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「母親は泣いた」?

2024-05-09 09:27:48 | がん光免疫療法
今朝の神戸新聞「科学」欄です。


先々週に続いての「探求する人」の(下)です。
光免疫療法開発者、小林久隆博士の記事。

この中の《母親は泣いた》にわたしは不審を持った。
え?これ、父親じゃなかったか?と。
この話、以前読んだことがあり、わたしの記憶では「父親が泣いた」だった。
なのでこれは、「親が泣いた」というのを、記者の思い込みで「母親が」としたのではないかと思ったのだ。
で博士の本を出してきて調べた。

東大教授を辞退した話は書かれているが、親が泣いたに関しては見つからなかった。
新聞記事ででも読んだのだろうか?
仕方ない、博士のお母さんに直接確かめよう。
電話した。
「若い声やねえ」と言われた。
「いやいや、先生の方がお若い声で安心しました」。
本当にお元気そうな声で安心した。
で、先の疑問をお聞きした。すると、
「わたしでしょう。わたしです」と。
そうだったのか。わたしの思い込みだったのか。
でもまあ、スッキリとした。疑った記者さん「ゴメンナサイ」。
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