事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言 2015年3月号PART1 釜の底

2015-03-30 | 国際・政治

黄金の月 - スガ シカオ(SUGA SHIKAO)

2015年2月号「内向きの人」はこちら

近ごろ、新聞を読むのがこわい。釜の底が抜けたかと思うような稚拙な放言が数多くなされ、それは発言者の知的レベルをしめすだけだとしても、そのあとで妙に開き直るのである。それがどうかしたのかと。やはり、世間の釜の底が抜けたのだろう。居心地の悪い世の中だ。ということで今月は名言が1回ではおさまりきれません。

「『絶対に行ったらいかんよ』と言われる所は行かんことだ。日本中が大騒ぎし、官邸の国旗が半旗になる。こんなおかしな話はない」

鴻池祥肇(こうのいけよしただ)参院議員の発言。チュニジアの博物館襲撃事件で日本人を含む多数の被害者が出た事件に関して。この鴻池という人はこりない人で、かつて情宣でも特集したのだが、防災大臣時代に

「(長崎における幼児殺害事件の加害者の)親なんか市中引き回しのうえ、打ち首にすればいい」

と断じたり、何度も女性スキャンダルでもめている。それでも放言がやまないのは「みんな、実は俺と同じことを思っているんだろう?」という妙な自信があるからだと思う。今回の発言は自民党内部の会議で発せられたものだが(報じているのは朝日だけか?)、いまや極右政党と化した自民党内部ではそうなのかもしれない。でもね、普通の人はそんなことを考えてはいませんよ。

鴻池のような人間は、イスラム国によって殺害された後藤健二氏は、お国の言うことをきかないから因果応報だと思っているのだろう。思ってますよね確実に。しかし、違う側面であの事件をとらえた人物もいた。以下次号

本日の一曲はスガシカオ「黄金の月」。さくらんぼテレビの穴埋めCMで聴いて呆然。なんていい曲なんだ!当時の校長の娘がさくらんぼテレビに勤めていたので曲名を訊いてもらったら(これもしかしいかがなものかと)、なんと「あのビデオ、おれの娘つぐったんけー」偶然とは恐ろしいものなり。

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