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名人と竜王はどちらが偉い?

2017-12-16 12:51:36 | 将棋
今年度後期「宮水ジュニア・将棋教室」第2回目でした。今年最終回。於・用海公民館。


早く来ている子が一人。まだ20分以上前です。
詰将棋の問題を出してあります。


今日は講師が藤原さんとわたしの二人だけでしたが順調にやれました。

授業の初めは出してあった詰将棋の問題を子どもに答えさせながら解説。
次に今日は、昨日の新聞記事の切り抜きを題材に話しました。
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まず読んでやります。そして永世七冠の凄さの話を。 
ところがわたし、読んでいて気になってしまいました。
「竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖」と並ぶ順番です。
子どもたちに話しました。
「imamuraさん、これ腹立つんです」と。
その理由を縷々話しました。
なんで竜王が真っ先に書いてあるのか。本来は江戸時代から続く名人が一番であるべき。
それがある時から竜王が一番になりました。
主催紙の〇売新聞には恨みはないが、その時の社主の〇辺〇雄が悪かった。
優勝賞金を名人よりも「竜王」に多く出して、「うちが一番。だから前に書け」ということになったのです。
お金で日本の伝統文化の一つ、「将棋」を汚された気がしました。
その後、将棋連盟が発行する免状の署名も竜王、名人、会長の順になりました。
わたしの免状はそんなことになる前のものですので、名人、会長だけのシンプルなものです。
もっと詳しく話しましたが、子どもたち真剣に聞いてました。
今日の講座はちょっと横道に入りましたが、将棋の講座もしっかりやりましたよ。




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