SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

流線型列車の時代

2013-06-21 | 鉄道・バス

私はスマホはソフバンのiPhoneだし、DOCOMOが大好きということはまったくないのだが、
この今掲示されているドコモのポスターはなぜだか大好きだ。
この流線型の列車は、とてもレトロで1930年代のアメリカ時代を彷彿とさせるものだ。
単なるドコモダケの変形というレベルではない。
大昔のストリームライナーの時代を研究して書かれている秀逸なものだと思う。
物まねCMだとかアップルが無いとか、ちょっと冴えない感じのドコモだが、
このポスターだけは大いに評価する。










こんな時代の流線型の列車を思い出した。
さすがに私が撮影したものではない。
ネットから拝借した。
1930年代の写真だろう。

戦前のアメリカは鉄道大国で、今の車ばかりのアメリカとはまったく様相が異なっていた。
あらゆる都市が今の東京なみに鉄道網が発達していたのだが、急激なモータリゼーションの発達で
忽然と鉄道が消えたのだ。
都市間の列車は流線型が流行りで、素晴らしいデザインの車両がたくさん居たのに残念なことだ。
最近の欧米は鉄道が見直されて、各都市で新しくLRTや郊外電車の路線が再構築されている。
日本人もそんなことを知っておく必要がある。
どうせ欧米の後を追うことになるのだから。
しかし美しいデザインだなあ。










我が家にはこんな本がある。
「流線型列車の時代」という本だ。
なんたる偶然か、出版社は「NTT出版」なのだ。
なんで鉄道の本がNTTから出されたのか今もって不思議だ。
古い流線型の列車と歴史が細かく書かれた素敵な本だ。











私の撮影した写真から流線型のものをサクッと探した。
これは新大阪で小学校か中学校の頃に撮ったものだ。
元クロ151系の先頭車は新幹線開通前の特急「こだま」で活躍したものだ。
大きな窓は唯一無二で、憧れの車両だった。










慌ててホームを移動して先頭車を撮ったのだろう。
特急しおじはよく乗った。
母親側の祖父祖母は岡山だったので、大阪から岡山に行くときには稀に特急、半分は急行安芸などだった。
特急は「うずしお」とか「しおじ」に乗った。
その後、新幹線ができて、岡山まで58分になってしまって、呆れ返った記憶がある。
遠いものがすぐ近くになってしまったのだ。











やはり流線型といえば、名鉄も思い出す。
これはどこで撮ったのかは思い出せないが、
カメラはオリンパス・ペンEEだったのはよく覚えている。
名鉄は来る電車来る電車、すべて違う形式の電車がやってくるので、
すべて撮りたくなるのはわかっていた。
そこで、コストを抑えるために、1フィルムで72枚撮れるハーフサイズのペンを持っていったのだった。
ただし、そのまま撮ると写真が縦型になるので、カメラを縦位置にしなければならなかったのだ。
名鉄の3400系も名車だったなあ。






本の写真:SONY NEX-6、16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS
国鉄181系しおじ:キヤノン・フレックス、50mm
名鉄3400系:オリンパス・ペンEE





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コメント (4)
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