山梨県選挙管理委員会が公開した総選挙開票速報を見ながら、
支持する政党名を記す比例代表投票と小選挙区候補への投票とはどのような関連があるかと興味を持ちまして、こんな作業をしてみました。
ポイントは比例代表として選択した政党と小選挙区候補者の政党とにどのような関連があるのだろうかという点です。
政 党 |
比例得票 |
% |
自民党候補の得票はどこから? |
党% |
候補得票 |
候補者 |
自由民主党 |
142,441 |
34.5 |
比例の自民公明を足しても
194,395 47.1%
3候補の得票率に及ばす
|
58.5 |
105,876 |
中谷真一 |
70,532 |
堀内詔子 |
67,434 |
長崎幸太郎 |
公明党 |
51,954 |
12.6 |
0.0 |
|
|
日本維新の会 |
14,269 |
3.5 |
自公+候補がいない維新
208,664 50.6%
まだ足りない
|
0.0 |
|
|
希望の党 |
69,204 |
16.8 |
比例の半数が自民候補に
投票と仮定すると
総計 243.266 59.0% おぉっ!
|
28.0 |
107,007 |
中島克仁 |
9,719 |
井桁 亮 |
立憲民主党 |
95,864 |
23.2 |
1区では希望の候補だったのかも |
5.4 |
22,684 |
小林弘幸 |
日本共産党 |
30,432 |
7.4 |
|
6.4 |
21,320 |
宮内 現 |
5,414 |
大久保令子 |
社会民主党 |
5,153 |
1.2 |
|
0.0 |
|
|
幸福実現党 |
3,187 |
0.8 |
|
1.7 |
7,119 |
西脇 愛 |
計 |
412,504 |
100 |
|
100 |
417,105 |
|
真ん中のコラムに書いたのは勝手な戯れ言です。
今回の総選挙結果を都道府県ページで見ていると、比例代表の政党別投票分布は山梨県も他の都道府県もそんなに大差がないと感じています。
山梨では政党理念の支持と候補者選択とが何か乖離しているような気もしますが、私は山梨県の政界事情など全く知りません。
今回の作業は私に何かを教えてくれているかも知れない、だからこのささやかなデータ処理にも意味があったと考える事にします。
山梨県選挙管理委員会が公表している投票詳細です。
投票総数 無効票 有効票 投票率 当日有権者数
比例代表 425,334 12.830 412,504 60.70 700,714
小選挙区 417,105 60.71 700,714
1区 247,343 6,021 241,322 57.50 430,175
2区 178,021 2,238 175,783 65.80 270,539
このデータは山梨県選挙管理委員会の開票速報ページで 「選挙関連の帳票・データはこちらから入手することができます。」 から入ればPDFファイルが確認できます。