SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

「不思議なバレッツ」ライブ 02

2010-03-31 | バンド・音楽
楽器だけのテーマが終わって、女性ボーカル(ヴォイス)のえみちょさん登場。



サディスティック・ミカバンドの「タイムマシンにお願い」だ。

私はサディスティック・ミカバンドをリアルタイムに聴いた世代だが、
もう、異様なまでに好きだったのだ。
初期も後記?も全てが好きだった。
1stLPにはドーナツ版の「サイクリングブギ」がおまけで付いていたのだが、
どこかにいってしまった。
ミカが最初に「レッツゴー、ドーナーッツ!」て叫ぶのはドーナツ版だからと
勝手に思っていたのだが、どうなんだか。
2枚目の黒船は大ヒットしたのだが、その加藤和彦さんも亡くなってしまった。
この選曲は追悼という意味もあったのかもしれない。
私が幼少の頃、父親がフォーク・クルセダーズのコピーをしていたのも懐かしい。



ドラムのMEWさん
ハードなドラムだった。
昨年から参加したとのこと。
筆さばき(スティック運び)をずーっと見てしまった。





右奥でベースを弾く「ファンキー君」を紹介しておかねばならない。
まだ服を着ている段階で。

ダンディーである。
おしゃれである。
上手くてカッコイイ人である。
ルー・リードとシド・ビシャスとイギー・ポップを合わせたような人。
って、全然わからないじゃない。というか危ないか。
きっと喋るときちっとした人だと思います。(笑)






ギターのmakolinさんは、弾き方、佇まい、表情、音・・・
そのすべてが渋カッコイイ。
ジミー・ペイジを彷彿とさせる人だ。
(レスポールなだけに)







えみちょさんは毎回、いろんな衣装で登場するようだ。
バンド自体、おそらく毎回テーマがあるのだろう。

高音がクリアーに出る人で、いろんな歌い方が出来そうな声質だった。
木村カエラより声が綺麗。





そして件のイトーさんである。

来月、広島に引越しのため、ライブ出演はラストになるとのことで、
私もどうしても今回、見に来たかったという次第だ。

イトーさんの奥さんと、うちのママが友達だったという縁で、
こうやって出合ったのだが、メールで情報交換をしていたら、
イトーさんの曽祖父と、私の祖先は、芸大で一緒の時期を過ごしていたのが発覚。
イトーさんの曽祖父は30年以上にも渡って芸大の総長をなさっていた
中興の祖とも言えるすごい方であった。
私の祖先は画家とアララギ派の歌人だが、曽祖父さんが、私の祖先を
ヨーロッパに紹介したり、画集の最初の言葉を書いたり、という関係であった。
書籍で調べてみると、二人の書簡(お手紙)が出てきたりする。
私の家にある書簡集に、曽祖父さんから私の祖先に宛てた手紙がある。
内容は、「どこどこに紹介するべき絵画の筆が遅れているようだが、
どうなってますか。」なんて、督促の書簡まであった。(笑)

ところが先日、ギターのmakolinさんとメールでやりとりしていたら、
makolinさんの祖先も、芸大で、私の祖先と同時期に活躍していた有名な方だった。
「たぶん、3人で大酒を飲んでいたかもしれない。」なんて話しになった。


世間というのはまったく狭いものだが、その狭さは時空を超えているのだ。

(続く。次回リーダーのどるたんさん登場)


SONY α900、タムロンA09



コメント (7)
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