沖縄から帰った翌日、デパートに買い物に行ったら
ノッポさんに会った。
NHKみんなのうた「グラスホッパー物語」の新作発表会らしい。
1年半ほど前に大ヒットしたのだが、私はたまたま「みんなのうた」でそれを聞いた時、名曲だし名クリップだと思い、すぐにCDが欲しくなった。
普通、「みんなのうた」は2曲の番組だが、大作につき通しの1曲。
全編ノッポさんが登場して、振り付けと作詞もやっている。
そもそもノッポさんは私の小さい頃のちょっと不思議なヒーローだ。
NHKの番組「なにしてあそぼう」で熊の子を相方にして一人で段ボールなどで工作をする番組だが、一言もしゃべらない。パントマイムの世界なのだ。この番組の曲はいまだに歌えるなかなかの曲だった。
何年かして「できるかな」という番組に変わり相方の着ぐるみも変わったが、ノッポさんは何ら変わらない。
結局、20年以上見ていた勘定だ。
そしてあの有名な最終回。
これは私も見た。
あのノッポさんが始めてしゃべったシーンは忘れられない。
私はもう大人になっていたが、衝撃的だった。
本名高見映さんも70歳を超える。今は絵本・児童文学作家としても有名だ。
ずっと活躍してほしいなあ。
僕が幼い頃の不思議な憧れのひと。チューリップハットにもじゃもじゃアタマ、パンタロンを履いたノッポさん、すごく会いたかったんです。
撮影はSONY α100 & TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD ASPHERICAL(IF)MACRO
子供が3人もいるから長いこと。
自分が子供の時にはどうだったか忘れましたが
子供の代には一緒になって見ていました。
子供がそのうち見向きもしなくなっても
見ていた気がします。
ちっとも垢抜けていないんだけど
特に面白いというわけでもないんだけど
温かくって親しみのあった
ノッポさんとゴンタくん。
その節はお世話になりました、という感じです。
だって毎日見てると愛着がわきます。
10代の頃、子供番組のお兄さんになりたいと本気で思ったりもしました。
ちゃんと調べたら、かなり難しいことがわかったんですがね。(笑)