登山者が訪れました。
 コロナ禍前とほぼ同じ水準に回復するなかで、問題になっているのが登山者のマナー違反で、夜通しで一気に山頂を目指す、いわゆる「弾丸登山」をする人や登山道で仮眠したりゴミを捨てたりする人もいて、県はその対策としてことしの夏山シーズンが始まる7月1日から、登山できる時間や人数を制限することを決めました。
 具体的には標高2300メートルの5合目にゲートを設置して、登山者数の上限を1日当たり4000人とし、午後4時から午前3時までの間は新たに設置するゲートを閉めることにしています。
 また、ゲートを通過する際には1人あたり2000円の通行料を徴収することにしていて、通行料を支払ったかどうかはリストバンドを身につけてもらい、確認することにしています。

【通行予約システム詳細】
 山梨県が新たに導入する富士山の通行予約のシステムは、環境省、山梨県、静岡県が運営するホームページ「富士登山オフィシャルサイト」から利用することができます。
 通行予約をするページに進みまず、山小屋に宿泊するのか日帰りなのかを選択します。
 そして登山する日を選択したうえで、通行料を支払う登山者の人数を入力して予約の購入画面に進みます。
 そして個人情報や決済の方法を入力すれば予約が完了し、登山当日にゲートを通過する際に使用するQRコードが送られてきます。
 この予約システムは日本語のほか英語と中国語に対応していて、登山日の前日まで予約を受け付けています。
 また、このシステムでの予約は任意となっていて、山梨県が定める1日あたりの登山者数の上限4000人のうち、システムを利用せずに当日訪れる登山者数の想定を除いた、1日3000人分の予約を受け付けることにしています。
 一方、業者などが事前に大量に予約してしまうことを防ぐため、県がゲートを封鎖するような悪天候など以外で、体調不良や交通障害といった自己都合でキャンセルした場合は、返金には応じないということです。
 学校の修学旅行や障害のある人の登山については、通行料は免除されることになっていますが、これらについては新たなシステムを使った予約はできず、県は登山計画を提出する際に、あわせて登山者数を報告してほしいとしています。
 
2024年5月13日 12時30分 富士登山の吉田ルート予約システム、20日開始 通行料2千円を決済(朝日新聞 有料記事)
 今夏から5合目以上の通行を1日4千人に制限し、さらに1人2千円の通行料を徴収するための仕組みとなる。対象の期間は7月1日~9月10日。予約は任意で、前日までに最大3千人を受け付ける。当日分は1千人分を確保し、予約枠が余った場合は当日分に回す。
 
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