事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2012年3月号「現給保障PART2」

2012-03-17 | 明細書を見ろ!(事務だより)

Kikiimg01 2012年2月号「現給保障PART1」はこちら

事務部報も今年度最終号です。これでお別れの方々も多いので、色んなネタをつめこめるだけつめこむことにします。お世話になりました。

現給保障を受けている年配者にちょっと気になる動きが。

去年出た人事院勧告のなかに、その廃止が盛りこまれたのです。まあ、去年の勧告は(引き下げ内容だったのに)政治の混乱のなかで完璧に無視され、おかげで国家公務員は「なんで下がらないんだ」と理不尽な批判を受けることになりました。結果的に、そのマイナス勧告もふくめて平均7.8%の引き下げを2年間行う決着。

現給保障の部分は

・(保障されている)額の1/2を平成24年度に削減→削減幅は最大1万円

・平成25年度には全廃

というものでした。おいおい話が違うじゃないか、激変緩和策を途中で打ち切るなんて。

その後いろいろな動きがあり、来年度の削減はどうやら見送られたようです。しかしその次の年には一気に実施される模様(若年層の昇給回復とセット)。

これが山形県職員給与にどう反映するかはさっぱり読めません。現状では

廃止…………14道県

模様眺め……31府県(山形もここに入っています)

無視………… 2都府

ということなので、来年度もこのネタが給与関係のキーポイントになってくるのでしょう。中高年にとって、気が重いことではあります。

なぜ今号の画像が「魔女の宅急便」なのかはちょっとマニアックすぎて……

次のネタ「新子ども手当決着」につづく

2012年4月号~「事務連絡つるべ打ち。」はこちら

コメント
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