2013年7月号~好戦的旧左翼はこちら。
「学校給食の安全性に対する市民の信頼を揺るがしかねない重大な問題で申し訳ない」
長野県上田市の教育長の発言。給食センターの調理員が、調理室内で調理した酢豚や受水槽の清掃の様子をフェイスブックにアップしたことに対して。
匿名の通報が市教委に寄せられて調査が入ったようだが、この男性調理員は「上田市の学校給食調理のすばらしさを多くの人に知ってほしかった。問題になるとは思わなかった」と話している。
………………うーん、ちょっとわからないな。おそらく背景にはファストフードやコンビニでバイトする店員が、不潔ととられかねない画像をアップしたことがあるんだろう。にしても、これを問題化する意図がよくわからない。例によって日本人のスタンピード体質が爆発し、誰かをやり玉にあげるなら公務員だと“匿名の誰かさん”は考え、行政はとにかく謝罪してしまえと判断した結果か。誰も問題の本質をつかんでいないし(そもそも問題なのか)、ということは単に“騒ぎ”になっておしまいなのだろう。
※どうやらコメントに問題はあったらしい。くわえて調理場への私物の持ち込みも。そっちなら(かろうじて)理解できます。
「調査中で結論は出ておらず、取材には応じられない」
問題続出の大阪市公募校長の発言。児童の母親に私的なメールを送り、体をさわったりした事実は認めている。この4月に赴任したばかりのこの59才の校長の早業はさすが決定が速い民間ならではですか。先日の退職校長と同様、マスコミに対する強気な対応は共通している。このあたりは上田の教育長にも見習ってほしかったかも。
「僕がロビン役をやらないことは確かだけどね」
「マン・オブ・スティール」の続編に登場するバットマン役にベン・アフレックが決定。ネット上で批判がうずまいていることから、親友のマット・デイモンが応援のメッセージとともに。わたしはアフレックでけっこうだと思うけどなあ。にしても、このふたりはいつまでも仲良くていいですな。
2013年9月号~ユーモアと汚染水の国境につづく。