ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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久しぶりに伊藤洋先生のブログを訪問したら、2009年9月12日に開催された「大学・地域・産業連携国際シンポジウム」の「Introduction」スピーチが掲載されていました。「環境に係る国際シンポジウムが開かれました」という2009年10月2日山梨県立大学学長ブログの記事です。

私はこのシンポジウム9月12日開催はホームページから知って予定には入れていたのですが、同じ9月12日が「やまなしの美術館大全展」オープニングとなり、シンポジウムには出かけませんでした。

伊藤先生のブログに大きく掲載されている「米キタ」、「アスヤル」、「船クル ヒルコス」の写真を見た時に、どこかでこの言葉を読んだことがあると思いながら本文を拝読して分かりました。いつ何処で見たのかは思い出せませんが、もしかすると山梨県立博物館の何かの展示だったのかも知れません。

明治時代から山梨県出身の経済人が東京や大阪で活躍していたことを、私は甲府に来てから知りました。経済人、文化・芸能人、政治家もその活躍の姿に関心があっても出身地までは関心が無かったのです。私のふるさとが東京なので東京で活躍する人々の故郷まで知りたいと思うことはなかったようです。

伊藤先生のテキストから19世紀から20世紀前半に山梨の経済人が時代のシンボルを「灯りと乗り物」と着眼して事業展開した事を知りました。山梨県史を含めて、私はもっと山梨の事を知りたいと思います。
かつてNHKで放送した「電子立国日本の自叙伝」の記憶がありますが、このWikipediaの記事から1991年だったことを確認しました。私がパソコン(パーソナル・コンピュータ)を扱い始めていたので、マイクロプロセッサーを開発したのが日本人、嶋正利さんだと知って驚いたのを思い出します。

時代の先を見ているようでいて的外れだったという例も多いでしょうし、本人がそれとは意識していなくても先を行っていたということもあるでしょう。私としては時代の先を見て情報を発信している人々に気付くことを大切にしたいと思っています。環境問題については私には取捨選択の基準が未だ確定していません・・・「もったいない」というキーワードくらいか・・・
と、ここまで書いたら Windows7 のタッチパネル機能などについてテレビ東京が伝えはじめました・・・うーん、またまた不勉強を焦りまくることになりそうだ・・・

10月も下旬に入りましたが、旧県立図書館解体工事のニュースは未だ見ていません。時代の先を見ているようでいて的外れ・・・防災機能こそ分散化が必要なものではないかと私は考えます。それは米国の国防機能として構築された「アーパネット」が「インターネット」に発展した事から類推できると私は考えています。

2009年10月31日、忙しさに紛れて最近は読まずにいた山梨新報サイトで、2009年10月16日付伊藤先生の「指導者 時代を切り取る言葉の力」を読みました。副題が『甲州財閥の「灯りと乗りもの」 明瞭な日本語で次代を語る』です。伊藤先生はこの小論の末尾に(斉藤芳弘著『甲州財閥物語』参照)と書き添えられています、ありがたい。



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