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伊方原発をとめる会『第3次締め切りを3月3日といたします。取り組みをいっそう広げていただけますようお願い申し上げます。』 とのことです。署名用紙がアップロードされたページから PDFファイル 505 KB がダウンロードできます。これを印刷して署名欄に記載した原紙を 『伊方原発をとめる会事務局 〒790ー0003  愛媛県松山市三番町5-2-3 ハヤシビル3F』 まで郵送してくださいとのことです。
以下はその署名用紙の上段に書かれている要望内容です。

愛媛県知事 中村時広 様

伊方原発を稼働させないでください
―フクシマを繰り返さないために―

東京電力福島第一原発の事故によって、多くの住民が、生命を脅かされ、財産・ふるさとを奪われ、人生を根本から変えられてしまいました。「絶対に福島のような事故を起こしてはならない」と住民だれもが強く思っています。福島第一原発では、今も危機的状況の中で収束に向けての作業が続いていて、人類は原子力を制御することも、事故後の汚染や危機を消し去ることもできないという実態を見せつけています。

福島原発事故の直後から、「津波以前の地震動によって、原子炉の重要部分に破壊が起こった疑い」が指摘されています。このことは、沖合約6kmに中央構造線活断層帯が走る伊方原発にとって、極めて重大な問題です。また、内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は、巨大地震の震源域を伊方原発のほぼ直下にまで拡大しています。

伊方原発で過酷事故が発生した場合、全国で唯一内海に面していることから、閉鎖性水域である瀬戸内海を死の海に変えてしまいます。福島の経過から見て、四国4県はもとより国内の広い範囲に被害をもたらすことは明らかです。

住民の生命と環境を守る責務があり、四国電力との間に安全協定をもつ愛媛県知事に求めます。被害が想定されるすべての府県や市町村と四国電力との間の安全協定締結を促進しつつ、「絶対に事故を起こさない」ことを確実にするために、伊方原発を稼働させないでください。また、福島第一原発4号機燃料プールで危険な状態が続いていることに対応し、伊方における使用前後の核燃料等の厳重な管理を求め、廃炉への道筋についても明らかにさせてください。

 ついては、次の点を申し入れます。
 ① 伊方原発を稼働させないでください。
 ② 核燃料等の厳重管理も含めた廃炉計画を、政府及び四国電力に作らせてください。

目標の40万筆が達成され、それがさらに100万になろうとも、愛媛県知事や関係行政は全く気にもせず、政府や地域利権者達の意のままにただ粛々と予定通りに事業を進める事でしょう。3.11以後に問題を考えつづけている人々は少ない、ほとぼりさえ冷ませば原状復帰で昔のウハウハ生活が再来すると思っている人々が残り大半、その筆頭が政治・行政に関わる人々、同調するマスメディアです。
それにしても、統一地方選の四年区切りは長いなぁ、、、と感じながら新年も半月が経ってしまいました。今夏の「参院戦」に向けたプログラムは構想を新たに・・・

ふくしま集団疎開裁判の1月18日(金)記者会見 の内容が 安倍内閣は「人命第一」を掲げるのならば、原発事故に、責任もなにも、非難される理由もない福島の子どもたちの命を守る事こそ、「人命第一」として掲げるべきであって、そのことを改めて安倍内閣に強く求めるものです。と締めくくられて読むことができます。このところ体調不良なので、この件は後日に整理したいと思います。


2013-03-10 追記
伊方原発をとめる会
地元紙、愛媛新聞の記事にも注意したい。
伊方原発をとめる会では、3月11日に第2回目の知事宛署名提出をされるとのこと。

2013-03-12 追記
愛媛新聞 2013年03月11日記事 「伊方原発の再稼働反対訴えパレード 松山・新居浜」 を確認しました。
「伊方原発をとめる会」では、「3月4日、当会は愛媛県議会(岡田志朗議長)に対して、以下の4項目についての請願を行いました。」との記事が3月12日付けでアップロードされていました。請願文書はPDFファイル(183 KB) がダウンロードできます。上記で確認した要望内容が具体的に4項目になっています。



コメント ( 7 ) | Trackback ( )


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コメント
 
 
 
既に停まってる原発は再稼動しないに越したことは... (アキラ)
2013-03-10 13:39:57
既に停まってる原発は再稼動しないに越したことは有りません!
●それより【原発を停める】の集会に参加しない
今の愛媛県松山市長と民主党のながえさん(もぎたてコンビ?)と中村愛媛県知事
とはホントに愛媛県人なのか
ほかの不参加の政治家は人間なのか?
 
 
 
原発を停める集会が終わるまでに市長・県知事・四... (アキラ)
2013-03-10 16:33:18
原発を停める集会が終わるまでに市長・県知事・四国の議員は誰も現れず!
愛媛県の県政はその迷走のスピードを早めてしまった!!企業も既に腐り切っています!
まともな企業は1割り程度
 
 
 
アキラさん、情報ありがとうございます。 (ictkofu)
2013-03-10 21:57:56
アキラさん、情報ありがとうございます。
伊方原発をとめる会を確認して本文に追記しました。
新潟県では知事がまともな意見を説いても、市長達は意に介さず震災瓦礫焼却を進めました。
昨年暮の総選挙で時計の針が逆転したから安心しきった人々が多いのだと思っています。
 
 
 
中村県知事が福島でないが募金と署名を受け取って (アキラ)
2013-03-11 21:39:21
中村県知事が福島でないが募金と署名を受け取って
お金がどうたらこうたらって!
また当事者をそっちのけで理解に苦しむコメントを残していました→→やっぱりこの人達はまともに被災した人・それを助かる人にものが言えないらしい!
●政治家(屋)は募金を受け取ったりしないで
●無駄使いが全く減らないのは政治屋が存在するからです!仲介に政治家が入ると募金が減るからいなくなれ!
●でもね原発を停める集会に参加しろよ
インチキな政治家さまガタ
●松山の城山公園でも集会していたのに政治家は全く集まらない・・・ナンデ??集まるのは選挙の時だけですか?
 
 
 
アキラさん、たびたびのコメントありがとうござい... (ictkofu)
2013-03-12 21:17:10
アキラさん、たびたびのコメントありがとうございます。

1.コメントが私の記事に対するご意見の場合は別ですが、記事では言及されていない事案についてご自身の意見などを書くような場合には、誰でも分かるようなソースへのリンクは必要だと私は考えています。
ですから、私は愛媛集会については確認して本文に追加しました。

2.http://www.tokihiro.jp/
 中村時広 愛媛県知事の公式ホームページは確認しました。
http://www.pref.ehime.jp/kense/chiji/chiji.html
 県庁の知事室ページ
http://www.pref.ehime.jp/h12200/chijicolumn/index.html
 県が発信する「中村知事のときめきだより」
中村時広 愛媛県知事が原発震災、伊方原発やオスプレイ飛行訓練について、どのような発言をし、どのようなスタンスなのか、
そのスタンスで愛媛県政をどのように運営されているか、私は関心が無いわけではありませんが、調べて確認する時間はありません。

3.ネットをどのように活用するかは人それぞれですが、私は意見を書きたい時はまず自分のページを設定しています。
その記事をご案内する形でコメントを投稿したり、トラックバックを送っています。記事を読むかどうかは読者の選択なのです。

アキラさんのお考えはわかりますが、私がネット活用について考えている方法とは異なっているように思えます。
もしWebサイトなどをお持ちなら、それをお知らせください。
単なる意見投稿は今回で終りにしていただければ幸いです。
 
 
 
正攻法でない書き込みですみません! (アキラ)
2013-03-14 23:17:59
正攻法でない書き込みですみません!

気持ちが先走る内容でかえって不快にさせてます!

ただ一番伝えたかったのは下記の無限ループで永遠に葛藤が続くと言う事

●最近の当事者を忘れた感じの強い行いが多いので何とか成らないのか?とずっと考えさせられる・・・・●答えにはとてもたどり着けませんからこう言う事に特に無力・無能な自分への怒りも有って
●どうなれば理想に近い状態に成るんだろう?と考え続けてしまう

【混乱を与えて申し訳ありません!】がそれでも何か伝えたい!
 
 
 
アキラさん、私からのメッセージをお読みいただい... (ictkofu)
2013-03-15 01:57:27
アキラさん、私からのメッセージをお読みいただいた上でのコメントを、
とても大切なものと受け止めました。
私の考え方を書いておきます。

「無限ループで永遠に葛藤が続く」のは原発問題だけにはかぎらないものと思っています。
自分自身の中の葛藤は時には宗教(信仰)に救われる場合もあると思いますが、
社会的な問題では誰でもが個人の無力感を感じるものと思います。

その時に言論で合意形成に導ける事が大切な事だと思います。

1.言葉で論じる時に大切な事は、相手の論理の中に入って論じる事です。外側から、自分の立脚点からだけ論じるのは言いたいことを言い合うだけに終ります。ウヨとサヨの論争、自分の信じることを守るためだけの言論-神学論争みたいなもんです(^o^)

2.相手の論拠を確認することが最も大切な事で、そのベースから相手が結論を導いたプロセスにある間違いを互いに明確にして論じ合う事、これは神学論争にはならないものです。相手が言うことは理解した上で論理的に矛盾がある事を指摘するのです。

3.ですから、互いにソースを明示し、双方でそれをソースとして認めて論じるのでなければ、合意形成に至ることはあり得ません。
しかしソースが聖書だったり妙法蓮華経だったりすれば神学論争でしかない。
ソースが「常識」とか「世間」とか「正義」などのような言葉ならやはり無意味です。

4.さらに同じ論拠(データ)を基にしているなら、そのデータの採り方そのものに問題が在るかどうかもお互いに確認することも必要です。

行なわれている論争が読めた時に、第三者から、ソースとなるべき資料には別にこういうものがある、というコメントが入り、それによって議論はさらに深まる場合もあります。

私が常に「ソース確認がまず第一」とするのはこのプロセスを有効にするためです。

ネットが使えない時代、国民が判断するソースは新聞、テレビなどのマスメディアだけでした。
ネットで発信していても、その論拠そのものに問題が在ることをネットから指摘される時代になったのです。

合意形成とは100対0を意味するものではありませんが、これは長くなるのでやめ。

行政において言論による合意形成も地域の民にその能力が無いなら独裁政治に移るでしょう。
政治のレベルは有権者のレベルの反映と言われるのは、そういうことだと私は思っています。

以上、長くなりましたが別記事にするほどの中味はありません。
アキラさんのコメントへのレスとします。
 
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