事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2015年6月号PART3 庄内弁講座「かちょぺね」

2015-06-21 | 明細書を見ろ!(事務だより)

明細書を見ろ!2015年6月号PART2「受話器の向こう側で」はこちら

庄内地方とひとくくりにしますが、しかし内部では抗争も。実は酒田と鶴岡って、かなり仲が悪いのです。

ということで事務室にやってきた人たちに

「酒田の女と鶴岡の女、どっちがきれい?」

と政治的に正しくない質問をしたら、鶴岡出身者が

「鶴岡の方が、着ている服がださいです」

と驚愕の発言。

「武×商店で買ったような服を着ています」と×田商店が聞いたら怒るようなことまで。

わたしは逆に鶴岡の方がずっときれいだと思っていて、酒田はしま×らで買ったのをそのまま着ているだけじゃんと。

これはいったいどういうことだ。わたし、思いつきました。となりの芝生は青く見える=なじみがない制服は綺麗に見える、という法則はないかと。


というのも、どうやら女性たちは自分が卒業した高校の制服を蛇蝎のごとく憎んでいる例が多かったのです(わたしの周りだけかも)。

「だっせー」(鶴岡の某高)

「あっつー」(酒田の某高)

「着る方の身にもなってみろ」(セーラー服の某高)

……いやでもやっぱり鶴岡の方が可愛いような気がするけどなあ。ちなみに、そういうことにこだわっているヤツのことを庄内では「かちょぺね」(ろくなもんじゃない)といいます。

今月の1本「駆込み女と駆出し男」(傑作)を見ていて、そういえば近ごろ井上ひさし(原作)のことが話題にならないなあと気づく。稀代の語り手だった彼の再評価はまだか。それはともかく、この映画の大泉洋は絶品。

2015年6月期末勤勉手当号「そもそも、期末勤勉手当ってなんだ。」につづく

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