事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

雪国の作法PART2~Blue Snow

2012-02-16 | 日記・エッセイ・コラム

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YouTube: Blue Snow-BEGIN

PART1はこちら

「スノーラッセル」ですが、これは、自宅前又は自宅前の道路をはさんだ向かいに雪を捨てられる堰がある恵まれた人は便利かもしれませんが、こちらの場合積雪量が半端なのでそういう環境の家はあまり多くないので、持っていない人もけっこう多いと思います。ちなみに家にはありません。新庄などの人たちがどれくらい持っているかきいてみたいものですが…

……そうかあ、まず前提を説明しなきゃいけなかったんだ。わたしが住んでいる山形県酒田市は、日本海に面しているものだからとにかく冬は風が強く、そのかわりに降雪量は少ない。だから屋根の雪下ろしとか、いかにもな豪雪対策はあまりとらなくてすんでいます。そんな土地柄がスノーラッセル優先状況を生んでいるのかも。

で、正しい雪かきの仕方のつづき。

この季節、北国の人間はとにかく天気予報に注目。ヤン坊マー坊とか。他でもやってるのかな、気圧配置や明日の天気を紹介したあとに『明日の積雪予想』が出ます。ここで泣き笑い。でええ明日も降るのかよ、30分早起きしなきゃ、とか。

雪が少ないときはむしろ楽しみの要素もある。ラッセルでキチンと除雪された庭はまるで龍安寺の石庭のよう(大げさ大げさ)。ラッセルを押すと、両側にどうしても雪の筋ができるので、どうやって押したかが歴然なのだ。

あまり美しく押すことに執着すると、困ったことにもなる。

『押す前に雪の上を歩くと足跡がついてしまう』

のである。ほんと、笑っちゃうぐらい綺麗な白い足跡が点々と……石庭に足跡があったらダメじゃん。ということで新聞配達が来る前にラッセルするのが上級者というものです。嘘です。

雪はねの場合も基本はいっしょ。違いは、押したあとの雪を、どの程度飛ばしてやるかだけかな。もちろん、雪はねの方がずっと遠くまで吹っ飛ばすことができるのですが……以下次号

本日の一曲はクリスマスソング。Beginの「Blue Snow」名曲。

コメント
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